歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2012年03月

プレイ率が6割を越えたので、旧ブログから記事を移転します。
 
<初稿作成:2011/08/02>
 
そこそこ、業務も落ち着いたので、新ジャンルの拡充です。今年は、極力、「戦線拡大」を控える予定なんですが、全くないというのも寂しいので、ちょっとだけ、行きま~す。
 
WWⅡの花形と言えば、東部戦線全般とノルマンディ以降の西部戦線ですが、ここで取り上げるテーマは、D-DAY以前の西方戦役ものです。
 
ノルウェイ・フランス・イギリスの戦いという、WWⅡ初期の(ある意味、本当の)電撃戦で、いずれも戦力で優るドイツ軍が主役です。Battle of Britainを除けば、ドイツ軍の圧勝に終わった戦いで、連合軍は苦戦・敗戦・撤退戦の一方的な展開により、ゲーム業界でもマイナーの域を出ません。
 
まさに、マイナー戦線ちはら会にぴったり(?!)と言うわけで、プレイ状況をピックアップして見ました。予想通り、かなり高いプレイ率でして・・・(笑い)。
 
○●は、いつもの表示です。
 無印…未プレイ △…軽くインストプレイ ○…ソロプレイ済み ●…まさかの対戦済み
 
[奇妙な戦いが紛れ込んだ、ノルウェイの森]2アイテム
 
ナルビク強襲 NARVIK(GDW/HJ)● 
  生まれて初めてプレイした、ヨーロッパシリーズ。もっとも、規模的にもルール的にも「番外編」ですが、陸海空一体の戦いに痺れました。
 
スカンジナビア電撃戦(CMJ)40年ゲーム
 幻のスウェーデン侵攻(!)が売りの師団規模キャンペーン。おまけで、ノルウェイ侵攻ができます。
 
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[ああ、偉大なるフランスの凋落]12アイテム
 
Eben Emael(SPI)Paratroop○ 
 「奇襲!空挺部隊」の一作。これが、存外、面白い!
 http://chiharakai2005.at.webry.info/200507/article_1.html
 
Fallschirmjaeger(The Gamers)
 唯一のオランダ戦線アイテム。要衝に降下・占拠し、第9装甲師団を待ち焦がれる姿は、4年早いマーケットガーデンか?!
 
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 フランス崩壊 FALL OF FRANCE(GDW/HJ)○ 
  マップ2枚と1000を超すユニットのビッグなヨーロッパシリーズ。若気の至りで、完徹ソロプレイをしたことがあります。終わったときには、日焼けと摩擦で、ドイツ装甲師団の色が変わっていました!(笑い)
 
BLITZKRIEG1940(CMJ別冊)○
  こちらもマップ2枚のセミ・ビッグゲーム。やっぱり、ソロしていたりします(笑い)。あんまり、アルデンヌは関係ないです。
 
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1940(GDW/CMJ)● 
  120シリーズの一作。練りに練った防衛計画を立てましたが、MMさんに押し切られました。でも、drがよければいけるかも、とまだ、諦めていません。
 
フランス電撃戦(旧GJ)○ 
  電撃戦の条件がカードで変わるチット・システム。お手頃な野心作で、対戦できれば楽しそう。
 
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ダンケルク(CMJ)ドイツ戦車軍団● 
  ええ、昔に飽きるほど、プレイしました。JWCの再販予定にも入っているようです。
 
ダイナモ作戦 DUNKIRK1940(CMJ)○ 
  精密なダンケルク作戦級。はじめは楽しめますが、慣れてくると、連合軍の堅い防御を抜くのは容易ではありません。
 
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アラスの反撃(CMJ)●
 最新のフランス戦。5-10分で終わる、ハガキの佳作。
 
Battle for the Ardenne(サンセット)セダン・シナリオ
  母体はバルジ戦の準ビックゲームですが、オプションで1940年のアルデンヌ突破をプレイできます。
 
