歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2013年07月

ここ二、三日、関東では、猛暑も豪雨もなく、さわやかな天候が続いています。8月のちはら会の予定をお知らせします。
 
[日時] 8月25日(日) 10:00-20:00
[会場] 菊間コミュニティセンター 2F ボランティアルーム 駐車場あり
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
[住所]
千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
[参加費]
無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識
 
イメージは、懐かしさに駆られて突然、見始めてしまった「重戦機エルガイム」。最近のものに比べると、展開がおおらかというか、間延びしていてもOKというか・・・。その分、戦闘シーンはふんだんで、勝手にシナリオ作りを妄想しています。久々に行くか、B級アイテム。
 
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関連の所有アイテムは、二つあります。
ヘビーメタル(ツクダ)
エルガイムMkⅡ(ツクダ)
 
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いずれも、ツクダ恒例の超煩雑プロットシステムですが、数機単位ならなんとかなるかも。附属シナリオは5機以上が登場する大型のものばかりなので、エルガイム対グライアあたりのオリジナルで、対戦したいものです。どなたか、いかが?

バルジを終えたkawaさんと最後にプレイしたのが、マイブームの太平洋海戦アイテムの「日本機動部隊」(CMJ)です。シナリオは追加ヴァリアントの「インド洋海戦」です。イギリス軍をmitsuが、日本軍をkawaさんが担当しました。
 
帝国海軍によるセイロン空襲を描いたシナリオですが、兵力差は圧倒的です。日本軍の5正規空母+1軽空母に対し、イギリス軍は2空母+1空母と半数以下です。しかも、ロイヤルネイビーは飛行甲板が装甲されていて頑丈なものの、搭載機は極端に少なく、全空母を合わせても、日本軍の正規空母の1.5隻分ほどしかありません。索敵数も6:4と日本軍に有利です。
 
唯一の優勢は艦隊数で、12:15です。最新版のルールにより半数以上は本物の艦隊でなければならなくなったため、日本軍は全てが機動部隊編成となります。対するイギリス軍は、3つの機動部隊に、隻数では有利な戦艦などを組織した水上艦隊を4つまで使用できます。
 
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また、特別ルールにより、日本軍はスタートラインから第8ターンまでは一直線に進むことが義務づけられていて、大抵の場合、先手はイギリス軍がとれることになります。
 
まず、セットアップですが、日本軍はスタートラインに沿って、広く展開します。これに対し、イギリス軍は右翼に集中配備し、ダミーの数的優位を取ります。
 
前進する両軍が接触したのが、第8ターンでした。ともに、偵察機によって、「機動部隊」を発見!(ただし、日本軍の索敵は艦種誤認です)両軍とも発進準備に入ります。
 
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第9ターン、イニシアチブをとったイギリス軍に対し、日本軍はゼロ戦によるCAPを上げて迎撃態勢を整えます。王室海軍はこのうちもっとも端にいた飛龍艦隊に、全攻撃機と護衛機を投入します。
 
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ここに史上初の空母戦が開始となります。4ユニットの護衛戦闘機に対し、飛龍ゼロ戦隊が分割して迎撃に当たりましたが・・・drが極端に悪くイギリス軍の2損害と引き替えに、ゼロ戦が全滅します。脅威のなくなったアルバコアが対空射撃をものともせず、攻撃を行い、見事、飛龍を撃沈します。
 
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ここで、戦場は夜間に。ダミーの復活により、お互いの位置が秘匿されますが、イギリス軍は戦艦と重巡による水上艦隊を突進させ、ダミーを除去していきます。この過程で空母を失った日本軍艦隊と接触し、戦艦同士が1隻ずつ沈没します。
 
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と、深夜を廻った第13ターン、少なくなった艦隊マーカーで当たりを付けたソードフィッシュ隊(空母ハーミス所属)が出撃します。その先には蒼龍!低速で忍び寄った「買い物袋」が必殺の魚雷を撃ち込み、これを中破してしまいます(発艦不能)。
 
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ここまでは一方的にイギリス軍有利で、空母数を4:3にまで縮め、二日目の夜明けを迎えます。
 
