歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2014年11月

初プレイ以来、非常に評判がいい「謀略級三国志」(GJ)を、今回も2戦しました。いつものように正体不明と展開の速さから、AAR泣かせのアイテムなんですが、プレイは抜群に面白いんです。ルールがシンプルでわかりやすく、勝てなくても大暴れできる(プレイそのもので勝てたと思える)展開がいいんですよね~。
 
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第一戦は、姜維(sawada)・龐統(Tommy)・司馬懿(kawa)・貂蝉(山田)・諸葛亮(mitsu)でプレイ。序盤、司馬懿(kawa)が忠実に魏勢力を伸張。ところが、なぜか呂布に付いた貂蝉(山田)が中央部で大暴れして、魏勢力とガチンコの争いに。本来なら、貂蝉(山田)は強力な魏についてもよかったんですが、初プレイで読み違いだったよう。それでも、魏の籐甲兵の大群を、火計で全滅させるなど、存分に暴れて楽しめたようです。
 
姜維(sawada)と諸葛亮(mitsu)は早々に蜀に仕官したものの、いきなり、姜維(sawada)が蜀を滅亡させます。??と思っていたら、遊説で四川に飛んだ姜維(sawada)が、ここで旗揚げして、成都を支配。
 
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そういうことかと、mitsuも馳せ参じ、利害が一致しそうだったので、軍師に仕官して、一気に勢力を拡大します。sawadaさんは法正だと睨んでいて、どこで裏切るか(讒言するか)とマークしていたのですが、突然、勝利宣言!姜維(sawada)とは、こりゃ、癪だったァ~(by植木等)
 
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「もう一回、行きましょうか?」みなさんのリクエストにお答えして、第二戦に。自分が引いてきたのは、あろうことか、左慈(mitsu)。勝利条件の魏呉蜀の滅亡(!)なんて、あるわけないじゃいですか!
 
ところが、今回、呉蜀に対し、全員が攻勢に出るか、地方で覇を唱えるか、妙な展開になります。ならば、まず、尻馬に乗ってと、魏勢力に仕官した荀彧(sawada)と左慈(mitsu)で蜀を滅ぼします。と、ここで得意の内部からの切り崩しで、魏も滅亡させます。このタイミングで「新時代の到来」。魏蜀は完全に滅亡し、荀彧(sawada)の勝利はなくなります。
 
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このあたりで、ほぼ自分の正体が露顕し、勝利のできなくなった荀彧(sawada)と呉の拡大を狙う周喩(kawa)が妨害を始めます。が、必殺技「縮地の法」を駆使して孫権の城下に入り込み、これを自爆させ、見事に魏呉蜀を崩壊!ああ、左慈で初の勝利となりました。
 
今回も非常に楽しいプレイだったので、10周年記念に「倒れるまで、謀略級三国志」(!)などという恐ろしい案も出ていました。う~ん、せっかくだから2月あたりで「謀略級」例会もやってみましょうか?(笑い)

この日の緒戦は、お手軽潜水艦戦の「RUN SILENT,RUN DEEP」(3W)からS18「ラメージの大暴れ」です。1隻の駆逐艦と2隻の海防艦に守られた12隻の日本軍のタンカー・輸送船を、アメリカ海軍のパーチ(ガトー級)が襲撃するというものです。史実では、闇夜の夜間浮上攻撃だったそうですが、このゲームでは潜水艦の浮上は自殺行為なので、通常の雷撃による勝利を狙います。
 
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のべ魚雷数は24発で4隻以上の撃沈とハードルは高めですが、全部、命中判定ができれば9.6ヒットが見込めるので、一発撃沈(輸送船で命中数の20%)も合わせて、可能性はあります。
 
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序盤、大胆にも船団間近に忍び寄ったパーチは、2発の雷撃を行いますが、これははずれ。
 
と、日本軍の探信がかなり優秀だったようで、なんと6ターン連続で探知を受けます。第4ターンと第6/7ターンに、駆逐艦桑(松級)による爆雷攻撃を受けますが、ランダムで航路を替えたことで、被害はなし。
 