ドイツ装甲師団長(AD)S3 ラ・グランタルメ● 
  へぼへぼさんとプレイした唯一のシナリオ(笑い)。マチルダとソミュアが南端で手を結んで、かろうじて勝利した覚えが・・・。
 
Matilda(ツクダ)○ 
  S1 ゲムブロー・ギャップの戦い○
  S2 グラベリン港の戦い●
  泣く子も黙る、超精密戦闘級の戦車戦。大戦初期のへぼへぼ車輌たちが泣かせます。
 
[英国は、孤独の女王]4アイテム
 
英国本土決戦 THEIR FINEST HOUR(GDW/HJ)△ 
  空戦ゲームだけはしたのですが、絶対的に戦力が足りん!一度、強引に上陸して、滅びてみたいんですが・・・(笑い)。
 
OPERATION SEA LION(CMJ別冊) 
 設定は半仮想戦ですが、堅実なVictory at Normandyシステムを使っています。
 
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Battle of Britain(エポック)△ 
  航空好きの知人と、爆撃・空戦ゲームまではやりましたが、キャンペーンにはたどり着けず。誰か、相手さえいれば、今からでも!
 
RAF(WE/HJ) 
  傑作Ambushを作ったバターフィールドの一作。よりによって、ソロアイテム!
 
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[十分に起こりえた仮想戦]3アイテム
 
BLITZKRIEG1940(CMJ別冊)ドイツ逆侵攻1939○
  ポーランド戦役とともに、フランス軍がドイツ領に逆侵攻していたら、と仮想シナリオです。
 
スカンジナビア電撃戦(CMJ)43年ゲーム○
 鉄鉱石を求めて、ストックホルムへGO!または、シシリー上陸の代わりに、英仏がノルウェイ奪還に!
 
Second Front Now!(CMJ) 
  1年早い大陸侵攻の仮想戦。クルスクから転用した装甲兵力がごちゃまんと投入され、かなりブラッディになりそうです。
 
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さすがに、メジャーの44年以降に比べると、数は少ないですが、それでも21アイテムがあります。プレイ数は、10アイテム(シナリオ)で、プレイ率は47%!うち、フランス戦役は、9アイテムがプレイ済みという、驚くべきデータです。やっぱり、「負け戦」に惹かれるんでしょうか?!(笑い)逆に、勝ち戦のBattle of Britainは、さわりをプレイしたぐらいで、ほぼ零です。
 
目標は6割突破で、めざすは3アイテムです。ちょっと、対戦希望が取れそうにないので、得意のソロで頑張ります(笑い)。
 
<2012/3/25の追記>
 
先日のヴァリアントのソロプレイで、プレイ率が目標の6割を越えました。業務多忙の中での奇跡的な目標達成です。プレイできたアイテムは・・・Matildaを除き、残りが仮想戦(!)というのも、ちはら会らしくって!(笑い)
 
Matilda(ツクダ) S2 グラベリン港の戦い●
http://chiharakai2005.at.webry.info/201109/article_6.html
 
 
BLITZKRIEG1940(CMJ別冊)ドイツ逆侵攻1939○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/4286234.html
 
これでプレイ済みは21アイテムのうち、13アイテムになりました。次の目標は7割突破で、2アイテムです。そろそろ、ヒストリカルもやってみたいけど、どうなることか?乞うご期待!