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第16ターン、距離を置いたイギリス軍に対し、航続距離ギリギリから日本軍が攻撃を仕掛けます。これに対し、イギリス軍はCAPを派遣し、航空攻撃を牽制します。激しい空中戦により、攻撃ができたのは九九艦爆1ユニットのみ。しかも、目標は戦艦隊だった!(艦種誤認)やむなく、重巡に目標を切り替え、これを中破に。
 
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第19ターン、今度は最右翼にいた「機動部隊」に、赤城・瑞鶴の連合戦隊が襲いかかります。が、これがまたもや艦種誤認!攻撃隊は、駆逐艦3隻を血祭りに上げますが、未だ、空母は見つからず。
 
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水上艦隊を露払いにして反撃のタイミングを待っていたイギリス軍は、同時期に反攻に転じます。全ての攻撃機を投入した一点集中!直掩機の出払っていた翔鶴に対し、殊勲のアルバコアが次々に投弾し、見事、これを撃沈!
 
怒りに燃える日本軍は、夕闇の迫る第21ターン、ついにインドミタブルを発見します。

が、これまでの撃沈や発艦不能、戦闘による消耗などで、投入できたのは12火力のみ。対空砲火で照準を狂わされた攻撃隊は満足な投弾もできず、インドミタブルは中破に留まりました。
 
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その後、夜間に水上艦同士の激しい砲撃戦があったものの、態勢は変わらず、ゲーム終了となりました。
両軍の損害は・・・
[日本軍]
 沈没:空母2隻、戦艦2隻、駆逐艦4隻
 大破:重巡1隻、軽巡1隻
 中破:空母1隻
[イギリス軍]
 沈没:戦艦2隻、重巡1隻、軽巡2隻、駆逐艦6隻
 中破:空母1隻、戦艦1隻
VPは50点:29点で、イギリス軍の「大差の勝利」となりました。
 
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史実より2ヶ月早い奇襲となったわけで、こうなるとミッドウェイ海戦は起こらなかったでしょうね。また、日本軍も索敵と空母の護衛に力を入れるようになったかと。生き残った正規空母4隻が投入されることを考えると、南太平洋で史実以上の激戦が予想されます。
 
ともあれ、次は「ミッドウェイ海戦」あたりをプレイしたいものです。

夏到来の日曜日に、第102回ちはら会が開かれ、5名の常連で楽しみました。バルジが2戦立つなど、季節外れの納涼対戦(?)もありました。
 
先日にプレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。
信長包囲戦(GJ) ○織田側(エンジョウ)対反織田側(mitsu)
五虎三国志2(GJ) ○袁紹(エンジョウ)・孫権(sawada)・曹操(mitsu)
日本機動部隊(CMJ)インド洋海戦 ○イギリス軍(mitsu)対日本軍(kawa)
Battle of the Bulge(AH)第二版 ドイツ軍(kawa)対連合軍(イージーサン)6ターン終了
バルジ大作戦(CMJ) ○連合軍(エンジョウ)対ドイツ軍(sawada)
 
信長包囲戦(GJ)はみんなが集まるまでと、エンジョウさんとmitsuが対戦。順調に制圧を続ける織田側(エンジョウ)により、中盤で4枚差までカード枚数を離されます。
 
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が、対武田戦に足を取られれている間に、丹波を迂回した毛利と本願寺により、反織田側(mitsu)が畿内に突入。最後に三好が美濃で勝利すれば勝ちでしたが・・・確率55%を越えられず、反転した主力により、各個撃破により敗北しました。
 
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次の「五虎三国志2」では、猛烈な調略合戦が発生。孫権(sawada)は、味方に付けた劉表が大活躍し、一時は中原も収めそうになりますが、曹操(mitsu)による逆調略を喰らって、今度は一転して滅亡の危機に。
 
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が、曹操(mitsu)も南北の脅威に振り回されたため、結局は中原から抜け出せず。味方に付けた呂布、超雲を、袁紹(エンジョウ)の暗殺で失ったのが響きました(袁紹は、他にも黄忠も暗殺しており、まるでゴルゴ13か?!)
 
