歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2014年09月

ほぼ残暑もなく、過ごしやすい日が続いています。でも、天候不順の影響で、千葉名産の梨は今一かな?
 
10月のちはら会の予定が決まりましたので、お知らせします。
[日時] 10月5日(日) 10:00-20:00
[会場] 菊間コミュニティセンター 2F ボランティアルーム 駐車場あり
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
[住所]
千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
[参加費]
無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識
 
個人的な希望は、前回、奇跡の対戦を果たした「日本機動部隊2」(CMJ)。烈風や流星が出てくる仮想シナリオで、ヤンキーどもに逆襲だぁ!
 
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もう一つが、思いがけず面白かった「ビルマの落日」(GJ)(失礼!)。前回の作戦研究で日本軍の勝ち筋が見えたので、今度は連合軍の反撃プランを探ってみたいです。
 
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でもって、突然のダークホースが「プラン・オレンジ-日本侵攻作戦」(CMJ)。「日本機動部隊2」でどこかで見たようなマップがあったなと引っ張り出して見たら、おお、「プラン・オレンジ」と近いじゃないですか!ただし、こちらは、大艦巨砲主義全盛の30年代が舞台。空母もわずかにいるものの、強力無比な戦艦隊と空中空母こと飛行船(!)まで、痺れるラインナップ。上級戦闘ルールは、ツクダ以上の煩雑さですが、ソロが間に合えば、持ち込みます。
 
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今月のソロプレイ第2弾は、同じく太平洋陸海空キャンペーンから、「太平洋空母決戦」(CMJ)です。このアイテムは、2012年度版WGHBの付録ゲームで、マーカーを含めわずか90ユニットと4ページのルールで、1943年末までの太平洋戦役を描きます。このところ、抜群のキレを見せる、2010年代中黒デザインの嚆矢と言える作品です。
 
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本命の艦船ユニットは、空母と新鋭戦艦が1隻につき、それ以外は戦隊ごとに、1ユニットとなっています。これに、陸軍機(LAC)と輸送艦が加わります。残りのほとんどは、占領や修理のマーカーです。
 
マップは基本的にポイントトゥポイントで、空母等の機動部隊のみは、海域も利用することができます。両軍の機動部隊の柔軟性を現しているものと考えられます(が、ゲームではほとんどが、移動力の多いライン移動になり、海域はほとんど使用せず)。
 
移動は、日本軍-連合軍が交互に手番を行い、ランダム判定により5-8ラウンドとなります。無尽蔵の補給のあるアメリカ軍と違い、日本軍には、厳しい燃料制限があります。何をするにも燃料を消費するため、時間が経つにつれ、必然的に展開が狭まります。
 
戦闘は、極簡単。敵ユニットに自軍を割当て、ステップ数分だけdrし、戦闘力以下で1ヒットを与えます。この時、空母または基地機がいる側は、任意で航空戦(航空兵力だけが攻撃を行える)を選択できるため、空軍力を持つ側が一方的に攻撃をすることになります。まさに、史実の航空優勢主義です。
 
勝利判定は、最終ターンに両軍が占領していたVP(と連合軍の壊滅した陸軍ユニット数)の合計になります。これが殊の外、日本軍に厳しく、ルール通りではまず持って日本軍の敗北となります。
 
このゲームについては、CMJ誌106号と107号に、F男さんによる優れた作戦研究があり、これを参考に、ソロ演習をしてみました。で、今回の日本軍は、その中の「ジョンストン島攻略作戦」を実行してみます。果たして、中部太平洋の奇襲は、連合軍の反攻にどこまで通用するのか?!
 
第1ターンは、まずは定石の真珠湾攻撃から。中部太平洋にいる日本機動部隊を使って、真珠湾攻撃を行います。6隻の空母による空襲で、確率的には旧式戦艦隊を撃滅できるはずでしたが、惜しくも撃ち洩らします。LACによる逆襲は失敗で、敵の全滅こそできませんでしたが、まずまずのスタートです。
 
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その後は、ボルネオ以外には東南アジアに一切、兵力を送らず、主力を中部太平洋に向けます。マリアナ海峡を陸軍で制圧し、そのまま、本土の陸軍でミッドウェイ島を攻略します。
 
これに対し、連合軍はハワイ島のLACをオーストラリア経由で、ジャワ島に送り、ここからボルネオ空襲をします。戦闘drが抜群で、第二艦隊を撃滅してしまいます。
 
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敵の陸軍航空隊の脅威に、トラックに戻っていた南雲機動部隊は、電撃的にインドネシアに侵攻し、空襲でLACに1ヒットを与えます。が、殊勲のLACも猛烈な反撃で、高速戦艦隊を損傷させます。
 
