「レイテ湾強襲」(GJ)を終えると、すぐさま、Das Reichさんが、「バルジ大作戦」(CMJ)を並べ始めまして(笑い)。「北の防人」作戦を発動以来、連合軍が4連勝となっており(対Das Reich戦は3連勝)、突破作戦を胸に、作戦級の鬼が立ち塞がります。

陣営は、当然、Das Reichさんがドイツ軍を、mitsuが連合軍を担当します。次々と対戦相手が見つかるのは、うれしいのですが、きっと向こうが勝つまで許してもらえないんでしょうね(笑い)。

第1ターン、ドイツ軍の攻撃は、北部の消耗だけを目的として、究極まで洗練された一撃となります。最も北部の森林地帯に第1SS師団を派遣し、歩兵との連係攻撃で、第2歩兵師団の1個連隊を撃破。そのまま、深い森を突っ走り、第99歩兵師団の1個連隊を4:1で撃滅します。第6SS装甲軍正面の攻撃も成功し、3:1の第二次攻撃でEX2ながら、4ユニットの撃破に成功します。

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また、第5装甲軍でも中央の装甲3個師団の集中攻撃で、見事に突破口を開きます。

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北部から中央部でのべ6ユニットを失った連合軍は、兵力不足からシェーネアイフェル高地の出口を2枚スタックで封鎖するのが、やっとです。

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第2ターン、ドイツ軍は一気に北部を突破すべく、ハイトを敵戦線の背後に降下させます。これが見事に決まり、唯一の2枚スタックが包囲されます。防御力は9戦力ながらも、正面からSS装甲師団が襲いかかり、二回の攻撃でこれを殲滅してしまいます。

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中央部では、スコルツィーニ特殊部隊を先頭に、第5SS装甲軍が西進し、トロワポンへ到達します。

もはや、通常の防御が不可能と悟った連合軍は、早くもスパ前面まで防衛線を後退させます。

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第3ターン、事実上、捨て駒にされた第9歩兵師団を半包囲しながら、ドイツ軍はスパ前面に辿り着きます。一方、第5SS装甲軍はなおも西進を続け、ウェルボンモンの機甲1個連隊を包囲殲滅します。

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北部が崩壊の危機に呻吟する頃、南部でも大きな戦果が挙がります。4個機甲連隊が守るバストーニュ・ドームをFB/FG旅団が強襲し、1:1(D2!)でこれをこじ開けてしまいます。そこから流れ込んだ装甲部隊が、4個連隊を丸々と包囲し、バストーニュに隣接して空挺増援を不可能にしてしまいます。

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この時点で、北部戦線を最低眼で維持しながら、中央部からの突破に対応する「北の防人」作戦は崩壊し、連合軍は9割、敗北を覚悟しましたが・・・。

ここまでかとあきらめたかけた、その時、連合軍に奇跡が起こります。バストーニュ近郊で包囲されていた機甲連隊が、ダメ元で1:1攻撃を実施したところ、ピンゾロ(D1R)!これにより、包囲を脱した2個連隊がバストーニュに逃げ込んで、間一髪、占領を免れます。

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まだ、神様が勝負を捨てるな、ということか?!勇気を得た連合軍は、スパもヴェルヴィエも放棄して、戦線濃度を上げると、ヴェストル川(!)に防衛線を引きます。長年、バルジをしていますが、第3ターンにここまで追い詰められたのは、初めてです。

第4ターン、ドイツ軍はなおも攻撃の手を緩めず、エルブ付近で戦線を突破します。連合軍はやむなく最終防衛線のリエージュ-エルブ-北端の半円陣地を構築します。

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一方、南部では、突出したFB旅団に対し、連合軍が初の反撃を行います。歩兵までつぎ込んだ3:1攻撃が成功し、敵を撃破するとともに、バストーニュの包囲を一時的に打ち破ります。

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第5ターン、ドイツ軍は連合軍にとどめを刺すべく、北端の2枚スタックに強襲をかけますが、Contとなり、押しとどめられます。ならばと、南部で薄くなっていたヌシャトーを強襲しますが、これも失敗。

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連合軍は、待望のイギリス軍増援を経て、やっと滅亡の淵で踏みとどまったに見えましたが・・・。

第6ターン、強力な打撃力を維持したまま、第6SS装甲軍が、一蹴の隙を突いて、リージュ西部のイギリス軍歩兵を撃破!そのまま、西からリエージュに突入し、これを包囲します。また、装甲1個連隊がミューズ川沿いに突進し、北部の部隊を一時、丸々と包囲下におきます。

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が、ここから、連合軍は猛烈な巻き返しを開始します。まず、焦点の北部では唯一残ったNへクスから増援の機甲師団が突撃し、ミューズ川沿いの装甲1個連隊を撃破します。また、中央部ではイギリス軍の機甲旅団が、戦略移動と第二次攻撃でマルシェを奪還します。南部でもヌシャトーに取り付く装甲連隊を包囲し、これを奪還直前まで辿り着きます。

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ドイツ軍は、ユニットの除去と北端からの突破でVPを稼いだため、なおも70点台前半を確保できる見込みで、予断を許さない展開でした。が、ここで、まさかの軍管区ミスが発覚!北部から第5SS装甲軍が突破して、戦線が入り乱れてしまい・・・。

「北の防人」作戦を打ち破り、初めて勝利の間際まで来ていたドイツ軍には、痛恨のドローとなりました。が、「十分、撃破できることがわかりました。次は、勝ちます!」と、Das Reichさんの意気はなおも高く。ならば、こちらも意地の「北の防人」で受けましょう!