(途中で一時中立はあったものの)序盤から終始、馬騰を味方に付けた袁紹(エンジョウ)が専守防衛に徹し、馬騰による劉璋の撃滅により、最も領土を多く確保していたため、勝利しました。
 
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夏の暑さをものともせずにプレイされたのが、冬の定番アイテム(?)のBattle of the Bulge(AH)第二版とバルジ大作戦(CMJ)。
 
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Battle of the Bulge(AH)は、kawaさんが持ち込んだ第二版で、道路移動力が押さえられたため、史実並みの進撃になるはずでしたが・・・。連合軍(イージーサン)が北に兵力を集めすぎため、バストーニュが抜け、第一版並みの進軍に。が、第6ターンにSSが猛烈な損害を出したところで、時間切れで終了となりました。
 
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バルジ大作戦(CMJ)は、エポック・クラッシックスの鬼-エンジョウさんが新たなセットアップを考えたとのことで、sawadaさんと対戦。7個装甲師団集中作戦(鹿内ギャンビット)への対抗策だそうで、厚みを増した北方重視により、見事、ドイツ軍を押さえ込んでいました。
 
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この日の本命が、マイブームの太平洋海戦アイテム-「日本機動部隊」(CMJ) でした。今回は、戦術級命のいのさんとシナリオ5「珊瑚海海戦」を対戦しました。陣営は日本軍をmitsuが、アメリカ軍をいのさんが担当します。
 
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日本軍の基本方針は、以下の通りです。
・6ユニットの全ダミー艦隊(!)を東側に配置し、アメリカ軍に圧力をかけ、進出を遅らせる。
・主力の空母群は、一路、水道を目指して南下する。敵の進み具合を見ながら、水道の南北いずれかで、迎撃する。
・輸送船はひたすらニューギニアよりの勝利判定地点(ポートモレスビーから16ヘクス以内)を目指す。
 
結果から言えば、ほぼこの思惑通りに展開しました。5/7は、ダミー艦隊を恐れて、アメリカ軍は、南北に広く広がり、あまり西進できず。
 
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夜間になっても日本軍が4艦隊(ダミー)を突進させたため、水上戦を恐れたいのさんは、南部と北部に別れることになります。さらに、夜明け前には機動部隊から分離した本物の巡洋戦隊が、アメリカ軍のダミーに突入し、3ユニットを除去します。水上戦自体は起こりませんでしたが、これによって、艦隊マーカー数が減ったまま(索敵に不利)、アメリカ軍は二日目を迎えることになります。
 
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決戦は、あっという間に訪れました。第15ターン、早朝索敵によって、両軍とも機動部隊を一つずつ発見します。すかさず、攻撃機が発進します。
 
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アメリカ軍が発見したのは、史実同様に祥鳳艦隊。レキシントンとヨークタウンから飛び立ったSBD隊が、ゼロ戦のスクリーンを突破し、最大の14火力を投弾します。多数の命中弾を浴びた祥鳳は、瞬く間に撃沈されます。
 
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一方、日本軍が見つけたのは、ヨークタウン艦隊でした。攻撃隊の護衛のため、ほぼ戦闘機が出払っていたので、ゼロ戦がこれを難なく駆逐。対空砲火で艦爆が若干の被害を受けたものの、全攻撃機が雷爆撃を敢行し、ヨークタウンを撃沈。さらに護衛の駆逐艦2隻に引導を渡します。
 
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翌第16ターン、もう一つの機動部隊-レキシントン艦隊も発見されます。ほぼ主力を温存していた瑞鶴隊が、これに襲いかかります。本来ならば、攻撃圏外に離脱することもできたのですが、沈められたヨークタウン隊の回収のため、5ヘクス以内に留まったことがレックスの運命を決めました。対空砲火の洗礼を突破した3ユニットが投弾に成功し、レキシントンを轟沈させました。
 
