歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2014年03月

4月のちはら会の予定が決まりましたので、お知らせします。1が三つ並ぶと、いいことあるかも?!
 
[日時] 4月6日(日) 10:00-20:00
[会場] 菊間コミュニティセンター 2F ボランティアルーム 駐車場あり
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
[住所]
千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
[参加費]
無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識
 
イメージは、Wilさんと今後、対戦予定の「Berlin'45」(CMJ)。完全なワンサイドゲームですが、一度だけkawaさんと対戦したことがあります。よくもまあ、こんな一方的なアイテムを・・・(笑い)。
 
第三帝国の終焉~ヒトラー最後の戦い[原題ベルリン’45](CMJ)
 
 
Wilさんと予定しているのは、仮想シナリオでして、「スターリンの決断」か「日食作戦」。ZOCもなく、MAし放題のワイルドなシステムなので、果たしてゲームになるのか?!事前に演習したいけど、年度末・はじめの多忙期に果たしてソロする時間がとれるのかどうかですね~。
 

このところ、すっかり、ヘビロテになっている「項羽と劉邦」(GJ)を持ち込んだところ、nakanoさんが対戦希望を。ああ、千葉会はありがたいな~。漢軍(nakano)対楚軍(mitsu)でインストプレイとなります。
 
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第2ターンまでに漢軍が洛陽を、楚軍が鉅野を落として、標準的な展開でしたが・・・漢軍の人材登用の引きがよく、第3ターンまでに、蕭何・張良・韓信(!)が揃い踏みします。
 
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十分に兵力を補充した漢軍は、第4ターンに韓信を先頭に一気に攻勢に出ます。これに対し、項羽が迎撃するするものの、多勢に無勢で命からがら逃げ出す羽目に。
 
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と、「信長包囲戦」システムに慣れているnakanoさんは、ここで見事なコンボを発動!「巨大食料庫」に「国士無双」を連続使用し、電撃的に彭城に侵攻します。なんとか、ギリギリ、守りきったものの、楚軍は風前の灯火に。
 
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第5ターン、やむなく、項羽主力と種離味を北方経由で洛陽に侵攻させ、カード差を埋めるので、精一杯。このままだと、確実に負けでしたが・・・。
 
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第6ターン、ここで待ちに待ったイベントカードが!まず、「共に謀るに足らず」で軍師張良をパージ!
 
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さらに「天下三分の計」で韓信が独立!漢軍は必死に取り込みを図りますが、楚軍は送り物で同盟を許さず。と、その隙に、虞美人(ダブルムーブ)を使って楚軍が咸陽を陥落させます。
 
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ここに至り、カード枚数を逆転させた楚軍は、漢中に殴り込んで膠着状態を作り出し、そのまま、ゲームエンド。補給エリア数で優勢な楚軍の勝利となりました。ああ、危なかった!
 
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今回の参加でもっとも楽しみにしていたのが、「ミッドウェイ・キャンペーン」(CMJ)珊瑚海ヴァリアントです。非常にシンプルで理にかなった空母戦アイテムですが、ダブルブラインドということで、相手を捜すのが難しく・・・しかも、本戦ではなく、ヴァリアントなので、余計にそうでした。今回、こまいふさんが手を挙げていただいたおかげで、ついに対戦にこぎ着けました。
 
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陣営は、こまいふさんの希望で太平洋艦隊(こまいふ)を、mitsuが帝国海軍を担当します。
 
事前のソロ演習で判明したのは、以下の点です。
・日本軍は短距離(艦載機/水上機)の索敵だが、空母数分だけ(3隻)、航空索敵ができる。アメリカ軍は、空母自体の索敵は(艦載機による追加索敵を除けば)ないが、ポートモレスビーの長距離索敵(航続距離6ヘクス)が可能である。
・両軍とも潜水艦によるピケット警戒線が展開できる(3ユニット)。ただし、セットアップでは、隣接できない(ラインに間隙ができる)。
・空母戦力(艦載機数)は、ほぼ互角。日本軍は軽空母を入れて3隻で、アメリカ軍はネオショーを空母に申告できるので、3隻ずつとなる。
 
そこで、考えられる作戦は以下の通りです。
・アメリカ軍は、陸上索敵の傘の元に、モレスビー近郊に待機する。接近する日本軍を陸上機で攻撃し、敵を明確にすると共に、あわよくば(迎撃も対空砲火もできない)B17の高々度爆撃で敵空母に損害を与える。その後、TFの全力を持って、航空攻撃を加える。
・日本軍は、奇襲を受けないように、水上機索敵と航空索敵を主体に索敵網を張る(この時、TFの位置がばれないよう、あえて航続距離を短くする欺瞞も行う)。敵空母がいたら、全力攻撃を行うが、そうでなければモレスビー基地に空襲をかけて、上陸を支援する。
 
