歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

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2013年11月

今月のソロプレイ第四弾は、もう一つの強化ジャンル-仮想戦ジャンルから、「大艦巨砲主義」(旧GJ)シナリオ4「オレンジ計画」です。いわゆる海軍軍縮条約が締結されず、軍拡に走った両国が、日米関係の悪化とともに、戦争に突入するというものです。仮想戦ジャンルでは鉄板のテーマらしく、なんと6アイテム(全体の1/3)で取り上げられています。
 
このシナリオでは、火力と装甲厚で優るアメリカ太平洋艦隊を、速力と練度で優位に立つ連合艦隊が迎え撃つ、という設定です。日本軍には世界に誇るビッグ7の長門を筆頭に(当時の)高速戦艦が揃い、かつ、砲撃修整に+1drmがつきます。ベース6システムで、+1の修整が以下に大きいかは、自明のことかと思います(例えば、最大距離での砲撃戦では、日本軍の命中率は2倍になるわけです)。
 
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まず、セットアップですが、後攻の日本軍が、アメリカ軍の頭を押さえる丁字戦法をとります。
 
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ゲーム開始とともに、両軍は距離を縮めます。第1ターンの第3ラウンドに、先頭のコロラドが砲撃距離に入ったところで回頭し、同航戦を意識して、戦列を組みます。このターンは、回頭のため、二番艦のメリーランドのみが砲撃をしますが、前方射界のため砲門が制限され、命中弾はなし。代わりに、連合艦隊の旗艦長門と同型艦の陸奥が砲門を開き、いきなり7発の莢叉弾。うち3発が有効となり、上部構造物の1ヒット、船体に2ヒットを与えます。
 
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第4-6ラウンド、主力の遠距離砲撃が交わされます。コロラド、メリーランド、W・ヴァージニアが一斉射撃で長門を狙い、船体に3ダメージを与えます。対する連合艦隊の砲撃も正確で、長門型の40cm砲が立て続けに命中弾を出し、コロラドの船体にさらに6ヒットを与えます。さらに、金剛型の36cm砲も加わり、コロラドの第1砲塔に直撃弾が出ます。16inch防御をしている砲塔は貫通こそしなかったものの、衝撃で故障してしまいます。
 
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第7ラウンド、初めの喪失艦はこのコロラドでした。6発の40cm砲弾がヴァイタルパートを撃ち抜き、一瞬にして撃沈されます。アメリカ軍も決死の反撃を行いますが、いかんせん、遠距離での命中率が違いすぎ、有効弾は約半分です。
 
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なんとか、命中率を上げたいアメリカ軍は、距離を縮めようとします。それを狙い澄まして、長門級と金剛級が先頭艦に集中射撃を行います。射撃艦が増えるに従い、有効弾も比例して増加し、毎ラウンドに20-30発以上の命中弾を受けた二番艦メリーランドは、最終ラウンドで行動不能に陥ります。
 
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旗艦の長門と金剛も上部構造物・船体ともに半数を超える損害を受けますが、なお、闘気は高く、高速を生かして、敵の頭を押さえ続けます。
 
第2ターン、2/3以上の戦艦が戦闘に参加し、激しい砲撃戦が続きます。日本軍は初期の方針を徹底し、先頭艦となったW・ヴァージニアに砲撃を集中し続けます。毎ラウンドに30発以上(!)の命中弾を受けながら、アメリカ軍の用兵思想が結実した厚い装甲と十全の耐久力によって、W・ヴァージニアは耐えに耐えます。が、第3ラウンド、ついに全ての上部構造物を破壊され、行動不能に陥ります。
 
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アメリカ軍も、長門ともに、装甲の薄い金剛に反撃を集中し、同時にこれを撃沈します。これで、沈没艦はともに1隻、行動不能艦はアメリカ軍が2隻、日本軍はなし。
 
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第4ラウンド以降、伊勢/日向も砲撃に加わったことで、日本軍の丁字戦法は頂点に達します。16inch砲16門、14inch砲48門(!)という空前の火力が、敵の先頭艦に降り注ぎます。6inch副砲による射撃も始まり、その結果、船体は無事ながら、上部構造物の損害が鰻登りになります。
 
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あまりの損害の多さに、接近を断念して同航戦に移りますが、この回頭中を狙い撃たれます。短時間のうちにテネシー、カリフォルニアが旗艦機能を喪失し、大破に。恐るべし、丁字戦法と日本軍の練度!
 
