歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2018年01月

この日、もう一つ、楽しみにしていたのが、Down in Flames(CMJ)キャンペーン「バトル・オブ・ブリテン」です。前回の対戦で第2回戦まで進み、ドイツ軍が南部の要衝を爆砕し、VP-88と有利に進めてします。今回も同じ陣営で、ルフトバッフェをmitsuが、RAFをHAさんが担当します。

第3回戦の舞台は、北部のNo.2飛行場です。ドイツ軍のオプションは、Bf110と任務開始時の敵機に1ダメージです。一方のRAFは、エースのバーダーまでつぎ込んで、Spitfire2機の最強の布陣でしたが・・・。

先手を取ったのは、ドイツ軍でした。圧倒的に非力なはずのBf110がSpitfireを襲撃し、いきなり損傷させます。驚いたRAFは優秀な機体性能で切り返し、反撃しますが、非力な火力が災いし、Bf110に1ヒットを与えるに止まります。

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組んずほぐれつの空中戦が続き、第3ターン、性能が落ちたSpitfireをBf110が捉え、ついに撃墜してしまいます。
この間、エースのバーダーの乗るSpitfireは、He111を追尾しますが、射撃カードの巡りが悪く、4ヒットを与えたのみ。

と、そこへ態勢を整えたBf110が襲来し、優秀な射撃性能でSpitfireに次々と命中弾を与えます。バーダーもエース特典を使ってギリギリまで躱しましたが、ついに捕捉され、撃墜!

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史実ではあれほど使えなかったBf110の活躍で、He111は無事に爆撃を成功させ、飛行場は壊滅しました。

続いて、さらに北部の工場No.1がターゲットになります。ドイツ軍のオプションは、Bf110と爆撃機の機銃支援+1で、RAFは、またもやエースのタックをつぎ込みます。

第1ターン、ここでも駆逐機Bf110がその名の通り、大活躍を見せます。まるで、前回の再現のように、Spitfireを捕捉すると、執拗な連続射撃でこれを撃墜してしまいます。

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ハーダーのHurricaneは、ドルニエに取り付き、射撃を浴びせますが、機銃支援で充実した対空砲火により、思うように効果が上げられません。

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と、敵を「駆逐」したBf110が、そこに駆けつけ、後ろから攻撃を続けます。さすがにエースだけあって、なかなか、損傷にできませんが(耐久力+2)、その分、カードを消費させ、間接的に爆撃機を守ります。

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結局、このまま、第6ターンが終了し、爆撃機は損傷もしないまま、工場を壊滅させます。と、この時点で、VPは-149となり、イギリス軍の敗色が濃厚になります。

第5戦、このまま、押し切らんと、ドイツ空軍はロンドン爆撃に乗り出します。ドイツ軍のオプションは、Bf110と高射砲-2です。RAFはSpitfire2機態勢で、首都防空戦を迎えます。

なんとしても首都を守らん、と強い決意で、Spitfireは護衛機など脇目もくれず、低速のJu87に襲いかかります。近接支援では絶大な威力を発揮したスツーカも、長距離爆撃では分が悪く、1機が大きく損傷します。

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Bf110もすぐに介入しますが、Spitfireが本来の高い機動性を発揮し、射線を躱し続けます。と、第2ターンに、殿のスツーカがついに火だるまとなり、撃墜されます。

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もう1機のSpitfireも、生き残った先頭機に襲いかかり、損傷を与えます。

追尾したBf110が今度こそ、猛烈な射撃でこの迎撃機を撃墜しますが、再び、舞い降りたSpitfireがスツーカに弾幕射撃を浴びせかけ、爆撃機を全滅させます。

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残ったBf110とSpitfireで激しい空中戦が展開されましたが、救国の戦闘機Spitfire が燃料タンクを射貫き、ついにドイツ軍の攻撃を頓挫させました。この初勝利により、VPはやや持ち直して、-129点に。

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最終の第6戦は、両軍が残された最良の戦闘機を投入して、再び、ロンドン上空でまみえます。ドイツ軍のオプションは、エミール2機で、撃ち1機はアドルフ・ガーラントが搭乗します。RAFはSpitfireとHurricaneの混成隊で、最終ターンの護衛機が不在です。

第1ターン、ガーラントが期待通りの先制で殴り込み、猛烈な射撃でHurricane1機を墜落寸前に追い込みます。が、祖国防衛に燃えるHurricaneは自機の損害など物ともせず、Ju87に食いつきます。放たれた一撃は、燃料タンク命中!

