歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2012年04月

やっと、時期相応の気候になってきましたが、5月のちはら会の予定が決まりましたので、お知らせします。

[日時] 2012年5月27日(日) 10:00~20:00
[会場] 菊間保健福祉センター 2F ボランティア・ルーム 駐車場あり
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
[住所]
千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
[参加費]
300円
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識
 
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イメージは、槍隊(やりたい)リスト3点作の「Battle for the Ardennes」(サンセット)と「CAESER」(AH)、天下強奪(CMJ)。相手がいなくてもソロで凌いできたちはら会ですが、最近は全然時間がなく、気持ちがよどんでいます。夏までこうかな・・・。
 
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最後に、時間が余ったので、こんな時のためのお手軽マルチ「本能寺への道」(GJ)を4人で対戦しました。
 
明智…yagi
柴田…mitsu
徳川…下総
羽柴…Tommy
 
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序盤は、各陣営とも兵力拡張と操り大大名の侵攻に精を出します。まず、徳川下総に嗾けられた毛利が、羽柴Tommy領に侵攻し、嫌がらせをしますが、戦闘drが今一つで、返り討ちに遭います。
 
次に、明智yagi に操られた上杉が、お約束の上洛を開始します。このままだと、確実に崩壊または縮小を余儀なくされる柴田mitsuは、忠臣に「寝返り」をさせて、これを成敗すると称して、尾張に遷都します。
策に長けた 明智yagiは、本願寺に襲いかかられる前に、先手を打って石山に侵攻。これを撃破して、領土を拡大します。一方、徳川下総は、中央には見向きもせずに、東に進み、北条勢を撃破して、ひたすら領土の拡張に。
 
迎えた第4ターン、やはり、謀反は 明智yagiでした。越前まで進んでいた上杉を操ると、信長のいる京安土へ侵攻させます。この戦闘で、わずか2ユニットまで打ち減らされた「上様」に向かって、明智主力が突入します。まさに「敵は本能寺にあり!」。
 
見事、信長を討ち取った明智は、2箇所の領地と京の支配で5VPを獲得し、4ターン逃げ切りを狙います。これに対し、瀬戸内に行ってしまった羽柴Tommyと東方遠征に夢中の徳川下総は、機内に戻ることができず、次ターンを信じて、兵を返すのがやっと。
 
最後に残ったのが、戦術値はともかく、もっとも策に疎い柴田mitsu。未だ、1箇所しか領地がなく、通常ならば、このターンの逆転は不可能でしたが・・・明智yagiのVPを削り、自分のVPにするため、敵の領地である石山と丹波を、同時に攻略。これで、VPは3:3。ここで切った切り札が「関白宣言(+1VP)」!
 
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(このターンだけ)4VPを獲得した柴田mitsuは、1/3の終了drにかけます。結果は・・・ゲーム終了!柴田らしからぬ、鮮やかな逃げ切りで、勝利となりました。

あとから来たエンジョウさんが手持ちぶたさだったので、Gunsの合間に無理無理で2面打ちをしました。思いの外、面白いと評判の「入札級関ヶ原」(GJ)です。
 
このゲームでは、未だに西軍が勝ったことがないのですが、「ならば挑戦しよう!」と、侠気のあるエンジョウさんが西軍を担当します。
 
序盤、森林で守る西軍に、強襲をかける東軍でしたが、堅い守りに阻まれて、ほとんど進めず。逆に消耗したところに反撃を受けて、数名の大名が命を落とします。
 
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ならば、調略でと、国崩しを壊したまではよかったのですが、立花隊や吉川勢の参戦など、ジリジリと西軍有利な流れになります。7ポイントを張り込んだ吉川の寝返りが阻止されるくらいですから、かなり注ぎ込んでいるなあと判断。こりゃ、VPで勝てるかも知れないが、前途多難か?!
 