第7ラウンド、やっと回頭を終えた主力艦2隻は、連合艦隊と同航戦に入ります。が、ここで、日本軍は単縦陣の切り離しを狙い、装甲の薄いペンシルヴェニア級に照準を移します。10ヘクス以上の遠距離から放たれた東征射撃により、回頭前のペンシルヴェニアが水柱に包まれます(最大距離にも関わらず、20発が命中!)。次の瞬間、ペンシルヴェニア、撃沈!跡形もなく、消え去っていました。
 
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その後も、36cm砲のサルヴォは正確無比な砲撃で、アリゾナを行動不能にし、ネヴァダを撃沈します。あまりの猛攻に耐えかねたオクラホマが反航戦で逃げ切りを図ります。
 
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明けて、第3ターン、苦闘の太平洋艦隊は、またもや先頭艦のアイダホを大破されます。当時に反転したオクラホマが捕捉され、こちらも行動不能に。
 
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アメリカ軍も意地の反撃で、ついに旗艦長門を行動不能にしましたが、もはや戦力差は圧倒的です。
日本軍:撃沈1隻、行動不能1隻
アメリカ軍:撃沈3隻、行動不能6隻
残存艦は、わずかに2隻:9隻。
 
と、ここで日本軍は一気に勝負をかけてきます。旗艦を変わった陸奥と金剛級3隻による、突撃!が、これまで辛酸をなめてきたアメリカ軍は、一時的に砲力が落ちたことを見逃しませんでした。残り2隻の全砲門を集中し、接近中の金剛級-霧島に焦点を合わせます。2ランドに渡る猛砲撃によって、第4ラウンドにこれを撃沈!
 
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が、反撃もここまででした。回頭を終えた陸奥と接近中の金剛級2隻、長距離に入った伊勢・日向、そして山城・扶桑が、一斉射撃を再開。猛烈な鉄の暴風により、アイダホが行動不能に。
 
最後に残ったミシシッピが、3つの砲塔の基部を破壊され、力尽きたのは第5ラウンドでした。
 
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最終的な損害は
日本軍:撃沈2隻、行動不能1隻
アメリカ軍:撃沈3隻、行動不能8隻(回収不能のため、実質は撃沈扱い)
 
このソロプレイで仮想戦ジャンルのプレイ率が3割を超えました。ジャンル別記事も更新しましたので、ご覧ください。
パラレル・ワールドを呼び起こせ!~仮想戦アイテム
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/8453579.html

今月のソロプレイ第三弾は、北アフリカ戦線の第二弾で「AFRIKA!」(Bonsai Games)です。CMJ編集長の中黒氏がデザインした、北アフリカキャンペーンで、同人扱いの出版です。が、そこは、経験と繋がりを生かしたデザインになっていて、たった500円ながら、打ち抜きユニットと機能的なマップ、なにより1時間でキャンペーンが楽しめる秀作です。損害判定のルールがちょっとわかりにくいのですが、補給を核にしたアフリカ戦らしい、機動戦が楽しめます。
 
まず、第1ターンの補給は、ドイツ軍がロンメルチットだけに対し、連合軍は1Pt×4とかなり優位な状況です。このため、ドイツ軍は次ターン以降に賭けて、一切、行動しなかったのに対し、連合軍は2Aと9Ausをエル・アデムに後退させ、進撃路を遮断します。
 
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第2ターンは、早々に補給終了が出て、イギリス軍が増援をトブルクに入れたくらいで、両軍とも動きはなし。ああ、ドイツ軍は全く活動できず!
 
第3ターン、やっと、届いた1Pt×2の補給を使って、枢軸軍がおっとり刀で前進します。連合軍は補給を使って、エル・アデムを要塞化し、鉄壁の守りに入ります。
 
第4ターン、ドイツ軍がついに攻勢に出ます。まず、1Ptを使って、21Pzと15Pzでエル・アデムを正面攻撃。ここで、2Aを3ターンに渡って消耗させます。
 
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すかさず、歩兵で陣地を補強したイギリス軍に対し、DAKが勝負に出ます。ロンメルチットを使って、砂漠を迂回し、強襲をかけます。期待値的には十分、排除可能でしたが・・・drが冴えず、ギリギリのところで、イギリス軍が耐えきります。
 
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と、その直後に、後方にいた2個歩兵師団がDAKの退路を遮断!壊滅こそ免れたものの、最大3ターンの消耗となります。
 
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しばらくは足腰の立たない枢軸軍を尻目に、イギリス軍はビル・ハケイムまで前進し、盤石の防御態勢を引きます。
 
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枢軸軍が再び、攻勢に移ったのは、第7ターンでした。回復なったDAKとイタリア軍機甲師団を砂漠から迂回させ、ビル・ハケイムを強襲。二度にわたる攻撃で、ついにここを奪取します。
 
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ここで補給を使い果たしたDAKでしたが、第8ターンに届いた虎の子の1Ptを投入して、再び、要塞エル・アデムを迂回攻撃。これが見事に成功し、奪取してしまいます(ほとんど奇跡的なdrでした)。
 