この時点で空母数は2:0となり、輸送船団の進出を止められないということで、日本軍の勝利となりました。
 
予定よりも早く決着がついたので、陣営を入れ替えて、再戦へ。
 
今度はアメリカ軍を担当し、以下の基本方針で臨みます。
・主力の空母は、敵から最も遠い南方に配置し、ひたすら西進をする。決戦は原則として、二日目以降にする。
・主力隊には、十分なダミーを付けて、足止めを防ぐ。また、各油槽船ごとに艦隊を編成し、索敵の混乱を目論みる。
・重巡と駆逐艦からなる高速打撃部隊(2艦隊)を編成し、ソロモン海に迂回させる。敵の裏を突けたならば、輸送船団をめがけて水上攻撃(特攻)をかける。
 
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序盤はほぼ想定通りの行動になりましたが、予定が狂ったのは、日本軍の重巡艦隊の突進でした。先の戦闘で水上打撃部隊がそこそこ使えると思い出したいのさんが、重巡艦隊を編成し、昼間にもかかわらず、アメリカ艦隊に接近したことです。
 
当初、無視をして主力の西進も考えましたが、夜間にダミーを奪われるのも分が悪いので、思い切って空襲をかけることに。第8-9ターンに発見された艦隊には、航空掩護はなし。2空母から飛び立った攻撃隊が、容赦なく空爆を行い、重巡2隻と駆逐艦2隻を撃沈、重巡1隻を中破にします。ここで夜間に。
 
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戦力が落ちた残存部隊に対し、レキシントン艦隊の護衛艦で新たに水上艦隊を編成し、夜戦を挑みます。夜明け前の激しい夜戦で、ほぼ数隻まで日本軍の重巡艦隊は撃ち減らされます。
 
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明けて、2日目の早朝、両軍はほぼ同時に主力の機動部隊を発見します。が、ちょうど、距離が足りなかったために、お互いに補助艦艇をたたき合うという、ぱっとしない航空戦で幕が開きます。
 
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第17ターン、攻撃隊が再び準備を終えたところで、発進。この時、護衛戦闘機の活躍と空母の発進準備状態が明暗を分けました。
 
まず、翔鶴に対し、太平洋艦隊の2空母の攻撃機が向かいますが、重厚なゼロ戦の迎撃により、ほぼ3/4が壊滅します。残ったドーントレスが決死の投弾をするも、無情にも効果なし。
 
これに対し、日本軍の攻撃は見事でした。F4Fの迎撃と激しい対空砲火によって、1ステップずつに減少した3つの攻撃隊が、投弾、命中!と、この時、ヨークタウンの甲板には、発進を待つばかりの攻撃機が並んでいました。次々と誘爆を起こすドーントレス。これにより、火災に包まれた同艦は、放棄を余儀なくされます。
 
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本来ならここで一隻となったレキシントンは、一時退避したいところでしたが、ヨークタウンの攻撃隊を収容するため、やむなく5ヘクス以内に留まります。
 
第18ターン、お返しとばかりに、レキシントン攻撃隊が再び、翔鶴へ。この攻撃は成功し、翔鶴を中破(着艦不能)に陥れます。が、全ての航空機を収容状態にしていたため、被害は最小限度で押さえられます。
 
第20ターン、このレキシントン隊に、3隻の空母から発進した雷爆攻撃機が肉薄し、またも投弾、命中!夕刻の迫る中、最後の出撃準備中だったレキシントンは、誘爆により紅蓮の炎に包まれます。
 
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ここで、再び、戦場は夜間に。ソロモン諸島を大きく迂回した高速打撃部隊(2艦隊)が、ついに日本軍の輸送船団を捕捉しましたが、護衛駆逐艦の奮闘で、船団に損害はなし。ゲームエンドとなりました。
 
が、結果的には、翔鶴1隻の中破と引き替えに、2隻の正規空母を失うことになったわけですが、VPを計算してみると・・・
アメリカ軍:27点
日本軍:25点
で、アメリカ軍の辛勝に!
 
