歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

続いて、お昼過ぎに5人が集まったところで、「テラ・フォーミング・マーズ」(アークライト)をプレイしました。ちはら会・茨城会で人気のあるSF惑星開拓マルチです。今回は、上級ルールの企業特性を入れてみました。

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これまでは特殊ルールはなく、一律に42金でスタートしたのですが、企業によって所持金が異なり、かつ、強力なカードに匹敵する特殊能力があります。例えば、今回、自分が担当したヘリオンは地熱エネルギー会社で、地熱を効率化し、結果、エネルギー供給が豊富で、同数の金に「換金」できます。今回の各企業は、以下の通りです。

ヘリオン(mitsu)
エコライン(BIBI)
フォボログ(にし)
マイニングギルド(Tommy)
タルシス(kawa)

序盤、各企業は己の思惑で基礎能力の向上に邁進します。なぜか、選んだ企業とカードのミスマッチが多く、開拓などどこ吹く風。テラフォーミングなのに、緑も海も全然、作らず、ひたすら、都市ばかりができあがります。もともと、荒野なのに、人ばかりが増えて、さらに殺伐としたマーズに。

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中盤になると、海関連のイベントが増え、海洋ができ始め、酸素濃度も上がってきます。が、複数の企業に地熱を変換できる能力があったので、みな、熱がたまらず。南極なみの極寒波が続きます。

それでも、後半になると、海洋も酸素濃度の上昇も頭打ちになり、TRをあげるため、気温の上昇を図ることが増えます。同時に、終了を睨んで、称号や王の獲得にも方向が分散し、誰がどの程度、VPがあるのか、わからない状態に。

火星のほとんどが開発タイルで埋め尽くされた状態でもゲームが続き、最後は痺れを切らしたエコライン(BIBI)が隕石落としで温度を上げ、片を付けました。

終了後、それぞれ、VPの計算に。基本のTR値にタイル数、称号等を合わせた段階では、エコライン(BIBI)がトップでしたが、最後のカードの得点を換算したところ・・・ヘリオン(mitsu)が逆転!

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イメージは、終了時のヘリオン(mitsu)のチャート。影響力は大きくないものの、早々に開発資金を軽減したり、資源や鉱物の価値を高めるカードを開発。さらに、地道に微生物や小動物、鳥類を繁殖したことで、カードだけで+21点できたことが効きました。

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その後、3人で続きの第二戦に突入したようで、シネマテックス(BIBI)が97点で、インベントリクス(にし)93点やトールゲート(Tommy)81点を抑えて勝利していました。

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最近、京都に行く機会があり、街中に溢れる幕末維新の記念碑に触発されまして。はじめに来場したTommyさんと「江戸幕府の黄昏」(GJ)を対戦しました。陣営はTommyさんの希望で倒幕側を、mitsuが佐幕側を担当します。

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第1ターン、まずは影響ポイント合戦で、西の雄藩の奪い合いになります。倒幕側に比較的高いAPのカードが来ていたことにより、薩摩・長州藩が倒幕支配に、土佐藩が佐幕支配になります。

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第2ターン、佐幕側に「井伊大老の就任」が来たので早速、プレイした直後、なんと「桜田門外の変」!流れは、倒幕派に傾きます。それでも気を取り直して、長州藩の支配を逆転し、熊本藩と宇和島藩を佐幕支配にします。

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第3ターンは、両陣営が激しい攻防を繰り広げ、西日本の政治攻勢は混沌とします。倒幕派が「土佐勤王党」を活性化し土佐藩の支配を奪い、長州藩には松下村塾が立ち上がります。佐幕派も負けじと、薩摩藩に「寺田屋騒動」を仕掛け、一時的にここを政治的な空白地帯にします。

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第4ターン、倒幕派が九州北部を固める一方で、佐幕派は家茂の登場で紀伊藩を奪い、同時に水戸藩・福井藩の支配を確立します。