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慌てたイギリス軍は、後方に待機していた2個機甲師団を投入して、奪還を目論みましたが・・・DAKの先制射撃に打ちすくまされ、失敗。勝負は、第9ターンに。
 
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ところが、いきなり、補給終了!!イギリス軍は反撃さえできず、ゲームエンドになりました。
 
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VPを確認したところ、
イギリス軍…4VP(3スペース占領+1個ユニット撃破)
ドイツ軍 …18VP(8スペース占領+10個ユニット撃破)
で、枢軸軍の圧勝となりました。
 
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が、第8ターンのエル・アデム攻撃が成功していなければ、スペース占領VPは大幅に違っていたはずで、かなり振れがあるなと感じました。北アフリカ戦らしいといえば、そうですね。

今月のソロプレイ第3弾は、北アフリカ戦線から「ロンメル戦記」(季刊Tactics誌)です。かつて、Tactics誌が専門解説本を目指していた季刊誌時代に、伏見素行氏デザインのミニゲームを付録化していました。「ロンメル戦記」はその一作で、完全自作が必要でした。が、TOROさんが美しいコンポーネントでこれを作製!ゲーム交流を通じていただくことができました。深謝、深謝です。
 
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システム的には、移動・戦闘に補給が加わったもので、北アフリカアイテムとしては、極めてオーソドックスです。こんな簡単なルールで、あのシーソーゲームを再現できるのか?!ともあれ、ソロプレイをしてみました。
 
第1ターン、エル・アゲイラを出撃したロンメルは、ZOC浸透の特別ルールを使って、最前線の機甲旅団を殲滅します。空いた穴から、第21装甲師団の一部とイタリア軍が海岸道路を突進し、イギリス軍の補給ユニットを捕獲します。
 
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予想外の反攻に態勢の整わない英連邦軍は、トブルクに第70師団を残し、ハルファヤ峠に立てこもります。
 
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第2ターンは、枢軸軍がトブルク南方を迂回し、前方へ。連合軍は1個機甲旅団をトブルクに派遣した他は、陣地を固めて終了します。
 
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第3ターン、補給が潤沢でないため、枢軸軍はトブルクへの無理な攻撃を控え、DAKを砂漠に派遣して前線を張ります。連合軍も補給と補充を前線に送り、反攻の準備を整えます。
 
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第4ターン、先手を取ったのは枢軸軍でした。トブルク攻略かと思いきや、機動力を生かして、ハルファヤ南方にいた第2NZ師団を急襲!EXでこれを除去すると、中央の第22機甲旅団+第1SA師団を包囲攻撃!惜しくもEXとなります。
 
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イギリス軍は南方に兵力を転送し、突出した第21装甲師団の一部に、物量攻勢(右に1シフト)をかけます。結果はまたもEXとなり、両軍とも主力が消耗します。
 
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第5ターン、DAKも半減したものの、敵の脅威も薄くなったので、枢軸軍はトブルク攻略に乗り出します。イタリア軍の掩護を受けて、EXで守備隊を削ります。
 
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イギリス軍もなけなしの補充を投入して、前面のイタリア軍を撃滅し、圧力をかけましたが・・・。
 
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第6ターン、残った第70師団に猛攻を加え、ついにトブルクを占領します。平地で機動戦をするのは分が悪いと、連合軍は再び、ハルファヤ峠に引きこもります。
 
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第7ターン、ここで枢軸軍は賭に出ます。マルタ島侵攻!1/2の確率でマルタが落ちるはずでしたが・・・おしくも失敗。なけなしの補給を失います。
 
第8ターン、やむなく、気を取り戻して、アフリカ軍団の全力を持って、国境線に強襲をかけます。ハルファヤ峠から南方に延びた戦線にDAKが攻撃をかけ、一進一退の攻防に。
 
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イギリス軍も、物量攻勢で変更に転じ、激しい消耗戦になります。
 
一時は、ドイツ軍が突破口を開きかけましたが、後方からの潤沢な増援と補充で英連邦軍が踏み留まります。
 
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第10ターン、物量攻勢を仕掛ける連合軍によって、第21装甲師団と第15装甲師団のそれぞれ一個連隊が壊滅し、ゲーム終了。ちょっと遅いクルセーダー作戦が成功しました。
 
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プレイした感想は、十分、面白い!でした。決して潤沢ではない枢軸軍の補給によって、展開が大きく変わるあたりが実にスマートに表現されています。(枢軸軍の輸送船を沈められまくるとお手上げですが)あと、一つ、補給が来れば、というロンメルの心境がよくわかります。
 
