ぼちぼち、人が集まったところで、まずはマルチと「History of the World」(Z-MAN)を5人で対戦しました。今回の色は以下の通りです。
 紫…kawa
 白…mitsu
 青…Tommy
 緑…BIBI
 赤…ybs

第1エポック、文明のスタートは、中東とヨーロッパに集中します。エジプト(ybs)に始まり、ミノア(Tommy)、ヒッタイト(mitsu)、アッシリア(kawa)と狭い地域に次々と文明が起こり、先の文明を衰退させながら、新勢力が勃興します。一つ、殷(BIBI)だけは中国で覇を唱えます。VPは11-15まで1点刻みで、団子レースです。

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第2エポック、文明は地中海に拡大します。まず、略奪国家スキタイ(BIBI)が先の文明を攻め滅ばしながら、中東を席巻。次にカルタゴ (ybs)がアフリカから登場し、地中海を制覇。続いて、マケドニア(Tommy)が史実通り、中東を通ってエジプトに。最後に15戦力という最強のローマ帝国が南ヨーロッパ、アフリカ、中東の一部を制覇し、トップに。漢(kawa)だけが別天地で万里の長城を築きますが、エリアVPが低く、一人だけ20点台と乗り遅れます。

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第3エポック、このターンに大きな変動が起こります。まず、グプタ朝(BIBI)がインドに起こり、そのまま、文明の中心地の中東へ。続いて、東西ゴート(mitsu)が中央アジアから南下し、グプタ朝の都市を略奪して、VPを得ます。次に、東ローマ帝国 (ybs)がバルカンから南ヨーロッパを通って、北アフリカに上陸します。と、ここで最大勢力のイスラム帝国(kawa)が勃興。ここで聖戦(ジハード!)を、掲げ、数を生かしてガンガン侵略をしていきます。戦闘drも冴えにさえ(一度も負けず)、ジハードだけで16点を荒稼ぎします。最後に、フランク王国(Tommy)が、イスラム帝国(kawa)を浸食しますが、焼け石に水。結果、最下位だった紫(kawa)が84点(+57点!)で一気にトップに上り詰めます。

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第4エポック、このターンに実質的にゲームが決まりました。紫(kawa)が一番手のヴァイキングになり、前ターンの勢力を保ったまま、143点(+59点!)を獲得します。実は、二番手の自分の所に国カードが来たときには、すでに1番か2番しか残っておらず。まだ、紫(kawa)を削れるセルジューク朝で浸食したものの、96点と、この時点で50点近くに。そう、「誰かが止めるだろう」と、ポルトガル (ybs)、スペイン(Tommy)、明(BIBI)の3人が自勢力の拡大を優先したため、結果的に、マルチにありがちな紫(kawa)の独走に。  

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第5エポック、最終ターンは、紫を最後のドイツ(kawa)にして、清(BIBI)、フランス(mitsu)、大英帝国 (ybs)、アメリカ(Tommy)で敵領を削りましたが、すでに遅し。ほとんど差は詰まらず、162点のダントツで紫(kawa)の勝利となりました。

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最強の略奪国家のフン族やモンゴルが出なかったり、イスラム帝国が「聖戦」で逆十字軍をかけたりと、もう一つのHistory of the Worldが、このゲームの面白さです。なにより、初プレイのybsさんが、「おお、史実通りの侵略だ」と勝敗を越えた展開を非常に喜んでいました。また、持ち込みたいと思います。