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さらに、もう1機のSpitfireが、Bf109の邀撃を受けながら、残ったスツーカに攻撃を加えます。

第2ターン、急降下爆撃機の危機に、エミールが追尾していたSpitfireに猛烈な射撃を加え、これを撃墜します。

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が、ここで死に体のハズのHurricaneが、ガーラントの追尾を受けながら、最後のスツーカに特攻をかけます。放たれた大量の銃弾の一発が側面からスツーカを貫き、またも爆撃機が全滅します。

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怒り心頭のガーラントが、このHurricaneに引導を渡し、ゲームセット。ついに、ロンドンをルフトバッフェの魔の手から守り切りました。

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が、いかんせん、VP的にはここまでの爆撃と迎撃機の損害の多さから、-127点とRAF自体が崩壊。発動されたゼレーヴェ作戦を押しとどめることができず、イギリスが電撃戦で陥落しました(枢軸軍の圧倒的勝利)。

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いやー、2回にわたるキャンペーン遂行でしたが、やはり、こいつは抜群に面白い!ぜひ、残り4つの戦場で戦いたいものです。次は、ドイツ本土防空戦か、スターリングラード戦か?!希望者を募集しています。

今年最初のソロプレイに続いて、初対戦は、超B級の「ガリアン・シミュレーション・マニュアル」(DM)です(一年の計がこれでいいのか、笑い)。

このゲームは、デュアル・マガジン誌(最終号!)に掲載された精密戦術級で、ツクダ製と同様に、THQが制作しています。ルールも非常にツクダチックで、基本行動は全てプロットし、機種ごとに行動パターンによる移動力や戦闘修整があります。損害を受けると、武器の威力から命中箇所の装甲を引いて、ダメージを決定します。胴体またはコックピットを破壊されると、機体損壊となります。

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まあ、こんなアイテムを希望者はいないだろうけどと、掲示板に書き込んだところ、なんとHAさんが名乗りを上げてくれまして。三が日の最後に、自宅オフ会を開きました。せっかくなので、いつものオリジナルチャートとユニットを作り、気分を盛り上げて対戦しましたが・・・。

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第1戦は、ガリアンのデビュー戦となる「ガリアンの目覚め」です。マーダル軍は、人馬兵プロマキスが2機となります。主人公のガリアンをHAさんが、マーダル軍をmitsuが担当します。

第1ターン、目覚めたばかりのガリアンは、敵に向かって突進します(走行)。プロマキス1号機もこれを迎え撃ち、槍で攻撃しますが、素早い動きに翻弄され、はずれ(2d6して、2のみ命中)。ガリアンは、得意のジャバラで敵の胴体を狙いましたが(8以下命中も)こちらもヒットなしとなります。

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第2ターン、にじり寄る人馬兵に対し、ここでガリアンがローラダッシュ!一瞬の隙を突いて、2号機の側面を取ったガリアンは、再び、ジャバラで胴体に命中を与えます。この攻撃で、2号機は3ヒットを受け、危険な状態になります(5ヒットで破壊)。

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第3ターン、2号機は突撃をかけ、北方に離脱します。と、ガリアンは援護にきた1号機の背後を取り、またもジャバラを命中させます。が、ここは、プロマキスが盾で防ぎ、効果なしに。

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第5ターン、ガリアンと1号機が牽制機動を行う中、再び、態勢を整えた2号機が突撃で接近してきます。挟み撃ちを恐れたガリアンは、ジャバラを振り回し、1号機の左前足を狙いましたが、これははずれ。1号機も決死の反撃で槍を繰り出しますが、ガリアンが躱します。

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第6ターン、混戦の中、お互いに裏を突いた両軍は、一時、攻撃圏外へ。