今月のソロプレイは、春の戦いにちなんで「パリ陥落1940」(CMJ別冊)です。本体自体はすでにプレイ済みなので、今回は仮想ヴァリアントの「ドイツ逆侵攻1939」です。これは、ポーランド戦開始直後に、フランス軍が西部戦線で攻勢に出ていたら、という仮想設定です。
 
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ルール的には、ほぼ親ゲームを踏襲していますが、「パリ陥落」では連合軍が変動戦力だったのに対し、こちらでは防御側のドイツ軍が変動戦力になっています。かつ、ドイツ軍の増援2ユニットを除き、全てが1ステップです。
 
国境のジークフリート線と河川防衛線に立てこもるドイツ軍の2級師団に対し、遅まきながら集結を始めたフランス軍が、ルールへの侵攻を図るというものです。
 
第1ターン、まず、フランス軍の攻勢は、Saarbrucken近郊で始まります。開始時にスタックできているのがここのみであり、かつ、移動-戦闘手順の戦闘比が-1シフトをさけるためには、この攻撃は序盤の定石と行っていいでしょう。
 
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52号のリプレイでは、2ヘクスからの集中攻撃が勧められていましたが、ここで突破をしないと、後方予備が殺到し、以後の展開が厳しくなるので、あえて、1スタックで#2839へ攻撃をかけます。変動戦力も低めとなり、4:1攻撃によって、除去に成功!続く、移動フェイズに小突破を果たします。
 
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続く、第2カポレットで、増援を絶った上で、#2939への包囲攻撃に成功し、突破口の拡大に成功します。これに対し、ドイツ軍は、南部へ増援を集中するとともに、中央部から北部では、河川を利用した予定の防御ラインに、後退をします。
 
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第2ターン、フランス軍は突破口の拡大と増援兵力の投入のために、#2638へ包囲攻撃をかけますが、ここでドイツ軍守備隊が頑強な抵抗を示し(変動戦力で9!)、2:1攻撃でまさかの1/0となります。ここで消耗のリスクを冒すわけにはいかなので、ほぼ全力を投入し、第2カポレットで撃破します。
 
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時間を得たドイツ軍は、後方から予備部隊を投入し、Saarbrucken北東の平地で3枚スタックを組み、防御態勢を固めます。
 
Saarbrucken正面の防備が堅いと見たフランス軍は、ここではじめて移動-戦闘の手順を選択。戦闘比が-1シフトの不利を承知で、主力を#3040の要塞に向け、電撃的攻撃でここの攻略に成功します。同時に、集結なったルクセンブルク方面でも、河川越しの攻撃を行い、#2732へ1:1攻撃をかけます。
 
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が、ここも、ドイツ軍の守備力が勝り、突破はならず、1/1の消耗となります。ドイツ軍は、すかさず、予備を投入し、侵攻を食い止めます。
 
正面を厚くされたフランス軍は、第2カポレットも、移動-戦闘を選び、#3141要塞も攻略しますが、後方の荒地にスタック防御をされ、華々しい結果は得られず。
 
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第4ターンも、南部での消耗戦となり、1ヘクスずつの前進はするものの、どうにも突破ならず。敵に消耗を与え、攻撃で第一陣は抜くものの、すぐに予備でふさがれ、膠着・・・う~ん、まるで、第一次世界大戦の塹壕線のような様相です。
 
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第5ターン、激しい消耗戦の中、drの女神がフランス軍に微笑みます。#3139と#3341、#2928へ損害上等で大兵力をぶつける攻勢で、奇跡のハイロールが続き、2個師団の壊滅と引き替えに、ドイツ軍の4個師団が消滅します。
 
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ドイツ軍は戦略予備の1級師団(8-10-6)を投入し、どうにか戦線を維持しますが、変動戦力によっては、いつ、突破が起こってもおかしくない状況に。
 
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が、第6ターン、女神は気まぐれでした。同じ3箇所に攻勢をかけ、全てで2:1攻撃を確保したにもかかわらず、まさかの2/0など、あと1ユニットが生き残ってしまい、突破ならず。ああ、街(ルール)は遠すぎたのか?
 