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日本軍は、空母と輸送船が離れすぎて、ポートモレスビー攻略の15VPが入らなかったことと、重巡艦隊が全滅してVPを献上したことが、響きました。でも、逆ミッドウェイを喰らったアメリカ軍としては、勝った気がしない一戦でした(日本軍も負けた気がしないと言っていました、笑い)。

会場間際に海軍提督kawaさんが来場したので、さっそくスパーリングで、RUN SILENT,RUN DEEP(3W)のミニシナリオをプレイしました。単艦同士の決闘を描いた、シナリオ9「ワフー対春雨」です。陣営は、kawaさんが春雨で、mitsuがワフーです。
 
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ワフーは、アメリカ海軍の典型的な通商破壊型のガトー級の潜水艦で、深度は100fまでに制限されていますが、前後の豊富な魚雷が魅力です。一方の春雨は、高速を誇る艦隊型駆逐艦(白露級)で、珍しくKガンを装備しています。
 
第1ターン、まず、ワフーが探知され、春雨が接近してきます。これに対し、ワフーが2発の先制攻撃をかけますが、熟練したASW指揮官kawaさんの読みでハズされます。
 
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第5ターン、徐々に距離がつまり始めたワフーは、後部魚雷の一斉発射で敵を牽制しますが、これまた、kawa司令官の見事なサイドステップで、命中なし!高速で走り回る駆逐艦を捕捉するのは、かなり困難です。
 
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これで近距離まで迫られたワフーでしたが、ここに来て、春雨の探知が不作。爆雷投下を行うことができません。
 
その隙に、再び、距離を稼いだワフーは、春雨が移動可能な全4メガヘクスに、広角雷撃を行います。その結果、ついに1発の魚雷が命中!撃沈こそ免れたものの、移動力は半分以下に落ち込みます。
 
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と、その直後に、今度はワフーが発見されます。損害により速度が落ち、探知感度が上がったための幸運でした。
 
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思わぬ近距離にいたため、ワフーは緊急動力を使用して、回避をします。その方向は・・・敵への突進でした。危険はありましたが、うまく敵の死角に潜り込めれば、すばやく探知を振り切ることができます。
 
が、これはベテラン駆逐艦長に、読まれていました。ここに来て、はじめての爆雷投入!しかも、まさに航跡がクロスする進路です。
 
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緊急動力によって、なんとか爆雷本体は免れたものの、Kガンが命中!しかも、同深度!drによっては、一撃で浮上を余儀なくされるところでしたが、1ダメージに留まったのは僥倖でしょう。
 
危うく難を逃れたワフーは、敵が反転したところで、すかさず、前方に残っていた5発の魚雷全弾を撃ち込みます。このうち2発が、ドンピシャ!春雨も一発は躱したものの、速度の落ちた船体ではこれが限界で、2発目の魚雷により、海の藻屑と消えました。
 
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kawaさんとの対戦では、お互いに練度が上がっているので、単艦同士ではやはりブラインド側(潜水艦)に分があるようです。まだ、同様のシナリオは2つほどありますので、今度は攻守を入れ替えて、対戦したいものです。

6月最後の日曜日に、第101回ちはら会が開かれました。常連さんの2名が所用で参加できませんでしたが、かわりに茨城からmoritaさんが来場。久しぶりに、ドイツ系を含む「morita選抜アイテム」また、引っ越しをしていたsawadaさんも来場し、5人の仲間で多彩なアイテムを堪能しました。
 
先日、プレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。のべ16戦(!)という、実に濃密な例会でした。
タイムライン(HJ)4戦
 ○kawa・morita・mitsu・sawada
 ○kawa・morita・mitsu・sawada
 ○morita・kawa・mitsu・sawada
 ○morita・kawa・mitsu・sawada
天空都市ヴィラコッチャ(HJ) ○morita・kawa・sawada
世界の七不思議(HJ)2戦
 ○morita・sawada・kawa
 ○kawa・sawada・morita
NOBUNAGA(同人) 3戦
日露大戦(CMJ) ○ロシア軍(morita)対日本軍(sawada)
RUN SILENT,RUN DEEP(3W)シナリオ9「ワフー対春雨」 ○アメリカ軍(mitsu)対日本軍(kawa)
日本機動部隊(CMJ)シナリオ5「珊瑚海海戦」2戦
 ○日本軍(mitsu)対アメリカ軍(いの)
 ○アメリカ軍(mitsu)対日本軍(いの)
信長包囲戦(GJ)第7ターン終了 ○織田側(mitsu)対反織田側(sawada)
竜虎三国志(GJ) 曹操(いの)対孫権(kawa) 途中引き分け
 
