冬のアルデンヌを駆け抜けた後、取り出したのが、「入札級関ヶ原」(GJ)です。非常に手頃で、史実に沿った調略の駆け引きが楽しめる本作ですが、これまで5戦して、全て東軍の勝利です。なんとか、手はないかと、mitsuが西軍で、Tommyさんが東軍で対戦します。
 
序盤、東軍の猛攻と西軍の反撃が起こります。宇喜多隊へかけた4:1の強襲が成功し、早くも1ユニットを除去します。西軍も調略阻止で立花隊を呼び寄せ、藤川を渡河して反撃。消耗した敵に反撃を加え、寺沢広高を討ち取ります。
 
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が、松尾山勢の裏切りを警戒し、初期陣地へ撤収します。北部は石田・小西・島津ががっちり固めているもの、中央部では東軍が押し気味になります。
 
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運命の第5ターン、四将は寝返ったものの、キーマンとなる小早川の裏切りは12ポイントの大枚を叩いて死守。毛利・小早川が動き出す前にと、東軍は猛攻を繰り返しますが、西軍が必死に防御します。
 
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そして、第6ターン。ついに毛利・小早川が参戦!毛利は南宮山で東軍後詰めと、山岳戦に入ります。小早川は、山麓の裏切り四将を一蹴し、そのままま、東軍主力の包囲を狙います。
 
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激戦の続く第8ターン、小早川勢はついに陣馬野を占領し、包囲網を完成させます。さらに、西軍の攻勢開始により、+2シフトと、大きなアドヴァンテージを受けますが・・・東軍の選んだ手は、強引なまでの西への突破でした。
 
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手つかずで温存していた徳川本隊を持って、小池村に反復攻撃を実施し、ついにここを占領します。徳川隊の勝鬨は無効(ぴったりの妨害!)にされたものの、福島隊の奮闘により、天満山も占領します。この戦闘で、石田隊の蒲生及び嶋左近、小西行長が討ち死にします。
 
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これに対し、西軍の反撃も鮮烈を極め、集中攻撃で、井伊直政、細川忠興、生駒一正、旗本1ユニットが討ち死となります。
 
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結局、両軍とも消耗戦のまま、ゲームは終了し、勝利判定に・・・。結果は、54対33で、西軍の勝利!苦節6戦目に、ついに石田三成が勝利を得ました。
 
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