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作戦的にはまずまず、想定内の侵攻ですが、思いの外の損害もあり、厳しいスタートです。
 
[第1ターン終了時点]
 日本軍VP…9点(マリアナ、ラバウル、アッツ島、ボルネオ、ミッドウェイ島)
 残存燃料…23ポイント
 
真打ちの第2ターン、前ターンの再配置で、トラック島に集結していた聯合艦隊主力及び輸送船が、出港します。目標は、ジョンストン島!空母に守られた大船団がジョンストン島沖に到達します。
 
これに対し、連合軍はハワイ諸島の空母機動部隊を迎撃に差し向けます。ここに、史上初の空母決戦が惹起します。その結果は・・・空母及び護衛艦艇を個別に狙ったアメリカ軍の空襲で、空母赤城が沈没し、戦艦隊2つが損傷。対する日本軍は、不沈空母エンタープライズに目標を絞り、全力攻撃でこれを撃沈します。
 
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両軍が航空兵力による死闘を繰り広げている間に、陸軍一木支隊がジョンストン島を攻略。ここに海軍航空隊を送り込んで、拠点化することに成功します。これにより、海兵隊が登場するまでは、アメリカ軍が奪還することは不可能になります。やむなく、連合軍は前線を増強しながら、ラバウルとアッツ島を取り返すゲリラ的対応に終始します。
 
しばらく、安泰の日本軍は、主力は燃料消費を嫌って、トラックに籠もって動かず。補給切れで敵が損耗したフィリピンに陸軍を上陸させ、ここを占領する程度です。
 
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[第2ターン終了時点]
 日本軍VP…9点(マリアナ、ボルネオ、フィリピン、ミッドウェイ島、ジョンストン島)
 残存燃料…16ポイント
 
第3ターン、どうせなら行けるところまで全力で、と日本軍は南太平洋制圧に乗り出します。ラバウルとガダルカナル島を陸軍で占拠すると、本命のフィジーに侵攻。機動部隊による二度の空襲で、敵LACを撃滅します。が、さすがにこのターンの上陸は間に合わず、フィジーはギリギリのところで、連合軍が死守します。
 
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一方、次ターンの本格反攻を目論むアメリカ軍は、前哨基地にある敵の航空隊の撃滅に努めます。ハワイ諸島から飛び立ったLAC4ステップが、ジョンストン島とミッドウェイ島を空襲します。日本軍も空中戦で抵抗しましたが、執拗な攻撃により、両島の航空兵力は全滅となります。
 
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[第3ターン終了時点]
 日本軍VP…14点(マリアナ、ボルネオ、フィリピン、ミッドウェイ島、ジョンストン島、ラバウル、ガダルカナル島)
 残存燃料…11ポイント
 
第4ターン、いよいよ、海兵隊が登場し、連合軍の反攻が始まります。前ターンに敵航空隊を排除したジョンストン島に海兵隊が上陸し、早くもここを奪還します。そのまま、1個艦隊がミッドウェイ島に侵攻し、攻略に取りかかります。
 
中部太平洋での前進を終えた連合軍は、続いて南太平洋での反撃に移ります。真珠湾攻撃から回復した旧式戦艦が、フィジー経由でガダルカナル島で侵攻。これに対し、日本軍は戦艦大和を含む水上艦隊4ユニットを派遣し、一撃で旧式戦艦を屠ります。
 
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「敵艦隊、動く」の報に接したアメリカ軍は、すかさず、真珠湾から空母機動部隊を出撃させます。目標は、敵の水上艦艇群。5隻の空母艦載機が練度の高さを発揮し、一方的な空襲により、大和を除く3隻を撃沈します。占領地こそ大きく変わりませんが、日本軍の損害の多さに、先行き不安になります。
 
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[第4ターン終了時点]
 日本軍VP…10点(マリアナ、ボルネオ、フィリピン、ラバウル、ガダルカナル島)
 残存燃料…10ポイント
 
第5ターン、前ターンに消耗した空母を修理しつつ、連合軍は中部太平洋からの前進を再開します。主力となったのは、戦艦隊と基地航空隊。序盤にマーシャル諸島を海兵隊で奪取すると、一大航空基地を作り上げます。
ここに7ステップのLACを送り込み、猛烈な航空撃滅戦を仕掛けます。目標は、マリアナ諸島!まず、初空襲で敵のLACを一撃で撃破。
 