ところが、第4ターンの小早川の裏切りで、一気に情勢が変わります。そりゃ、大盤振る舞いの12ポイントを張り込んでいましたからね~。
 
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第5ターンには、「徳川の勝ち鬨」(1コラムシフト)も響き渡り、質量ともに有利になります。松尾山勢に、徳川本隊まで投入して、一気に小池村を占領し、中仙道に迫ります。こうなると、もはや抵抗のしようもなく(まもなく3シフト!)、投了となりました。
 
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終了後に確認したところ、東軍の26ポイントに対し、西軍も20ポイントも張り込んでいたとのこと。「う~ん、勝ち筋の光さえ見えない」と、西軍の苦悩は続きそうです。

yagiさん・下総さんと千葉会の二人が来てくれたので、YSGAでのチーム戦に向けて、強化アイテムとなっている「Guns of August」(AH)をプレイしました。(Gunsはプレイヤーも消耗するので、笑い) はじめはそれほど乗り気でなかったお二人ですが、「セビリアはそんなに負けない」「ロシア軍の猛攻でガリシア方面で圧倒できる」と言ったところ、「ならば、実戦で勝負じゃ-!(うそ)」と乗ってきてくれました。
 
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mitsuがロシア軍とセビリア軍を、yagiさんが両ドイツ軍を、下総さんがオーストリア・ハンガリー軍とフランス軍を、というちょっと変則の3人プレイです。
 
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序盤、宣言通り、ロシア軍はガリシアで攻勢をかけ、レンベルクとプシュミシェル要塞を包囲下におくことに成功します。が、ここで立ち枯れを待っているうちに、強力なドイツ軍の増援が到着し、解囲されてしまいます。
 
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一方のセビリア軍は、これまた、強力な同盟軍に押されますが、塹壕を掘って抵抗を続けます。
 
西部戦線では完全な塹壕戦に移行し、各戦線とも膠着気味になったのですが・・・1915年に激動が起こります。2月になんと、アメリカが参戦!これに刺激されて、ブルガリアとルーマニア、トルコまで参戦し、バルカンは一気に「るつぼ」と化します。
 
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ブルガリアの奇襲を受けたセビリアは、史実通りに降伏。ルーマニアも同盟軍に押され始めますが、ソ連軍の増援に加え、サロニカとガリポリに、連合軍が上陸し、事態はめまぐるしく変わります。
 
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と、部隊の分割と西部戦線の小康で、増援を絞り出したドイツ軍が、ロシア相手に全面攻勢に出て、ついに戦線が動き始めたところで、時間切れ。開戦から約1年を経過したところで、ゲーム終了としました。
 
毎回、戦闘の組み合わせを考えるのが空しくなるくらい、損害の多さと動かぬ戦線の戦闘が続きますが、各国が参戦すると、大きく情勢が動くので、何度やっても斬新です。ただ、気がつくと、へとへとに気力が消耗しているのですが・・・。
 
このままならさが、麻薬のように痺れるんですよね~(笑い)。例会で1年ずつくらいしか進みませんが、希望者がいたら、ぜひ、チームプレイをしたいものです。

お初のイージーサンは、なんでも海外派遣時にウォーゲームに巡り会い、しばらくは休眠中でしたが、ちはら会のブログを見て、参加していただいたとのこと。
 
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自分の叔父も、イラン・イラク戦争の頃に中東に行っていたと話題を振ると、「たぶん、知っている人です!」と思わぬ奇遇に。いやー、なんて世間は狭いんだ~。あの頃は、ホルムズ海峡が閉鎖されるのではと、もっとも緊迫していた時期であり、たいへんな時代に現地にいたようでした。
 
死蔵していたというエポック「D-DAY」や「日本機動部隊」、AH「バルジ’81」などを持ち込んでいました。バルジ熱にあたっているkawaさんがお相手をして、数十年ぶりの対戦となりました。
 
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結果は・・・ベテランkawaさんが経験値を発揮して、連合軍で、ドイツ軍のイージーサンを押し込めたようです。
これからも、お気軽にお立ち寄りください。
 
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もうすぐゴールデンウィークというのに、桜も散りきらない、肌寒い日が続いていますが、新装成った市津公民館で、4月のちはら会例会が開かれました。春は出会いの季節というわけで、近くにお住まいのイージーサンが初参加し、遠方からは千葉会のツートップのyagiさんと下総さんが来場となりました。いつもの常連さん(子連れ顔出しのいのさん)も駆けつけ、のべ7人と久しぶりに賑やかな会となりました。
 
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先日にプレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。
 
Guns of August(AH)3人プレイ yagi・下総・mitsu
バルジ'81(AH) ○連合軍(kawa)対ドイツ軍(イージーサン)●
入札級関ヶ原(GJ) ○東軍(mitsu)対西軍(エンジョウ)●
本能寺への道(GJ) ○柴田(mitsu)・明智(yagi)・羽柴(Tommy)・徳川(下総)
 