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今回は、ほぼ想定内のトブルク陥落により、国境線での攻防になりましたが、補給とdrによっては、ハルファヤ峠を抜くことも十分にあり得ます。(この後のソロでは、あやうくマレサ・マトルーで敗れるところでした)。付録にしては十二分の出来映えでしょう。
 
慣れれば、1時間で北アフリカ戦が堪能できることもあり、ぜひ、対戦してみたいものです。

しばらく離れていた砂漠戦ですが、気がつくと結構、アイテムが増加していまして・・・。北アフリカ戦域アイテムについて、最新版に更新します。
 
<初稿作成:2008/05/30>
このところのマイナー一直線の反動から、ちょっとはメジャーアイテムに戻ってみようと、家捜しをしていたら、目に飛び込んできたのが、北アフリカものです。独ソ戦のサイドショーといわれた「辺境戦線」ですが、かの有名なエルヴィン・ロンメルが登場するため、SLG業界でもかなりの人気があります。時期的にも、ちょうど合っているし(というか夏に似合いすぎ)、所有のアイテムの対戦状況を調べてみました。○●表示は、いつもの通りです。
 
無印…未プレイ △…ルールを読んで軽くインスト ○…ソロプレイ済み ●…まさかの対戦済み
 
[戦役級-いわゆる北アフリカもののメッカ]8点
 
砂漠のロンメル-PANZER ARMEE AFRIKA(AH)●
 最近のお気に入りアイテム。短くも激しいたたき合いと攻撃的な補給確立が、北アフリカにマッチングゥ~!!(このときははやりだったんですが・・・もはや、死語ですね)
http://chiharakai2005.at.webry.info/200805/article_17.html
 
アフリカン・キャンペーン(CMJ)○
 古典的なシステムながら、ツボを押さえた展開がグッド。ヒストリカルの教科書的な存在。
 
The Legend Begins(CMJ別冊)
 噂に聞く、北アフリカ戦線の最高峰。デザイナーは有名なシモニッチ。徹底的な研究で、いつかプレイしてみたい。
 
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DAK The Desert(旧GJ)○
 部隊の選択が楽しい編成ゲーム。表題通り、DAKはかなり強力です。
 
アフリカン・ギャンビット(アドテクノス)○
 生まれて初めてプレイした北アフリカもの。移動に、戦闘に、そして生き残りにも補給と、徹底したデザインは、見事。ゲテモノ的な見た目と違って、トーチ作戦(!)までできる優れもの。
 
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ロンメル戦記(T誌付録)○
 季刊Tactics誌に掲載されたDAKキャンペーン。もう、抜き打ちカウンターなど付かなくなっていた時代ですので、自作が必要。補給ポイントが要になる展開のようです。
 
AFRIKA!(同人)○
 CMJ誌編集長の中黒氏が作製/頒布した、最新の戦役級。毎回、ランダムに到着する補給ポイントとエリア・トゥ・エリアの機動戦が、簡潔にして本質を突く傑作!
 
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NORTH AFRICA(翔企画)△
 シミュレーター(翔企画)が斜陽のSLG界に、起死回生の「攻勢」をかけたビッグゲーム。ユニットは中隊単位で、イニシアチブ、ダミー、編成、補給など、あらゆる要素を詰め込んだ決定版。シナリオのソロしかできなったが、かなりおもしろいです。これもぜひ、対戦してみたい!
 
[戦役級その2-どこまでが、北アフリカでしょうか?]2点
 
北アフリカ・中東戦域(HJ)○
 でかいで有名なヨーロッパシリーズの一作。なんとヴァリアントで、中近東!の軍隊が登場します。特別ルールも多く、プレイにはかなり労力が必要です。でも、なぜかやりたくなる中毒性が・・・。
 
エチオピアのライオン(CMJ)●
 イタリア軍が本当に主役になる植民地戦争。でも、部族ごとにわらわらと戦いを挑むエチオピア軍がもっと魅力的!

 
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[作戦級その1-十字軍は、人気者!]5点
 
ロンメルアフリカ軍団(GJ)●
 ちはら会で、最大の対戦数を誇る傑作のクルセイダー作戦。チットシステムは、偉大なり!http://chiharakai2005.at.webry.info/200805/article_4.html
 
クルサイダー作戦(DC)○
 60シリーズと銘打って、DCに掲載されたミニミニ「十字軍」。堅実な展開ですが、派手さでは今一。
 
第8軍(CMJ)●
 ほとんどプレイも評価もされないけど、ブラインド陸戦ものの最高傑作!砂漠を長距離行軍する偵察部隊、対戦車砲の待ち伏せ、DAKの爆発的な打撃力、なにより疑心暗鬼の戦場心理が素晴らしい!長いのが玉に瑕ですが、いつでもお相手しますよ!
 
