「ゴーグすごろく」とともに持ち込んだのが、装甲騎兵ボトムズのムック本「パーフェクトマニュアル」に掲載されていた「ザ・ブロウバトル」(日経BP社)です。非売品のAT戦闘級アイテムで、その名の通り、バトリングのうち、火器を使用しないブロウバトルのみを扱っています。行動は全て引いてきたカードを組み合わせて行うCDSです。

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ルールはわずか2ページで、もしかして地雷?と疑いましたが、デザイナーは堀場氏でしたので、安心してプレイ準備を進めました。前回、「リアルバトル」をプレイしたBIBIさんと対戦です。

第1戦は、バトリング会場を舞台にツヴァーク(mitsu)対ファッティ(BIBI)の戦いです。なお、このゲームではATによる性能差はなく(!)、単に好きな機体に乗って戦います。

先手を取ったのはツヴァーク(mitsu)で、巧みに敵に近づくと、ヒット率の高いパンチを連発し、2ヒットを与えます(3ヒットを受けると敗北)。ファッティ(BIBI)もローラーダッシュを使って、側面に回り込み、パンチで反撃します。激しい殴り合いは、最後はツヴァークのアームパンチで決着しました。

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ツヴァークもファッティも、アームパンチはないし、ピックターンはできないはず、というのは野暮でしょう。究極まで絞り込んだシステム故に、緒戦からすんなりプレイできました。

第2戦は、ベルゼルガ(mitsu)対ストロングバックス(BIBI)の戦い。感覚をつかんだBIBIさんのストロングバックスが正面からガンガン殴りかかりますが、なぜかdrに恵まれず。逆にベルゼルガは反撃で1ヒットを与えます。そしてトドメは、背後からのアームパンチ(パイルバンカー)の一撃でした。

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第3戦は、スコープドック(mitsu)対ブルーティシュドック(BIBI)の戦い。PS専用機なら負けられないと(条件は一緒なんですが、笑い)、ブルーティシュドックが猛烈な機動でスコープドックを翻弄します。これまでの不調が嘘のように攻撃があたり、パンチの後で、必殺のアームパンチが命中して、ジ・エンド!

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ここまで3戦は、確率1/6ながら、当たると強力なアームパンチで勝負あり。命中すると、思わず「アンパンチ!」と叫んでいたのは秘密です(笑い)。

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第4戦は、ブルーティシュドック(mitsu)対ストライクドック(BIBI)のPS専用機同士の戦い。ブルーティシュドック(mitsu)がキックを当てて、1ポイント先制します。が、敵の背後に回り込もうとしたところ、ターンピックが効きすぎて転倒!すぐに起き上がりますが、このチャンスにストライクドック(BIBI)は向きを変えると、キックを放ちます。が、起き上がったばかりの相手に当たらず、逆に転倒!その後も、難しい機動の度に転倒が続き、これじゃ、全然、PSじゃないゾと二人で大笑い。最後は、ブルーティシュドック(mitsu)の「ふつーのパンチ」で片が付きました。

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最終の第5戦は、雰囲気を変えて森林で、ストライクドック(mitsu)対ベルゼルガ(BIBI)の戦いです。森林といっても多少の障碍物があるだけで、気分だけクメンといった感じです。

相変わらず、地道な攻撃の応酬後、ベルゼルガ(BIBI)がキックを放つもスカで転倒。起き上がったところを、PS専用機がやっぱり時化たパンチで勝負あり。

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気がつけば5戦をプレイし、十分に成仏できました。もうプレイすることはないだろうなと思いきや、BIBIさんがぽつり。
「ゲームの合間にだったら、また、やってもいいな・・・」だって。

う~ん、これがB級の魅力(威力?)です(笑い)。