イメージは、kawaさんが持ち込んだセントラルフロント・シリーズ(SPI)。かの有名な「Next War」(SPI)の行動ポイントシステムをさらに精密にした作戦戦術級ですが、残念ながら、南部の「Hof Gap」のマップだけがないそうです。マップ1枚でも、5-6時間はかかるという本アイテムですから、連結プレイは厳しいでしょうね~。老後の肥やしかな・・・。
 
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 どうしてもプレイ率が低いものから取り上げているため、マイナージャンルばかりを記事にしているようですが(笑い)、今回はちょっとだけ認識度が高くなってきた、第一次世界大戦アイテムです。凄まじい消耗を伴って無限に続く塹壕戦、毒ガスに代表される非人道的兵器、航空機も戦車も黎明期であくまで主役は歩兵と砲兵など、どうもよいイメージがなく、長らくマイナーに甘んじてきたこの分野です。
 
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 ここ10年ほど、デッド・レイサーを中心に発表されてきた新作群に傑作が続いたため、認知度もプレイ率も上がってきました。それでも、日本のゲーム雑誌での付録化は、まだ「ギャンブル」の域を出ないようで、SLG界の花形のWWⅡに比べると、厳しいようです。
 
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  近年は学研からムック本が続けて出ていることもあり、背景を知ることも容易になっています。個人的にGUNS OF AUGUST(AH)のお誘いをいただいたこともあり、新ジャンルとして立ち上げてみました。
 
○●は、いつもの表示です。
無印…未プレイ △…軽くインストプレイ ○…ソロプレイ済み ●…まさかの対戦済み
 
[長く果てしない消耗戦-キャンペーン・アイテム]4アイテム
 
World War 1(T誌付録)○
 生まれて初めてプレイしたWWⅠアイテム。T誌の付録になった矢先にソロで挑戦しましたが・・・??全く動かない戦線、革命が起こらないロシア、ジリ貧で投了のドイツに、なんじゃこりゃ?と速攻で押し入れ行きに。以来、引っ張り出していませんが、今なら知識も付いたので、楽しめるかも?
 
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総力戦(CMJ)
 初期のCMJ誌が別冊で出版したキャンペーンアイテム。ヨーロッパはもちろん、中近東にアフリカまで入る、かつてないほどの規模です。その分、パリからドイツ国境までわずか3ヘクスしかなく、西部「点線」でして・・・。残念ながら、よい評価は聞かないのですが、天の邪鬼のちはら会としては、いつかプレイしてみたいです。
 
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第一次世界大戦(CMJ)○
 72号の付録になるはずだった新版「第二次世界大戦」が流れたため、急遽、代打で登場したWWⅠキャンペーン。デザイナーは、実績高い中黒氏。あまり評判を聞かないのは、事情が事情だったから?もったいなので、やっぱりちはら会で成仏だ!
 
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GUNS OF AUGUST(AH)△
 AHが最も脂がのっていた80年代に発表された、ヨーロッパキャンペーン。ルールは至極、シンプルながら、スタック内の狙い撃ちなど、それらしい展開になる作戦戦略級。千葉会のジョッフルことyagiさんから「召喚要請」を受けていまして、プレイ準備を始めました。それにしても、ものすごい数のユニット数で、指にカッター豆ができました(笑い)。
 
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[西部戦線異状なし-西部戦線アイテム]6アイテム
 
西部戦線異状なし(GJ)●
 現在、本邦最新のWWⅠもの。珍しく西部戦線だけを扱ったキャンペーンで、デッキ構築型のCDSだそうです。デザイナーは、システムの組み合わせとプレイの面白さでは群を抜いている、ふ~ら~中村氏。ぜひとも、プレイしてみたいです。
 
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西部戦線1914:栄光の終焉(CMJ)●
 第1次世界大戦序盤のドイツ軍の機動戦と連合軍の反撃を描いた、作戦級。シュリーフェン・プランとマルスの奇跡、海峡までの競争をプレイできるそうです。デザイナーは、WWⅠアイテムの第一人者テッド・レイサーですが、余り本作の評判を聞きません。どなたか、知っていたら(プレイしていたら)教えてくださいませ。
 
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シュリーフェン・プラン(T誌付録)○
 T誌付録といっても、季刊時代に付いた完全自作アイテム。数少ないWWⅠものなので、頑張ってプレイしましたが・・・シュリーフェンって、誰?という、当時の戦史の知識レベルでは、楽しいのかどうかもわかず、不幸にも押し入れ行きに。
 