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本来なら、トラックの空母群で基地機を叩きたいところですが、燃料不足と史実のラバウル消耗戦の二の舞にならないように、出動せず。代わりに、やむなく本土から大和と武蔵、輸送船を投入し、死守の構えを見せます。
 
この戦艦隊を、LACが猛爆撃をし、巨大戦艦に1ステップずつを与えます。この2隻はターン終了時に修理のため、本国に回航する羽目になり、ますます、日本軍の戦力が厳しくなります。
 
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[第5ターン終了時点]
 日本軍VP…10点(マリアナ、ボルネオ、フィリピン、ラバウル、ガダルカナル島)
 残存燃料…9ポイント
 
第6ターン、準備万端となったアメリカ軍は、マーシャル諸島から敵の本丸であるトラック諸島に航空撃滅戦を仕掛けます。3度による猛烈な空襲によって、燃料不足で泊地に籠もっていた日本機動部隊が大きな損害を受けます。飛龍、翔鶴、隼鷹がなすすべなく撃沈され、瑞鶴も損傷します。対する反撃は、わずかに敵LACに1ヒットのみ。
 
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このままでは全滅すると判断した連合艦隊司令部は、トラック諸島からの撤退を命令し、機動部隊は本土へ引き上げます。すかさず、アメリカ軍が侵攻し、ターン終了時にここを占拠します。また、ガダルカナルに籠もっていた1個師団も、海兵隊2個師団が排除し、ここも奪還します。
 
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[第6ターン終了時点]
 日本軍VP…7点(マリアナ、ボルネオ、フィリピン、ラバウル)
 残存燃料…9ポイント
 
最終の第7ターンは、ミクロネシアとその周辺をめぐる激闘となります。もはや、勝利はないものの最後まで闘う意志を固めた日本軍は、マリアナとフィリピンへ陸上機と戦艦隊を送り込み、死守態勢に入ります。
 
これに対し、パラオを陥落させたアメリカ軍はLAC、空母機動部隊、戦艦隊が総力を上げて、攻撃に出ます。LACの長距離反復攻撃を皮切りに、機動部隊による空襲により、フィリピンにいた武蔵と敵のLACを撃破します。
 
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やむなく日本軍は、本土にいた機動部隊をマリアナに送ると、虎の子のLACをマリアナからフィリピンに移送し、全滅上等の遅滞行動を行います。
 
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アメリカ軍は、ここに機動部隊+輸送船の攻略部隊を送りましたが、さすがにLACの撃滅はできず、後退。と、ここでdr判定によって、ゲーム終了となりました。
 
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[第7ターン終了時点]
 日本軍VP  …6点(マリアナ、ボルネオ、フィリピン)
 残存燃料   …9ポイント
 アメリカ軍VP…27点
 
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F男氏推奨の日本軍VPの2倍調整を行っても、連合軍の確実な勝利でした。ゲーム上は日本軍の勝利はないものの、展開自体が楽しく、もしかしたら、という夢を見れるあたりが、このゲームの魅力ですかね~。

今月のソロプレイは、「太平洋戦史」が出て話題性の高い「太平洋戦争の陸海空キャンペーン」ジャンルから、「ガダルカナル戦記」(同人)です。以前、CMJが自主出版支援プロジェクトとしてはじめた一作で、デザイナーはかの中黒氏。最近で言う「盆栽ゲームズ」の走りでしょう。
 
シークエンスは、一風変わっていて、両軍が交互に行動をし、ともにパスをしたら終了です。各艦艇は、基本的に一度、戦闘(または任務)を行うと、根拠地に帰還し、次ターンまで使用できなくなります(空母のみは、2回までの空襲が可能です)。艦艇の編成によって、以下の任務が行えます。
ア)空母機動部隊(空母を含む艦隊) 
    昼間移動/空襲/ガ島への空襲/帰還
イ)輸送部隊(輸送船を含む艦隊、空母がいても輸送船がいれば輸送部隊となる)
    昼間移動/揚陸/帰還
ウ)水上部隊(上記以外の艦隊)
  夜間移動/艦砲射撃/ネズミ輸送/帰還
エ)基地機
    空襲のみ
 
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マップは、南太平洋、海峡、鉄底海峡(Iron Bottom Sound、以下IBS)、サンタクルーズ諸島のわずか4エリア。編成によって、進入できるエリアに制限があるため、必然的に戦闘はガダルカナル中心となります。
ガ島の支配を得るためには輸送船や補給を送るのですが、そのため、海空の立体作戦が必要となります。モデルケースとしては・・・
 
