歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2013年04月

インストを入れて5戦の疲れで、うとうとしていたら、千葉会会長のyagiさんが「HANNIBAL、ある?!」と声をかけてくれまして・・・。うれしいCDS対戦となりました。
 
第1ターン、よいカードがなかったのか、カルタゴ側の動きは鈍く、もっぱらPC合戦になります。
 
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第2ターン、押っ取り刀でハンニバルがアルプスを越えますが、ここで、フラミニウスが猛将を迎え撃ちます。戦象の活躍で、戦闘カードは13枚:12枚とカルタゴ側が有利でしたが、8ラウンドに及ぶ激闘の末、フラミニウスがまさかの勝利をもぎ取ります。すかさず、追撃でヴァロが攻撃をかけ、11枚のイーブンでしたが、ハンニバルを退けることに成功します。
 
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第3ターン、消耗し尽くしたハンニバルは、アルプスを越える撤退で全兵力を失い、這々の体でヒスパニアに逃げ帰ります。
 
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ここから数ターン、シラクサの叛乱はあったものの、小康状態を得たローマ側は、制海権を生かして、アフリカ、ヒスパニアに小遠征をかけ、敵を牽制します。時折、叛乱により、支配エリアが減ることはあったものの、概ね、イーブンの結果で後半に。
 
第5ターン、揺さぶりをかけるべく、ハンニバルがシシリアに上陸していましたが、第6ターン、登場したばかりのアフリカヌスがこれを迎え撃ちます。9ラウンドの名人戦の末、またもローマ側が勝利。戦死の危機に陥ったハンニバルは、多くの兵力を見殺しにして、アフリカに撤退します。
 
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第7-8ターンは終盤に向けて、両軍とも兵力の蓄積に備えます。8ターンが終わった時点で、支配エリアは9:9。
 
最終の第9ターン、このままなら、カルタゴの勝利となるため、ローマ軍はキサルピアにいるカルタゴ軍の撃破に全力を投じます。ローマの盾ファビウスとネロの連続攻撃で、ハシュドルバルが敗退し、キサルピアの支配がローマに。
 
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その後は、シシリアにアフリカヌスを、サルディニアにネロを配置し、叛乱を防ぐとともに、支配維持の防衛体制を取ります。残りカードはともに4枚ずつ。
 
と、ここでカルタゴが取り出したのが、「フィリップⅤ世」!マケドニアが同盟となったことで、ローマのカードが1枚減少し、海上輸送に-1drmがつきます。
 
満を持して、フル戦力のハンニバルが海上輸送を試みます。目標は、サルディニア!1/3の確率で、失敗の可能性がありましたが、ローマ軍の警戒網を見事に突破し、上陸成功!
 
迎え撃つは、司政官ネロ。こちらも迎撃を成功させ、ポエニ戦争の行方は、この最終決戦に。カードは13枚ずつのイーブンでしたが・・・ここに来て、ハンニバルの天才的な戦術が炸裂!予備を含めて計5枚の両翼包囲を成功させ、ネロを全滅させることに成功します。
 
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もはや、遮るものがなくなったサルディニアを、最後の1枚でカルタゴ軍が占領し、見事な逆転勝利となりました。
海上輸送成功と敵の全滅がともに達成できる確率は、わずかに1/6以下でしたが、これを成し遂げたカルタゴ軍に敗北です。
 
う~ん、やっぱり、HANNIBALは凄いゲームです。yagiさん実に濃密な対戦をありがとうございました。これで、ここ3戦はすべて敗北しているので、そろそろ、リベンジをしたいな~。

業務多忙のため、新年の例会以降、参加できなかった千葉会ですが、先日、3ヶ月ぶりに参戦することができました。いやー、長かった。
 
会場に到着すると、茨城に転勤になったちはら会同志のmoritaさんが来場。早速、moritaさん持ち込みの三銃士(SIRIUS)を対戦します。以前、ちはら会でプレイして、その洗練されたシステムに感嘆した覚えがあります。
http://chiharakai2005.at.webry.info/201003/article_6.html
 
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第一戦は、しばらくぶりだったので、moritaさんにインストを受けて、HAさんらとの4人プレイ。中盤まで順調に進んだのはよかったけれど、調子に乗って、先頭に立ったアトスが衛兵に倒されます。実はネックレスを持っていたため、ここであえなく、サドンデス負け。
 
第二戦は、先の失敗に懲りて、4人でチームを組みながら、アルマダをつくって前進することに。この作戦が効を奏し、攻撃役のダルタニアンとアトスが負傷しながらも血路を開き、舞踏会会場の目前に。
 