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第7ターン、向きを整えたガリアンは、猛ダッシュでマーダル軍を追いかけ、再び、ジャバラ攻撃を行います。これが、1号機の右手にピンポイントでヒットし、腕とともに主攻撃兵器の槍を失います。マーダル軍も反撃しますが、ガリアンの高い防御修整に阻まれ、drさえできない状態に(命中値は2d6で1以下!)。

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巧みに側面に回り込むガリアンによって、第9ターン、今度は1号機が右前足を失います。

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第10ターン、1号機は、離脱のため、突撃(8移動力)をかけます。ここで、ガリアンがローラダッシュをかければ、背後から捕捉できる状態になります。これを想定したマーダル軍は、2号機を走行させ、ガリアンの背後に回り込む機動を行いましたが・・・敵はこれを読んでいました。1号機を追いかけるフリをしつつ、2号機の背後へ!必殺のソードがきらめき、プロマキスが一刀両断のはずでしたがに・・・HAさんがまさかのハイロール(9以下命中のハズが、10!)。

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結果、ともに破壊はなく、敵の損傷を与えたガリアンの戦術的勝利としました。

う~む、ルールを読む限りは納得のいくシステムに思えるのですが、プロットによるランダム性と主人公効果を持ち込んだ戦闘修整がきつすぎて、片やガリアンはdr7平均の命中率で、片やマーダル軍はちゃんと動きを読んでも、dr3以下とか2のみとか、酷いとdrさえできない状況です。果たして、テストプレイをしたのか?!

まあ、1戦だけで判断するのもどうかと思い、しばらく別のゲームで休憩後(笑い)、終わり間際に、再戦をすることにします。第2戦は、ガリアンが敵の発掘基地を襲撃した「地底に眠る秘宝」です。マーダル軍には、哨戒機シールズ2機と射撃兵モノコック2機が登場します。

第1ターン、接近するガリアンに対し、モノコックが瞬光砲を放ちますが、ガリアンはそれを上回る高機動のローラーダッシュで、火線をくぐり抜けます。

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第2ターン、左翼を狙うはずと読んだマーダル軍は、中央と右翼が接近をしながら射撃を行い、ほぼ位置の特定に成功しましたが・・・ああ、やっぱり、ガリアンの防御修整値が高すぎて、命中判定さえできず(最良の条件なのに、2d6で1以下とは!)。

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第3ターン、懐に入り込んだガリアンは、ジャバラを振り回し、突撃をかけて離脱を図ったモノコックの胴体に2ダメージを与えます。

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第4ターン、またもすれ違いざまにジャバラを放ったガリアンの一撃は、今度はモノコックの左手に命中します。友軍の危機を救わんと、モノコック1号機とシールズ2機が射撃を行いますが、これも2のみ命中となり、ヒットなし。

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と、ここでガリアンはジャバラを剣に構え直し、敵の裏を読んで中央へ突進をかけます。狙いは、シールズ!予想外の攻撃に、まともな防御さえできず(受け率はわずかに4以下)、胴体を貫かれたシールズ2号機が爆発します。

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やむなく、退避に入るマーダル軍を、サイドステップで追いかけると、第7ターンにモノコック1号機に、ジャバラをドンピシャで命中させ、胴体に2ヒットを与えます。

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なんとか、モノコック2号機とシールズ1号機が反撃をかけようとしたところ、ガリアンが縦横無尽のローラーダッシュで反転。鋭いソードの一突きでシールズを破壊してしまします。

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もはや、敵なしのガリアンに対し、次はモノコック2号機が襲われるはずと、1号機が遠距離ながらドンピシャで照準を合わせましたが・・・ああ、背後を取ったにもかかわらず、命中判定さえできず。すでに損傷していた2号機が、ボディを貫かれ、爆砕。

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最終第10ターン、せめて、一太刀でも浴びせんとモノコットが、乾坤一擲の薙刀を見舞いましたが・・・完璧に機動を読んだのに、dr3以下とは、どうなっているんじゃい!!(苦笑)当然、確率を超えられるはずもなく、攻撃は失敗し、ゲームエンドになりました。

