歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2015年01月

人気分野の西部戦線1944アイテムですが、これから更新数が増えることが予想されるので、更新記録専門の記事を立ち上げます。元のアイテムの紹介は、各記事をご覧ください。
 
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終わりの始まり、連合軍の大陸侵攻とドイツ軍最後の輝き!~西部戦線1944 その1
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/6473679.html
越すに越されぬライン河とパットンの夢~西部戦線1944 その2
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/6488425.html
雪のアルデンヌに、燃え上がるヒトラー最後の野心!~西部戦線1944 その3
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/6500336.html
これで終わりだあ!激烈な戦術・戦闘級の世界~西部戦線1944 その4
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/6517721.html
 
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<2015/1/7の追記>
 
本日のプレイで、プレイ済みが5割となったので、更新します。前回の更新以後の新たにプレイされたアイテムは、以下の通りです。
 
Battle for the Ardennes(HJ)サンビット●
http://chiharakai2005.at.webry.info/201110/article_4.html
Battle for the Ardennes(サンセット)クレルヴォ●
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/5172956.html
Battle for the Ardennes(サンセット)セル○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/5352525.html
Battle for the Ardennes(サンセット)アグリーフェン●
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/5690021.html
Battle for the Ardennes(サンセット)キャンペーン○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/6853405.html
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/6866910.html
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/6876860.html
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/6882208.html
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/6903966.html
Panzer Leader(AH)シナリオ16 ○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/6604813.html
Panzer Leader(AH)シナリオ15○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/6623940.html
ドイツ装甲師団長(AD)シナリオ5「リターン・マッチ」○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/7358705.html
ドイツ装甲師団長(AD)シナリオ9「クロスカウンター」○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/7389336.html
DAGGER THRUSTS:Montgomery(CMJ) ○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/8000495.html
激突!バルジ突破作戦(GJ)○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/11653681.html
モンティが渡れ!と言っている橋があまりに遠すぎるんだが●
バルジ大作戦[師団級](CMJ)○
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/12459168.html
 
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また、新たに、追加と発掘されたアイテムがあります。
 
THE MIGHTY ENDEAVOR(MMP)
アルンヘム~モンティが渡れ!と言っている橋があまりに遠すぎるんだが(Bonsai Games)
Highway to the Reich(SPI)
ワールド・タンク・バトル(CMJ)
バルジ大作戦[師団級](CMJ)
 
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これで、アイテム総数は56となり、プレイ済みは28です。次の目標は6割突破で、残り6アイテムです。

今月の(今年の)ソロプレイ第1弾は、CMJ最新号から「バルジ大作戦[師団級]」(CMJ)です。かつて「シミュレーション入門1」に収録された一つで、表題の通り、師団規模でバルジ戦を表現します。デザイナーズ・ノートによれば、通称.エポックバルジへのステップアップあるいは、オマージュとなっています。
 
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実は・・・個人的に師団規模のバルジ戦にはよいイメージがなかったんです。同じく入門用アイテムを集めた「Basic3」(HJ)は、あまりにブラディなCRTと第1ターン投了(!)という勝利条件で、完全に破綻していました。SSシリーズの「バルジ」(翔企画)はゲームにはなりますが、非常にトリッキーなシステムで、かつドイツ軍に相当厳しく、個人的に受け入れにくかった記憶があります。
 
が、ここ最近、新作や発掘品をプレイして、見解が変わりまして。OPシステムを使った「Aus dem Traum」(旧GJ) が師団級のミニゲームながら、きちんとバルジになったし、戦術チットを使った「激突!バルジ突破作戦」(GJ) は史実に裏付けられたランダム要素が楽しく、さもありなんと納得できる展開でした。
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/11660570.html
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/11653681.html
 
CMJ誌の中黒氏もネットで触れていますが、本来は連隊規模、または規模の大きな大隊規模での再現がふさわしい戦場で、師団級(規模)でまともなバルジになるのか?という本質的な危惧はあります。この「バルジ大作戦[師団級]」(CMJ)は、まさに正統派の手順を持つ師団級(規模)です。
 