1)空母機動部隊によって、ガ島周辺の海域の制海権を得る。両軍がこれを行う過程で、必然的に空母戦が発生する。

2)水上艦による艦砲射撃や空母による空襲で、ガ島の基地機を排除する。これを妨害するために、空母機動部隊とガ島基地機の空襲や水上戦闘が起こる。

3)鉄底海峡の安全を確保した上で、輸送船や補給を送り込む。これを妨害するために、空母機動部隊とガ島基地機の空襲や水上戦闘が起こる。
 
普通のゲームは、この過程がシークエンスで「見える」わけですが、このアイテムはそこを全くのフリーにしていて、かなり戸惑いました。慣れてくると、次の任務で何を優先すべきか、そのための編成をどうするか、自由度の高い分、いろいろな駆け引きが楽しめます。
 
正直、出版仕立てのころは、「よくわからん」ゲームとして、お蔵入りにしていました。ここ最近、「盆栽ゲームズ」をプレイするようになって、中黒スタイルと気づき・・・引っ張り出してみたら、実に面白い!
 
で、数回のソロ演習の後、本戦に入ります(先ほどふれた「わかりにくい」シークエンスのため、第1ターンのみは、詳細に表記します)。
 
第1ターン、先手となるアメリカ軍は、鉄底海峡に艦隊を送るための準備として、空母ワスプをサンタクルーズ諸島に送ります。対する日本軍も、空母龍驤をスロットに派遣します。
 
第3ラウンドに、アメリカ軍はDDに護衛された補給船を、鉄底海峡に送り込み、2VPを獲得します(補給線の確保)。
 
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これに対し、日本軍は、大和・陸奥を含む強力な水上艦隊を派遣し、ここを制圧します。
 
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第5ラウンド、アメリカ軍は空母エンタープライズ、サラトガの機動部隊を、鉄底海峡に突入させ、敵戦艦隊に一方的に空襲をかけます。この時、日本軍の対空砲火が鮮烈を極め、なんと4ヒット。攻撃力の落ちた艦載機で、大和・陸奥を小中破するのがやっと。
 
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第6ラウンド、生き残った重巡が、ガ島へ艦砲射撃をお見舞いし、基地機を粉砕してしまいます(2ヒット)。
 
第7ラウンド、アメリカ軍は二度目となるDDに護衛された補給船を、鉄底海峡に送り込み、再び、2VPを獲得します(補給線の確保)。
 
第8ラウンド、日本軍も同様に、金剛級の高速戦艦4隻を基幹にした水上艦艇を派遣。DDを排除します。
 
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第9ラウンド、ならば、今度は空母ワスプが空襲を行いますが、単艦では霧島を中破させるのがやっと。生き残った日本艦艇は、二度目となる艦砲射撃で、ヘンダーソン基地にさらなる打撃を与え、1VPを獲得します。
 
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と、ここで満を持して、翔鶴・瑞鶴の日本軍機動部隊が南太平洋に進出します。アメリカ軍には空母ワスプのみであり、劣勢は明らかだったため、やむなく、これを撤収させます。
 
完全な制空権を得た日本軍は、鉄底海峡に輸送船を投入します。アメリカ軍には戦艦ノースカロライナと重巡3ユニットがいましたが、空母からの空襲を考えて、投入を断念。日本軍の輸送船が揚陸に成功し、3VPを獲得します。
 
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第1ターンを終わった時点で、総VPは±0に。
 水上艦による艦砲射撃…日本軍1VP
 空母によるガ島空襲 …日本軍2VP
 輸送船揚陸     …日本軍3VP
 初期得点            …アメリカ軍2VP
  補給船確保     …アメリカ軍4VP
 
第2ターン、先手のアメリカ軍はガ島への補給線設定を目指し、駆逐艦隊を鉄底海峡に投入しますが、増強されたラバウル航空隊がこれを迎撃し、撃沈してしまいます。
 
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と、日本軍は有力な空母機動部隊を南太平洋に展開し、圧力をかけます。空母には空母と、アメリカ軍も3隻の正規空母を投入。ここに、空母6隻による南太平洋海戦が発生します。激しい空襲の結果、両軍の空母が大きな損害を受けます。
 日本軍  …瑞鶴、瑞鳳沈没。
 アメリカ軍…ホーネット沈没。エンタープライズ、サラトガ中破
 
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攻める日本軍は、ここで3隻となった金剛級の高速戦艦と重巡を投入。艦砲射撃により、ヘンダーソン基地に2ヒットを与えます。
 
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さらに、生き残った翔鶴とワスプで、第二次南太平洋海戦に。結果は、両軍とも全滅となり、アメリカ軍の稼働空母は一時的に零になります。
 
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この隙をついて、日本軍がもう1ユニットの輸送船の揚陸に成功し、3VPを獲得し、ついにヘンダーソン基地を奪還します!
 