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まあ、アニメでもガリアンの主人公ぶりは突出していましたが、それ以上にゲームではマーダル軍に打つ手がない状況です。なんとか、ゲームにならないかと、HAさんと改良案を相談しましたが・・・。

(1)攻撃予想位置の修整がきつすぎる。ガリアンは戦闘修整があるので、的を外してもまだ、それなりの確率になるが、マーダル軍の場合、そこそこ読んでいても、drさえできない場合が多い。よって、攻撃予想位置ルールを削除する。

(2)それでも、ガリアンの主人公補正が強すぎて、量産機では勝負にならない。史実(アニメ)では、量産機でも数がいればそれなりに戦えていた。開始前にガリアンの稼働チェックを行い、drによって全ての補正を1減らしてもいいのでは。
 例:ガリアンとザウエルの戦闘修整を全て±1

(3)盾による受け率が、高すぎる。真後ろから当たったガリアンの攻撃を、プロマキスが盾で受け、全くの損害なし。こちらも、全ての判定値を1または2くらい減らしても、いいのでは。
 例:盾の受け率を-2に、それ以外を-1に

これでも、基本的な数値に致命的な偏りがあるので、果たしてバグ取りができるかどうか?さらに、未導入の飛行(移動力が20を越える)とか、攻撃力14(!)のガリアン重装砲とか出てきた時には、もっと破綻するでしょうね~。 2ターン以上の飛行はできないとか、砲撃に回数制限をするとかしないと、いけないんでしょうが・・・久しぶりに強烈なツクダ病に会った気がします(笑い)。

というわけで、全機種分のログシートとか、まだ、8割方のユニットが未使用とか、このままでは無駄になりそうです。一応、上記の補正チャートを作っておいて、どこかで記憶が薄れたころに、再戦しましょう、とHAさんとは「約束」しました(笑い)。「ガリアン・シミュレーション・マニュアル」は、ツクダ病の痛みが取れるまで、しばし、冷凍しておきます(大笑い)。

2018年初頭を飾る今月のソロプレイは、「IDEON」(ツクダ)からシナリオ8「さらばソロシップ」です。やっぱり、お正月はB級始まりでないと・・・(笑い)。

3年ほど前にマイブームが来て、ソロプレイをしていたところ、当時、在関東だったいのさんが名乗りを上げてくれて、なんと対戦に。いくらやってもほとんどイデオンに損害を与えることができず、あまりの理不尽さに「なんて、ヒストリカル!」と納得したことが、よい(?)思い出です。最終シナリオも約束をしていたものの、いのさんの転勤によって、時は流れ・・・。今年最初のB級記事として、シナリオ8「さらばソロシップ」をお届けします。

このシナリオの特徴は、バッフクランとソロシップのセットアップ距離が近いこととイデオンのランクが4と低めに設定されていることです。イデオンの無限力に恐怖を感じたソロシップのクルーが、一度は艦の放棄と破壊を計画したものの、バッフクランの来襲であわてて艦に戻った様子がうかがえます。

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ゲーム的には、距離の近さはバッフクランにとって有利に働きます。通常の遠距離からのスタートだと、ソロシップに有効打を与える前に大抵は艦隊が崩壊することが多いのですが、いきなり中距離からなので、突進が決まれば主力のサディス・ザン級でもソロシップにヒットを与えられる可能性が出てきます。

また、イデオンのランク4というのは、特殊攻撃のイデオン・ソードが40%程度の発生率しかなく、第8ターンに波動ガンが出るまでは、ソロシップ側はかなりの猛攻を受けることになります。

それでも、勝利条件の全ユニットの破壊は無理でしょうが、drに恵まれれば、ソロシップの破壊か、イデオンの1/3損傷くらいは狙えるかも・・・(本当か?!)。

第1ターン、ソロシップの混乱に乗じて接近を果たしたバッフクラン軍は、同じくソロシップ略奪を目論む地球連合軍とイデオンに猛攻を加えます。まず、ズロウ・ジックが全機分離し、うち9機がイデオンに肉薄し、ハーケンを撃ち込みます。決死の攻撃で6本のハーケンが命中し、強電磁攻撃でイデオンが一時行動不能に陥ります。

