ちょうど、仕事が落ち着いた先週の休日に、sawadaさんを誘って、自宅オフ会を開催しました。sawadaさんから「ロシアン・キャンペーン2」(CMJ)の申し出があったんですが、自分はこの古典をソロさえしたことがなくって(!)・・・妙なゲームは対戦しているんですけどね(笑い)。
 
代わりに、茨城会でも盛り上がっているCDSの傑作「HANNIBAL」(Valley Games)を引っ張り出しまして。sawadaさんはVASSALでソロはしたことがあるのですが、対戦は初めてだそうです。序盤にイニシアチブを持っているカルタゴをsawadaさんが、対ハンニバル戦に特化したローマ軍をmitsuが担当します。
 
第1ターンは、定石通り、PC合戦からスタート。が、どうもローマ軍のカード引きが悪く、3PCと2PCがわずかに1枚だけ(!)。やむなく、軍団は動かさずに、必要なPCを配置します。と、この隙にハンニバルは颯爽とアルプスを越え、北イタリアに進入します。
 
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第2ターン、執政官によっては反攻を考えていたのですが・・・ああ、ここでヴァロとネロの最弱コンビ(!)。やむなく、増援カードを使ってせっせと兵力の補充に努めます。ローマ軍の主力が動かないので、ハンニバルは慎重にサムニウムの侵略を進めます。
 
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第3ターン、ここでやっとキャンペーンカードが来たので、ローマ軍は伝統のキャンペーンアタックを仕掛けます。執政官はネロとP・スキピオ、前執政官がヴァロと、実に頼りない布陣ですが、30戦力があれば、なんとか道は開けるはず(まるで赤軍か?!笑い)。
 
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まず、P・スキピオがハンニバルに攻撃を仕掛け、7ラウンドの激戦の末、これを撃退。ローマ軍はヴァロ、ネロのコンビが連戦を行い、第2戦はハンニバルに撤退されたものの、第3戦でローマ軍が勝利します。ハンニバルの戦力は2まで低下します。
 
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と、ここでローマ軍は、イベント「ヌメディアの叛乱」と「造反」を実施して、西ヌメディアにローマ軍のシンパを広げます。
 
第4ターン、ガリア・キサルピアで戦力を立て直したかったハンニバルですが、ローマ軍はすかさず、連続キャンペーンを仕掛け、「普通の将軍」フラミニウスが敵をアルプスの彼方に駆逐します。
 
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と、同時に、アフリカには機動力に溢れたネロを派遣します。慌てて、カルタゴ本国のハンノが反撃に出ますが、巧みなPC操作で東西ヌメディアの掩護を取り付けたローマ軍が健闘し、ハンノを撃退してしまいます。
 
第5ターン、ローマに待ちに待ったファビウスが登場。さっそく、キサルピアを奪還し、アルプスルートを封鎖します。
 
と、優位に立ったアフリカにさらにP・スキピオを派遣し、激戦の末、ハンノ軍を全滅させます。カルタゴ軍はやむなくマゴを海上輸送し、なんとか抵抗をするのがやっと。
 
追い詰められたカルタゴ軍は、ここで賭に出ます。ハンニバルのアルプス越えとローマ本国への侵攻!が、その前には、ローマ軍最強の将軍ファビウスが立ちふさがります。BCはハンニバルが12枚に対し、ローマ軍は15枚。その結果は・・・5ラウンドでローマ軍の勝ち!退路がないカルタゴ軍は全滅し、ハンニバルも戦死!もはや、逆転は不可能ということで、ローマ軍の勝利となりました。
 
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久しぶりの「HANNIBAL」でしたが、やっぱり、面白い!独特な戦闘システムや過不足なく入った特別ルールなど、若干、敷居は高いですが、mitsuがベスト3を選ぶなら、必ず、入れる面白さです。もし、所有していて未プレイの方がいたら、作戦のインストもしますよ~。
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