今回は、この想定に沿って、綿密に展開をします。日本軍TFはもっとも南の位置に配置して、まずは南方への進出を狙います。これがうまくいけば、しばらくは敵の陸上索敵網から隠蔽できます。敵潜水艦のピケットラインにかかる可能性はありますが、そうなったら、一旦、北上して姿をくらまし、モレスビーを直撃する作戦です。
 
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序盤、幸いなことにピケットラインを通過した日本軍TFは、一路、南下し、広い珊瑚海に溶け込みます。敵の航空索敵の縁をかすめる機動により、未発見のまま、モレスビーに接近していきます。
 
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一方、輸送船団は敵の北方索敵により、第2ターンには発見され、B17の爆撃を受けます。確率は20%程でしたが、drもよく輸送船1ユニット(と陸戦隊)が損害を受けます。
 
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頃合いを見て、日本軍は艦載機による航空索敵を開始し、東方への水も漏らさぬ偵察を行いますが、敵影はなし。これにより、敵はモレスビー近郊で空襲をかけてくるはずと、目算を立てます。
 
第9ターン、西方へ向かう日本軍TFが、敵の陸上索敵に発見されます。が、運良く、B17が前ターンに出撃していたため、空襲を受けず。対して、まさかのために、南東に放っていた日本軍の艦爆が、ついに敵のTFを発見!が、航続距離外のため、このまま、モレスビーに突進する限り、捕捉される心配はなし。
 
第10ターン、ならば、先制で敵基地を叩くべく、全攻撃機でモレスビー空襲を行います。その後に、敵空母と決戦だと、勝手に決めつけていたのですが・・・ここで、こまいふ司令が、まったく予想外の宣言を。「全艦載機で(日本軍TF)を攻撃します!」
 
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えっ!そんなばかな!航続距離内には敵TFはいないはず?!一体、どこから??
 
これがなんと、東方からの攻撃でした(次ターンの索敵で判明)。そもそも、アメリカ軍TFは最東端にセットアップしていて、日本軍を迎え撃てないため、通常ならミスになっていました。実際、日本軍TFを追いかける羽目になり、かなり焦っていたこまいふ司令は、敵の水上基地をかすめながら、直進で猛追します。これが、意図せずに日本軍TFの通ったルートを追いかける形になり、奇跡的に索敵網の外縁をたどりながら、夜間に追いつくことになったんです!
 
ああ、まさに完全なる奇襲!一月早い、ミッドウェイの悲劇か!
 
空母に残っていたわずかな戦闘機隊が獅子奮迅の働きで2.5ユニットを撃墜しましたが、大量のドーントレスが急降下爆撃を開始します。これにより、軽空母祥鳳が沈没、瑞鶴が大破となり、生き残りは翔鶴1隻に。また、同時に行われた輸送船への攻撃で、半隻分の兵員が失われます。
 
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反対に、日本軍TFが全力で行ったモレスビー空襲は、全くの空振り・・・(しょげしょげ)。航空戦力ではもはや2倍以上の差が付いて絶望的な展開でしたが、ここで夜の帳が降りて、一息入れられることに。
 
奇襲のショックから立ち直った日本軍は、このままでは終わらせられないと、反撃に出ます。まず、敵の接近を防ぐために、水上艦によるピケットラインを作り、これ見よがしに水上索敵を宣言します。実際は、1ユニットずつの小兵力だったのですが、水上戦に巻き込まれたくない敵は、接近をためらいます。唯一の希望の翔鶴は、夜の闇に紛れて南方へ機動し、姿をくらまします。
 
同時に別働隊を組織していた重巡が、夜明けと共にモレスビーを砲撃!敵の守備隊に損害を与え、航空索敵力を奪います。一方の日本軍は、水上機による索敵で、にっくき敵TFの位置を確かめます。
 
第15ターン、ここまでの一方的な戦果で日本軍は萎縮しているはず、と考えたこまいふ司令が、痛恨のミスを犯します。敵輸送船さえ沈めれば、勝利とばかりに、戦闘機を含む全艦載機を攻撃に差し向けたのです(敵戦闘機の妨害を想定していたため)。これにより、さらに半隻分の陸戦隊が消耗しますが、この時、アメリカ軍TFには護衛戦闘機さえ残っていない状況に・・・。
 
