諸般の事情により、オフ会のAARが遅れましたが、最後の記事を掲載します。
 
最後に、マイブームの太平洋海戦ジャンルから「日本機動部隊」(CMJ)第二次ソロモン海戦をエンジョウさんと対戦しました。アメリカ軍をmitsuが、日本軍をエンジョウさんが担当しました。
 
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このシナリオは、二日設定なんですが、日によって航空戦力の優越が変わります。初日は日本軍は正規空母2隻+軽空母1隻で、アメリカ軍は正規空母2隻とやや日本軍に分があります。二日目は逆にアメリカ軍にワスプが加わるため、アメリカ軍有利に。ちなみにヘンダーソン基地にも航空隊がいますが、ほぼ日本軍の夜間砲撃でつぶされるので、大きな影響はありません。
 
初日は、空母艦隊が慎重に展開したため、前衛のたたき合いになります。両軍のピケット艦(駆逐艦)が爆撃を受け、7-8隻ずつ、損害が出ます。
 
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事態が大きく動いたのは、第7ターンでした。前方にいた日本軍の「機動部隊」を攻撃したところ、空母龍驤を確認!CAPの零戦に半数の攻撃機が撃退されたものの(実に7ステップ!)、3ユニットが投弾し、これを大破にします。
 
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また、日暮れ間際に、ガダルカナル島に接近する艦隊(輸送船団)を、エンタープライズ隊が捕捉。ドーントレスの攻撃により、2隻の輸送船を撃沈します。これにより、日本軍が上陸を諦めたため(ルールの規定)、アメリカ軍は10VP を獲得します。
 
一日目が終わったところで、VPは18:5.5とアメリカ軍有利に展開します。予想以上だったのは、航空兵力の損耗で、CAPばかりか、対空砲火により、両軍とも10ステップ近くの損害を受けます。まだ、空母決戦に至っていないのに、すでにこの状態です。
 
夜間に入り、主導権を取ったのは、日本軍でした。輸送艦隊を解散した日本軍は、水上艦隊を編成し直し、ヘンダーソン基地に艦砲射撃を行います。これを予測していなかったアメリカ軍は大損害を受け、基地は壊滅します。
 
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遅まきながら、戦艦を含む護衛艦を分派して、この重巡艦隊を叩き、ほぼ壊滅状態にしますが、夜戦の雷撃により、ノース・カロライナが失われます。
 
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明けて、二日目、両軍の正規空母同士で決戦の幕が開きます。先手を取ったのは日本軍で、第15ターンにエンタープライズを捕捉!二空母の全力攻撃でしたが、こちらもF4Fを全て迎撃に回して、壮絶な空中戦が展開され、結果、1/3の攻撃隊が撃退されます。それでも生き残った雷爆撃機により、ついにBigEを中破(発着艦不能)にします。エンプラ攻撃隊の決死の攻撃は、零戦に阻まれて、損害なし。これで、空母数は2:2に。
 
次に、お返しとばかりに、アメリカ軍が二空母による全力攻撃を行います。向かった先で、二機動部隊を発見します!(翔鶴・瑞鶴の合同編成)が、これも濃密なCAPに阻まれ、攻撃機は半数以下に。やむを得ず、戦力を集中して、瑞鶴を狙いましたが・・・見事に撃沈!これで、日本軍の稼働空母数は1隻になります。
 
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と、ここで、状況の不利を悟った日本軍が撤退を開始し、ゲーム終了となりました。VPとしては、40:17.5で、アメリカ軍の大差による勝利でした。
 
日本軍としては、初日は慎重な展開でしたが、航空優勢を生かして、全力で攻撃を挑む手もあったかも知れません。1:2くらいの損失割合で、敵空母に損害を与えられれば、輸送船団の上陸は、十分に可能です。
 
一方で、アメリカ軍としては、今回のように、前衛を叩きながら、VPを小幅に稼ぎ、敵の攻撃を誘うことがいいかもしれません。決戦は、もちろん、ワスプが合流する二日目に。また、輸送船団を叩ければ、それだけで10VPを獲得できるので、ダミーをうまく生かして、狙う価値は十分にあります。
 
これで、全シナリオ/ヴァリアントのうち、8つをプレイできたので、このまま、勢いに乗って、制覇を目指します。