第2ターンを終わった時点で、総VPは日本軍+1。
 水上艦による艦砲射撃…日本軍2VP
 輸送船揚陸     …日本軍3VP
  補給船確保     …アメリカ軍4VP
 
続く、第3ターン、空母がないアメリカ軍に対し、日本軍が終始、優勢に戦いを進めます。
 
やむなく、戦艦と重巡による水上艦隊を投入したアメリカ軍に、日本軍は空母による空襲を実施。これを撃退してしまいます。
 
日本軍は、航空優勢の傘の下、駆逐艦による補給作戦「東京エクスプレス」を実施し、地道にVPを稼ぎます。
 
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さらに、軽巡・駆逐艦に守られた輸送船団を派遣し、一気に勝負を付けに来ますが、アメリカ軍は生き残った艦艇を結集し、これをかろうじて撃退します。
 
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が、その後に、後続の輸送船団が現れ、揚陸に成功します。これで、VPは日本軍有利の6点になります。
 水上艦による艦砲射撃…日本軍3VP
 東京エクスプレス  …日本軍1VP
 
第4ターン、やっとエンタープライズとサラトガが損害から回復し、両軍は最終決戦へ。
 
まず、戦艦サウスダコタを単独(!)で鉄底海峡に突入させますが、これが日本軍潜水艦の警戒網にかかり、触雷!ガ島を前に、無念の撤収をします。
 
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この隙をついて、日本軍は東京エクスプレスを成功させ、得点は日本軍7VPまで上昇します。
 
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絶体絶命となったアメリカ軍は、ここから逆襲を始めます。エンタープレイズでガ島空襲を行い、2ヒットを上げる僥倖で、1VPを取り戻します。気合いが乗り移ったのか、この直後に行われた東京エクスプレスは、わずか1/6の確率で失敗してしまいます。
 
流れを掴んだアメリカ軍は、水上艦隊を惜しげもなく投入し、補給線確保で4VPをゲット。驚異の粘りで、日本軍のVPを2点にまで削ります。
 
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しかしながら、、一か八かで投入した輸送艦隊は、隼鷹と海鷹の前に、鉄底海峡の藻屑に。
 
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これで水上艦は底をつき、あとは日本軍が一度でも揚陸を成功させれば、勝利は間違いなしに。
 
最終盤に、戦艦比叡及び大量の重巡・駆逐艦に守られた日本軍の輸送船団(2ユニット)が鉄底海峡に出発します。これに対し、アメリカ軍潜水艦が迎撃し、軽巡1ステップを除去。さらに、空母サラトガが決死の爆撃を行い、輸送船1ユニットを除去しましたが・・・最後の1隻が揚陸に成功し、ジ・エンドに。
 
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なおも、容赦ない日本軍は、隼鷹と海鷹を持って空母戦をしかけ、空母サラトガを撃沈して、見事に幕を引きました。
 
終了時の得点は、日本軍+2で、日本軍の勝利。
 東京エクスプレス  …日本軍1VP
 輸送船揚陸     …日本軍3VP
  補給船確保     …アメリカ軍4VP
 空母によるガ島空襲 …アメリカ軍1VP
  敵主力艦の撃沈   …アメリカ軍3VP
 
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わずか4ターンながら、シンプルなシステムと知恵を絞る駆け引きで、ガ島をめぐる激しい戦闘が表現されています。ゆっくりインストしても2時間程度なので、ご要望があればちはら会でいかがでしょうか?

「アルンヘム」の連戦を終えたところで、いのさんが一言。「ああ、『ビルマの落日』は持ってきてる?」!!まさか、あんなマイナーアイテムに希望があるなんて!(失礼)すると、観戦していたsawadaさんまで、「自分も持っていますよ~」と、俄然やる気に。急遽、車を飛ばして、自宅から取ってきました(笑い)。
 
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「ビルマの落日」(GJ)は、その名の通り、援蒋ルートの打通とビルマ解放狙うを連合軍の攻勢を扱います。ちょうど、今年は70周年にあたります。ゲーム初期には、帝国陸軍も悪名高きインパール作戦など攻勢を取れる状況にあります。VPの関係上、日本軍はアラカン、マニプール、雲南のいずれかで攻勢を取らざるを得ません。
 