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「頭上に敵機!」まさにこのタイミングで、翔鶴隊の攻撃が開始されます。一転して、アメリカ軍が「完全なる奇襲」を受ける羽目に!猛烈な対空砲火を潜り抜けた翔鶴隊が、敵空母に同時雷爆撃を敢行、レキシントンとヨークタウンをともに大破に陥れます。
 
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この瞬間に、鮮やかなまでに優劣が逆転しました。アメリカ軍は、全航空機と索敵能力を失い、かつ、空母の移動力が半減。日本軍は、翔鶴が無傷で残り、以後は一方的な攻撃を実施します。重巡の艦砲射撃と空襲に支援された一木支隊が上陸に成功し、敵守備隊を全滅させたのは、第17ターンのことでした。
 
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いやー、面白かった!両軍とも、全く意図しない錯誤が発生し、完全なる奇襲と奇跡の逆転が起こる、希に見る展開となりました。これだから、ブラインドは止められないんですよね~。こまいふさん、ありがとうございました。
 
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本戦のミッドウェイ海戦と違い、ユニット数もお手頃。その分、日本軍による「絨毯索敵」もないので、純粋に索敵に専念できる、良質のヴァリアントです。ぜひ、希望があれば、再戦したいものです。
 
<追記>
 
このプレイにより、太平洋戦争空母・水上戦アイテムのプレイ率が4割を突破しました。ジャンル別記事を更新したので、ご覧ください。
 
航空機万能の時代と主役の座を降りた大艦巨砲主義~太平洋戦争空母・水上戦アイテム
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/archive/2013/06/12

この日、一番に対戦が決まっていたのが、「HANNIBAL」(Valley Games)です。昨年初めにプレイしたのが最後で、その時は喜多川さんのローマ軍で寄り切られた覚えがあります。
 
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今回は、その再戦で、陣営はmitsuの希望でローマ軍を、喜多川さんがカルタゴを担当します。
 
第1ターン、アルプスを越えたハンニバルに対し、16戦力を集めたローマが南下を阻止します。最後のカードで、CELTIBERIAの叛乱により、若干の有利に立ちます(確保した州9:8)。
 
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第2ターン、このまま、膠着するものも面白くないので、一旦、マルケルスをローマに下げ、敵を誘います。封鎖部隊が減ったため、これに乗ってハンニバルが戦闘を仕掛けます。多少なりとも消耗できれば、次ターンの執政官次第でキャンペーン・アタックを狙っていたのですが・・・天才的戦術家は強かった!第6イニングスまで粘りましたが、プブリウス・スキピオが敗退。損耗で1損害を与えたものの、潰走によりのべ6戦力を失う惨状に。
 
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第3ターン、やむを得ず、プロコンソルとなったマルケルスが封鎖を交替します。が、果敢に攻めるハンニバルが連勝し、エトルリアまでに攻め込まれます。
 
苦しくなったローマ軍は、ここで「停戦」を発動。まだ、かなり手持ちカードがあったので、手番を減らせれば程度に思っていたのですが・・・なんと、カルタゴ軍に停戦破りのイベントがない!これで、一息ついた、ローマ軍は兵力の回復を行い、アフリカヌス登場まで時間を稼ぐことに成功します。
 
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第5ターン、敵主力がイタリア本土に釘付けになっている隙に、別働隊がヒスパニアに上陸し、揺さぶりをかけます。これに対し、ハシュドルバルが三度にわたって迎撃を仕掛けますが、「ヒスパニア傭兵の離脱」とフラミニウスの奮闘によって、ローマ軍がなんと3連勝!敵が弱体化した隙に、IDUBEDAの確保に成功します。
 
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さらに、第6ターン、アフリカヌスもヒスパニアに投入し、決戦態勢を取ります。バルカ家本土の危機にいたり、カルタゴ軍はやむをえず、ハンニバルを呼び戻します。
 
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戦力的にはほぼ互角でしたが、「戦象の恐慌」などにより、アフリカヌスが有利に。2回に及ぶハンニバル対アフリカヌス決戦をローマが制し、万事休す。
 
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この隙に、ヴァロ率いる別働隊がBAETICAを攻略します。さらに、「ヌメディアの叛乱」で東ヌメディアを失ったカルタゴ軍は、わずかに5州の確保しかできず、7政治ポイントのマイナスに!
 
