最後に、小一時間のところで、ずっとプレイしたかった「モンティが渡れ!と言っている橋があまりに遠すぎるんだが」(通称.アルンヘム!)(Bonsai Games)を対戦しました。基本的に両軍とも、配置や増援がブラインドのため、ソロには向かなかったんです。yagiさんに声をかけたところ、「それなら、適任がいるから!」とはねはねさんを紹介してもらいました。
 
!!はねはねさんといえば、このゲームのテストプレイヤーじゃないですか!なんてラッキー!
 
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初めてだとドイツ軍は難しいとの助言を入れ、mitsuが連合軍を受け持ちます。まず、セットアップですが、ドイツ軍は全ての町にユニットを配置し、残りはグラーヴェからナイメーヘン周辺に配置します。これを見た連合軍は、後方重視の配置と推測します(ほぼ合っていました)。
 
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そこで、空挺部隊で「花道」(道路の両端エリアを占領または中立化)を造り、道路移動で一気に攻めるプランをとります。ただし、序盤を過ぎると、ドイツ軍の増援で「花道」が造れなくなるので、そのための予備として、第二次空挺及び空輸部隊を、増援の第三弾に仕込みます。これが迅速に降下してくれれば、ナイメーヘンの早期占領も夢ではない!
 
初期の展開は、ほぼこの構想に沿って進みます。イギリス軍近衛機甲師団と歩兵師団の混成戦闘団2個が交互に道路を突進し、第5ターンには早くもグラーヴェを占領します。
 
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が、ドイツ軍の増援展開も早く、ナイメーヘンにたどり着けそうもありません。ならばと、第三弾の増援-第二次空挺及び空輸部隊を投入しますが、ああ、この部隊が悪天候で3ターンに渡って足止め。この間に、ドイツ軍はアルンヘムからナイメーヘン地区に部隊を集結し、万全の態勢を引きます。
 
やむを得ず、連合軍は地上部隊を再編成して、1エリアずつ、前進をしますが、敵装甲部隊の抵抗にあって、激しい消耗で打撃力を失います。さらに、ドイツ軍がエリアⅧで反撃に出て、後方を遮断します。
 
こうなると、地上部隊と空挺部隊の連結はほぼ絶望的に。でも、まだ、手はある!
 
アルンヘム地区にはほとんどドイツ軍の展開がないと見て取った連合軍は、オーステルビーク飛行場に残りの全空挺増援を投入。再編成で打撃部隊(フロスト大隊)を組織すると、これをアルンヘムに投入します。激しい市街戦で1個部隊が除去されますが、不屈のフロスト大隊が敵を駆逐し、これを占領してしまいます。
 
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さらに、周辺を平定しながら、南下(!)したフロスト大隊は、わずかな奇跡を信じて、ナイメーヘンに突入します。防御射撃さえ凌げれば、勝機あるはずでしたが・・・さすがにSSの打撃力は強力で、フロスト中佐の指揮を凌ぎ、これを殲滅。ドイツ軍の勝利となりました。
 
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が、これが決まっていれば、1点差で連合軍の勝利というところまで粘れたので、十分に満足です。
 
全20ターンですが、基本的に1スタックしか動かせないので、展開は非常にスピーディ。しかも、ドイツ軍のセットアップがランダムだったり、連合軍も第二次降下が不確定だったりと、バリエーションはべらぼうに広いです。ぜひ、ちはら会でもプレイしたいものです。