イメージは、moritaさん持参のお土産。八重の桜にあやかって福島県産の地酒と、今は生産終了している「硫黄島」文鎮!裏面の刻印も実にスタイリッシュ!かつてヘビーローテーションでプレイされた「激闘!硫黄島」(GJ)を思い出しました。無理でなくて結構ですから、また、ぜひ、遊びに来てくださいね~。
 
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「タイムライン」は、手持ちの歴史上の出来事カードを、正しく時系列に並べていくゲーム。「地球の誕生」などという誰が考えてもわかるボーナスカードから「電話機の発明」「西部の開拓」「ペニシリンの開発」「D-DAY」(!)など、1800-1900年代の微妙な刻みが悩ましい。「パラシュートの開発」でみんなが思い浮かべたのは「空挺部隊」でしたが、実はルネッサンスに開発されて事が判明!(笑い)「これで軍事史タイムラインを作ったら、受けるかも(一体、何人に?!)」と、妙に盛り上がっていました。ああ、ゲーマーですね(笑い)。
 
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「天空都市ヴィラコッチャ」と「世界の七不思議」は、HJライセンスのドイツ系アイテム。
 
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「NOBUNAGA」(同人)は、非常にシンプルな信長家臣団生き残りアイテム(あまりにもスピーディな展開なので、写真を取り忘れ)。周辺の大名を制圧し、最も高い合計VPを獲得した家臣が勝利します。が、この時、信長本隊のVPを越えていない家臣は、みんな、成敗されてしまいます(!妙にヒストリカル)。第1戦は全員が成敗され(笑い)、以後も生き残ったのは半数以下。ああ、上様、厳しすぎます。誰かが「光秀の気持ちがよくわかる」(!)と言っていました。
 
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「日露大戦」(CMJ)は、小1位時間でできるものをという要望で、moritaさんとsawadaさんがプレイ。早々にヨーロッパ師団を呼び寄せたロシア軍が、がっちり守りきったようです。
 
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「竜虎三国志」(GJ)は、いのさんの最近のヘビロテ・アイテム。それらしさがよく出ているんですが、イベントや外交の振れ幅が大きく、バランスが偏るのが玉に瑕か?!単なるゲームとしてより、「大人の嗜み」が楽しめる方に向いています。
 
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最後の「信長包囲戦」は、残り時間を見ながらの早撃ちプレイ。反織田側(sawada)はいきなり北近江と越前を放棄し(!)、浅井・朝倉ともに北陸に遷都。織田側が武田殲滅に構っている間に、西国勢(毛利・三好・本願寺)で山城に侵攻しますが、絶妙な兵力補充が効いて、京は陥落せず。第7ターンが終わったところで、武田が滅亡し、上杉がピクリとも動かなかったため、投了となりました(カード枚数は10:4)。
 
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6月の例会報告がまだですが、2週間を切ったので、7月のちはら会の予定をお知らせします。
 
[日時] 7月14日(日) 10:00-20:00
[会場] 菊間コミュニティセンター 2F ボランティアルーム 駐車場あり
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
[住所]
千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
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[持ち物]
ゲームとゆとりと常識
 
イメージは、5月に初めて訪れた横須賀。尖閣問題以降、多数の艦艇がドッグ入りし、銃後ながらきな臭さが伝わってきました。
 
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こちらは、言わずと知れた、戦艦三笠。そんなに大きくないと聞いていたのですが、どうしてどうして。舷側を歩きながら、同じ艦上にいた明治の聯合艦隊乗組員に想いをはせていました。
 
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最後のイメージは、ヴェルニー公園で満開だったバラ。ひときわ美しく咲き誇るイエローの大輪-ピース。花の出自は、1945年フランス。いつかきっとと、平和を願いながら、あの占領下で育て続けた先達に、心を揺さぶられました。穏やかに休んでいる老夫婦の先には、漆黒やグレーに塗り込められた「軍艦たち」。その対比が、あまりに印象的でした。
 
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