この日の自分のプレイの中心は、もはや何戦目かも不明なくらい対戦をした「バルジ大作戦」(JWC)です。お相手は、もちろん、Das Reichさん。陣営も、このところの定番のドイツ軍(mitsu)対連合軍(Das Reich)です。

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連合軍のセットアップは、Das Reichさんオリジナルの「中央超強化策」で、第28歩兵師団の連続戦線を放棄し、1個連隊を中央街道沿いの森林に配置します。どうあっても第1ターンの突破を防ぐともに、今回はスコルツィーニ部隊の封鎖も狙います。

第1ターンのドイツ軍のdrは、かなり低調でした。第2歩兵師団スタックへの1:1攻撃が最悪のA2Rにはじまり、歩兵による2:1攻撃でもA1。最も強力なLAHによる5:1さえ、Ex2と振るわず。

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クレルヴォ方面の7:1こそ、D2Rで1ユニットを壊滅させるも、5:1でD2となり、Option Retreatで取り逃がします。南の3:1攻撃は、Contで戦果なし。

第二次攻撃で、包囲した歩兵を5:1でD2に、北の歩兵を4:1でD2Rにして、のべ4ユニットを撃破できたのが、せめてもの僥倖か。

これに対し、連合軍は足止め部隊を犠牲にして、がっちりと前で守り、あくまで突破を防ぐ布陣です。特に、サンビット南の主要道路をスタック防御し、スコルツィーニ部隊の浸透を妨害します。

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第2ターン、ドイツ軍はこのスタックを3:1で攻撃し、突破口の開設を狙いますが、おしくもEx2で撃破ならず。北の足止め部隊には7:1と5:1攻撃で痛打を与えるものの、地形障害で第6SS装甲軍の火力をフルに発揮することができず。

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なんとか、第二次攻撃で、シェーネアイフェル高地を抜き、また、中央部でも回り込んだ装甲部隊が退路を遮断し、騎兵連隊を除去します。が、交通の要のサンビットは3:1攻撃でEx1に止まります。

連合軍は、大量の増援を受け取ると、サンビットを軸に、北部を強化します。

第3ターン、ドイツ軍は、増援により強化された北部陣地に正面攻撃をかけますが、2:1でContと戦果なし。ならば、せめて戦術的包囲をと、接合部分に4:1と5:1攻撃をかけましたが、これもContとEx1と考えられる最悪の結果となります。ああ、まさかの突破ならず。

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第二次攻撃で一時的に穴を開けますが、すかさず、空挺増援に塞がれます。そればかりか、超積極主義のDas Reichさんは、突出部で反撃をし、ドイツ軍3ユニットを撃破してしまいます。

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が、これは、ドイツ軍にとって望むところでした。実は、ここで戦線を計画的に撤退させられていたら、手も足も出なかったのですが、連合軍が反撃に拘ったため、ドイツ軍の攻撃範囲に敵戦線が残り、再度、戦術的包囲の可能性が出てきたのです。

第4-5ターン、ドイツ軍は中央から南部で総花的攻撃を実施し、複数箇所で戦線をこじ開けます。そこから装甲部隊が進入し、次々と連合軍を包囲下に置いていきます。

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が、ここに至っても、連合軍は真っ向勝負を捨てずに、なんと反撃!ドイツ軍数ユニットが撃破され、一時的に部隊除去のVPがほとんど取れない状態に。

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しかし、この乱戦は、兵力に勝るドイツ軍に軍配が上がりました。兵力を消耗し尽くした連合軍には、戦線を維持する力はなく、第6ターンにスパ、マルシェ、ヌシャトーが陥落します。

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連合軍はイギリス軍の増援を得て、前線に投入しますが、戦線の維持に兵力を取られ、南部で限定反撃に出るに止まります。

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ここで、残念ながらタイムアップ。ドイツ軍は3都市は奪ったものの、いつもなら陥落しているはずのサンビットとバストーニュが健在。突破による得点が10点前後。部隊の除去も20点に届かず。第8ターンに60点を取ることは、かなり厳しい見込みです。

1個ユニットを補給切れ覚悟で突破させ、その後に補給路に居座る敵機甲部隊を4:1攻撃で除去できれば、南部からの増援を阻止できますが、これも微妙なところ。その間にサンビットとバストーニュが落とせれば、ドイツ軍が60点を超えることもありそうですが、南部の増援が登場すると、兵力的には逆転され、それを維持できるかは不明です。

もっともあり得る展開としては、50点代後半でVPが推移し、第11機甲師団の登場後に、連合軍が勝利するあたりでしょうか。よって、連合軍有利のドローとして、終了しました。