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また、全艦艇が最大戦速で前進をかけ、地球連合軍に砲撃を実施します。ちょうど回頭中で側面を曝していた地球連合軍は、軒並み、命中弾を受けます。旗艦スカラベリィが大破し、クラップ級1隻が撃沈、その他も損害を受けます。

虚を突かれたパッファやカルテット艦載機も、側面と後面からゼロ・ズロウや重機動メカの攻撃を受け、撃墜こそなかったものの、1/3が移動不能や戦闘不能となります。

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対するバッフクラン軍は、高い防御力と防御修整値が効いて、サディス・ザン級1隻が大破するに止まります。艦載機も、2機が移動不能になったのみです。

続くイデオンターン、+2修整をものともせず、強電磁攻撃から回復したイデオンは、4本のワイヤーを引きはがし、敵艦載機群の背後に回り込むと、ミサイル一斉発射(通称:カミューラ・ランバン・アタック)をかけます。半径15へクス以内の全ての敵に6火力で射撃を行う総花的攻撃により、ゼロ・ズロウ5機、ズロウ本体2機、ジグ・マック1機を殲滅し、多くを戦闘・移動不能にします。

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「巨神め!!」怒り心頭のバッフクラン軍は、高速で攻撃を躱したガンガ・ルブで、ありったけの火器をイデオンに撃ち込み、1ダメージを与えます。さらに、艦艇群が地球連合軍に容赦ない砲撃を加え、旗艦スカラベリィを撃沈します。

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第2ターン、バッフクラン軍は、ミサイルの届かない後方に待機していたアディゴ隊を投入し、ゼロ・ズロウと共同で、イデオンに強電磁攻撃を再開します。これにより8本(!)の高電圧ハーケンが命中し、またも一時行動不能にします。

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ヒットを与えたことで意気の上がるガンガ・ルブ隊も、巨神の背後に回り込み、至近距離から加粒子砲を浴びせ、さらに1ヒットを与えます。おお、これまで全シナリオを通じてのべ2ヒットしか与えられなかった(!)ことを考えると、奇跡的な成功です。もしかして、巨神に一矢報いることができるのか?!

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さらに、艦艇による対空射撃とズロウ本体による攻撃で、高火力を持つパッファ隊が真価を発揮するまもなく、撃墜または戦闘・移動不能に陥り、無力化されます。また、敵艦艇に対する砲撃も正確で、クラップ級2隻が宇宙の塵と消えます。

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イデオンターンに高い士気で回復したイデオンは、全力で推進をかけると、ソードの発生を試みましたが・・・「何故だ!パワーが上がらないゾ」と光の剣は不発に。

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第3ターン、イデオンに対し、バッフクラン軍は執拗に強電磁攻撃をしかけ、一時的戦闘不能とします。敵の動きが止まったところで、またもガンガ・ルブとアディゴ隊が至近距離からの加粒子砲攻撃をかけますが、全て、イデのバリアーに阻まれます。考え得る最良の攻撃が全く効かず。「なんということだ!」

ならばと、艦艇群は、地球連合軍の最後の一隻-クラップ級に砲撃を集中し、これを殲滅します。また、ギドモア・ザンがソロシップに最低比率で砲撃をしますが、これは効果なし。

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ちなみに、最大砲撃力を誇るガドモア・ザン級を持ってしても、ソロシップを攻撃可能なのは中距離以下のみ(しかも1/6以下)です。主力のサディス・ザン級などは10へクス以内でやっと砲撃が可能になります(それ以遠は最低比率さえ立たず)。

続く、イデオンターンに、ソードが厳しいと判断したイデオンは、グレンキャノンとミサイルの通常攻撃に切り替えます。が、高速で飛び回る敵の捕捉に苦労し、アディゴ1機を移動不能にするのが、やっと。「ええい、ちょこまかと!」とコスモの苛立ちだけが募ります。