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この時点で逆転は極めて困難ということで、ローマ軍の優勢勝ちとなりました。

業務に追われ参加を迷っていた千葉会でしたが、yagiさんからのうれしいお誘いがあり、朝から参加してきました。はじめこそ、そこそこの人数でしたが、昼を迎える頃には卓が並べきれないほどの人数に。う~ん、やっぱり凄い!ちょっとうれしくなるくらいの熱気でした。
 
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到着早々から、喜多川さんとのHANNIBAL対戦を皮切りに、ブラインド空母戦、CDS、ハガキと、立て続けに12戦!やっぱり、例会はいいなと実感できた濃密な時間でした。対戦いただいたみなさん、主宰者のyagiさん、新規のハガキをインストとをいただいた軍神殿に、本当に感謝です(鹿内さん、「サプライズ」をありがとうございました)。
 
3月の千葉会でプレイしたアイテムと戦績は、以下の通りです。
 
HANNIBAL(Valley Games) ●カルタゴ(喜多川)対ローマ(mitsu)○
 
おそらく、当代最高峰のCDSを、喜多川さんと再戦。詳しくは別記事で。
 
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ミッドウェイ・キャンペーン(CMJ)珊瑚海ヴァリアント ○帝国海軍(mitsu)対太平洋艦隊(こまいふ)●
 
完全なる奇襲を喰らうも、奇跡の反撃!こちらも、詳しくは別記事で。
 
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項羽と劉邦(GJ) ●漢軍(nakano)対楚軍(mitsu)○
 
首都を蹂躙されるも、土壇場で逆襲。この日は、こんな展開ばっかりで、へとへとです(笑い)。詳しくは別記事で。
 
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ハガキの空母決戦(テスト版) 5連戦!
 ●帝国海軍(Mat)対太平洋艦隊(mitsu)○
 ●帝国海軍(Mat)対太平洋艦隊(mitsu)○
 ●帝国海軍(Mat)対太平洋艦隊(mitsu)○
 ●帝国海軍(Mat)対太平洋艦隊(mitsu)○
 ●帝国海軍(Mat)対太平洋艦隊(mitsu)○
 
軍神殿にインストをいただき、「とりあえず」と始めたら、盛り上がりが尋常ではない!行けそうで行けない、ままならさが、実に秀逸。早いと5分、長くても10分で片が付く手軽さで、気がつけば5連戦もしていました(笑い)。あれ、でも、半分くらいは空母決戦が起こらなかったような・・・正式発表に向けて、鋭意、デベロップ中だそうです。
 
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ゲティスバーグ戦役(CMJ)4戦!
 ●南軍(かみ)対北軍(mitsu)○
 ●南軍(Mat)対北軍(mitsu)○
 ○南軍(Mat)対北軍(mitsu)●
 ●南軍(ミヤポンスキー)対北軍(mitsu)○
 
前回も話題になった、簡単級ゲティスバーグ戦役。帰宅間際に始めたのに、こちらも気がつけば、ヘビーローテーション。はじめは、かみさんとお試しだったのに、次々と増援(対戦希望)が現れ、思わぬ戦闘の拡大に。う~ん、まさにゲティスバーグか?!(笑い)
 
1/2戦は、手堅くマナッサス-フレデリックス-ゲティスバーグのラインを守りきった北軍の勝利。
 
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第3戦は、色気を出して、ハーパーズ・フェリーでユーエルを包囲攻撃したものの、まさかの敗退。で、いつものようにとんでもない方向に退却してしまい、ゲティスバーグ決戦に間に合わず、6点獲得が確定し、サドンデス負け。
 
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第4戦は、巧みな機動をするベテランのミヤポンスキーさんを、カーライルで捕捉し、ロングストリートを殲滅!抜けそうで抜けない展開に、悶絶(喜びの?)していました。
 
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今回、Wilさんからご要望のあった「項羽と劉邦」(GJ)を、早速プレイしました。
 
第1回戦 ●漢軍(Wil)対楚軍(mitsu)○
 
序盤、張良を選択したWilさんに、「名士の仕官」で蕭何、ランダムで韓信が馳せ参じ、いきなり漢軍はフルスタッフに。ならば、先手を打って、襄陽を奪わんと、項羽主力が侵攻しますが、まさかのハイロールで張耳を屈服できず。逆に韓信の逆襲で、主力隊が全滅し、項羽はあやうく首都の彭に逃げ帰ります。
 