砂漠の狐(エポック)●
 評判は高いものの、ダミーシステム故、決してプレイ率が高くない悲劇の作戦級。現在、プレイエイドを制作中。誰か、お相手を~!
 
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激闘!ロンメル軍団(CMJ)●
 WGHBに掲載された初心者向けSLG。フォーメーション・チット・システムを使用して、シンプルに駆け引きを楽しめます。なんと、同じシステムで「川中島」が再現できるとは!あまりに面白くて、連戦した結果、早くもチットがすり切れはじめています(!)。
 
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[作戦級その2-変わり種の砂漠戦]5点
 
ベダ・フォム(CMJ)
 かつてのGDWの120シリーズを付録化。オコナー攻勢のクライマックスを描きます。主役はなんと言っても、イタリア軍!(うそ、本当は第8軍です)
 
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ガザラの戦い(CMJ) ● 
 無料頒布のかんたんガザラ戦ですが、dr合戦で大いに盛り上がる一品。いつでも、お相手をしますよ~。
 
ロンメル・アット・ガザラ(CMJ)●
 ベースは「ブタペスト45」システム。枢軸軍は、実質、6ユニットの機動戦で、広い戦場を走り回ります。自由フランス軍が攻撃力0-防御力10など、思い切った処理が特徴。特別ルールなしで、ヒストリカルになる見本。
http://chiharakai2005.at.webry.info/200610/article_4.html
 
チュニジア大突破(HJ)
 「クレタ島降下作戦」(AH)のヴォリス氏が作った作戦・戦術級。20にも及ぶ兵科が出てきます。時間をじっくり取って、研究してみたいものです。
 
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チュニジアの戦い(CMJ)●
 北アフリカ最後の戦いを描くキャンペーン級。GDWの2作「ブラッディ・カセリーヌ」と「レース・フォー・チュニス」を合わせたお買い得セット。枢軸軍の反撃もいいところまで行きますが、最後は次々と投入される連合軍の物量に押し切られます。
 
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[作戦級その3-ああ・・・黄昏のエル・アラメイン]3点
 
RUWEIDAT RIDGE(S&T誌)
 第一次エル・アラメイン戦を描いたミニゲーム。実は、和訳を作って、準備万端なんです。最近、エラッタが手に入ったので、プレイしたいものです。
 
エル・アラメイン(「ドイツ戦車軍団」エポック)●
 ロンメル最後のエジプト攻勢を描いたミニゲーム。イギリス軍に定石があり、それを覚えると、役割を終える入門ゲームです。
 
砂漠の戦い(T誌)●
 第二次エル・アラメイン戦と連合軍の反攻作戦(スーパーチャージ)をプレイできる玄人好みのアイテム。すでにちはら会で対戦済み!これをプレイできるとは、思わなかった!
 
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[戦闘級-膨大なシナリオと精密極まる戦闘システム]4点
 
TOBRUK(AH)△
 車両1両、火砲は1門、歩兵は分隊(シート管理で実質、一人ずつ!)の精密戦闘級。まだ、SLがなかった頃、もっとも詳細な戦闘級はこれでした。ATSが出た現在は、ほぼプレイされることはないでしょうが、プログラム学習式なので、ビギナーにはこっちの方が楽なんですよね。
 
Advance TOBRUK(CMJ別冊)
 42年の北アフリカだけを対象としたTOBRUKをシステムアップし、汎用性を持たせた精密戦闘級。CMJ支援もかねて、追加シナリオ集も持っていますが、ASLと両方はなかなか手が回らず・・・。
 
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Matilda(ツクダ)△
 なくも子も黙る、超精密の戦車戦アイテム。究極の移動・行動細分化のエンドレスフェイズ・システムと、命中判定-命中箇所判定-装甲厚確認-貫通力確認(-上級で被害判定)の高密度射撃システムが特徴。実際は、とっても手間と時間がかかるシュールな一品。
 
ワールド・タンク・バトル(CMJ)シナリオ●
  連合軍はやられメカのM4なのに対し、枢軸軍はTIGERⅠと88mm対空砲の最強コンビ!普通に戦っていたのでは、絶対、勝てません。連合軍は、綿密な作戦とタイミングで、虎を出し抜けるか?!
http://webryalbum.biglobe.ne.jp/myalbum/1004248002c84ac42036d3f7242ffab118c63f430/331011318291670311
 
 のべ21アイテム中、プレイしたものは13アイテム。おお、プレイ率は62%!たいていのジャンルが5割弱なので、かなり「優秀」な戦線です。勢いで、7割を狙うか?!ノルマはあと2つ。誰か、「砂漠の狐」(エポック)か、「NORTH AFRICA」(翔企画)、あるいは元祖TOBRUKあたりで、どうでしょう?
 