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衛兵隊の最終防衛線をダルタニアンが蹴散らし、そこからネックレスを持ったボルトスが特殊チットで回廊を駆け抜け、ゴール!見事、三銃士側の勝利となりました。やっぱり、このゲームは面白い!moritaゲームに外れなし、とはよく言ったものです。
 
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その後、「ジヴィライゼーション」と「アフリカ!」のお試しをプレイをした後、再び、moritaさんと発売まもない「竜虎三國志」(GJ)を対戦しました。
 
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mitsu…曹操・孫堅・馬騰
morita…劉備・袁紹・劉表
でスタートしましたが・・・序盤から曹操陣営のチットが周り、軍師が多数、駆けつけます。ただでさえ、優秀な外交力が威力を増して炸裂し、劉璋も味方に引き入れ、外線から董卓軍のいる中央をめざします。
 
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劉備陣営も、袁紹を従えて北部を確保し、一時は洛陽を押さえますが・・・中盤に、両輪のハズの袁紹が、曹操の外交で中立化。さらに御家再興となった公孫瓚と袁紹が、曹操陣営になびいたことで、事態は決定的に。
 
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劉備陣営に残っていた袁術が、孫権に滅ぼされ、曹操陣営がほぼ中華の3/4を支配します。途中の御家再興で蜀や青州に、劉備陣営が復活しますが、外線の同盟国や奸賊に襲われて、再び、滅亡。劉備も滅んで、最後に残った劉表(!)が徐州で敗退し、曹操による天下統一となりました。
 
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イベントによるランダム性が高いことはわかっていましたが、やはり外交力を持つ軍師が偏ると、形勢は決定的になります。ソロなら、派手な展開も楽しめましたが、対戦だと、どうにもできない状況もありますね~。
 
ともあれ、このプレイで、古代中国史ジャンルが、4割突破を果たしました。以下を更新したので、ご覧ください。
 
悠久広大な中国史~東洋史アイテム

2004年12月にスタートしたちはら会ですが、5月の例会で100回目を迎えることになります。当初は、たった二人から始めた「零細例会」でしたが、「安定した低空飛行」でここまで辿り着くことができました。ちはら会にご参加いただいたみなさまに、心より感謝申し上げます。
 
時には二人だけ(!)の例会だったり、家族まで動員して借用条件をクリアしたり(笑い)・・・「思えば、遠くにきたもんだ」
 
イメージは、100式司令部偵察機。
 
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次回は、記念として、初の2日連続例会を予定しています。題して「ビッグゲーム(シナリオ)例会」。同じ会場を借り切っているので、ちはら会では難しかった大きめのアイテムやシナリオもOKです。(もちろん、いずれかだけだったり、ふつーのアイテムの複数プレイもありです。)
 
[日時] 5月25日(土)・26日(日) 10:00-20:00
[会場] 菊間コミュニティセンター 1F集会室 駐車場あり
 八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
[住所]
千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
[参加費]
無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識
 
ちなみに、主宰者側の準備アイテムとしては
RUN SILENT,RUN DEEP(3W)
の大型シナリオを準備しています。
 
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いつもの常連さんも、最近、ご無沙汰のみなさんも、ご来場いただき、ゲームを楽しんでいただければ、幸いです。どうぞ、よろしくお願いします。

一時期、ちはら会でかなり盛り上がった、シングルブラインドの対潜アイテムです。100回記念例会で最大のシナリオ(S3エースたちの死)を予定しており、そのためのリハビリプレイでした。非常にシンプルなシステムで戦術に没頭できるため、初インストのsawadaさんも堪能できたようです。
 
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第1戦 S11 サヒーブの受難 ○イギリス軍(mitsu)対イタリア軍(kawa・sawada)●
 
地中海でのイギリス潜水艦戦隊とイタリア護衛艦隊との戦闘です。スピカ級魚雷艇(!)など、登場の機会の少ないイタリア軍が出てきます。
 
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開始直後、先制パンチを狙う潜水艦サヒーブ(mitsu)は、近距離射程ギリギリ(4メガヘクス)で雷撃をしますが、熟練したASW司令官kawaさんの操艦によって、イタリア軍は難を逃れます。
 
2ターンの間、雷撃ができなくなったため、イタリア軍は思い切り速度を落として、探知に集中します。結果、サヒーブを捕捉し、キラーグループが駆け寄ります。見事に同一ヘクスに爆雷が命中したものの、深深度に潜航していたため、損害なし。sawadaさんの操艦が光ります。
 
