この日、事前に予約をしていたのが、「NATO」(VG)の戦術的奇襲シナリオです。前回と陣営を入れ替え、mitsuがWP軍を、kawaさんがNATO軍を担当します。
第1ターンの戦争直前では、多くのWP軍部隊が国境線に集結します。これに対し、NATO軍も増援を投入してますが、まだ、kawaさんが慣れていないこともあって、攻撃を受けやすい地点も・・・。

第2ターン、宣戦布告をしたWP軍は続々と国境を越えます。2つの空中機動旅団は、デンマークにヘリ侵攻し、フェン島のダッチフェリーを封鎖します。また、海兵師団が本土の中央付近に上陸します。

同時に、3個の空挺部隊が長駆、フランス国境付近の事前装備地点などを強襲し、のべで2個師団+2個旅団規模の増援を阻止します。主力は、カッセルを強襲し、中央部へ突進します。
第3ターン、敵の戦線を拡大し、密度を下げたWP軍は、もっとも薄い中央部からマンハイムにかけて、集中攻撃を行います。戦線を張りきれなかったマンハイム付近では、アメリカ軍司令部が捕捉され、壊滅。一時的に、全てのアメリカ軍部隊が補給切れに陥ります。一部の機械化部隊は、早くもライン川(!)に到達します。

デンマークでは、WP軍が2箇所の小都市を占領し、降伏の条件を整えます。
第4ターン、伸びきった戦線に対し、WP軍は伝家の宝刀-化学兵器を使用し、消耗戦を仕掛けます。主目標は、ミンデン!4コラムシフトという、猛烈な攻撃により、一撃でミンデンが陥落。機械化部隊が、ついに北ドイツ平原に雪崩れ込みます。

また、1個軍団を差し向けたデンマークでは、空中機動と陸上攻撃の挟撃により、国境の2個部隊が壊滅。これにより、空域内となった二都市で要件を満たし、デンマークが降伏します。
第5ターン、膨大な損害で戦線の密度が薄まる一方のNATO軍北部戦線に対し、配置換えを終えた攻勢マーカーと化学兵器のコンボで、ハイオッズの攻勢を続けます。これにより、北部戦線はまともに維持できなくなり、敗退を続けます。

一方、南部では、東ドイツ軍がライン川を渡河し、マインツを占領します。
第6ターン、留まることを知らないWP軍の縦深突破が北ドイツ平原を席巻し、NATO軍はついにルール工場地帯を放棄!ライン川越しに、かろうじて戦線を張るのがやっと。

第7ターン、ルールが占拠されると同時に、オランダ国境が侵犯され、もはや、流れは止められず。このターンの終了時点で、VPは64点となり、回復不能と言うことで、WP軍の勝利が確定しました。

う~ん、やっぱり、NATO軍は難しいです。とにかく、先を読んで増援を投入しないと、あっという間に戦線が総崩れになります。また、ソロ演習で、練度を上げるか・・・。