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第5-6ターンも、九州と中国、南海道の主導権争いが続きます。両陣営ともイベントも駆使して、一歩も引かない展開に。ただ、佐幕側が得点カードをうまく切ったことで、VPは佐幕に流れます。また、第6ターンに開国となり、カードが増えたことで、イベントが強力化します。

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第7ターン、お互いに敵のイベントが多く来て、四苦八苦しながら政治的攻勢を続けます。倒幕派が中国と北九州の多くの藩を影響下におき、長州藩を包囲します。一方、佐幕側はこれまで取られっぱなしだった京都の主導権を、連続したイベントで奪還します。このターンも佐幕側の得点カード遣いがうまくいき、VPは14点に達します。

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最終第8ターン、後がなくなった倒幕側は決死の反撃をかけます。まずは影響下の藩で包囲した長州藩に内紛をかけまくり、ついにこの支配を奪い返します。同様に小倉藩を高杉晋作が攻め、無力化します。

これに対し、VPでリードしている佐幕派は無理な再奪還はせず、周辺藩の切り崩しによる得点の妨害を行います。その結果、中国こそ、6VPを渡したものの、その他はほぼ同数となり、最後に京都の5VPを獲得したことで、そのまま、ゲームエンドになりました。

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最終VPは17点と圧勝に見えますが、九州の得点カードが入っていて、かつ、横浜を取られていたら、10点以上が違っていたわけで、かなりの接戦となった可能性がありました。どちらかというと、苦しい展開をVP獲得のテクニックで凌いだ感じです。

すがすがしい秋晴れの土曜日、例のごとく、行楽日和などなんのその(笑い)、第166回ちはら会が開かれました。いつもの常連さんに、遠く常陸国からにしさんが参加し、5名で幕末のカードドリブンから、火星開拓、そして超ハードB級アイテムまで、存分に楽しみました。

先日にプレイしたアイテムと戦績は、以下の通りです。

江戸幕府の黄昏(GJ) 〇佐幕(mitsu)対倒幕(Tommy) ●
テラ・フォーミング・マーズ(アークライト)
[5人プレイ]
 〇ヘリオン(mitsu)73点・エコライン(BIBI)67点・フォボログ(にし)67点・マイニングギルド(Tommy) 56点・タルシス(kawa)52点
[3人プレイ]
 〇シネマテックス(BIBI)97点・インベントリクス(にし)93点・トールゲート(Tommy)81点
ラウンド・ヴァーニアン(ツクダ)第26話「新型RV出撃!」
 ジェイナス(mitsu)対ククトニアン(kawa) ジェイナス側優勢

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関西出張がちょうど週末にかかっていたので、そのまま、足を伸ばして大阪へ。学生時代の知人が在阪だったので、連絡したところ、案内がてら、史跡巡りをしていただくことに。う~む、以前はバリバリの運動系でしたが、久しぶりに話をしたら、すっかり歴女になっていまして。畿内という地の利を生かし、ご家族や単独行で、本能寺跡や旧寺田屋、二条城など、京都・大阪の史跡を回り回っているそうです。

当初はマイナー極まる山崎天王山の踏破を予定していたのですが、先の台風21号の被害で、登山道が崩壊していて断念。ならば、NHK「真田丸」をなぞって、真田幸村の史跡を巡ることに。

燦々と陽が注ぐ秋晴れの中、午前中に大阪城を出発。豊国神社を経由して、そのまま、徒歩行軍で真田山へ。

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と、途中で大きな建造物があるので立ち寄ってみたら、高山重友(右近)の銅像が!中に入ると、広大な空間にステンドグラスに、キリスト像。そして、両脇に高山重友と細川ガラシャの肖像があり。大阪でも最大規模の聖マリア大聖堂だったわけで、信仰に生きたキリシタン大名と戦国大名の妻の殉職を紹介していました。

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これ以外にも浄土宗、禅宗、真言宗の寺院がやたらめったらあって。聞いてはいましたが、これほどとは。

その都度、反応していたら、正午を大きく回って真田山に到着。まずは、本命の真田丸跡を見聞。空堀のあったとされる場所に見事に高低差があり、陣地内に位置した心眼寺を参拝。おお、このあたりはまさに「ブラタモリ」でやっていたゾ!