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が、第4ターンに、一気に流れが変わります。「共に謀るに足らず」で張良がパージされ、イベントはもっぱら楚軍に偏ります。さらに、「天下三分の計」で韓信が独立!これにより、漢軍主力が拘束される羽目に。
 
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この隙をついて、楚軍が電撃的に武漢に侵攻し、本領の漢中と咸陽が危機に見舞われます。が、かろうじて漢軍の味方になった韓信がこれに突入して、押しとどめます。主力が膠着状態しているうちに、別働隊の竜旦が北部を攻略。最後は、「背水の陣」で襄陽を陥落させ、楚軍の勝利となりました。
 
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次に、「砂漠の狐」(エポック)を終えたDas Reichさんから、「面白そうなので、インストしてください」と要望があり。
 
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第2回戦 ○漢軍(Das Reich)対楚軍(mitsu)●
 
第1回戦同様、漢軍はかなり人材がよかったのですが、それをさらにDas Reichさんの作戦が後押し。インストのハズなのに、いきなり、押されまくる楚軍。「こりゃ、厳しいぞ」と必死に挽回を図るものの、後手後手に回り、なんと漢軍のサドンデス勝ちに・・・。「本当に始めて?!」と疑いたくなるくらいの手際の良さでした。
 
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第3回戦 ○漢軍(mitsu)対楚軍(Das Reich)●
第4回戦 ○漢軍(mitsu)対楚軍(Das Reich)●
第5回戦 ●漢軍(mitsu)対楚軍(Das Reich)○
 
「今度は陣営を入れ替えてみましょう」と作戦級の鬼は、あくなき探求を続けます。さすがに、漢軍なら負けられないmitsuは、第3回戦と第4回戦を、イベントによる掣肘と全方位外交による中立勢の調略で、楚軍を圧倒します。
 
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Das Reichさんいわく、「楚軍はかなりきつい。勝率は2(楚軍):8(漢軍)くらいか」と。かなり的確な指摘です。
 
あきらめ切れないDas Reichさんは、三度目の正直と、またも楚軍を担当。早々に虞美人を手に入れた項羽は、なんと電撃侵攻で武漢経由で、咸陽を占領!慌てた漢軍は、韓信を引き連れて迎撃に向かいますが、返り討ちに遭い、韓信が死亡。漢軍主力は種離味に洛陽で拘束されたまま。最後は兵を蓄えた項羽主力が漢中の劉邦を戦死させて、楚軍初勝利となりました。う~ん、こんな勝ち方を見たのは初めてです。
 
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気がつけば、朝から「項羽と劉邦」だけで、5連戦。「砂漠の狐」を入れれば、Das Reichさんと5回戦という、信じられないハードスケジュールで、十分に堪能した(疲労した?)一日でした。持つべきは、よき戦友かな・・・。

お昼を食べた後は、Das Reichさんから要望のあった「砂漠の狐」(エポック)です。前回、慣れない選択ダミーによってイギリス軍で敗退したため、リベンジ戦とのことで。mitsuが枢軸軍で、Das Reichさんが連合軍と同じ陣営での再戦です。
 
今回の枢軸軍は、前回とは逆に海岸通りにDAK主力を伏せ、敵が低比率攻撃によって消耗したところでカウンターを入れるという作戦をとりました。ところが・・・。
 
連合軍は、序盤にハルファイア峠を落とすと、後は偵察大隊による小競り合いばかりで、全く誘いに乗ってきません。やむなく一部の歩兵を露出させ、その近くにDAKの待ち伏せをかけますが、(計算が立つ)「見える敵だけを叩く」戦術を徹底し、ニヤミスばかりで戦果なし。
 
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その一方で、トブルク周辺では積極的な突出と後退を繰り返し、徐々にイタリア軍守備隊を消耗させていきます。あまりに五月蠅いので、一時、第90師団を戻して、罠を貼るものの、それがわかったかのように、今度は閉じこもり。
 
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痺れを切らした枢軸軍は、おそらくダミーであろう中央部に、偵察大隊が突進しますが、数枚のダミーをはがしたところで、敵の警戒線に抵触し、こちらも小競り合いのみ。逆に回り込んだ敵の小部隊に包囲され、損害のみが嵩みます。
 
そして、移動制限の切れた第9ターンから、連合軍は怒濤の全面攻勢をかけます。正体のわからぬ敵には、DAKの可能性を考えて、最低でも1:1の立つ攻撃を実施。第8ターンから始まった補充とも相まって、極めて少ない損害のまま、海岸通りと砂漠方面からトブルクに迫ります。
 