<2008/12/25の更新>
 
本記事を制作後、順調にプレイが増え、新たに3アイテムを対戦することができました(一つは、ソロから対戦へ)。
 砂漠のロンメル(AH)●
 砂漠の狐(エポック)●
 エチオピアのライオン(CMJ)●
 後半の2つは、まだ、さわり程度ですので、来年にぜひ、再戦したいです。
 
これで、プレイ数は15アイテムとなり、プレイ率は71%!この勢いで8割を目指します。来年のノルマは、やっぱり2つです。
 
<2013/11/17の更新>
 
気がつけば、砂漠戦が増殖中・・・前回の更新以来、CMJを中心に4点ほど、新作と発掘品がありました。
 
ベダ・フォム(CMJ)
激闘!ロンメル軍団(CMJ)
AFRIKA!(同人)
ロンメル戦記(T誌)
 
また、対戦できたのは、以下のアイテムです。
 
 これで、総アイテム数は26点。プレイ数は16アイテムなので、プレイ率は61.57%に低下いたしまして・・・(そりゃ、そうだ)今一度、7割を目指します。次の目標まで、あと3アイテムです。
 
<2013/12/3の更新>
 
先日のちはら会例会で、このジャンルのプレイ率が7割に復活しました。記事の再掲からわずか2週間の達成は、過去最速です。
 
ロンメル戦記(T誌)○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/10472289.html
AFRIKA!(同人)○
 
また、新作が加わったので、更新してあります。
ガザラの戦い(CMJ)
 
総アイテム数は27点で、プレイ数は19アイテムとなりました。次の目標は、8割突破で。なので、あと3アイテムです。

今月のソロプレイ第二弾は、前回と同じく仮想戦ジャンルから、「戦艦の戦い」(CMJ)S15「ア・ビッグ・ガン・エピック」です。その名の通り、大艦巨砲主義が中心の世界で、日米の主力戦艦同士が激突するWWⅡの仮想戦です。
 
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登場戦艦数は両軍合わせて13隻(!)と、「戦艦の戦い」で最大のシナリオです。オクラホマと長門・陸奥は、ヴァリアトでついた改訂ユニットを使用しています。
 
セットアップですが、単縦陣を組んだ両軍が、お互いの左斜め方向から接近するところから、始まります。
 
第1ターン、全力で前進するアメリカ軍に対し、日本軍は左回頭をして、距離を空ける作戦に出ます。日本軍は長距離で有利な点があるので、ある程度、距離を置いて闘いたいところです。
 
第2ターン、この効果が表れます。ともに視認外ながら、長門改がレーダー射撃を開始。さらに水偵の発進に成功した日本軍が一方的な射撃を行います。全6隻の砲撃が先頭のメリーランドに集中し、一気に3Wの損害を与えます。
 
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第3ターン、不利を悟ったアメリカ軍は回頭で一気に距離を詰めると、前後を逆にした単縦陣を組み直し、同航戦に移ります。
 
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第4ターン、お互いの主力艦同士が中距離での砲撃戦に移ります。以後、基本的に終盤までは、この体制での激しい撃ち合いに。
 
ともに損害が出始める中、射程ギリギリでアメリカ軍の重巡が放った一発が日本軍の重巡にクリティカルヒット!一撃で轟沈します。両軍通じて、初の沈没艦になります。
 
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第5ターン、今度はお返しとばかりに、日本軍の砲撃がオクラホマに命中!すでに機関停止の損害を受けていた同艦は、山城の一斉砲撃に絶えきれず、爆沈します。
 
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第6ターン、日本軍の砲撃は正確を極め、アメリカ艦隊に損害が続出します。アメリカ軍は莢叉はするものの、命中弾が出ません。
 
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第7ターン、流れを変えるべく、アメリカ軍の水雷戦隊が日本軍の後備に接近します。副砲による防御砲撃が開始され、先頭の重巡が轟沈しますが、生き残った重巡と駆逐戦隊が雷撃に成功し、殿の扶桑に1W1Sの損害を与えます。
 
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第9ターン、速度の落ちた扶桑に、メリーランドとノースカロライナの砲撃が集中し、ついにこれを撃沈します。
 
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第10ターン、日本軍も負けてならじと撃ち返し、先頭を走っていたテネシーに致命的命中を与えます。軽微ながら損害を受けていたテネシーは、弾薬庫の爆発で轟沈します。が、アメリカ軍の砲撃も猛烈を極め、日本艦隊の武装に大きな損害を与えます(のべで5W!)。
 
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第11ターン、両軍とも武装への損害が増加し、一時的に火力が堕ちます。日本軍は山城が砲撃不能に、伊勢・日向がともに火力1/3に落ち込みます。アメリカ軍もアリゾナが砲撃不能に、メリーランドが火力2/3となります。
 