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続いて、新世界に移動して、串カツで兵糧をとり。休みもそこそこに、通天閣を抜けて、本命の茶臼山に。以前に来たときには、整備もされていないの雑木林だったのですが、「真田丸」効果か、すっかり明るく伐採されていて。南を見ながら、「狙うは、家康の首一つ!」と、あべのハルカス方面を睥睨。

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史実の通り(?)日が傾いてきた中を、終焉の地-安居神社へ。残念ながら、15分ほど間に合わず、参拝はできませんでしたが、見ず知らずの地元の方が解説を始めてくれまして。地元のタクシーの運転手さんが、ウォーキング中のところ、案内を買って出てくれたのでした。大阪の人は親切だぁ~。

そのまま、四天王寺を回って、心斎橋で神座の野菜ラーメンを取る頃には、もうへろへろ。万歩計で確認したら、15km強(!)を行軍していました。ずっと一筆書きで回っていたので、出張分の荷物が効いて、ホントに行軍したような気に。

翌日は10時から阪神百貨店のイカ焼きを皮切りに、ちょぼ、タコ、ネギの粉モンを三昧で。タイガースショップで購入した我らが阪神グッズを抱えて、帰郷しました。

前日の京都ゲーム接待から始まり、登山並みの大阪行軍と、とてもハッピーな週末でした。ただ、職場の方からは「秋の京都はいい!」といわれたのに、ほとんど、関係ない旅でした(笑い)。これは、お土産で誤魔化すことにします。

それはともかく、せっかく幸村熱が上がっているので、近いうちに「講談級大坂の陣」(GJ)をプレイしたいと思います。やっぱり、狙うは「家康の首!」

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先週末、珍しく県外研修があり、京都へ。「秋の京都はいい」と聞いていましたが、到着の30分後には会議がはじまり、宿に戻ったのは21時過ぎ。翌日は早くから伏見で分科会のため、全然、古都を満喫するどころではなく・・・。移動途中で二条城脇を通過したり、朝早く起きて、池田屋跡を見に行ったりがやっと。う~む、これはホントに京都だったのかしら?!

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と、これを救ってくれたのが、関西在住のtakobaさんとぐちーずさん。事前に一報を入れたところ、「京都ゲーマー友の会」を準備してくれました。

二日目の3時過ぎにフリーになったところで、takobaさんの案内でゲームカフェへ(わざわざ、有給休を取得!ありがたや)。カフェ自体は東京と一緒で、ドリンク付きで持ち込み自由。このために、mitsuでもできる「Down in Flames」(CMJ)を持ってきていただき、ミッドウェイ・キャンペーンをすることに。

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自分はアメリカ軍を担当したのですが、やたらとエースカードが来たり、バランスのいい引きになったりで、史実通り、逆襲に成功。全然、空戦機動がわからなくても「バレルロールには、バレルロールだぁ」とか「ここはヴァーティカルロールで」とか、ゲームになるのが凄い。わからないことはtakobaさんが、懇切丁寧に解説してくれまして。サービス精神溢れる「接待プレイ」で楽しませていただきました。takobaさんのブログにも、載っています。https://takoba.exblog.jp/30144678/

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その後、仕事帰り風の「おじさん」二人で京都タワーに。takobaさんも久しぶりとのことでしたが、自分もたぶん40年ぶり。見事な夜景の中で、大きな寺院のところはそれらしく森のシルエットになっているのが、Good!すぐに戦況図が浮かぶあたりは、ふつーの観光客とは違うと思うゾ!

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駅でぐちーずさんと合流して、それは楽しいゲーマー呑み会へ。刺身に、揚げ湯葉、京野菜に上品な柚酒と、いずれもうまい!

