この日の真打ちが、かの理不尽きわまるアニメゲーム「IDEON」(ツクダ)でした(真打ちがこれでいいのか?笑い)。ソロプレイにも書いたとおり、あまりのバランスの悪さにとても余人には勧められないのですが、ちはら会の誇るツクダフリークのいのさんをお誘いしたところ、二つ返事でOK!
 
が、いのさんでさえ、「IDEON」(ツクダ)は所有していないとのことで、mitsuがインストして、とりあえず、シナリオ1「イデオン奪回作戦」を対戦します。
 
ざっとルールを聞くと、「じゃ、これでいいね~」といって、いきなりイデオンをジグ・マックの死角に突進させます。ここで重機動メカ2機を狙うと思いきや、なんと主攻撃は高速戦闘機ズロオ・ジックに向けます!そう、ズロオ・ジックは分離すると厄介なのを知って知らずか、先制攻撃です。これが、見事に命中し、高速・分離を発揮するまもなく、ズロオ・ジックは撃墜されます。
 
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なんという飲み込みの早さ!さすが、いのさん、長年、「ツクダ病」を煩っているだけのことはある!(笑い)
怒りに燃えるジグ・マック隊は、損害上等でイデオンのいるへクスに突進し、クローアタックを仕掛けます。カーシャの放った迎撃ミサイルが、ジグ・マック1機を捕捉し、これを撃破!
 
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「巨神め!」ジルバル・ドクの操るジグ・マックが、乾坤一擲のクローアタックを放ちますが、ああ、これがスカ!
第2ターン、猛ダッシュで距離をとったイデオンは、ミサイルを撃ち放ち、最後のジグ・マックを討ち取ります。
 
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「ひでえぇぇ、なんちゅう、惨さ!」といいながら、大喜びのいのさん。ん?ちょっと待って!「ひでえぇ」ことをしているのは、あなたなんですが!!(笑い)
 
と、ゲームにも慣れたところで、本命のシナリオ6「閃光の剣」に移ります。もちろん、イデオン側はいのさん、バッフクラン側はmitsuです。
 
ソロシップ隊:ソロシップ、ソル・アンバー、バニア、コンバー(ランク4)
バッフクラン軍:ブルメ・ザン、バルメ・ザン、アディゴ×8、ゴンド・バウ×8
 
ちなみに、ソロシップは、通常防御力60(!)に加え、バリアが20という、「とんでも要塞」です。つまり、今回に登場する機動メカでは、最低比率さえ立たない(攻撃できない!)ということになります。でも、「史実」では、アディゴが零距離から加粒子砲を撃ち込んで、損害を与えているわけで・・・。そこで、オリジナル改訂ルールとして、「同一へクスでの攻撃では、バリアが使えない。かつ、比率が立たなくても最低1:3攻撃はできる」としました。
 
また、バッフクラン側には、強烈なゲル結界を展開できるブルメ・ザンとバルメ・ザンがいます。が、移動力はわずかに5で、かつ両艦から15へクス以内にイデオンがいないと、ゲル結界が発生できないという制限付き。これがわかったならば、いのさんはイデオンで片方だけ撃破して、ゲル結界を封じることでしょう。そこで、「史実の再現」と称して、いのさんには、ブルメ・ザンとバルメ・ザンの機能を一切、教えない(!)ことにしました。だって、そうじゃないと、シナリオが成り立たないんだもの・・・(笑い)。
 
というわけで、第1ターン、バッフクラン側はアディゴ隊が左翼に、ゴンド・バウ隊が右翼に大きく展開し、巨神に誘い出しをかけます。運良く、制圧射撃がソル・コンバーに命中し、一時的行動不能にします。
 
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が、ソロシップ側ターンに、すぐに回復し、飛行タイプに変形。そのまま、直進をして、バリアに守られながら、ドッキングに成功します。
 
第2ターン、突出したイデオンに対し、アディゴ2機が接近戦を仕掛けます。うち1機がミサイルで戦闘不能になるものの、ともにアンカーを発射し、2発を命中させます。強電磁攻撃により、パイロットが気絶します。
 