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最終の第7ターン、もはた、フランス軍の勝利はありえませんが、せめてもの意地で、攻撃を続行。結果、#2928と#3130で、ついに突破に成功します!後方部隊が雪崩れ込み、中央の丘陵地帯で2ヘクスの前進をみます。
 
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第2次攻撃で、ドイツ軍の1級師団も撃破し、自動車化部隊の突進でKoblenz前面まで辿り着きます。また、南方でも耐えきれなくなったドイツ軍がAlsenz川に向けて退却を開始しましたが・・・刻すでに遅し。この時点でゲームエンドになりました。
 
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う~ん、リプレイにもありましたが、ルールへ到着することは、ほぼ不可能なようです。ただ、適切な機動によるブラフをかけることで、どこが正面か誤認させ、兵力集中を防げれば、小突破の可能性は残されています。ただ、これさえも、変動戦力と戦闘drで「運」に恵まれないと厳しいですが・・・ (笑い)。
 
ともあれ、今回のフランス軍は、無謀な攻撃を避けたため、後半まで戦力を温存でき、イニシアチブを失わなかったことは、効果的だったと思います。あなたも、遠すぎた街の攻略に、挑戦してみませんか?(って、このバランスじゃ、いないだろうな~、笑い)
 
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慌ただしい年度末と初めですが、4月のちはら会の予定が決まりましたので、お知らせします。会場は、改装なった市津公民館です。時間が予約の都合により、11時開始ですので、お気をつけください(その分、21時まで使えるようにしました)。

[日時] 2012年4月22日(日) 11:00~21:00
[会場]
市原市津公民館 1F 和室 駐車場あり
京成ちはら台駅下車 鎌取駅行きバスで、ちはら台中央下車 徒歩15分
[住所]
市原市下野90-1
http://www.library.ichihara.chiba.jp/map/map_sitsu.html 
[輸送]
11時に京成ちはら台駅からの移送を行えます(希望者なしなら、スルーします)。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」http://yagi1964.bbs.fc2.com/」への書き込みをお願いします。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で10:55にピックアップします(京成千葉駅発10:34)。これ以外は、各自での来場をお願いします。
[参加費]
無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識
 
イメージは、5月にチーム対戦が予定されている「Guns of August」(AH)。あまりの業務多忙にソロさえできるか、不安ですが、消耗戦に負けないように頑張ります(笑い)。現在、サマリーを鋭意制作中!
 
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続いてプレイしたのが、「信長最大の危機」のヴァリアント「文禄朝鮮の役」(GJ) です。「信長」がほぼ丸一日かかるの対し、「朝鮮の役」は2-3時間で終わるのが魅力。前半の日本軍の怒濤の進軍と、中盤からの朝鮮・明軍の壮烈な巻き返しが楽しめる、傑作戦役級です。陣営は、mitsuが日本軍を、山﨑さんが朝鮮・明軍を担当します。
 
前半は、いつも通りの日本軍のラッシュが炸裂し、小西隊・加藤隊が争って突進をします。朝鮮軍の前進配置で、やや時間を食ったものの、第3ターンに漢城を攻略して、そのままま、北上します。
 
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と、朝鮮軍は、ここで早くも義兵蜂起!忠清道と京幾道に義兵を立ち上げ、日本軍の補給路を遮断します。
 
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が、これは、完全に日本軍が予測していました。このために後方に待機していた黒田・立花の機動部隊に街道を突進させ、毛利隊と共同で忠州の義兵を殲滅!そのまま、漢城を解放し、勢いに乗って、北上します。
 
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第7ターン、小西・黒田タッグが平壌に突入し、奇襲で朝鮮・明軍を圧倒!そのまま、平安道も手に入れます。
そのまま、加藤隊が威鏡道を制覇すれば、サドンデスでしたが・・・朝鮮軍は鏡城に権慄を登場させ、逆襲に出ます。やむなく、加藤隊は撤退に。
 
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こうなると、いかに早く、講話を結ぶかに、かかってきます。幸い、平壌での交渉カードが2枚来ていたので、小西行長を使って、終了を4ターン、早めます。
 
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と、このまま、帰さじと、明軍が怒濤の反撃に出ます。「皇帝の檄文」に接した大量の増援が安州を襲い、黒田・立花を撃破!平壌の小西隊も撃破して、日本軍は総崩れになります。この混乱の中で、黒田長政と立花宗茂が戦死!日本軍最大のピンチとなりますが・・・。
 
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混乱の中を急速に引き返した宗が、漢城で一足先に講話を締結!これにより、6対5で、日本軍の辛勝になりました。ああ、危なかった!
 