モンスの戦い(CMJ)○ 
 イギリスの欧州派遣軍とドイツ軍の緒戦を扱った作品。結果的には、イギリス軍が敗走したものの、結果的には第1軍団の侵攻に対し、図らずも「時間稼ぎ」となったそうで・・・。初日と二日目で大きく勝利条件がかわることが、焦点だそうです。
 
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英国戦車軍団(CMJ)
 史上初の戦車の本格投入となったカンブレーの戦いを描く作戦級。いわゆるアルンヘムシステムを元に、わずか4ページ(!)という、シンプルなルールが魅力。ただし、プレイは6時間以上と、かなりタフな戦いになりそうです。
 
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1918(CMJ)○
 CMJ誌初のWWⅠアイテムでしたが・・・こちらも雑誌の記事くらいしか、知識がなかったにもかかわらず、ものすごく面白かった!黒き突撃兵の浸透戦術、あきれるくらいに消耗する攻撃、抜群の強さだけど損害も大きい戦車。全く興味がなかったWWⅠを見直すきっかけとなった、記念碑的作戦級です。デザイナーは、かのテッド・レイサー!
 
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[圧倒的な大勝利と壊滅的な敗北-東部・中東戦線アイテム]5アイテム
 
When Eagles Fight(CMJ)
  東部戦線の全貌を描いた傑作キャンペーン級。タンネンベルクの殲滅戦から始まり、両軍による機動戦と消耗戦、ロシアの脱落まで、歴史イベント満載です。いつ革命が起こるかは、かなりランダム性があるそうですが、シンプルなルールでマイナーの中のマイナーテーマを学ぶには、おそらく最適なアイテムでしょう。
 
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東部戦線前進せよ(GJ)●
 「西部戦線異状なし」(GJ)のヴァリアントで、東部戦線及びバルカン・トルコ戦線を含みます。ゲーム性の高さでは定評のある「ふゅーらー」中村氏のデザインで、エリア方式とデッキ構築型のCDSを採用しています。「西部戦線異状なし」と連結して、第一次世界大戦のキャンペーンも可能だそうです。前作は、抜群に面白かったので、こちらもぜひ、プレイしてみたいです。
 
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タンネンベルク会戦(CMJ)
 大戦勃発100周年を記念して出版された、最新のWWⅠアイテム。カンネーと並ぶ包囲殲滅戦の典型となった「タンネンベルク会戦」を描きます。基本は、最近流行のチットプルシステム。ただでさえ、流動性が高いのに、ドイツ軍には史実以上の戦果が求められるそうで、「賭博性の高さ」を体験してみたいです。
 
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カポレット:1917(T誌付録)
 SPIが出版していたWWⅠ東部戦線シリーズの一作だそうですが・・・イタリア戦は西部戦線だよな~(笑い)。突撃兵による浸透戦術を喰らって、瓦解する南部戦線を描きます。第一次大戦ものでは珍しく、かのエルヴィン・ロンメル(!)がユニット化されています。
 
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LAWRENCE OF ARABIA(3W)
 表題の通り、ローレンス率いるアラブ部族連合による対トルコのゲリラ戦を描いた作戦級。ユニットシンボルは、期待に違わず、駱駝!かなり一方的な展開になるらしいので、まずはソロで行きたいところですが、なにせ、ダミーシステム(!)なんです。こうなったら、自分がトルコ軍でもいいので、奇特な同志を募集します(笑い)。
 
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[海に、空に、戦いは果てしなく-海空アイテム]8アイテム
 
グランドフリート(旧GJ)○
 北海・バルト海での艦隊決戦をシミュレートした作戦級会戦。主力の戦艦と巡洋戦艦が1隻1ユニットになっていて、制海権をめぐって、Royal NavyとHochseeflotteが激突・・・するかもしれません。なんといってダミーシステムのため、史実のようにほとんどが小競り合いで終わることもありますが、独特の「戦場の霧」が好きなんです。
 
はるかな海へ(T誌付録)
 全世界的規模で、ドイツ海軍による通商破壊戦を描いた戦役級。ただでさえ、マイナーなWWⅠなのに、さらにこんなテーマの制作とは、意外と冒険的なアイテムの多かったT誌です。ちなみに、同じシステムでWWⅡの通商破壊戦を描いた「呪われた海」もあったりします。システマチック極まる本作のデザイナーは、「地中海キャンペーン」を作ったマーチン・アンダーソンです。
 
