大坂と前回のゲムマで販売され、瞬く間に売り切れになったカードゲームです。コンポーネントは、古きよき「Panzer Blitz」(AH)を彷彿とさせる箱絵ですが、中味はかなりまっとうな小隊戦闘アイテムでして。舞台を1944年の東部戦線に絞り、StalinやTigerなどの重戦車からT34や4号戦車などのMBT、さらにヘッツァーや88ミリ対戦車砲などを有機的に組み合わせて、敵司令部の作戦行動能力(予備カード)の撃破を目指します。

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第1戦は、ドイツ軍(mitsu)対ソ連軍(BIBI)の戦い。個々の戦車能力ならドイツ軍が上と、パンターを押し出したところ、敵がT34であることが判明。すかさず、戦車戦で撃破すると、得意の長距離射撃能力を生かして、敵司令部を直撃します。そのまま、リソースの多さ(予備兵力)でドイツ軍が勝利しました。

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第2戦も、ドイツ軍が、他の戦車の支援を受けた重量級のTigerⅠが前進し、敵陣地を占領。そのまま、88ミリ対戦車砲を敵司令部に撃ち込み、勝負あり。


第3戦は、同じように左翼からTigerⅠが前進し、HE弾で敵の後方を粉砕し、勝利。

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第4戦は、タンクデザントで突進する敵を、他の戦車の支援を受けたTigerⅠが正面から粉砕。最後は、敵のリソース切れで、ドイツ軍の4連勝となりました。

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と、ここで、陣営を入れ替え、ドイツ軍(BIBI)対ソ連軍(mitsu)の戦いに。十分な兵力集結を待つドイツ軍に対し、長距離能力を持つSU100が先制し、前衛を撃破。そのまま、敵司令部を直撃し、ソ連軍が勝利しました。

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第6戦は、ソ連軍がタンクデザントを投入した本領発揮となります。Stalinを先頭に4台のAFVが、中央のTigerⅠを粉砕。そのまま、陣地に突進し、デサント効果でリソースを削ります。あとは、122mm砲の洗礼で、敵司令部を除去して、勝利に。

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ここまで勝ちがない展開に、このままでは終われないと、第7戦に。両軍とも地形やイベントをフルに活用し、一進一退の攻防が続きます。ドイツ軍が精密射撃でソ連軍AFVを削れば、ソ連軍が地形を生かして、敵の動きを止めます。まれに見る激戦の結果は・・・カード補充がなくなったソ連軍の敗北。苦節7戦目にして、ついに勝つ!

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ちょっと癖のあるシステムですが、一戦が15分程度と短いため、繰り返してプレイすることで感覚が身につき、かつ、手軽さから再戦となります。まだ、カード構築はしていないので、次回はオリジナルの作戦で望みたいです。