第4ターン、再装填を終えたサヒーブは、反撃開始!低速度のハンターグループを狙って放った魚雷2本が命中!ガッビアーノ級駆逐艦を撃沈します。
 
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怒り心頭のイタリア軍は、必死に探知をするものの、爆雷音に阻まれて、サヒーブを捉え切れず。
 
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潜航して、逃げ切りを図るイギリス軍でしたが、中盤に再び、探知されます。1隻となったキラー艦(sawada)が執拗にこれを追い回し、第13ターンに3発の爆雷を的中させましたが・・・直前に急速潜航したおかげで、わずか50f差でサヒーブは、被害を免れました。
 
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結局、このまま、サヒーブが逃げ切り、(表題とは逆に)イギリス軍の勝利となりました。
 
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それにしても、初参戦のsawadaさんの見事な操艦と爆雷投下にビックリ!(のべで5発の爆雷位置を的中!)深度予測さえ合えば、かなりの手練になることでしょう。
 
第2戦 S8 アフリカ軍団行き船団 ●イギリス軍(kawa)対イタリア軍(mitsu・Tommy)○
 
地中海でのイギリス潜水艦戦隊とイタリア護衛艦隊との戦闘第二弾!マイナー戦線ちはら会、ここにあり?!陣営を入れ替えて、kawaさんが潜水艦側で、mitsu・TommyがASWを担当します。
 
Kガンこそ少ないものの、8隻の艦船を持つイタリア軍は、3隻を探知に回し、残りをキラーグループとして猛ラッシュを狙います。
 
第1ターン、いきなり、アンベンディングが発見されます!一斉に向かう、イタリア軍ハンターグループ。
 
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第2ターンはあえて速度をコントロールして、敵を囲みます。3隻からの探知を受けたイギリス軍は逃げ切れず、捕捉され続けます。
 
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第3ターン、緊急電源で逃げるアンベンディングを、満を持してキラーグループが包囲攻撃します。その数、48発!うち、3発がヒットしましたが、drに恵まれて、1ヒットに留まります(終了後に判明)。
 
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一旦は爆音に紛れて、姿を消しますが、第5ターンに再び、ハンターグループのソナー音に潜水艦が浮かび上がります。
 
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第7ターン、再び、猛烈な爆雷がアンベンディングを襲います。深深度(200f)にいるという読みが見事に的中し、4発の爆雷が至近で爆発!船殻を破壊された潜水艦は、地中海の藻屑と消えました。
 
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第3戦 S6 ワスプ撃沈 ●日本軍(Tommy)対アメリカ軍(kawa・mitsu)○
 
最後は、イ号潜水艦による、アメリカ空母襲撃です。今度は、Tommyさんが初の潜水艦を担当。
 
アメリカ軍は、セットアップの輪形陣を崩し、ハンターグループを先攻させます。主力艦隊はジグザク運動で、敵の襲撃に備えます。
 
この回避行動がたまたま、イ号から遠ざかる方向だったので、雷撃距離に捕らえられず、攻撃できず。
 
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その間にも最大戦速になった主力艦は、盤の中央まで到達します。このままでは、逃げ切られると焦ったイ号は、4本の魚雷を広角で発射しましたが・・・kawa指令の見事な操艦によって、命中弾はなし!この瞬間に再装填が間に合わないことがわかり、アメリカ軍の勝利となりました。
 
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高速で回避行動をとる軍艦を捕捉するのは、きわめて困難とわかりました。そういった意味では、第1ターンから2本程度の雷撃を行って、なんとか空母の足を止める必要があるかもしれません。
 
久々のリハビリプレイでしたが、すぐに感覚を取り戻し、3戦を楽しむことができました。来月のビッグシナリオの対戦が、楽しみです。

春の嵐の残る日曜日に、5人の同志が集まり、第99回ちはら会を開催しました。この日は奇しくも古代中国史が満開でして・・・春秋戦国から三國志まで延べ7戦!さらに、久しぶりにブラインド対潜アイテム(3シナリオ)が、プレイされました。
 
先日、プレイされたアイテムと戦績は以下の通りです。
 
春秋戦国(GJ)3人プレイ 第6ターンまで
 秦・趙(mitsu)8エリア/韓(kawa)4エリア/滅亡(イージーサン)
 
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みんなが集まるまでと、3人で始めた「春秋戦国」(GJ)でしたが、思いの外、ターンが長引き(天命による)、戦国時代を迎えたところまでプレイ。すでに6カ国が滅び、秦・趙(mitsu)が優勢になったところで、終了としました。
 
張儀(GJ)3戦
  楚(mitsu)対韓(Tommy)引き分け
  燕(mitsu)対韓(Tommy)引き分け
  楚(mitsu)/斉(Tommy)/秦(kawa)引き分け
 