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Royal Navy(CMJ)
 その名の通り、イギリス海軍の活躍を描いた精密戦闘級で、5本のWWⅠシナリオがあります。コロネル沖海戦に、ジュットランド夜戦(前哨戦)、トルコへ贈呈(!)されるゲーベン脱出と、史実・仮想が混じった貴重なシナリオです。いずれも結果は・・・イギリス軍じゃなくて、ドイツ軍の圧勝?う~ん、タイトルからして、Hochseeflotteかしら??
 シナリオ5 コロネル沖海戦
 シナリオ6 ジュットランド夜戦
 シナリオ8 ゲーベン脱出・パートⅠ
 シナリオ9 ゲーベン脱出・パートⅡ
 シナリオ10 ゲーベン脱出・パートⅢ
 
Destroyer Captain(CMJ)
 Royal Navyと同システムの精密戦闘級。唯一の違いは、参加艦船が駆逐艦(!)というマイナーさ。黒海の夜戦、ドーバー海峡の夜戦、アドリア海の仮想戦、オランダ参戦(!)、ジュットランド夜戦と、これまた、個性豊かなシナリオ集です。
 シナリオ3 黒海の夜戦
 シナリオ6 ブローク号のエヴァンス
 シナリオ7 アドリア海の遭遇戦
 シナリオ12 オランダ参戦 
 シナリオ15 ジュットランド前哨戦
 
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幻の八八艦隊(AD)○
 名前はアドテクノスお得意のIfものですが、どうしてどうして、これがまともな水上砲撃戦になっています。砲撃は損傷か撃沈かとシンプルながら、水平方向と垂直方向の区別と貫通力があり、非常にイメージが持ちやすい個艦戦闘です。コマンドコントロール(艦隊運動)のルールがないので、妙な機動もあり得ますが、終了判定のルールが効いていて、史実から大きくそれた全滅戦にはならないようになっています。
 シナリオ2 ジュットランド海戦Ⅰ(第1次世界大戦1917)○
 シナリオ3 バルト海海戦(第1次世界大戦仮想1918)○
 シナリオ6 第2次リッサ沖海戦(第1次世界大戦仮想1917)○
 シナリオ7 ジュットランド海戦Ⅱ(第1次世界大戦1917)○
 
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大艦巨砲主義(旧GJ)○
 備砲1門ごとに命中判定する究極のシステムながら、水上砲撃戦をきわめてシンプルにデベロップ。水上戦闘部分のルールブックは、わずか1ページ!それでいて、十分に盛り上がる、ゲーム性とシミュレーションのバランスは、芸術的でさえあります。デザイナーは、旧GJ誌の編集長、浅野竜二氏です。
 シナリオ3 ユトランド1916 ○
 
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Battle of the Falkland Islands(CMJ) ●
 いわゆるハガキのフォークランド諸島沖海戦。「フォークランド・ショウダウン」(CMJ)の発売にかこつけて、特典ゲームとして、配布されました。WWⅠ海戦は主力同士の戦いが竜頭蛇尾に終わったので、通商破壊戦など、こういったサイドショーの方が盛り上がったりします。
 
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ブルーマックス(HJ)
 3次元認知が弱いので、戦術空戦はからっきしダメだったのですが・・・どういうわけか、これだけはOKなんです。クルクル回る複葉機のイメージが好きで、単機ならなんとか飛ばせます(笑い)。個人的には、機銃が弾切れになると、ピストルを引き抜いてパイロットを狙う(!)あたりが、好みなのかも(笑い)。シナリオは、数えられないくらいいっぱい付いています。
 
 
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<2013/01/22の追記>
 
最新作と発掘されたアイテムが見つかったので、エントリーしました。これで全アイテム数は22になり、プレイ済みは4アイテム。プレイ率は18.1%ですので、次は3割突破を目指して、残り3アイテムです。
 
<2013/2/23の追記>
 
先日のソロプレイで、プレイ済みが7つなり、プレイ率が3割を超えました。千葉会会長のyagiさんと、GJ誌のCDSがプレイできたのが大きかったです。基本的に、一人じゃできませんからね~。
 