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続く、ソロシップ側ターン、回復値は6と決して高くなかったのですが、コスモが目覚めます。アンカー1基を引きはがすと、アディゴの後ろに回り込んで、ミサイル攻撃で1機を撃墜します。
 
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第3ターン、このままでは分が悪いと判断したバッフクラン側は、ブルメ・バルメ・ザンの射界に、イデオンを誘導すべく、一斉に後退をかけます。これに乗って、イデオンが突進し、ミサイルの乱射で、もう1機のアディゴを撃墜します。さらに、後方からのソロシップの艦砲射撃とイデオンの攻撃で、バルメ・ザンが大破(B損害)を受けます(全能力1/4に)。
 
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第4ターン、ここで、転機が訪れます。「今だ!ゲル結界、照射!」第5ターン、深入りしていた巨神に対し、左右に展開していたブルメ・ザンとバルメ・ザンが強力な脳細胞破壊波を照射します。「うわーっ!」悶絶するイデオンのクルー!
 
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と、この隙にアディゴ隊は、一斉にソロシップ攻撃に向かいます(ゲル結界発生中は、イデオンを通常攻撃することはできない)。
 
第5ターン、あまりに強烈なゲル結界に、イデオンは回復できず(回復値はわずかに4!)。と、高速でソロシップにとりついた6機のアディゴが、零距離で加粒子砲を放ちます。が、なぜか、drが偏り、一時的な損害のみしか、与えられません。
 
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第6ターンも、脳細胞攻撃に苦しむイデオンのクルーをよそに、アディゴ隊が執拗に零距離攻撃を繰り返します。さすがのソロシップも、直撃弾の連続に大きな損害(中破C損害)を受けます。
 
このままなら、勝てる!と思われたそのとき、イデオンが突然、光り輝くビームを放ちます。「なんだ、あの光は!!」まさに、閃光の剣-イデオン・ソード!(よりによって、ここでピンゾロ回復!いのさん、盛り上げるなぁ~!)
 
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高速で、ブルメ・ザンの側面に回り込んだイデオンは、無限エネルギーのソード2本を振り回し、ブルメ・ザンとバルメ・ザン、さらに遙か後方に待機していたゴンド・バウ隊を切り刻む・・・はずでしたが。「あれ?!外れ?ん、こっちもはずれ?!そんなばかな!」確率を無視したハイロールにより、わずかにゴンド・バウ4機が撃墜されただけで、ブルメ・ザンとバルメ・ザンが生き残る体たらく。あの巨大な船体に命中させられないなんて!さすが、ツクダ病のいのさん!(笑い)
 
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第7ターン、一気に敵を撃滅できるはずが、イデオンのランクが落ちただけとなり、ソロシップ側に焦りが・・・ここで、生き残ったゴンド・バウ隊がイデオンの背後に回り込んで、強電磁攻撃!またも、一時的行動不能に。イデオンもミサイル反撃で、ゲル結界の元凶のバルメ・ザンを撃破したのが、せめてもの救いか?
 
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「まずい!」後がないイデオンは、さすがに気絶から回復し、急いでソロシップに駆け寄って、アディゴ1機を撃墜します。
 
が、第8ターン、執拗に零距離射撃をたたき込むアディゴ隊が、十数回目の直撃弾をソロシップに命中させます。最も薄いドーム付近を強力な加粒子砲が貫通し、ついにソロシップが爆沈!と、この瞬間、無限力のイデが発動し、全宇宙が崩壊しました。バッフクラン、ついに勝つ!
 
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結果的には、ブルメ・ザンとバルメ・ザンの機能を教えない「だまし討ち」とソロシップ攻撃の「規制緩和」によって、「勝利」(というか宇宙の崩壊???)を得たわけです。が、本来の勝利条件は、イデオンの破壊(!)だそうで。そんなもん、できるわけないじゃん!というわけで、ちはら会では、正規ルールで不可能に挑戦する「冒険者」を募集しています(うそ、笑い)。
 
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最後に・・・
今回、片や圧倒的な勝利を、片や宇宙の崩壊を手にした(?)いのさんが、片付けをしながら、ぽつり。「次は、最終シナリオをやるぅ??」ああ、まさかの再戦リクエスト!ここにも無限力に見せられたB級ゲーマーが・・・(笑)。
 
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