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やっぱり、このゲームはおもしろい!と、そのまま、陣営を入れ替えて、再戦しました。結果は・・・慎重すぎる日本軍が、京幾道付近でもたついている隙に、全羅道と慶尚道、京幾道、忠清道で義兵が一斉蜂起!
 
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かろうじて、繋がっている補給路を確保せんと、加藤・島津の最強スタックが、水原の洪に攻撃をかけましたが・・・あろうことか、これに敗退!これにより、補給路が寸断された日本軍は、士気喪失して、敗北となりました。
う~ん、勝手もギリギリで、負けると惨敗と、日本軍はやっぱり難しいです。
 
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業務多忙と流感で、ちはら会さえ、参加できない3月でしたが、ひょっこり空いた日曜日に、久々の千葉会へ参戦してきました。yagi会長が新作「マンシュタイン最後の戦い」で、極悪非道なソ連軍による蹂躙攻撃をしかけたり(笑い)、ヘビーユーザーのASL組がパンツァーファウストを命中させたりと、千葉会らしいホットな戦いが繰り広げられていました。
 
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自分はちょうどお手すきだった山﨑さんを誘って、軽く「日露大戦」(CMJ) をプレイ。久々に日本軍を担当したのですが・・・結果は驚きのサドンデスに。
 
第1ターンに、いきなり「明石大佐」が来て、ロシア軍は増援もままならず。第2ターンには「敵中横断三百里」が効果を上げ、日本軍ははやくも迂回で山地を突破!
 
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あろうことか、第3ターンに、「正露丸」で引き直した手札は、またも「敵中横断三百里」!日本軍が、いそいそと奉天を占領した時点で、サドンデス勝ちが確定しました。山﨑さんの「もうしばらくは、これはやらんぞー!」
 
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その後、夕方に参加したYさんにインストプレイをしましたが、こちらも日本軍のサドンデスに。う~ん、カードの相性が大きいだけに、適切なアドヴァイスができず、インストが難しいアイテムだなと、実感しました。その分、ベテラン同志でプレイしても楽しめるんですけどね~。
 
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最後は、陣営を入れ替えて、再戦、。Yさんの日本軍は、遼陽付近まで前進したものの、ロシア軍の主力が到着し、膠着。
 
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こうなると、地力で勝るロシア軍が優勢で、消耗戦で補充力を見せつけて、ついに戦力差が逆転。
 
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ヨーロッパ師団も到着するに及び、攻守所を変えて、ロシア軍の逆襲がはじまり・・・最後は朝鮮半島まで押し返して、サドンデス勝利となりました。が、士気値1になりながらも、最終ターンまで粘った日本軍も、かなり練度が上がっていました。
 
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kawaさんから、AHバルジ81のAARが届いているので、アップします。
 
「AARといっても、5時間で3ターンまでで断片的なののですが・・・。
 
2ターン終了時
第2ターン(16日午後)の終了時の状況。南方は、もともと米軍の防御が薄いところに、米軍の後退が中途半端で各所で包囲され、ドイツ軍の攻撃自体はCONTACT(接触)で済んだものの、次の自軍戦闘フェイズに1:Nの低比率攻撃を強要され、退却不可即除去。結局、3ターンにバストーニュは陥落。
 
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北方では、SS装甲軍団が攻撃に参加。戦闘後前進でロッヘラート・クリンケルトに隣接し、同地を守備する米軍は、自軍戦闘フェイズでの低比率攻撃を嫌って自発的に後退。
 
