午後に3人が揃ったところで、エンジョウさんが二面打ちで「バルジ大作戦」(CMJ)を行いました。陣営は、連合軍(mitsu)対ドイツ軍(エンジョウ)です。
 
第1ターン、連合軍はベストセットアップで臨みましたが、驚愕の戦闘結果になります。なんと、6ユニットが消滅する異例の事態!(8ステップロス)!しかも、一番堅いはずの中央が突破され、サンビットに歩兵が籠もれない状態に!
 
薄い戦線を引いても蹂躙されるだけと、苦慮の末、サンビットを放棄。3ユニットを足止め部隊として、犠牲にし、早くもエルゼンボルン尾根に後退します。これまで限りなくバルジをプレイしていますが、こんな厳しい状況ははじめてです。
 
イメージ 1
 
第2ターン、ハイトがSW付近に降下し、空挺増援を遅らせます。主力は足止め部隊を排除し、はや、サンビットを占領します。
 
イメージ 2
 
第3ターン、かろうじて増援によって戦線を引いた連合軍に対し、ドイツ軍は側面迂回を選択。第二次攻撃で装甲による戦闘をしかけ、圧力をかけます。
 
イメージ 3
 
第4ターン、ここでドイツ軍はトロワ・ポン西方で攻撃に出ます。エルゼンボルン尾根を1枚のみの薄い戦線にして、アンブレーブ河沿いに3枚スタックを組んでいた連合軍に対し、正面攻撃を敢行。2:1にもかかわらず、わずか1/12の確率をこじ開け、D1R!第二次移動で歩兵1個師団を包囲します。
 
イメージ 5
 
やっと、戦線を引けた連合軍は、手薄な西側で反撃に出ます。不用意に突出し平地にいた第9SS 装甲師団を、3:1で包囲攻撃!これが見事に決まって、全滅!続く、第二次攻撃はさすがに失敗するも、敵の打撃力を奪い、なにより貴重なVPを押し下げます。
 
イメージ 4
 
第5ターン、ドイツ軍は反撃により突出した3ユニットを殲滅しますが、イギリス軍の早期介入を恐れて、一旦、Spaやミューズ河の3ヘクス以内から遠ざかります。
 
イメージ 6
 
第6ターン、薄く伸びたアンブレーブ河の戦線に対し、ドイツ軍が最後の組織的攻撃をかけますが、数ユニットを撃破したのみで、突破はならず。
 
イメージ 7
 
逆に、制限解除となったイギリス軍と北部の増援により、中央部に反撃を開始します。また、南部では森林に入り込んだ装甲師団を、巧みな機動で間接包囲することに成功します。
 
イメージ 8
 
第7ターン、包囲された部隊を救出すべく、ドイツ軍が再反撃を実施し、これに成功します。
 
が、連合軍は、代わりに薄くなった中央部で、突破を行い、数ユニットを包囲殲滅します。また、最強の増援-第2機甲師団を北部に投入し、こちらでも戦線を突破します。
 
イメージ 9
 
イメージ 11
 
この時点で、もはやVPが40点に届かなくなることが判明し、連合軍の勝利となりました。
 
イメージ 10
 
いやー、かつてない厳しい状況でしたが、ドイツ軍が迂回を優先して攻撃を控えたこと(結果として、部隊を失わずに済んだ)と南部に2個装甲師団を送ったこと(主力の打撃力が低下)により、かろうじて戦線を維持できたことが、逆転の勝因でした。