システムは、移動-戦闘のみ。CRTは基本は後退型ですが、突進と呼ばれる機械化部隊の戦闘後前進が敵の退却数だけ行えます。初めのうちはこの突進による包囲が強力すぎて、連合軍が戦線を維持できない事態が続きました。一時はC級アイテム?と判断しそうになりましたが、ひっかかりを感じてプレイを繰り返したところ・・・連合軍の防御策が見えてきました。完全な戦線を作るからいけないんだ!と。
 
本作は、地形効果がよく練り込まれていて、それを見極められるようになると、交差点を維持して、被包囲とドイツ軍の突破を防げるようになります。もちろん、師団規模なので戦闘drによる振れは大きく、(特に初期は)なすすべがない状況もありますが、決してドイツ軍必勝ではありません。逆に、連合軍が適切な手を打って少しばかりdrに恵まれると、ドイツ軍が後一歩届かず、といった展開になることも。
 
なお、中黒氏の記事にもありますが、第1ターンの攻撃が強力すぎて部隊が消滅し、ゲームにならないことが多いので、今回は「第1ターンの攻撃2シフト」を適用せずにプレイしました。もう一つの補正案候補として、第1ターンの「ドイツ軍移動禁止」もありますが、こちらを取り入れたところ、突破らしい突破が起きず、連合軍圧勝になったので、上記にしています。
 
では、ソロAARに移ります。
 
第1ターン、ドイツ軍は序盤に敵の戦力を削るべく、各戦区で移動と突進による包囲攻撃を行います。第6SS装甲軍戦区では、第14騎兵連隊を6:1攻撃し、2へクスの後退をさせます。そこを突破した第1SS装甲師団が第99歩兵師団を包囲し、2:1攻撃で1損害を与えます。また、第2歩兵師団にも1個装甲+1個歩兵師団で2:1攻撃をかけ、1へクスの後退にし、突進した第12装甲師団が第9歩兵師団を包囲下におきます。
 
中央と南部では、歩兵が間隙から浸透し、第106歩兵師団と第4歩兵師団を包囲攻撃し、戦力を半減させます。第28歩兵師団もD1となりますが、地形を利用した後退で第116装甲師団の突進は許さず。
 
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連合軍にとって幸いだったのが、一発除去のユニットがなく、包囲下ながらも前線を維持できたことで、生き残りの歩兵をサンビットとクレルヴォに後退させ、唯一の機甲師団を後方で予備とします。
 
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第2ターン、地形に阻まれたドイツ軍は、目立った前進はなく、ポケットの掃討を行います。連合軍は、5個師団の増援を得て、交差点を中心にオイペン-マルメディ-ヴィールサルム-クレルヴォの防衛線を引きます。
 
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第3ターン、ドイツ軍は中央を第5装甲軍が、北部を第6SS装甲軍が強襲し、マルメディとヴィールサルムを奪取します。が、3個装甲師団を投じたサンビットは1損害で落とせず。クレルヴォはA1として後退となります。
 
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連合軍は、南部から第10機甲師団を投入して、マルメディ西-トロワポン-マネー-ウーファリーズ-バストーニュの防衛線を再構築します。
 
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第4ターン、サンビットに引導を渡すとともに、正面が堅いと判断したドイツ軍はオイペン・トロワポン・バストーニュの南北で攻勢に出て、戦線の拡大を図ります。サンビットから北部では攻撃が成功し、連合軍はさらなる後退を余儀なくされます。が、バストーニュの両端では、EXとA1と頑強な抵抗をし、一歩も引かず。
 
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第5ターン、地形効果の少ない中央部を中心に、サンビット攻略部隊も転用したドイツ軍が猛攻をかけます。ヴェルヴィエ前面とトロワポン西方の戦闘で第6SS装甲軍が強烈な攻撃を見舞い、敵を後退させます。が、イギリス軍の早期介入を恐れて、リエージュから4へクス以内には突進できず。
 
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また、バストーニュ南部はD1となりますが、機甲部隊がいないため、戦果の拡大はできず。マネー西方でEX、バストーニュ北でA1と交差点を中心に包囲されないギリギリで、戦線を支えます。
 
第6ターン、イギリス軍介入前にドイツ軍が最後の大攻勢に出ます。アムドレーブ川近郊で足止めをしていた第14機甲連隊に7:1攻撃を加え、これを殲滅。北部へのZOC無視の突進で、スパ後方にいた第82空挺師団を包囲し、これに第1装甲師団が攻撃を加えて、一発除去!また、一部はリエージュの隣接へクスに前進し、敵の機動を阻害します。さらに、第1装甲師団が戦闘後前進で、ヴィルヴィエを包囲し、1損害を与えます。また、バストーニュ南北でもやっと攻撃がかみ合い、ともにD2として戦線を後退させ、バストーニュを孤立化させます。
 
