続いて取り組んだのが、ちはら会でちょっとしたブームの「項羽と劉邦」(GJ)です。今回は、両軍を表裏で二連戦しました。
第1戦は、楚軍(mitsu)対漢軍(エンジョウ)で対戦。第1ターンは、定石通り、漢軍は咸陽を、楚軍は臨淄をそれぞれ、制圧します。と、ここで楚軍は、友好度判定で味方に付いた黥布を使い、武漢へ電撃侵攻します。

これで時間を稼いだ楚軍は、第2ターンに鉅野と平原を制圧し、持久体制を固めます。張良を得た漢軍でしたが、やむなく礫陽経由での洛陽行きに切り替えます。

第3ターン、漢軍がイベントで一手目を消費したので、すわ、とばかりに、種離味率いる別働隊が洛陽を電撃占領します。が、すかさず、漢軍もカウンターで主力を洛陽に侵攻させ、種離味を討ち取ってしまいます(ちょっと強引すぎたか?)
第4ターン、敵が主力を洛陽に集結させる隙に、再び、黥布が動きます。目標は、咸陽!裏を付いた攻撃が決まり、一時的に手札数が同数に並びます。

第5ターンは、敵に韓信が登場!ちょうど、「天下三分の計」があったので安心していたところ、張良が「間諜」でこれを廃棄!う~ん、間が悪い。漢軍は韓信を使って、咸陽を奪還し、さらに「天下無双」で洛陽に主力を集結します。
楚軍は、ならば実力でと、項羽主力で襄陽を落としに行きますが、drに恵まれず。そこへ韓信が投入してきて、膠着状態へ。

第6ターン、すかさず、漢軍の増援が襄陽へ到着し、項羽を撃破してしまいます。と、ここで、再び、「天下三分の計」!やむなく、漢軍は「巨大食料庫」で主力を活性化すると、行動の自由を得るために、韓信を攻撃します。が、最後の1ユニットが残ってしまいます。

第7ターン、楚軍主力も再び、襄陽へ突入し、張耳軍を撃破。韓信と楚軍の両方に拘束された漢軍主力は、項羽の除去という奇跡を信じ、楚軍へ攻撃を行います。

が、当然、楚軍が生き残り、エリア数の優位で楚軍の勝利となりました。途中までは、漢軍に押されっぱなしでしたが、絶妙なタイミングの「天下三分」で勝利をもぎ取りました。

第二戦は、陣営を入れ替え、漢軍(エンジョウ)対楚軍(mitsu)に。序盤は、両軍とも順調に勢力を拡大します。楚軍は、項羽と種離味の二人を投入して、北部の平定を行います。これに対し、漢軍も襄陽に援軍を送り、ここを強化。

第5ターン、と、果敢な楚軍は、電撃的に洛陽に侵攻します。一度は、ここを占領しますが、漢軍の反撃にあって、奪還されます。漢軍はここぞとばかりに、黥布を味方にして、寿春に侵攻します。楚軍も「伝説の名馬」で項羽を引き戻して、膠着状態になります。

第6ターン、漢軍に韓信が登場し、洛陽に配置。このあと、兵力を注ぎ込んで攻勢に移ろうとした矢先、寿春に集結していた楚軍13ユニットが、洛陽に侵攻してきます。実は、寿春で黥布を撃破して行動済みになるも、虞美人によって再び、活性化しました。
漢軍も「伏兵」で迎え撃つも、楚軍のdrが上回り、なんと韓信が戦死してしまいます。そのまま、ここを奪回できず、サドンデス負けとなりました。う~ん、呼び込んだつもりが、懐で大暴れされ、致命傷になってしまいました。「策士張良、策におぼれる」

人材の登用や友好度判定で大きく変わりますが、漢軍が優位と思われるこのアイテムで、めずらしく、楚軍が連勝となりました。まだ、手はあるんですね~。いずれにしろ、白熱した戦いで、十分に楽しめました。