第12ターン、ここで日本軍の水雷戦隊が、決死の雷撃に移ります。猛烈な阻止砲撃を受けながらも4隻全てが魚雷を命中させます。が、角度が悪かった(敵前方修整-3)とdrにも恵まれず、被害は1W。
 
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第13-14ターンは、両軍の散発的な撃ち合いのみで、一時的な小康状態に。
 
第15ターン、被害をダメコンで回復したアメリカ軍の攻撃で、伊勢と日向が全く砲撃ができなくなります。一方、日本軍も長門改級の砲撃と再装填を済ませた軽巡と駆逐戦隊の魚雷で、回復しつつあったアリゾナに命中弾を出し、撃沈一歩手前(3W2S)まで追い詰めます。
 
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第16ターン、雷撃を終え、回避中の日本軍駆逐戦隊が、複数艦からの副砲砲撃を浴び、撃沈されます。アメリカ軍も、通常射程ギリギリで発射された陸奥改の砲撃により、ついにアリゾナが沈没します。これで、戦艦の隻数は日本軍5隻:アメリカ軍4隻となりました。が、日本艦のダメコンが機能せず、砲撃不能や著しく砲撃力が低下した艦船が3隻もあり、一時的にはアメリカ軍が優位に。
 
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第17-18ターン、お互い、損傷が増えたため、主力艦同士の砲撃は、またも下火に。一か八かの雷撃を狙った日本駆逐戦隊も、激烈な砲火で火だるまとなり、爆沈します。
 
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このまま、お互いに決定打はなく、損害を微増したところで、第20ターンを迎え、ゲーム終了となりました。
 
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両軍の損失艦は、
日本軍:戦艦1隻、重巡2隻、軽巡1隻、駆逐戦隊1隊
日本軍:戦艦3隻、重巡1隻、駆逐戦隊1隊
 
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VPを計算すると・・・
日本軍:251点
アメリカ軍:156点
と100点近い差を付けて、日本軍の勝利となりました。

久々の「今月のソロプレイ」は、年末に向けてにわかにスパートに入った、仮想戦ジャンルで「戦艦の戦い」(CMJ)S13「竜頭蛇尾」です。ワシントン軍縮条約が不調に終わり、日米の建艦競争が続いた後、ついに両国が20年代に激突するというIFものです。このあたりの設定は「オレンジ計画」として、いくつかのアイテムが出ています。今回のシナリオは、その前哨戦にあたる巡洋戦艦同士の砲撃戦になります。
 
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セットアップは固定で、スタート。薄暮と言うことで、第1ターンの視認距離は10ヘクス。お互いに視認できない距離でしたが、アメリカ軍が観測機の発進に成功!長距離から一方的な砲撃を行います。さすがに精度は高くなかったのですが(-3修整)、幸先よく、高雄1Wを与えます。
 
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第2ターン、両軍は5ヘクスの距離を保ち、同航戦に。主力艦艇数ではアメリカが優るものの、日本軍は主砲の口径と乗組員(優秀)で有利です。日本軍は着実に命中弾を出すものの、当たり所が悪く(損害drが低すぎ)、レンジャーに1Wのみ。対するアメリカ軍は、赤城とCLに1Wずつを与えます。左回頭で逃げる日本軍を追って、アメリカ軍も回頭。
 
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第3ターン、日本軍の後衛とアメリカ軍の前衛の距離が4ヘクスになり、砲撃は激しさを増します。条件はほぼ同じでしたが、ここでもアメリカ軍のdrが冴え、高雄に2W1Sを与え(これで一時的に砲撃不能に)、CL及びDD2にも大きな損害を与えます。一方の日本軍の攻撃結果は、先頭艦に1Sのみ。
 
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第4ターン、速度が落ちた日本艦隊に、アメリカ軍が追いつき、至近距離での砲撃戦により、両軍に甚大な被害が出ます。これまで一方的に叩かれるばかりであった水雷戦隊が決死の突撃を行い、ユナイテッド・ステイツに魚雷を命中させるなど、善戦します。が、いかんせん、主力艦数の違いから、このままいけば、日本軍が先に消耗し尽くすのは明らかです。
 
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第5ターン、損害により速度がまちまちになった日本軍の戦列がばらけ始めます。アメリカ軍は高速を生かして、敵を追い抜きながら、砲撃を実行。落伍した駆逐艦隊が全滅し、後衛に被害が集中します。
 
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第6ターン、敵が猛追するのを見越して、日本海軍は一斉に左回頭し、アメリカ軍の背後を駆け抜け、一時的に距離をとることに成功します。
 
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第7ターン、夜間に紛れて逃走を図る日本軍ですが、速度の回復しない後衛が再び、追いつかれ、集中射撃を浴びます。
 