関西のtakobaさんが初めて参加したのが、関東のちはら会(笑い)/東京出張は、可能な限り、ゲーム会に合わせる?!/軍神との呑み会は、楽しい/でも、龍虎さんも一緒になると「危険がアブナイ」?/ツクダ病は、違った意味で「アブナイ」/大航海時代は大後悔時代?!/次の「このしみゅげ」はイデオンで(うそ)/妙なゲームほど、あこがれる/takobaさんの空戦解説はわかりやすいが、また聞く(わかったつもりになれる!)/家入レオの魂は、尾崎豊/でも、家族は誰も行ってくれず・・・

あっという間に2時間が過ぎ・・・最後に、新福菜館のラーメンで〆に。行列待ちの合間にも、「このすぐそこの川原で、三成が首を切られた」とか「指がボロボロ落ちていた油小路は、あっち」とか、地元の方ならではの情報で、ほとんど待ち時間を感じないほど。

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そして、ラーメンは締めにふさわしい味。懐かしい昭和風の濃口醤油スープに、九条ネギとチャーシューが融合すると、絶品に!醤油味ばっちりの焼き飯も、おいしゅうございました。

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持つべきものは友・・・お忙しい中、お時間を作ってくれたお二人に、心より感謝いたします。また、続きは関東遠征の際に!

「天高く、馬肥ゆる秋」を地で行くさわやかな天候が続いています。11月の例会が決まりましたので、お知らせします。

[日時]11月10日(土)10:00-20:00
[会場]おゆみ野公民館 2F 第1講習室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
 京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識

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イメージは、ベタはまりで熱を上げている「激闘!タイフーン電撃戦」(GJ)。傑作「激マン」システムで描く、独ソ戦最大の山場のモスクワ攻防戦です。プレイ時間はなんと8時間以上(!)というヘビー級ですが、これが面白い!朝一ではじめて例会いっぱいかかりますが、どなたか、タイムリーな挑戦はいかがでしょう?

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最後に、次々回以降の予定を。

第167回ちはら会 12月1日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室
第168会ちはら会 1月5日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室

続いて、BIBIさんの持ち込んだ、火星開拓マルチ「テラフォーミング・マーズ」(アークライト)へ。前回のちはら会でプレイしたもので、かなりマトリックスが多く、慣れるまでは多人数ソロですが、多くのSFギミックが有り、楽しめます。今回は、初プレイのエンジョウさんにインストして、4人プレイです。

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各プレイヤーは開発よりも基本スペックをあげるべく、カードを廻します。基本的にいつも金銭は不足しているので、安めのカードを複数使って、それぞれの能力を上げていきます。ここで、平さんだけは、宇宙港開発や隕石落下などのビッグプロジェクトを進行させていきます。

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中盤になると、遅まきながら海洋や都市の設置が始まりますが、あまり速効点にならない森林が遅れ気味に。反面、愛玩動物等の影響で、なぜか、都市ばかりが立ついびつな開発に。その上、カードが地熱関係が多かったため、化石燃料を消費して、気温がどんどん上がり・・・大気汚染は大丈夫か?

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それでも、人類の(というより私企業の)たゆみない歩みにより、ついに植民が可能なレベルまで達します。ここまで、それぞれが独自の開発を続けたため、一見、有利不利がわからない状態でしたが、最後は土壇場で複数の称号を手に入れたBIBIさんが、寄り切って勝利しました。

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先に書いたとおり、かなり経験が必要なアイテムですが、「ソロ仕様」が効いていて、マルチにありがちな疎外感や理不尽感は少ないので、ウォーゲーマーに多いテクニック探求には合っているかも。次は、企業オプションも入れてみたいですね~。

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続いて、古典的歴史攻防マルチの「History of the World」(アークライト)の4人プレイをしました。陣営は、緑(平)・赤(エンジョウ)・白(BIBI)・紫(mitsu)です。

第1エポックは、大きな差がなく、白(BIBI)のアッシリアをトップに、4人が10点台で並びます。ここで、紫(mitsu)はあえて少ない殷を選び、第2ターンのローマに賭けましたが・・・。