西部戦線異状なし(GJ)●
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/8369490.html

東部戦線前進せよ(GJ)●
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/8482634.html

大艦巨砲主義(GJ)JUTLAND1916○
 
次の目標は確実に5割突破で、後4アイテムです。「1914:栄光の終焉」もプレイ予約に上がっているので、数の多い海戦ものと合わせて、達成したいものです。
 
<2014/10/21の追記>
 
先日のプレイで、プレイ率が5割を超えました。前回の更新以来、プレイできたアイテムは、以下の通りです。
 
Battle of the Falkland Islands(CMJ)●
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/8752027.html
 
 
 
幻の八八艦隊(アドテクノス)
シナリオ6「第2次リッサ沖海戦」○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/12132400.html
シナリオ7「ジュットランド海戦Ⅱ」○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/12139598.html
 
なお、新たに追加されたアイテムは、以下の通りです。
 
タンネンベルク会戦(CMJ)
 
これで全アイテム数は23になり、プレイ済みは12アイテム。プレイ率は52.2%ですので、次は6割突破を目指して、残り2アイテムです。

春雨の降る土曜日に、久しぶりに千葉会に参加してきました。このところ、すこぶる多忙だったので、ソロもできない状況でしたが、5月のGuns 会に向けて、名作Guns of August(AH)の練習プレイでした。
 
yagiさんいわく、YSGA対千葉会の戦い(?)だそうで、ともに数人でチームを組んでキャンペーンをするとのことで・・・「一人じゃ、集中力が追いつかないから、mitsuさん、東部戦線ね~」。
 
実は、このアイテムは、数年前にヤフオクで入手したもので、ユニットも整えていませんでした。休日出勤が続く合間を縫って、どうにかユニットを揃え、東部戦線だけ、数ターンのソロをしたのがやっと。
 
そこで、第一戦は、東部戦線だけの1914年シナリオをプレイしました。ソロでわかっていたんですが、とにかく部隊が消耗しまくります。1ターンに、10個前後のユニットが壊滅するのは珍しくなく、その癖、戦線は微動だにせず。数ターンに及ぶ猛攻で、1ヘクスを捕れれば、御の字・・・。う~ん、まさに第一次世界大戦の再現です。
 
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この異常な消耗戦に耐えられるモラルがないと、なんてナンセンスなゲームと、押し入れ直行でしょうね。今でこそ、戦史を知っているから、「酷いゲーム(正しい展開)だ」と堪え忍ぶプレイを楽しめますが、そういった意味ではまさに「大人のアイテム」といっていいでしょう。
 
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展開は・・・見ての通りの塹壕戦に。毎ターン、激しく戦闘は起こって十分に知恵を絞るのですが、悪天候に左右されながら、ユニットの消滅と補充を繰り返すハードな戦いでした。オーストリアはカルパチア山脈で踏みとどまり、東ドイツ平原では無数の消耗戦で、戦線は動かず。あと、一歩でセビリア陥落といったところで、終了。順当な戦いだったようです。
 
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切りがいいので、一度、ここで終了にして、下総さんも交えて、3人によるマップ全域の練習に移ります。mitusが東部戦線のドイツ軍、yagiさんが西部戦線のドイツ軍、下総さんがオーストリア・ハンガリー軍を担当し、同時に敵対する陣営をシフトしながら、プレイします。
 
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シュリーフェンプランで雪崩れ込んだ西部戦線のyagiドイツ軍を、mitsuフランス軍が特別ルールで攻撃しますが、南部で大損害が発生。ドイツ軍の巧みな攻勢で早くもナンシーが陥落します。一方でアントワープは健在。
フランス軍はアントワープのベルギー軍と共同で、低地帯のドイツ軍を挟撃し、2ヘクス前進という「大戦果」を上げます。史実と異なり、フランスでの戦いではなく、ベルギーの戦いが推移します。
 
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一方の東部戦線では、下総AH軍の配置の不備を、マックスyagiが突き、プレンツェル要塞とレンベルクが陥落!友軍の危機に、ドイツ軍がクーニヒベルク周辺で攻撃に転じ、ニエーメン川を突破したところで、1914年が終わって、時間切れとなりました。
 
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話によると、突撃兵や戦車が登場するまで、後3年間は、延々とこの塹壕戦が続くそうで・・・本当にタフさが求められるアイテムです。
 
別件ですが、今回、写真が少ないのは、単に忙しかったからだけではなく・・・そう、塹壕戦って、全然、絵にならないんです!違う意味で、ブログ泣かせのアイテムでもあります(笑い)。

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