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地球連合軍を片付けたバッフクラン軍は、やっと有効射程に入ったサディス・ザン級など4隻でソロシップに砲撃を加えますが、効果なし。

第4ターン、もはや戦闘は、イデオンとソロシップにどれだけ損傷を与えられるかに絞られます。突撃を続けるバッフクラン艦艇群は、4隻でソロシップに攻撃を加えます。正確な狙いでバリアを突き破ったビームが、船体を直撃し、ついにソロシップに小破(1/4ダメージ)を与えることに成功します。

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対するソロシップ側の反撃も鮮烈で、ソロシップの砲撃により、サディス・ザン級1隻が大破します。さらに、イデオンが放った誘導ミサイルとソロシップの対空砲火が、強電磁攻撃を続けるアディゴ隊を直撃し、なんと4機を撃破してしまいます。

続く、イデオンターンに、わずか5以下の回復値をクリアしたイデオンが、さらなるミサイル攻撃でアディゴ1機を撃墜、1機を移動不能にします。

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第5ターン、バッフクラン軍は、もはや4機を残すだけになった強電磁攻撃機を集中投入し、全てのハーケンを命中させます。が、イデオンの反撃も正確で、このうち、3機を誘導ミサイルで粉砕します。両軍の砲撃戦は、厚い装甲とバリアのために戦果なし。

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第6-7ターン、「死ねばもろとも!」と特攻をかけるバッフクラン艦艇が至近距離から連続砲撃をかけます。執念の攻撃は、ソロシップに2回目の損害を与え、中破(1/2ダメージ)とします。

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ソロシップ側も反撃で、無傷の重機動メカ-ガンガ・ルブを攻撃し、これを撃墜。イデオンは再び、イデオンソードで敵をなで切りにせんとしますが、ああ、まだ、ゲージが上がらず。

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第8ターン、全ての艦艇が5へクス以内に突入し、避けることのできない距離で加粒子砲の応戦となります。攻撃可能な全艦艇の砲撃がソロシップを捉え、ついに損害はMAX(大破)に。この瞬間、イデのゲージが輝きだし、ソロシップを守るバリアは40と最強に高まります(合計で100防御力!)。そして、イデオンのランクも2まで上昇します。

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「行けるゾ!イデオン・ガンを出してくれ!」コスモの要請に、波動ガンが射出され、全速力で突進するイデオンが、これとドッキングを果たします。

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第9ターン、もはやイデオンを攻撃できる機体はなく、あとはソロシップを沈めるのが先か、波動ガンの発射が先か?!バッフクランの4隻の艦艇が、相打ち上等で砲撃をかけますが、drに恵まれず。逆に、母船の危機に、攻撃力の上昇したイデオンから凄まじい数のミサイルが発射され、バッフクランの旗艦ギドモア・ザンが一撃で消滅します。「おのれ、巨神め!!」

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そして、波動ガンを抱えたイデオンが方向を変え、敵艦隊を斜線に捕らえます。「ベス、いくぞ・・・ここまで痛めつけられたら、ワン・ポイント攻撃しかない・・・」異常なまでに発光するイデのゲージ。カーシャの叫びが響き渡り・・・「そうよ!みんな星になってしまえ!」

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解き放たれた無限エネルギーは、凄まじ勢いで宇宙空間に拡大し、全ての艦艇と重機動メカを破壊しました。わずかに生き残った大破したサディス・ザンが、移動不能なジグ・マックとともに空域を離脱して、ゲーム終了となりました。

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ソロシップとイデオンとも破壊はできませんでしたが、ソロシップをあと一歩まで追い詰めたことで、バッフクランとしては、十分に健闘したかと思います。

これにて、「IDEON」の全シナリオを制覇することができました。ちなみに、かなりうまくいった今回を入れても、イデオンに与えることができたヒット数は、全シナリオを合わせて、わずかに4ヒット!(全耐久力は21ヒットです)いやー、まさに伝説の巨神です。

もし、オリジナル・シナリオを作るとしたら、映画版の最終決戦でしょうか?やって、みたいけど、たぶん、熟練した最低3人以上が必要ですね~(今更?!)。希望があれば、シナリオ化しますよ~。

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