久しぶりに来場されたMさんが、「HANNIBALを買ったんですよ~」と対戦になりました。一応、緒戦と言うことで、mitsuがインストをしました。Mさんが希望でカルタゴ側を、mitsuがローマ軍を担当します。
 
序盤、アルプスを越えたハンニバルですが、思いの外、損耗がひどくなります(3e!)。それでも、軽く鞘当てをしますが、プブリウスに押され、やむなく退却します。
 
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その後、補充で兵力を増強し、南下を試みますが、今度はフラミニウスに阻止され、敗走。どうにもイタリア本国に入れず。
 
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その間に、ローマ軍は別働隊をヒスパニアに送り、攪乱に出ます。陽動のヴァロがBaeticaに上陸し、時間を稼ぐ間に、もう一人の執政官がIdubedaを攻略。ハシュドルバルと死闘を繰り広げます。
 
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中盤には、カルタゴ領の叛乱(NumidiaとCeltiberia)が相次ぎ、この時点でカルタゴの支配エリアは7に低下します。
 
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このままでは、ジリ貧となると判断したカルタゴ軍は、隘路を遮断するファビウスに、ハンニバルが強襲をかけます。BCは15枚対15枚のイーブンでしたが・・・ついにハンニバルが勝利!敵の本国へ進入します。そのまま、南下すると、南イタリアで兵を養います。
 
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が、この時、ヒスパニアが危機的状況に陥ります。満を持して登場したアフリカヌスが、ヒスパニア南部に上陸。マルケルスと共同でハシュドルバルを挟撃し、カルタゴ軍を全滅させます。これにより、ヒスパニア全土がローマ軍の支配下に。
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そして、迎えた第7ターン。根拠地ヒスパニアの危機に、ハンニバルは海上移動で、泣く泣く、カルタゴノバに転進します。イタリアに残された軍勢は、前執政官に選ばれたマルケルスによって、壊滅させられます。
 
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最後の戦いは、南ヒスパニアで起こります。寡兵で上陸したハンニバルを、いまや同盟軍となったヒスパニア兵を率いたアフリカヌスが迎撃。大兵を生かした物量戦で圧倒し、正面突破!ハンニバルが戦死し、必要なPCを除去できず、和平の嘆願となりました。
 
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驚いたのは、なんといってもMさんの練度の高さ!カードを熟読し、Club千葉や弊ブログを読み込んだだけあって、緒戦から非常に適切な用兵でした。慣れるまではハンニバルが暴走して敗死することが多いのですが(昔は自分がそうでした)、決して無理をせず、前半はほぼイーブンの展開に。中盤の叛乱続きとスキピオの登場で流れが変わりましたが、こりゃ、最後までいくかなという感触でした。ぜひ、また、対戦しましょう。
 
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