続きをいきます。
 
この間にロビンはリーダーのリクルートを続け、第11ターンに負傷しながら、右腕となるリトル・ジョンを獲得します。
 
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第12ターン、押され放しのシェリフ側は、一発逆転をかけて、騎兵・歩兵2ユニットを、シャーウッドの森に送り込みます。狙うは、怪我をして動けないロビンの首一つ!分は悪いですが、出目によっては十分に可能性はある!
が、この乾坤一擲の攻勢は、仲間になったばかりのリトル・ジョンと楽しい人々によって阻止されます。森の中の射撃によって、1ユニットを失ったシェリフ側は、EXで消耗。第13ターンに回復なったロビンの指揮のもと、再び、正確無比な射撃を浴びて、騎兵が全滅。
 
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う~ん、ジリ貧を恐れて、勝負に出た結果、ドカ貧に・・・。またも主力部隊を失ったシェリフ側を尻目に、各地に分散したアウトロー側はやりたい放題に。
 
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第15ターンにロビンがタック修道僧をリクルート。同時にスタットリーがリンカーン城から強奪。スカットリーとミンチが、旅人を襲って、通行税を巻き上げ、金を蓄えます。結果、スタート時に12金だったシェリフ側の財産は底を突き、逆にアウトロー側は20金を越えます。
 
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さらに、第18ターン、会合なったロビンとマリアンがタックとアランの祝福を受け、結婚。これで、3つの勝利条件を満たしました。
 
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第20ターン、ジョン王子が登場し、なんとか、弓技大会を開いて、ロビンをおびき出そうとしますが・・・。第21ターン、肝心の介添人リンカーンのシェリフが、アウトロー側に襲撃され、捕虜になってしまいます(次ターンに殺害)。これで、弓技大会の開催も不可能に。
 
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挽回の手立てが見えないまま、第23ターンに予定より早く、獅子王リチャードが帰国!やむなく、ロビンとの合流を阻止せんと、ジョン王子が出撃しますが・・・。
 
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第25ターン、街道を進むジョン王子隊を、森から飛び出した楽しい人々が襲撃!射撃で兵力を磨り減らせたところに、2:1の白兵戦を挑まれ、D1で全滅。王位の簒奪を目論んだジョン王子は、乱戦の中、命を落とします。(予断ですが、これで、未来の「失地王」はいなくなり、百年戦争はフランスに優位になったことでしょう)
 
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ちょうどその頃、ロビンフッドとリチャード王は、ギスボーン城近くの街道で邂逅を果たし、ジエンド。4つの勝利条件の全てを満たしたアウトロー側の完勝となりました。めでたし、めでたし。
 
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今回は、序盤にシェリフ側の戦力を半減でき、部隊の展開が極めて有利になりました。また、敵のリーダー2名を排除できたことで、戦闘修整がアウトロー側に傾いたので、積極的に消耗戦を挑めたことが、勝因かと思います。同時に、敵に捕捉される心配なく、仲間のリクルートができたことも、間接的な要因でしょう。
 
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まあ、こんなにうまくいくことは滅多になく、大抵は勝利条件を一つか二つ、満たしただけで、シェリフ側の勝利となることが多いのですが・・・(アウトロー側の勝利には、4つの条件のうち、3つが必要)。
 
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ともあれ、不確定な味方を動員し、地の利を生かした機動力で敵を翻弄、隙を見て襲撃または略奪という展開は、まさにゲリラ戦の典型でしょう。デザイナーが伝説の再現にも力を入れているため、特別ルールが多いですが(今ならCDSに落とし込むでしょうね)、基本は移動-戦闘であり、慣れれば1時間半程度で終わる秀作かと思います。アウトロー側に厳しいのも、ちはら会としては、ファイトを燃やせるわけで・・・(笑い)。
 
ご希望があれば、インストもOKです(ただし、習熟度がもろに出るので、バランスは保障できませんが・・・)。ぜひ、中世のゲリラ戦を、ちはら会で!