この後、3ターンにエルゼンボルン南西の河川ヘックスにいる第14騎兵グループを攻撃して戦闘後前進で一気にマルメディに隣接。同じ手口で米軍にマルメディを放棄させる。
 
第3ターン(17日午前)に、ハイテが1/6の確率で降下に成功。失敗するものとタカをくくっていた米軍砲兵は隣接されて、エルゼンボルンへの防御支援射撃を無効化される失態を演じる。
 
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包囲下の第106師団第422連隊は 1ターンからドイツ軍の攻撃を受け続ける(2ターンからは包囲攻撃)も、3回連続でENGAGE(膠着)となり、孤軍奮闘で国民擲弾兵4個連隊を釘づけにしている。」
 
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先週の日曜日に、3月のちはら会が開かれました。常連の3人+Yさんが参加となり、それぞれの対戦を楽しんだよう・・・うう、自分はインフルエンザ禍で、熱は下がっていたのですが、悔しい断念です。
 
先日の対戦と戦績は、以下の通りです。
 
バルジ81(AH) ドイツ軍(Y)対連合軍(kawa)
 3ターン、バストーニュ陥落時点で、終了。
 
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日露大戦(CMJ)
 ○日本軍(sawada)対ロシア軍(TOMMY)●
 ○日本軍(sawada)対ロシア軍(TOMMY)●
 ○日本軍(sawada)対ロシア軍(TOMMY)●
 ●日本軍(sawada)対ロシア軍(TOMMY)○
 
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信長包囲網(GJ) 織田(sawad)対反織田(TOMMY)
 途中で時間切れ。
 
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サン・ヴィット(SPI/HJ) ドイツ軍(Y)対連合軍(kawa)
  途中で時間切れ。
 
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業務多忙で、まともにソロもできないし、この分は、いつか取り戻すぞ!

やっぱり西軍は難しいと言うことで、陣営を入れ替えて、再戦に入ります。mitsuが西軍で、sawadaさんが東軍です。今回の西軍は、小早川は捨てるものの、四将を味方に付け、時間稼ぎをする作戦です。立花隊の登場と国崩しの防衛に張り込んで、伊吹山系を要塞化するようにプロットします。国崩しが、思いの外、ポイントを消費したので、総計は21ポイントになりましたが、おそらく東軍はそれ以上に張り込んでいるでしょうから、西軍陣地を守りきれば、僅差で逃げ切れるハズでしたが・・・。
 
第1ターン、いきなり、目論見が外れます。わずか1点差で、京極の調略妨害に失敗し、立花隊は不参戦。う~ん、南部の戦線はかなり厳しくなることが予想されます。
 
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それでも、国崩しが健全だったので、中盤までは北部は敵を寄せ付けず、安泰になります。中央部では、東軍主力の攻撃で山地で押し込まれますが、果敢な反撃で2武将を討ち取り、小銭(2VP)を稼ぎます。損耗したユニットも後方回復し、部隊のローテンションもよく、戦線を維持します。これなら、持ちこたえられるかも・・・。
 
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淡い期待が吹き飛んだのは、第5ターンでした。小早川の寝返りは予想通りだったのですが、これにつられて、四将までが裏切り!これまた、わずか、1点差です。これによって、南部の大谷隊は、史実通りの猛攻を受けることになります。
 
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それでも、西軍は果敢な抵抗を見せます。押し寄せる敵に対し、大谷吉継と宇喜多隊が憤然と立ちふさがり、消耗しながらも戦線を支えます。徳川隊の勝ち鬨を受けても、第7ターンまで街道ヘクスを死守します。あと、数ターン、持ちこたえれば、なにかが起こるかも・・・。
 
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が、第8ターンに、ついに南部戦線が崩壊します。次々と部隊が討ち取られ、残ったのは大谷吉継のみ。史実では、あっさり「手じまい」になったのですが、犠牲部隊による退路確保に成功し、中仙道に逃げ込みます。
 
あと、3ターンで夜が来ることを信じて、宇喜多隊は足止め部隊を残しながら、北の主力と合流します。このまま、小池村と天満山を確保できれば、まだ、勝機はある!
 