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このままでは消耗戦に巻き込まれると判断したドイツ軍は、DAKを二手に分けると、一部をトブルクに回し、突出した敵の守備隊を粉砕。終盤に、この要塞を陥落させます。が、敵の主力がエルアデム近郊で手を結び、DAKもろとも要塞に立てこもる羽目に。
 
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一方、中央部に突進した1個師団は、ダミーをはがしながら、偵察大隊を捕捉し、潰走させます。一時は戦線の隙間を縫って、集積基地まであと一息まで迫りますが、基地に現れた補充と前線から駆けつけた2個師団強の敵に捕捉され、万事休す。
 
最後は、敵の攻勢を押し返したイギリス軍が、第15ターンに西方への突破を果たし、最終の1ターン前に、サドンデス勝利となりました。
 
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いやー、さすが作戦級の鬼は手堅かった!何度か待ち伏せに持ち込めるチャンスがあったのですが、まるで見えているかのように、これをスルー。地道に露出した部隊のみを削られました。そして、最後は怒濤の大攻勢。もし、勝機があったとしたら、中央部にDAKの全力を注ぎ込んで、集積基地を狙うくらいでしょうか・・・。それでも、補充や前線からの救援を考えると、2個程度をつぶせるのが、関の山かと。いずれにしろ、最終盤までゲームを壊さなかったのがやっとで、連合軍にイニシアチブを取られっぱなしの再戦でした。

未だに冬の寒さが残る初旬の日曜日に、第110回ちはら会が開かれました。今回は、作戦級の鬼Das Reichさんが「復讐するは我にあり」と来場!(そうか、ゲームに強くなると、来場者が増えるかも?!笑い)また、久々の新人Wilさんが初参戦してくれました。Wilさん、「珍来の部」(?)までおつきあいいただき、ありがとうございました。
 
先日、プレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。
 
項羽と劉邦(GJ)5戦
 ●漢軍(Wil)対楚軍(mitsu)○
 ○漢軍(Das Reich)対楚軍(mitsu)●
 ○漢軍(mitsu)対楚軍(Das Reich)●
 ○漢軍(mitsu)対楚軍(Das Reich)●
 ●漢軍(mitsu)対楚軍(Das Reich)○
 
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全てmitsuのインストで、自分も十分に堪能しました。詳しくは、別記事で。
 
本能寺への道(GJ)3人戦  ○柴田(Wil)・明智(いの)・羽柴(kawa)
 
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謀反を起こして、上様を討ち取った明智(ヒストリカル!)を、柴田が仇とばかりに成敗し、そのまま、逃げ切ったそうです。
 
竜虎三国志(GJ)3人戦  ○孫策(Wil)・馬超(いの)・曹操(kawa)
 
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こちらも、新人Wilさんの見事な勝利。序盤は、曹操が順当に勢力を伸ばしたものの、孫策と馬超の挟撃に遭い、敗退。最後に、孫策が寄り切って勝利だったそうな・・・。詳細は、ぜひ、みなさんからコメントをお願いします。
 
砂漠の狐(エポック) ○連合軍(Das Reich)対枢軸軍(mitsu)●
 
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前回のリベンジ戦でして・・・。こちらも詳しくは、別記事で。
 
No Retreat(CMJ)2戦
 ○ドイツ軍(Das Reich)対ソ連軍(kawa)●
 ●ドイツ軍(Wil)対ソ連軍(kawa)○
 
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対戦の暖機として、あるいは合間を縫って、二戦が行われていました。緒戦は、作戦級の鬼Das Reichさんが熟練の技で瞬殺。二戦目はその薫陶を受けたkawaさんが、ソ連軍でサドンデス勝ちでした。
 
イメージは、新人Wilさん持ち込みの「自信作」。
 
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30年近くのブランクがあるそうですが、MAでの事前のやりとりでは、かなりの猛者ぶりがわかりました。例えば・・・
 AGINCOURT(SPI)では、ただ射られるだけのフランス軍(!)ばかりだったとか、
 WAR AND PEACE(AH)では、ほとんど陸軍のいないイギリス軍専門だとか、
 宇宙の戦士(AH)では地下に潜ってばかり(アレクニド!)だったとか・・・。
なんて、我慢強いんでしょう!まさにちはら会にピッタリ?!(笑い)次回は、「Berlin`45」(CMJ)の仮想シナリオ(!)を約束しています(ほんとにいいのかな~)。

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