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第2エポックは、残念ながら、圧倒的なローマは起こらず。ならばと、紫(mitsu)は文明の守護者ことマケドニアを選び、征服した土地の行政組織をそのまま残して(特別ルール)31点を獲得し、トップに躍り出ます。これに次いで、勢力を伸ばしたのが赤(エンジョウ)で、ローマがいなければカルタゴの天下と、23点を加点し、第2位に。

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先の文明が残るこれ以降、各陣営は国順やイベントカードを駆使して、20-30点台、時には40点台を獲得して、丁々発止のかけ引きに。第3エポックは、ササン朝を引いた赤(エンジョウ)が43点でトップに飛びだし、ほぼ同じく42点を獲得した東ローマ帝国の白(BIBI)が次点に着けます。

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第4エポックは、やや遅れ気味だった緑(平)があえて先手のヴァイキングを選び、このエポックで最大の36点を獲得します。また、紫(mitsu)もスペイン艦隊を派遣し、33点で100点を超えます。が、辺境だったはずの赤(エンジョウ)の明が、予想外の活躍を見せ、総得点118でトップを守ります。

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いよいよ最後の第5エポック、「たまたま先手になった」白(BIBI)のムガル帝国が、セミダブル効果で41点を叩き出し、一躍、トップに返り咲きます。これを47点獲得の緑(平)が追いかけ、140点を超えますが、あと一歩届かず。最弱国のロシアとなった赤(エンジョウ)も考えられる全ての手を持って、やはり140点を超えましたが・・・トップの白(BIBI)さんがそのまま勝利しました。

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とはいえ、全員が10点以内の接戦だったわけで、非常にいい勝負でした。

途中で火星開発をした後で、バルジを終えたにしさくんを加え、第二戦に。陣営は、緑(平)・赤(にし)・青(エンジョウ)・白(BIBI)・紫(mitsu)です。

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第1エポックは、緑(平)の十六大国18点を筆頭に、全勢力が5点差という、超団子状態に。

そして、迎えた第2エポック、いつにヒストリー史上最大級のローマが登場します!見事に、引き当てた赤(にし)のうれしそうなこと。が、ローマは戦闘drが偏り、地中海を制圧するのに止まります。それ以上に勢力を伸ばしたのが、カルタゴで先行した緑(平)で、ローマを凌ぐ26点を獲得し、トップを守ります。

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第3エポックは、中小国が多い中、赤(にし)がササン朝ペルシアで唯一の70点台に用達し、ここで逆転します。これを緑(平)のフランク王国と白(BIBI)の東西ゴートが、約10点差で追いかける形に。

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第4エポックも、比較的中小勢力の勃興が続きます。白(BIBI)がセルジューク朝トルコで101点とトップに立てば、意外と点が取れるメソアメリカで赤(にし)が99点と肉迫。緑(平)のオスマン朝も92点と、三者の大混戦に。青(エンジョウ)のポルトガルと紫(mitsu)の明はともに80点台で、勝利は厳しくなります。

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が、最終の第5エポック、意地を見せたのは、この2勢力でした。青(エンジョウ)は大英帝国を用いて、全世界に艦艇を派遣し、その名の通り「太陽が沈まない帝国」を作り上げ、42点を獲得します。紫(mitsu)もフランスを率いて、負けじと帝国主義の本領を発揮し、それを上回る46点を得ます。が、最後は、またも「先手になった」白(BIBI)のムガル帝国が、38点を獲得して隆盛!なんと並み居る帝国主義諸国を押しのけて、二戦連続で現代史にその名を刻むことに成功しました。

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きっと、まともな蒸気船も作れない沿岸航海の古い帝国が、山川出版の教科書に最大の行数で載ったんでしょうね~(笑い)。

この日の緒戦は、平さん持ち込みの(というか制作の)「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)です。人数が集まるまでと3人プレイになります。陣営は、銀河帝国(mitsu)・トップを狙え!(平)・ナデシコTV版(エンジョウ)です。

