今回は、過去最多級の16戦が行われましたが、その中でもちょっとした合間に、数人でプレイするカードゲームが活躍しました。
まず、中盤で登場したのが「俺のケツをなめろ!」(天下布武)。タイトルは発禁ものですが、中身はしっかりした44年のWWⅡ東部戦線。しかも、内容は、包囲部隊の救出!源文カット満載のカードと相まって、そそるんですよね~。
3人が初めて、または数十年ぶりだったので、mitsuのインストでした。が、そこはベテラン揃いで、すぐにルールをマスターし、激しい戦いが繰り広げられます。
第一戦は、HAさんが強力な支援カード(フンメルや砲塔基部命中など)を駆使して、4VPをゲット。対するエンジョウさんは、強力なAFV(TIGERⅡやパンテル)で正面攻勢をかけ、2枚の救出カードを獲得し、やはり、4VPで同点勝利です。

慣れてきた第二戦は、スターリン戦車による「Uraaaa!」とか「シュツルモビック」などの嫌がらせカードが効果を発揮し、第一戦以上の苦戦に。それでも、フェルディナントやブルムベアなどの猛獣系が活躍し、全部隊を救出!HA・エンジョウ・いのの3人が3点で並ぶ、マッチレースで幕を下ろしました。自分は、得意のインスト負けです。

あと、1時間を切った終盤にプレイされたのが、「モスクワ冬将軍」(翔企画)。いわゆるミルボーン系(あるいはモンスターメーカー系)の競争ゲームです。こちらも、インストもそこそこに、スタート。
慣れないうちは、妨害よりも自分の進撃が大事と、距離カードが効果を発揮。時間がゆったりだったこともあり(TIMEカードが低調)、9月にははや、Tommyさんがモスクワに到着!守備を固める前に、将軍効果(×2)が威力を発揮し、あっけなくモスクワが陥落しました。

と、反対に第二戦は「正しい」足の引っ張り合いに。敵を倒せども倒せども、赤軍が登場し、遅々として進まぬ内に、恐怖の10月に!カード保有3枚の地獄の泥濘に巻き込まれ、50kmずつ、這々の体で前進します。
が、ついに12月がやってきて、万事休す。誰もモスクワに辿り着くことができず、ソ連軍の勝利(全員敗北!)で幕を下ろしました。

いずれも古いアイテムですが、最近のデッキ構築型にはない、ストレートな魅力があります。また、持ち込もうっと。