代わりに第4ターンに、パーチは6発の前方魚雷を発射し、4発が命中判定となります。が、drが惨く、タンカー1隻をDIWにするのがやっと。
 
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その後、爆雷に紛れて失探となったことを奇貨として、船団を追いかけながら、深く静かに潜航します。日本軍は組織的な探信を続けますが、変温層(150f以下だと-2修整)によって敵を捕らえることができません。
 
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第9ターン、一時的に探査されるものの、距離があったために、大胆にも潜望鏡深度まで浮上し、再度、魚雷発射!前後でのべ7発の魚雷が全て命中判定となり、DIWだった1隻が撃沈、さらに2隻がDIWになります。が、護衛艦には損害なし。
 
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怒り心頭の護衛艦3隻は周辺を駆け回り、猛爆雷攻撃を実施しますが、すでにパーチは安全範囲に離脱しています。駆逐艦と違い海防艦の速力は6と低速で、探知しても攻撃するまでに時間がかかり、助かった形です。
 
が、パーチも再装填が済んだものの、すでにゲームは終盤に。残りの魚雷は8発。まず、DIWの2隻に引導を渡さんと魚雷を撃ちますが、70%の命中率にも関わらず、命中なし。ええい、未だ、アメリカ軍には欠陥魚雷が残っているのか!
 
やむなく、第16ターンにも魚雷を撃ち込み、やっと2隻を撃沈します。が、この時点で残りの魚雷は2発のみ。しかも、回避運動と落伍艦の処理のために、船団からはだいぶ離れてしまい、1ターンでは届かない距離に。
 
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勝利条件の後1隻を沈められるかどうか?後方射界を確保したパーチは、第19ターンに長距離雷撃を実施します。最終ターン、運命の2発はしっかりと殿にいた輸送船に到達します。2発とも命中か、1発でもdrがよければ轟沈と、確率は約50%でしたが・・・ああ、ギリギリで不発。この瞬間、損害を出しながらも船団を守りきった日本軍の勝利となりました。
 
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結局、22発を命中範囲に入れながら、drに祟られ6発しか命中せず(期待値通りなら、9発程度は命中だったのに)。まあ、最善は尽くしたので、やむを得ないですね~。
 
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ちなみに・・・このプレイで、太平洋戦争空母・水上戦アイテムのプレイ率が5割を突破
しました。ジャンル別記事も更新しますので、ご覧ください。
航空機万能の時代と主役の座を降りた大艦巨砲主義~太平洋戦争空母・水上戦アイテム
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/9540783.html

三連休ど真ん中の日曜日に、第118回ちはら会が開かれました。午前中はkawさんとサシで始めましたが、昼過ぎに常連さんらが駆けつけ、最終的には5人で様々なアイテムを楽しみました。古代戦から近代/現代戦まで、マルチから作戦級/戦術級まで、非常に幅は広いのですが、やっぱりメジャーなWWⅡ作戦級は縁がなかったです(笑い)。
 
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昨日、プレイされたアイテムと戦績は以下の通りです。
 
RUN SILENT,RUN DEEP(3W)S18「ラメージの大暴れ」 ○日本軍(kawa)対アメリカ軍(mitsu)●
謀略級三国志(GJ)2戦
 ○姜維(sawada)・龐統(Tommy)・司馬懿(kawa)・貂蝉(山田)・諸葛亮(mitsu) 
 ○左慈(mitsu)・周喩(kawa)・荀彧(sawada)・程昱(山田)・司馬懿(Tommy)
国内戦役1814(GJ)2戦
  ○フランス軍(mitsu)対連合軍(Tommy)●
  ●フランス軍(mitsu)対連合軍(Tommy)○
SOLDIERS1918(S&T)
 ○ドイツ軍(kawa)対アメリカ軍(sawada・山田)●
 
イメージは、kawaさん持ち込みで、世にも珍しいWWⅠの戦術級アイテム「SOLDIERS1918」(S&T)。わずか2ヘクスの距離で塹壕線を挟んで向かい合うドイツ軍とアメリカ軍が凄まじい消耗戦を繰り広げます。
 
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アメリカ欧州派遣軍に対抗するのが、ドイツ軍の精鋭ストッストルッペン。アメリカ軍が数に物を言わせて、なんとか塹壕線を突破しますが、その代償が史実通りの人的損害でした。見よ、この甚大な損害を!
 
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