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ワークゼロ・デザインの縦横家のためのマルチゲーム。ルールは簡単で、自分の応援勢力を隠してプレイするあたりは実に楽しそうでしたが・・・警戒心が強くなり慎重になるのと、活性化が完全にランダムのため、3戦とも中立勢力が最大となり、結果、全てが引き分けに。う~ん、どうもアイディアにシステムがついていかない感じでした。
 
竜虎三國志(GJ)3戦
 ●曹操(イージーサン)対反曹操(いの)○
 ○曹操(イージーサン)/孫権(sawada)/劉表(いの)
 ○曹操(sawada)対反曹操(いの)●
 
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GJ誌掲載の最新の三國志アイテム。基本システムは「春秋戦国」の援用です。いのさんのインストで、3戦して、かなり盛り上がっていました。自分もソロの予定があり、いつか対戦したいです。
 
RUN SILENT,RUN DEEP(3W)3戦
 S11 サヒーブの受難 ○イギリス軍(mitsu)対イタリア軍(kawa・sawada)●
 S8 アフリカ軍団行き船団 ●イギリス軍(kawa)対イタリア軍(mitsu・Tommy)○
 S6 ワスプ撃沈 ●日本軍(Tommy)対アメリカ軍(kawa・mitsu)○
 
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これについては、別記事で・・・。軽いリハビリのつもりが、かなり熱中しまして。

この日、対戦予約があったのが「1914:栄光の終焉」(GJ)です。こんなマイナーアイテムに対戦希望があるとは!!(失礼!)ちはら会初参加の提督さんに感謝です。イメージは作戦を練る提督さんと観戦武官のエンジョウさん。
 
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陣営は、提督さんが希望で連合軍を、mitsuがドイツ軍を担当します。まず、セットアップですが、連合軍は中部に2枚スタックの分厚い戦線を引いています。ひょっとしたら、中央部へのプラン17か?と、警戒して、こちらも6-7-4を含む、それなりの戦力を配置します。で、主力は当然、北でベルギーに3個軍団+砲兵を配置します。
 
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第1ターン、フランス軍はほとんど動かず。北部では、守備隊がリエージュを放棄し、ブリュッセル後方に集まる撤退を行います。随分、思い切って下がったものです。ドイツ軍ターンに、重砲を投入して、リエージュを陥落させます。
 
第2-3ターン、ベルギー軍はブリュッセルも放棄し、ひたすら西へ。ほとんど損害なく、兵力を維持しています。ドイツ軍も強行軍を連発し、逃げる敵を追います。快速の騎兵がベルギー軍の側面に回り込み、追いつきます。一方、戦力のまばらな中央部では、歩兵が浸透し、ミューズ河を越えます。
 
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第4ターン、北部ではベルギー軍とBEFの間隙を縫って、騎兵と歩兵が突進し、効果的な戦線を張らせません。中央部では浸透が効果を発揮し、するりと抜けた1個軍団が一時的にRethelを占領します。
 
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第5ターン、中央を突破した1個軍団は、敵の包囲攻撃を喰らって、壊滅しますが、これにより多くの敵を引きつけることに成功します。結果、薄くなった北部で、ドイツ軍がアラスを占領。さらにベルギー軍をオストランド周辺に圧迫します。
 
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第6ターン、BEFを迂回したドイツ軍は、パリ防衛線に近づきます。また、湿地に逃げたベルギー軍は全面包囲を受け、退路を断たれます。
 
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第7ターン、2個軍団がパリ防衛線突入を果たし、限定的VP獲得の条件を整えます。戦線後方では、モジューブ要塞が陥落し、5VPを献上。包囲下にあったベルギー軍も損耗の果てに、猛攻を喰らい、壊滅します。
 
第8ターン、ここでBEFが果敢に反撃に出ます。ドイツ軍の先頭部隊を騎兵で包囲すると、満を持して8-10-4師団が行軍攻撃を実施。2:1ながら、見事にRを出して、精鋭の1個軍団を壊滅させます。ドイツ軍は、パリに2個スタックが隣接するものの、後方の予備隊が駆けつけるまでは、一時的に兵力不足に泣かされます。
 
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第9ターン、突出したドイツ軍を補給切れにすべく、連合軍は中央部へ戦線を伸ばします。壊滅の危機に陥った前衛に対し、ドイツ軍は撤退命令を発令。同時にモジューブを墜とした1個軍が急ぎ、後方から駆けつけ、連合軍と激しい機動戦を繰り広げます。
 