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自分は原作を見たことがないのですが、「銀河帝国」以外はTVストーリーに基づく、特殊ルールが満載です。「トップを狙え!」は、イデオンデッキの元になったガンバスターが登場し、「ナデシコTV版」は威力は低いですが、避けられない空間転移砲と特殊バリアがあります。

序盤、早々にラインハルトとロイエンタールなどを引いた「銀河帝国」が、ガイエス・ハーケンと砲雷撃で敵艦を削ります。が、「ナデシコTV版」が巧みにビームを使用しない空間転移砲で、「銀河帝国」艦隊を消耗させます。特殊兵器がなかなか来ず、時間のかかった「トップを狙え!」も後半にガンバスターを起動させ、一気に両艦隊を損耗させます。

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気がつけば、終了時に残っていたのは、全艦隊とも要塞と2ユニットだけに。非常にまれに見る大消耗戦の結果、高得点艦を多く撃沈した「ナデシコTV版」(エンジョウ)が勝利しました。

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秋空の元、過ごしやすくなった日曜日に、第165回ちはら会の報告が開催されました。いつもの常連さんに、「プロバルジ」ことDas Reichさんに、茨城会のにしさん、グループ乾坤一擲の平さんが参加し、7人でマルチ系と本格的作戦級を楽しみました。

先日、プレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。

History of the World(アークライト)2戦
 〇白(BIBI)147点・緑(平)142点・赤(エンジョウ)・141点・紫(mitsu)139点
 〇白(BIBI)139点・赤(にし)133点・紫(mitsu)131点・緑(平)123点・青(エンジョウ)122点
ライン演習作戦(グループ乾坤一擲)
 〇平艦隊・エンジョウ艦隊・にし艦隊
Ships  & Tactics(グループ乾坤一擲)
 〇ナデシコTV版(エンジョウ)141点・トップを狙え!(平)128点・銀河帝国(mitsu)106点
バルジ大作戦(CMJ)2戦
 〇ドイツ軍(Das Reich)対連合軍(にし)●
 ●ドイツ軍(にし)対連合軍(Das Reich)〇
Arnhem-West Wall(6A) ●連合軍(Tommy)対ドイツ軍(kawa)〇
Down in Flames(CMJ)ガダルカナル・キャンペーン試行 ●アメリカ軍(BIBI)対日本軍(mitsu)〇

最近、第二版の出た「バルジ大作戦」(CMJ)を、にしさんとDas Reichさんで二戦をしまして。Das Reichトレーラーの猛走を、にしさんが正面から受け止め、「教育的指導」になっていたようです。

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Tommyさんとkawaさんで終日、プレイした「Arnhem-West Wall」(6A)。ハーフマップなんですが、かなり本格的な作戦級らしく。その名と違って、アイントホーヘンまで含む、マーケットガーデン作戦のキャンペーンでした。連合軍は、アルンヘムの解放に成功したものの、なんと補給源のアイントホーヘン街道を遮断され、戦略的敗北だったそうです。Tommyさん曰く、「部隊を前線に持って行きすぎた」そうです。

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終盤に取り組んだ「ライン演習作戦」(グループ乾坤一擲)の増補版。今回は、シャルンホルストとグナイゼナウを加えた「幻のライン演習作戦」でした。エンジョウ艦隊とにし艦隊がプリオン・オイゲンを沈め、シャルンホルストを沈没寸前まで追い詰めましたが、ビスマルクとグナイゼナウがブレスト港に逃げ込み、ドイツ軍を指揮していた平さんの勝利でした。

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最後に、1時間程度を使って、BIBIさんとmitsuで、「Down in Flames(CMJ)ガダルカナル・キャンペーン」の試行プレイをしました。珊瑚海に向かう輸送船を迎撃したアメリカ軍(BIBI)を、日本軍の零戦隊(mitsu)が必死の防衛をして、勝利しました。お試しのため、次回以降にキャンペ-ンをしたいものです。あまりに展開が早くて、つい、写真を取り忘れました。

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