今月のソロプレイ第二弾は、続けて「日本機動部隊」(CMJ) のシナリオ4「空母vs空母」です。日米2隻ずつの正規空母の戦闘を描いたもので、架空戦になります。艦隊の移動が制限されているので、十分にソロができると、チャレンジしました。
日本軍:翔鶴、瑞鶴
アメリカ軍:エンタープライズ、ヨークタウン
アメリカ軍:エンタープライズ、ヨークタウン
セットアップですが、指定ヘクスに機動部隊をランダムに配置してスタート。今回は両軍とも、奇しくも北寄りに主力が集まります。

第1ターン、幸先よく、日本軍が機動部隊を発見します。当然、日本軍は攻撃準備に入ります。その後、両軍の索敵は今一つで、第4ターンまでに発見されたのは、アメリカ海軍の一部隊のみです。未だ、敵を見られないアメリカ軍は、防空のため、F4Fを待機させます。


第5ターン、十分に敵を引きつけたところで、日本軍が二空母共同で攻撃隊を発進させます。零戦2ユニット、九九艦爆3ユニット、九七艦攻2ユニットの大部隊です。アメリカ軍は発見されていないエンタープライズで掩護を考えましたが、運悪くイニシアチブがとれず、ヨークタウン隊のみで立ち向かいます。

まず、空中戦ですが、護衛の零戦が厚いスクリーンを張って、F4Fを迎え撃ちます。結果、零戦1ステップと引き替えに、ワイルドキャット3ステップを除去します。攻撃隊は、無傷のままです。

十分な戦力が残った日本軍は、攻撃隊を分散します。まず、輪形陣を構成する駆逐艦2ユニットに九九艦爆が攻撃をかけ、これを撃沈!対空力の落ちたところで、雷爆同時攻撃で本命を狙います。目標はヨークタウン!対空砲火で+3drmを受けながらも、飽和攻撃で見事にこれを撃沈します。

生き残ったエンタープライズは、単艦で復讐せんと、ドーントレスを揃え、第6ターン、護衛なしの攻撃に出ます。目標は、翔鶴隊!

攻撃隊を収容中だったため、迎撃できた零戦は1ユニットのみ。これを分離して、ドーントレスにぶつけます。零戦1ステップと引き替えに、SBD3ステップが失われましたが、不屈のドーントレスは猛爆撃を敢行。10火力ながら、見事に翔鶴を撃沈します。これで、空母数は1:1になりますが、ここで殊勲のエンタープライズも発見されます。


第7ターンは、両軍とも着陸と攻撃準備で動きはなし。
次に攻撃の手を放ったのは、日本軍でした。瑞鶴に収容した九九艦爆と九七艦攻の各2ユニットが護衛なしで、エンタープライズを襲います。

が、この動きを読んでいたビッグEは、3ユニットの戦闘機隊を迎撃に挙げ、真っ向から迎え撃ちます。防弾能力の低い日本軍は次々に損害を受け、一方的に5ステップを失います。

生き残った九九艦爆では、空母を狙うのは無理(効果なし)と判断し、前衛の駆逐艦を撃破するのに留まります。
両軍とも、これでほぼ全力を使い切ったため、最終ターンは大きな動きはなし。ダメ元でドーントレス1ユニットが攻撃を行いましたが、当然、効果なしで、シナリオ終了となりました。

[日本軍のVP ]13点
撃沈…ヨークタウン、DD×3
[アメリカ軍のVP ]10点
撃沈…翔鶴
小破…DD×1
よって、引き分けでした。
撃沈…ヨークタウン、DD×3
[アメリカ軍のVP ]10点
撃沈…翔鶴
小破…DD×1
よって、引き分けでした。

これで、ほぼ全ての戦闘形態をクリアしたので、次はぜひ、対戦をしたいものです。順当に行って、「珊瑚海海戦」か「インド洋海戦」あたりが希望です。