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が、中仙道エリアの確保によるコラムシフトは、凶悪でした。勝ち鬨と合わせて、2コラムの攻撃は、一撃で小池村を奪取し、さらに3コラムシフトに跳ね上がります。こうなると、西軍には手はなく、次々と主力が分断され、討ち死に。最終の第11ターンに生き残ったのは、石田三成と1ユニットのみでした。
 
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まあ、とりあえず、生き残ったことで吉としたいくらい、西軍は厳しいです。いつか、西軍で勝利をもぎ取るぞ!

ひょっこりと空いた日曜日に、ちはら会常連のsawadaさんを誘って、自宅オフ会を開きました(前日の夜に予定が立ったのですが、急な参戦をありがとうございました)。対戦希望を聞いたところ、前回のちはら会で評判のよかった「入札級関ヶ原」(GJ)をソロしたとのことで、即決定。
 
第一戦は、東軍(mitsu)対西軍(sawada)の戦い。mitsuの作戦は25点を張り込んで、立花参戦の阻止と国崩しの排除、小早川・四将の寝返りと勝ち鬨(1シフト)等で、西部戦場での決戦態勢を引きます。南宮山方面には、遅延系を撒いて、戦闘には影響を与えないことを目論みます。果たして、西軍(sawada)はどのような妨害に出てくるか?
 
第1ターン、立花は予定通り、到着せず、東軍の突撃が始まります。突出した宇喜多勢と嶋左近に1-1の損害を与え、山地へ押し込みます。
 
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第2ターン、吉川参戦が4ターン遅れたので、後顧の憂いなく、西部で圧力をかけます。激しい戦闘で、宇喜多勢の真ん中に穴ができたので、福島+可児の最強スタックを突進させましたが・・・西軍の必死の反撃(1:1)がなんと1-1R となり、福島正則が戦死!いかん、ちょっと調子に乗りすぎたか!
 
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第3ターン、調略が成功して、国崩しが故障します。ならば、北方にも重点をおいて、相討ち上等の総花的攻撃を行います。西軍前衛部隊は、見る見るうちに消耗します。東軍も少なからずの消耗が出ますが、潤沢な部隊をローテーションさせ、圧力を加え続けます。
 
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第4ターン、消耗し回復できない西軍部隊が、攻撃を受け、壊滅するようになります。最北端で奮闘を続けてきた嶋左近も損害上等の1:2攻撃を受け、消耗。さらに後続の黒田隊が3:1で追い打ちをかけ、これを討ち取ってしまいます。
 
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押されっぱなしの西軍は、北部中央で島津隊による反撃を敢行し、奪われた拠点を奪還しますが・・・運命の第5ターン、十分にポイントを張り込んだ東軍の調略で、松尾山勢が全て、寝返り!西軍が南部から兵力を引き上げたことにより、中央から南部の戦線が崩壊します。北部はかろうじて、持ちこたえていますが、破断点近し。
 
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第6ターン、止めを刺したのは、徳川本隊でした。小池村から突出した島津勢と宇喜多隊に、徳川旗本勢が襲いかかり、包囲分断。解囲のための西軍の反撃も失敗に終わり、もはや打つ手なし。武将死亡による得点も加算されたため、勝ちはなしということで、東軍の勝利となりました。
 
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最後に確認したところ、西軍は最低限度の10ポイントしか、使っておらず、計画した計略を決められて、東軍の圧勝となった形でした。が、ゲームとしては、作戦がブラインドのため、実に面白い!少ないポイントをどこに振るか、かなり頭を絞りますし、イベントが決まるかどうか、ハラハラ感もGoodです。
 
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