システムは行動ポイントを軸にしていて、毎ターン受け取る「物資」を消費して、任意の部隊を活性化し、行動を行います。日本軍は第1ターンを除き、8ポイントを受け取れます(師団にすると4個師団相当を活性化)。対する連合軍は、はじめこそ、10ポイントですが、毎ターン、+1されて、最終第12ターンには、倍の20ポイントを受け取れます。
 
シークエンスは、補充-補給-活性化-回復-作戦(移動/戦闘)となります。作戦フェイズが独特で、ステップロスをすることで日本軍は最大で3回、連合軍は2回の移動/戦闘が行えます。
 
これに、移動力消費の激しいビルマ独特の地形や、活性状態の師団のみが持つZOC(日本軍は旅団も)、簡単に作れて戦闘で1ステップを吸収できる陣地など、シンプルながらヴァリエーションの広い展開となります。 さらに日本軍には、戦闘時に1ステップロスに付き+3シフト(!)ができる強襲、連合軍には空軍による±1の戦闘dr修整か空挺降下/補給、ベンガル湾での強襲上陸など、陣営ごとの特別ルールが雰囲気を盛り上げます。
 
それほど難しいわけではありませんが、独特なシステムのため、初見では展開が見えにくいようです。が、慣れてくると、十分なデヴェロップメントを経ていることもあって、丁々発止の駆け引きを楽しめます。
 
「日本軍は厳しいよ~」といういのさんの感想に応えて、mitsuが帝国陸軍でビルマ防衛を担当します。
 
序盤、日本軍はアキャブとインパール方面で攻勢を開始します。狙うはインド国内の都市占領ですが、たとえできなくても、隣接して居すわることで毎ターン1VPを得ます。また、同時攻勢に出ることで、序盤は物資ポイントの少ない連合軍の対応を限定し、いずれかでVPが上げられるはず。
 
第1ターン、アキャブ方面では、前線のインド師団を歩兵師団が包囲し、DR(Nが包囲により上昇)で1ステップを奪います。インパール作戦では、3個歩兵師団がチンドウィン河に迫ります。その他の戦線では、戦闘比率を上げられないように後方の部隊が前線を強化し、陣地構築に励みます。
 
第2ターン、チンドウィン河を越えた日本軍は、インパール東部にいた敵歩兵師団を撃破すると、第3フェイズにインパール市街地に攻撃をかけます。1:2だった戦闘比を、2回の強襲(+6コラムシフト!)で一気に6:1に。1/2の確率で占領でしたが、惜しくもDR(ステップロスに留まります)。
 
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連合軍もこの方面に兵力を集結し、ただちに反撃に移ります。消耗尽くした1個師団(1個連隊相当)に対し、4:1攻撃をかけましたが、まさかの失敗。すぐさま、塹壕を掘った日本軍に手間取り、これを排除するのに、2ターンを献上します。日本軍は2VPを獲得し、さらに手が回らないアキャブ方面で毎ターン、VPを蓄積していきます。
 
あとは守るだけと、戦線を整えた日本軍は後方からの増援と補充を投入し、各戦線を強化します。連合軍も最後の攻勢に向けて物資の蓄積に励みます。
 
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戦局が動いたのは、雨期明けの第9ターンでした。ため込んだ膨大な物資を使って、連合軍がアキャブと雲南方面で反撃に出ます。航空機を投入した戦闘により、永らくコサックバザールに隣接していた1個師団が壊滅。雲南方面も1個連隊の消耗を喰らいます。
 
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が、後方に引いた陣地が健在で、アキャブこそ、明け渡したものの、補充により前線をキープします。結局、主要陣地帯を抜けずに、連合軍の攻勢が終了します。結果、日本軍10点:連合軍2点で、帝国陸軍の勝利となりました。
 
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その後、観戦武官のsawadaさんが日本軍で、mitsuが連合軍で第二戦(作戦研究)に入りました。
 
連合軍が全力でインパールを守備する作戦をとると、「いろいろと考えることがありますね」とああでもない、こうでもないとユニット捌きを研究し、第2ターンのインパール奪取(できるかもしれない)作戦を実践しました。sawadaさんには珍しく好drで(失礼!)、なんと1/6の確率をこじ開け、インパールを占領!
 