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これに対し、増援を得た連合軍は、北部で猛烈な反撃を開始します。リエージュ近郊に突出したFB旅団を4個のイギリス軍歩兵師団が包囲攻撃し、一撃で排除。さらにヴィルヴィエ後方に回り込んだLAH師団も包囲して、D1の損害を与えます。
 
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このターンが終わった時点で、ドイツ軍VPはわずかに8点。もう1カ所の突破を見込むと、あと2カ所の都市を奪取できるかどうか?ギリギリの展開です。
 
第7ターン、なんとしても勝利を引き寄せたいドイツ軍は、損害上等で重要都市2カ所に攻撃をかけます。その結果、損害を受けて消耗していたヴィルヴィエ守備隊が全滅し、ついにこれを占領。同時に、やっと包囲したバストーニュにも2:1攻撃をかけ、1損害を与えます。
 
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連合軍も決死の反撃を行い、北部で第1SS装甲師団と第3装甲擲弾兵師団を殲滅します。南部ではバストーニュの側面にいた歩兵師団を排除し、一時的に連絡を回復します。このとき、機甲師団を突進でバストーニュに投入できたのですが、反撃戦力を維持することを優先し、そのまま放置してしまい・・・。
 
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第8ターン、ドイツ軍は最後の力を振り絞り、スパとバストーニュに攻撃をかけます。結果、空軍の妨害に遭いながらも、バストーニュをついに占領し、VPは辛勝レベルに到達します。一方のスパも残った装甲師団が確立の壁を押し開け、守備隊に1損害を与えます。
 
これ以上の占領を許せない連合軍は、北部で増援を阻止している装甲師団に、機甲兵力を集中して4:1攻撃をかけます。1さえ出なければ、これを排除してスパに増援を送り込めるはずでしたが・・・ああ、無情にもEX。
 
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第9ターン、ドイツ軍がこのチャンスを見逃すはずもなく、全力でスパを攻撃し、空軍が介入できない高比率で、ついにこの都市を陥落させます。
 
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以後、連合軍は空軍を投入して、スパおよびバストーニュ奪還の猛反撃を行いますが、死守命令を発するドイツ軍の前に、後一歩届かず。
 
結果、第10ターン終了時にドイツ軍が12VPを確保し、辛勝となりました。
 
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思い返せば、第7ターンのバストーニュ解放時に機甲師団を増援で入れていれば、そしてスパ包囲網の解放でEX以外を出していれば、VPは10点止まりで、連合軍の勝利でした。そういった意味では、補正案を取り入れた上でやりこめば(連合軍が適切な判断をすれば)、十分に機能すると思います。
 
癖があるので、インスト向けとは言えませんが、ご希望があれば、連合軍でお相手できますよ~。
 
なお、このソロプレイで、 西部戦線1944ジャンルのプレイ率が5割となりました。ジャンル別記事の更新と関係の新記事を作成しましたので、そちらもご覧ください。

新春ということで、「mitsuのひとりごと」として、いつもと違った思い出話を。
 
「バルジ大作戦」(エポック/CMJ)は、自分にとって思い入れの深い作品です。高校時代に知人が作った同人誌にはじめてリプレイを乗せたのが始まりで、その後、「SLG冬の時代に」に入ってからは、蝉の幼虫のようにソロプレイを繰り返し・・・。
 
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はじめて千葉会に参加したときにプレイしたのも、「バルジ大作戦」(CMJ)。きわめて精度の高いプレイをするミヤポンスキーさんと連戦し、いいとこまで行くのだけれど最後は押し切られ・・・。今思うと、練度的には大きな差はなかったのですが、戦略が一定しておらず、その差が出ていたんですよね~。
 
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流れが変わったのは、当時、CMJ誌に掲載された作戦研究「アメリカで会おう!」-通称「鹿内ギャンビット」でした。全装甲師団の中央部への集中とそこから北部への突破と包囲殲滅!まさに戦理とゲーム上の作戦が一致した大戦略に痺れました。これに対抗する連合軍の機甲グループによる機動防御も、なんと理にかなったことか!
 