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第8ターン、このままでは全滅しかねないと判断した日本軍は、速度の落ちた損傷艦を南に向かわせ、ほぼ無傷で生き残った赤城と愛宕を全力で東進させます。案の定、損傷艦が捕捉され、ついに巡洋戦艦高雄が撃沈されます。
 
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と、ここで待ちに待った日本軍の主力艦隊が登場します。ダメコンに成功しているため、機能は維持しているものの、少なからずの損害を受けているアメリカ艦艇は、一斉に転進し、北への離脱を始めます。前衛のサラトガとコンスティテューションのみが、もう一撃だけ、加えようと、進路を維持しますが・・・。
 
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第9ターン、深入りしすぎた先頭のサラトガに、日本戦艦隊の星弾砲撃が集中!2Wの損害が出ます。隻数で6:2と完全に逆転され、ここにいたり、サラトガとコンスティテューションも北への退避を始めます。
 
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第10ターン、攻守入れ替わりで逃げるアメリカ軍に、日本軍の正確な射撃が降り注ぎ、サラトガに機関部に損傷!速度が低下します。
 
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第11ターン、逃げる術のないサラトガに砲撃が集中し、損害は3W2Sに!(沈没一歩手前)ここにきて、ダメコンも効果を上げず、もはや万事休す。
 
最終ターンに、サラトガは6隻の集中砲撃を浴び、アメリカ軍の初の沈没艦となります。が、この犠牲により、他の5隻は北方からの離脱に成功します。
 
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ここで、ゲームエンド。VPを調べたところ・・・
<撃沈>
帝国海軍 …55点(サラトガ)
太平洋艦隊…115点(高雄、CL1、DD1、DD2)
<損傷>
帝国海軍 …15点
太平洋艦隊…13点
<合計VP>
帝国海軍 …70点
太平洋艦隊…128点
よって、太平洋艦隊の勝利。
 
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沈没艦の多さから言って、妥当な結果でしょう。アメリカ軍は数の多さを生かして押しまくってVPを稼ぎ、増援が出てきたら離脱、という作戦が奏功しました。日本軍は、水雷戦隊がほとんど役に立たなかったことと砲撃drの低さから、苦戦となりました。小艦艇は荒天のため4移動力しか発揮できず、そのくせ、VP的には巡洋戦艦1隻に近い得点となるので、登場させない方がいいのかも?!
 
仮想戦ゆえ、希望が多いとは思えませんが、S15「ア・ビッグ・ガン・エピック」とともに、いつでも挑戦を受けますよ~。

やんごとなき事情で二ヶ月ほど、ゲーム生活から遠ざかっていますが、明日を区切りに復活できそうです。みなさまのお越しをお待ちしています。
 
[日時] 11月30日(土) 10:00-20:00
[会場] 菊間コミュニティセンター 2F 会議室 駐車場あり
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
[住所]
千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
[参加費]
300円(今回は有料の部屋のため)
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識
 
ついでに12月の予定ですが・・・年末の12/28(土)となります。年の瀬最後のダイス振りを、ちはら会でいかが?
 
イメージは、砂漠戦と並んで、むくむくとプレイがしたくなってきた中国史のもの。つい、最近、司馬遼太郎の「項羽と劉邦」を読了したばかりで、やる気は満々。傑作「信長包囲戦」と似たシステムで、策略値が入るあたりは「本能寺への道」に近いかも・・・。めっぽう弱いが優秀な配下のおかげで戦略的優位に立つ劉邦と、一撃の衝撃力なら四千年の中華で一番という項羽が、ガチンコ勝負です。初戦からそこそこ行けますが、最善手はかなり奥が深そうです。
 
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で、こちらは、太平記システムを用いた「魏武三国志」。明日からの解禁を目指して、ユニットきりに励んでいます。
 
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ついでに、こちらはソロですが、まもなく終盤を迎える「ローマ人の物語」に触発された「ローマ帝国の滅亡」。
 
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もちろん、「砂漠の狐」(エポック)も受け付けています。
 
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 先々週の日曜日に、第105回ちはら会が四街道で開かれました。Tommyさんから、簡易報告が届いているので、掲載します。
 
 参加者はkawaさんエンジョウさんと私3人でした。
 
 太平洋の覇者(AH)をエンジョウさん=日本、kawaさん=連合軍でプレイしました。英軍が踏ん張ってインドネシアを維持したものの、日本軍はハワイ支配に成功し、連合軍に反攻の隙を与えず勝利しました。
 
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 もう一つのAFRIKA!(Bonsai Games)を英軍tommy、枢軸エンジョウでお試しプレイしましたが、損害の適用の仕方がよく理解できませんでした。
 
 次回は、通常の菊間CCでの開催になります。みなさん、よろしくお願いします。

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