一時期、ちはら会でかなり盛り上がった、シングルブラインドの対潜アイテムです。100回記念例会で最大のシナリオ(S3エースたちの死)を予定しており、そのためのリハビリプレイでした。非常にシンプルなシステムで戦術に没頭できるため、初インストのsawadaさんも堪能できたようです。
 
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第1戦 S11 サヒーブの受難 ○イギリス軍(mitsu)対イタリア軍(kawa・sawada)●
 
地中海でのイギリス潜水艦戦隊とイタリア護衛艦隊との戦闘です。スピカ級魚雷艇(!)など、登場の機会の少ないイタリア軍が出てきます。
 
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開始直後、先制パンチを狙う潜水艦サヒーブ(mitsu)は、近距離射程ギリギリ(4メガヘクス)で雷撃をしますが、熟練したASW司令官kawaさんの操艦によって、イタリア軍は難を逃れます。
 
2ターンの間、雷撃ができなくなったため、イタリア軍は思い切り速度を落として、探知に集中します。結果、サヒーブを捕捉し、キラーグループが駆け寄ります。見事に同一ヘクスに爆雷が命中したものの、深深度に潜航していたため、損害なし。sawadaさんの操艦が光ります。
 
第4ターン、再装填を終えたサヒーブは、反撃開始!低速度のハンターグループを狙って放った魚雷2本が命中!ガッビアーノ級駆逐艦を撃沈します。
 
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怒り心頭のイタリア軍は、必死に探知をするものの、爆雷音に阻まれて、サヒーブを捉え切れず。
 
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潜航して、逃げ切りを図るイギリス軍でしたが、中盤に再び、探知されます。1隻となったキラー艦(sawada)が執拗にこれを追い回し、第13ターンに3発の爆雷を的中させましたが・・・直前に急速潜航したおかげで、わずか50f差でサヒーブは、被害を免れました。
 
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結局、このまま、サヒーブが逃げ切り、(表題とは逆に)イギリス軍の勝利となりました。
 
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それにしても、初参戦のsawadaさんの見事な操艦と爆雷投下にビックリ!(のべで5発の爆雷位置を的中!)深度予測さえ合えば、かなりの手練になることでしょう。
 
第2戦 S8 アフリカ軍団行き船団 ●イギリス軍(kawa)対イタリア軍(mitsu・Tommy)○
 
地中海でのイギリス潜水艦戦隊とイタリア護衛艦隊との戦闘第二弾!マイナー戦線ちはら会、ここにあり?!陣営を入れ替えて、kawaさんが潜水艦側で、mitsu・TommyがASWを担当します。
 
Kガンこそ少ないものの、8隻の艦船を持つイタリア軍は、3隻を探知に回し、残りをキラーグループとして猛ラッシュを狙います。
 
第1ターン、いきなり、アンベンディングが発見されます!一斉に向かう、イタリア軍ハンターグループ。
 
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第2ターンはあえて速度をコントロールして、敵を囲みます。3隻からの探知を受けたイギリス軍は逃げ切れず、捕捉され続けます。
 
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第3ターン、緊急電源で逃げるアンベンディングを、満を持してキラーグループが包囲攻撃します。その数、48発!うち、3発がヒットしましたが、drに恵まれて、1ヒットに留まります(終了後に判明)。
 
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一旦は爆音に紛れて、姿を消しますが、第5ターンに再び、ハンターグループのソナー音に潜水艦が浮かび上がります。
 
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第7ターン、再び、猛烈な爆雷がアンベンディングを襲います。深深度(200f)にいるという読みが見事に的中し、4発の爆雷が至近で爆発!船殻を破壊された潜水艦は、地中海の藻屑と消えました。
 
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第3戦 S6 ワスプ撃沈 ●日本軍(Tommy)対アメリカ軍(kawa・mitsu)○
 
最後は、イ号潜水艦による、アメリカ空母襲撃です。今度は、Tommyさんが初の潜水艦を担当。
 
アメリカ軍は、セットアップの輪形陣を崩し、ハンターグループを先攻させます。主力艦隊はジグザク運動で、敵の襲撃に備えます。
 
この回避行動がたまたま、イ号から遠ざかる方向だったので、雷撃距離に捕らえられず、攻撃できず。
 
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その間にも最大戦速になった主力艦は、盤の中央まで到達します。このままでは、逃げ切られると焦ったイ号は、4本の魚雷を広角で発射しましたが・・・kawa指令の見事な操艦によって、命中弾はなし!この瞬間に再装填が間に合わないことがわかり、アメリカ軍の勝利となりました。
 
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高速で回避行動をとる軍艦を捕捉するのは、きわめて困難とわかりました。そういった意味では、第1ターンから2本程度の雷撃を行って、なんとか空母の足を止める必要があるかもしれません。
 
久々のリハビリプレイでしたが、すぐに感覚を取り戻し、3戦を楽しむことができました。来月のビッグシナリオの対戦が、楽しみです。