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ちょうど、ちはら会を開催し始めた時期であり、当時、よく来てくれた擲弾兵さんと「鹿内ギャンビット」を対戦しました。その後、エポッククラッシクの達人エンジョウさんと新人(!)sawadaさんと二人の常連が加わり、毎会のようにアルデンヌ攻勢に明け暮れました。
 
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結論をいうと、習熟した「鹿内ギャンビット」はすごかった!守りには定評がある連合軍はもちろん、不利だといわれたドイツ軍を担当しても、全てに勝利(!)となったのです。以前は決して勝てなかったミヤポンスキーさんにも、圧勝する状況。唯一の敗戦は、エンジョウさんに「鹿内ギャンビット」をインストしたデモプレイでした。
 
ああ、これでバルジは極めたかな・・・そう思い始めた数年前、作戦級の鬼教官-大久保さんが登場します。「自分も、ソロは数知れずやったので、ぜひ、やりましょう」甘い言葉に釣られて望んだ対戦で、久しぶりの敗北。しかも二連敗。
 
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鹿内ギャンビットが効かない?!いや、違う。大久保さんの練度と戦略が、二廻りほど、上だったのです。その証拠に、必死に練度を上げたところ、4-5戦目あたりからほぼ互角の勝負に持ち込めるようになったんです。
 
それ以来、定期的に、対戦を繰り返しています。近頃は大久保さんも「鹿内ギャンビット」の要諦をつかんだため、いずれがドイツ軍を受け持っても、かなりの確率で勝利できるようになっていました。エポックバルジも、ここが終着点か?これ以上の戦略はないのか?
 
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これに対抗する手が、つい最近、思いついた「北の防人」作戦(仮称)です。まだ、未完成のため、骨子だけですが、前回のAARをご参照ください。
 
鹿内ギャンビットを封じ込めろ!!新たな防衛作戦を開発中!~バルジ大作戦(CMJ)
 
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実は、このきっかけになったのが、aoさんと大久保さんの「ハリコフ攻防戦」(CMJ)対戦でした。「ハリコフ攻防戦」(CMJ)は、ご存じ、「ドイツ戦車軍団」の一作であり、バルジ同様かそれ以上に、度重なる作戦研究と無数のプレイが行われてきています。はじめはドイツ軍有利が定説で、その後、鉄道線ラッシュ作戦がダブルチャージ誌に載ると、バランスは一気にソ連軍に傾きます。
 
要諦は、ソ連軍が広域進撃をとらず、兵力を南部に集中し、鉄道線の防衛のために、薄くならざるを得ないドイツ軍を、延翼運動で各個撃破していくものです。これがかなり強力で、自分も検証の結果、9割方はソ連軍有利と決まりかけていました。ところが・・・
 
茨城会の常連aoさんが、大久保さんとの対戦の中で、北部の歩兵師団の中央投入策を開発します。兵力集中ができず各個撃破を喰らうなら、持てる戦略を全て投入して、ソ連軍の集中策に対抗しようというものです。
 
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これをはじめて(伝授者の大久保さんから)喰らったときは、大きな衝撃でした。あれほどプレイし尽くしてきた(と思った)「ハリコフ攻防戦」で、こんな作戦があったとは!これまでのプレイ経験とdrに助けられ、かろうじてソ連軍が勝利できましたが、それまで9割有利と思っていたソ連軍が、若干、有利な程度までバランスを取り戻していました。
 
あの「ハリコフ」でさえ、発表後30年過ぎに新たな作戦が出てくる!そう、我が心のアルデンヌ「バルジ大作戦」でも、なにか手があるはずだ!
 
実際、「北の防人」作戦のセットアップを見た途端、ドイツ軍を担当する大久保さんの顔付きが変わりました。腕を組み、盤面をにらみ付けて、最適の戦略を絞り出す-彼が大きな決断をするときに、必ず、見せるポーズでした。いつもは15分で済ますセットアップを、実に40分近くかけて、比率計算まできっちり行いました。
 
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結果は・・・ご覧いただいたとおりです。まだ、練り込みが足りなく、第2ターンの増援を阻止されたり、ヌシャトーを含む南部全域を放棄せざるを得なかったにもかかわらず、連合軍に軍配があがりました。
 
