やっと業務に見通しが持てるようになったので、休日出勤の間を狙って、Tommyさんにオフ会の打診をしました。いつもはmitsu自宅での対戦でしたが、今回はTommyさん宅へのお誘いが・・・おお、ならば、噂に聞く、2000個(!)の収集ゲームを拝もう!と、四街道へ行ってきました。

で、この日の初戦は、2015年のWGHBについた「ワーテルローの戦い」です。規模的にはハーフマップよりやや小さめのミニゲームなんですが、移動が選択チットで、かつ、砲撃に特徴があり、いわゆるNAWとは一線を画しています。

特に砲撃は、退却やステップロスが起こる確率は約半分強でしかないのですが、砲撃を受けただけでZOCを失うというルールにより、混戦が起こりやすくなっています。

選択チットは相手に秘匿して選び、かつ、移動フェイズまでわからないため、意図の読み合いと主導権(先攻・後攻)の獲得が、重要になります。いわゆるいい意味で、プレイヤーの選択肢が多いアイテムだと言えます。

今回は、mitsuがフランス軍で、Tommyさんがその名の通り連合軍(イギリス軍)を指揮します。

第1ターン、いきなり主導権は連合軍に。対砲兵砲撃で、第1軍団の砲兵が無力化されたため、無理攻めは禁物と、フランス軍は慎重に前進します。第1軍団はラ・エイに取り付くものの、Cとなって戦果なし。一方、ウーグモンでは、館に立て籠もるイギリス軍近衛兵に砲撃が命中し、1ステップを与え、続く戦闘であっさりこれを占領します。が、イギリス第2軍団の反撃に遭い、2個ユニットが後退し、1個師団が館内に閉じこもることになります。

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第2ターン、本来ならば、ここは予備軍団と親衛軍団を前進させ、前線の戦力を充実させたいところでしたが、敵砲兵が攻撃圏内にいるため、第1と第2軍団の歩兵が先制の突撃をかけます。これが見事に決まり、砲撃済みで移動隊形になかった敵は、後退できずに、除去されます。怒り心頭のイギリス軍は、大量の騎兵を突撃させ、第2軍団の退路を遮断し、包囲攻撃で損害を与えます。

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第3ターン、フランス軍は予備軍団と親衛軍団を前進させ、前線に接近させます。一部は、次ターンのプロシア軍の登場に備え、西方に派遣します。イギリス軍は精鋭第1軍団を移動させ、先に損害を受けていた第2軍団の1個軍団を壊滅させますが、右翼では第1軍団に中央を突破され、中央部に間隙ができます。

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第4ターン、ここでフランス軍に主導権が来れば、完全に中央を圧迫できたのですが・・・イニシアチブをとったのは連合軍でした。しかし、よく見ると、プロシア軍チットが2枚で、イギリス軍は1枚だけ。ならば、まだ行けると、フランス軍は中央に老親衛隊を含む親衛軍団を投入!同時に、第2軍団の一部が中央と左翼の間隙から突進し、イギリス軍戦線を動揺させます。

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第5-6ターン、第1軍団と予備騎兵、青年親衛隊がプロシア軍にスクリーンを張り、来援を遅らせます。と、この隙に、親衛軍団がついに中央を粉砕します。

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後がなくなったイギリス軍は、騎兵をかき集め、オランダへの回廊を封鎖にかかりますが、時すでに遅し。満を持したフランス軍親衛隊が正面攻撃で騎兵を退け、ついに突破へクスに前進。フランス軍の決定的勝利となりました。

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初プレイでしたが、非常に選択肢が多く、いい意味で悩めました。Tommyさんは初めての対戦で、兵力投入のタイミングが若干ずれましたが、このアイテムのランダム性の高さは楽しめたようです。また、例会にでも持ち込みたいと思います。

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