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2個師団は消耗し尽くしますが、「10VPが入るなら賭ける価値はある」と確認しました。となると、連合軍の作戦を研究したくなるわけで・・・。今回は時間切れだったので、ぜひ、次回以降にもプレイしたいものです。

昼に全員が揃ったところで、過去最大の6名で「謀略級三国志」(GJ)を対戦しました。実はこのアイテムは、プレイはめっぽう楽しいのですが、正体隠匿のため、AAR泣かせでして。
 
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mitsuの正体は、司馬懿。序盤にみなさんがせっせとカード集めに奔走している間に、mitsuは他の軍勢に入り込み、領地拡大によるカードを狙います。が、ことごとく戦闘に敗れ、獲得なし(それでも結果的には魏以外の弱体化ができました)。
 
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中盤になると、みなが何らかの勢力に仕官。と、一緒に馬騰の軍師となっていたkawaさんが「とても味方とは思えない」とmitsuをパージ!(正解だったんです、笑い)が、ここで馬騰を弱体化させないと(魏及び晋の)勝利はないと、「挑発の手紙」でkawaさんもパージ。と、説客のままで馬騰城下の長安に入り込み、これをそそのかして、単騎突撃により、馬騰勢を全滅させます。
 
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すかさず、晋を立ち上げ、「赤兎馬」効果で2箇所を占領。あと、1ポイントまで漕ぎ付けます。が、これを警戒したエンジョウさんの「謎の温州蜜柑」で、次のターンは行動不能に。
 
土壇場でダメかと思いきや・・・いのさんが魏軍を使って領地を拡大。!!おお、労せずして、勝利条件を満たし、逆転勝利となりました。「行動不能」でマークが外れたようで、世の中、何が幸いするかわかりませんね~。kawaさん、エンジョウさん、あなた方は正しかった!(笑い)
 
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ちなみに、各プレイヤーの担当は、以下の通りでした。
○司馬懿(mitsu)・張昭(sawada)・貂蝉(いの)・買詡(エンジョウ)・法正(kawa)・
陸遜(Tommy)

この日、海軍提督kawaさんと約束していたのが、「日本機動部隊2」(CMJ)マリアナ沖海戦決戦シナリオです。名作「日本機動部隊」(エポック/CMJ)の続編を名乗って発売された1944年の西太平洋キャンペーンで、マリアナ沖及びその後の海戦を描いています。
 
続編といいながら、それ以前とは比べようのない大規模空母戦を描くため、随所に変更が加えられています。ユニット規模がほぼ2倍となり、艦載数が減少しています(エンタープライズ8ユニットから4ユニットに)。戦術ターンスケールも発進から収容までが1ターンに収まるようになって、2.5倍ほどに伸びています。
 
それ以上に変わったのが、索敵システムとシークエンスで、移動の後、規定数の航空索敵が自動的に行え、そのターンのうちに攻撃ができることに。
 
戦闘では、各艦艇に個艦対空力と広域対空力が設定され、輪形陣の効果が強調されています。アメリカ軍が最高の38対空火力で攻撃を行うと、drによっては8ステップ(!)もの損害が出ることに。あな、恐ろしや、VT信管!ちなみに全てのdr判定は、10面体に変更されており、前作以上に振り幅が大きくなっています。
 
今回、プレイしたのは、ヒストリカルのマリアナ沖海戦決戦シナリオであるS1「鬼戦闘機F6F」です。史実では、航続距離の長さを生かして日本軍のアウトレンジ攻撃が成功するものの、レーダー網に誘導されたF6FのCAPと正確無比なVT信管の対空射撃によって、日本軍の攻撃隊が壊滅的な打撃を受けています。この戦訓は、図らずもリプレイで証明されることになりまして・・・。
 
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両軍の戦闘序列は以下の通り。
日本軍:空母5隻、軽空母4隻、戦艦5隻、巡洋艦13隻、駆逐戦隊6隊、航空機35ユニット
アメリカ軍:空母7隻、軽空母8隻、戦艦7隻、巡洋艦20隻、駆逐戦隊17隊、航空機51ユニット
 
序盤は規定通りのセットアップを行い、ともに敵を求めて接近します。
 
第3ターン、先手を打ったのは日本軍でした。航続距離7という能力を生かして、アメリカ軍の水上艦隊(実は重巡1隻)に攻撃をかけます。その数は、全35ユニット!おお、史実並みの大編隊です。
 
航続距離が足りず、航空攻撃ができないアメリカ軍が取った手は・・・全戦闘機隊の投入!その数、F6Fの22ユニット!
 