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第10ターン、先の成功に意を強くした連合軍は、再び、BEF精鋭による反撃を実施しましたが・・・さすがにdrに恵まれず、敵を包囲するのに留まります。と、逆にドイツ軍の増援が合流し、BEFが今度は逆包囲の危機に・・・。
 
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第11ターン、一刻も早く脱出しなければと、焦る前線に届いた命令は、なんと停止!(ここでOOC!) 狂ったか、フレンチ!?これにより、BEFの重包囲が決定的となり、戦意を失った連合軍の投了となりました。
 
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マイナーさ故に、ほとんど注目されなかった「1914」ですが、十分に面白い!激しい機動戦と塹壕戦への移行がうまく表現されていて、隠れた名作と言ってもいいかも。ルールに一部、不備があるのが、玉に瑕ですが、事前に確認できれば、ほぼ問題はありません。なにより、シュリーフェンプランをまともに描いている点が評価できます。
 
今のところ、ドイツ軍の強烈な右フックに翻弄されていますが、連合軍もしっかり作戦研究をすれば、十分に戦えるはずです。また、再戦したいものです。

年度も押し詰まった3/31、3月のちはら会が開催されました。このところ、5人以下の参加者だったのですが、この日は9人の同志たちが集結!いつもの常連さんがフル参加に、年に一度の参加の財前さん、あの「1914」(!)に誘われて初参加となった提督さんなどが、思い思いのアイテムを楽しみました。
 
1914:栄光の終焉(CMJ) ○ドイツ軍(mitsu)対連合軍(提督)●
 
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こんなマイナーアイテムに対戦希望がつくなんて!詳しくは、次の記事で・・・。
 
The Battle of the Bulge(AH) ドイツ軍(イージーサン)対連合軍(kawa)  8ターンまで
 
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古き良きAHの古典バルジ。これを定期的にプレイできるのは、ちはら会だけ?!
 
日露戦争(CMJ) ●日本軍(エンジョウ)対ロシア軍(sawada)○
 
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余りに多忙で、今年の初参加となったsawadaさんが、エポッククラッシクスの鬼-エンジョウさんと対戦。不利なロシア軍で、見事、勝利を飾っていました。
 
謙信上洛(GJ) ○上杉(財前)対織田(いの)●
 
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リファインされた最新のGJ誌アイテム。最近、対戦したばかりの財前さんが、大昔にプレイしたといういのさんと対戦。「4ユニット、増えただけで、全然違う」と、怒濤の謙信が寄り切ったようです。
 
信長包囲戦(GJ)2戦
 ○織田(sawada)対反織田(エンジョウ)●
  織田(財前)対反織田(sawada) 反織田優勢
 
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定番と言ってよい、戦国CDS。久々参加のsawadaさんが、水を得た魚のように、順調に展開していました。
 
五虎三国志Ⅱ(GJ) 曹操(エンジョウ)・袁紹(sawada)・孫権(Tommy)
 
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ちょうどやってきたTommyさんを入れての3人プレイ。が、無敵の無法者呂布を入れたばかりに、すさまじいシーソーゲームに。決め手がないままに、2時間終わったところで、終了。
 
春秋戦国(GJ)キャンペーン ○燕・斉・趙(mitsu)/楚・呉(kawa)/魏(Tommy)
 
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こちらも、古代中国史のマルチ。3人でキャンペーンをしましたが、滅亡と復興、外交合戦で、1ターン60年の理不尽さを堪能しました。
 
と、気がつけば、全て、ヒストリカルでまともなアイテムばかりじゃないですか?!ちはら会らしからぬ、春の椿事でした。

まだ、3月のちはら会の報告ができていませんが、取り急ぎ、来週となった4月の例会について、お知らせします。久々の2週連続の例会です。みなさまのご来場をお待ちしています。

[日時] 2013年4月7日(日) 10:00-20:00
[会場] 菊間保健福祉センター 2F ボランティアルーム 駐車場あり
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
[住所]
千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
[参加費]
無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識
 
イメージは、次回にプレイ予定の「Run Silent,Run Deep」(3W)。以前はよくプレイしたASW戦です。実は、5月に初のビッグゲーム(シナリオ)例会を企画していまして、そこでしかできない、大型の潜水艦戦をしようと盛り上がっています。4隻ものU-Boatが登場する「エースたちの死」、または船団襲撃の「HG76船団」「SC104船団」あたりを対戦したいものです。
 
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ちなみに、2日間、同じ会場を借りられたので、お好きなアイテムを選んでいただいても結構です。
 
[5月のビッグゲーム例会]
 5月25日(土)・26日(日) 10:00-20:00 菊間コミュニティセンター 集会室(1F)

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