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日本軍の護衛機も必死の空中戦を繰り広げますが、主力の零戦でさえ、+2コラムを余儀なくされ、F6Fの1ステップの損害に対し、日本軍の戦闘機隊は19ステップロスという破滅的な損害を受けます(2/3が撃滅)。
 
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さらに、護衛スクリーンを潜り抜けたF6Fの大群が攻撃隊に襲いかかり、15ステップロスという甚大な損害を出します(約40%の損耗)。
 
怒り心頭の攻撃隊は、雷爆撃で重巡1隻を撃沈するものの、のべで34ステップという全艦載機の1/2を、たったの1攻撃で失います。そのキルレシオは11:1という、七面鳥撃ちとなりました。
 
翌第4ターン、航空機隊を収容した日本軍の空母群は、次の攻撃準備のために、一旦、西に退避します。代わりに、敵船団の撃滅に一縷の望みをかけて、大和以下4隻の戦艦及び7隻の巡洋艦からなる水上打撃部隊が、東に突進します。
 
これを索敵で捕捉したアメリカ軍は、お返しとばかりに、全攻撃機による雷爆撃を敢行します。損害を押さえるために、まず、輪形陣外部の艦艇を潰し、その後に大和を囲む外側から一隻ずつ、攻撃を実施します。猛烈な対空砲火を受けながらも、魚雷と爆弾を命中させ、武蔵を含む戦艦3隻を中破、巡洋艦4隻を撃沈・中大破、駆逐艦隊の1/2を撃破します。大和こそ、無傷で残ったものの、頼みの綱の戦艦隊も戦力を40%近く失います。
 
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後は、アメリカ軍の新鋭戦艦隊が止めを刺すはずでしたが、なんと、ここで攻撃隊の損害が10ステップを上回ってしまい・・・アメリカ軍の敗北!そんなばかな!たった一度、護衛のいない敵に対し、損害を押さえながら攻撃したにも関わらず、敗北?!
 
勝ったはずの日本軍も、負けたとは全く思えないアメリカ軍も、ともに「??」の対戦でした。「う~ん、こりゃ、勝利条件がおかしいのでは?」いくら、アメリカの若者の命が「尊い」からと言っても、戦艦隊と敵航空兵力の半壊に足るとは思えず。次回からは、アメリカ軍の航空損害は、カウントしない方向になりそうです。
 
ともあれ、貴重な太平洋戦争後期の空母戦を描いた作品ですので、ぜひ、残りのシナリオもプレイしたいものです。次は、烈風で一泡吹かすぞ!?

残暑もなくそこそこ涼しい日曜日に、第116回ちはら会を開催しました。はじめの予定では4名程度の書き込みがあったのですが、追加で常連さんが勢揃いし、6名でおのおのの対戦を楽しみました。
 
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今回のジャンルも、個性豊かでして・・・。昨日プレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。
 
日本機動部隊2(CMJ)シナリオ1 ○日本軍(kawa)対連合軍(mitsu)● 納得いかないぞ-!(笑い)
ビルマの落日(GJ)
 ○日本軍(mitsu)対連合軍(いの)●
  日本軍(sawada)対連合軍(mitsu)第2ターン時間切れ
シシリー上陸作戦(HJ) 連合軍(kawa)対枢軸軍(Tommy) 第4ターン時間切れ
アルンヘム!(Bonsai Games)3戦
 ○連合軍(いの)対ドイツ軍(mitsu)●
 ●連合軍(いの)対ドイツ軍(mitsu)○
 ●連合軍(いの)対ドイツ軍(mitsu)○
アップフロント(HJ)   ○ドイツ軍(エンジョウ)対アメリカ軍(sawada)●
謀略級三国志(GJ)6人プレイ
 ○司馬懿(mitsu)・張昭(sawada)・貂蝉(いの)・買詡(エンジョウ)・法正(kawa)・陸遜(Tommy)
信長包囲戦(GJ)  ○織田側(エンジョウ)対反織田側(sawada)●
 
イメージは、WWⅡ欧州陸戦から「シシリー上陸作戦」(HJ)。西部戦線シリーズと名付けられた戦力未確定システムを、連合軍(kawa)対枢軸軍(Tommy)で対戦。本ルールより特別ルールが多く、確認に時間が取られたようで、第4ターンまでプレイされていました。
 
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こちらは、ご存じ「アルンヘム!」(Bonsai Games)。さくっといけるところが魅力で、インストを入れて、いのさんとmitsuで3連戦に。緒戦こそ、うっかりグラーヴェを支援不足にしてしまい、ドイツ軍SSが崩壊しましたが、残り2戦できっちり「倍返し」できました。
 
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懐かしの「アップフロント」(HJ) 。通称「偽造団」いのさんの持ち込みで、エンジョウさんがsawadaさんにインスト。融通の利くドイツ軍で、アメリカ軍の火力を封殺していました。
 
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このコンビは、そのまま、名作「信長包囲戦」(GJ)に突入。序盤、反織田側(sawada)が一斉蜂起するも、織田側(エンジョウ)の強烈な各個撃破を喰らい、悔しい敗退だったようです。
 
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