「今回は、自分の戦略が徹底していなかったんです。これから1年かけて、やりましょう。来年はバルジの年になりますよ!」いつもは悔しがる大久保さんが、実に晴れやかな顔で喜んでいました。
 
というわけで、今年は「バルジ大作戦」中興の一年になりそうです。新たな連合軍の作戦で精度を上げるとともに、ドイツ軍がどんな対抗策を打ち出してくるのか、わくわくしています。12月には、それをもって記念対戦をしましょうと、捕らぬ狸の皮算用まで・・・(笑い)。
 
もし、ご希望の方がいたら、ちはら会ではいつでもお引き受けしますよ~。「老兵」は死なず・・・「我が心のアルデンヌ」はまだまだ、楽しめそうです。
 
<追記>
同時にバルジ関連のアイテムを少し意識してプレイしていこうと思います。とりあえずは最新作の「バルジ大作戦(師団級)」(CMJ)とか、行動ポイント方式の変わり種「Race to the Meuzu」(T誌)あたりで・・・。こちらも希望者を募集中です。
 
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悪天候の中、2015年が明けたわけですが、ちはら会を含めた地方のみなさん、お元気でしょうか?これほど、新兵の募集が難しい趣味だと、今いる人を大事にしないと・・・(選挙の宣伝みたい、笑い)。
 
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ちはら会ブログで年始のあいさつがなくなって、はや数年。以前ほど、趣味に割ける時間がとれなくなった上に、SLGほど気力と時間と視力(?)を必要とする道楽だと、どうせ実行できないじゃんと、抱負を語る意欲(意味)がなくなりまして・・・。みんな、歳を取ったということでしょうかね?(笑い)まもなく大台を迎えるわけですが、このまま、「定年」まで走り続けるのでしょう。
 
といって、何にもないのは寂しいので、年始ぼけの小咄を一つ。
 
昨年末の例会に、猿遊会の主催者たかさわさんがちはら会に初参戦されまして。この業界では上記の主催はもちろん、CMJ誌への投稿など、「著名人」のお一人であり、特に、南北戦争アイテムに真摯に取り組む姿は多くの方がご存じでしょう。日がな一日、ゲームはもちろん、夕食&SLG談義を存分に楽しませていただきました。ありがとうございました。
 
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帰り際、たかさわさんから、笑いながら「要望」があがりまして。
「mitsuさん、ちはら会で変わったアイテムを投稿やプレイするなら、事前に連絡をくださいよ~」
??全く想定外の質問でしたので「なんで?」とお聞きしたところ、驚くべき「情報」が!
「ちはら会ブログに記事が載ると、ヤフオクで値が上がったり、ネット商店で売り切れたりするんです。」そんな馬鹿な!!
 
確かにしょうもないソロ記事を載せた後、今まで全くスルーされていた出品に入札が入ったり、あるいは新規で出品されたり、ということは見たことがあります。世の中には、自分と同じ変なアイテムが好きな人(失礼!)がいるんだな、とちょっと微笑んだりしていました。
 
が、1日10万件のアクセスがある影響力のある有名ブログならともかく、一日平均30-40件、過去最多でも180件という、超マイナー例会のちはら会ブログで、そんなことがあるわけないじゃん?!
 
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と、以前、ヤフオクで多くの取引を楽しんでいる、ちはら会常連Tommyさんの一言を思い出しました(冗談交じりに)。
「mitsuさん、今度、売れないゲームを貸すから、面白いAARを載せない?」

確かにこの狭い業界だと、ヤフオクを含め、数少ない情報をみなさんで共有し合っている可能性はあります。どうしてもほしかったアイテムを落札したら、出品者はTommyさんだった(!)という、笑い転げた実話もありまして。それなら、ちはら会でやりとりすればよかっただけじゃん!(笑い)
 
他にも何人かから、「ちはら会の記事に騙されて」(うそ、影響されて)、絶版ゲームを買っちゃいました、とは聞いた覚えがありますが、きっと社交辞令なんだろうなと、話半分でしたね~。イメージは、「騙されて買ってしまった」という「Yom Kippur」(CMJ)のソロ記事。
 
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むむむ、しかし。これが本当なら、関係者に事前に情報を流して、インサイダー取引ができるってこと?!これは「大金持ち」になるチャンスだ!きっと、何千円の世界なんでしょうけど(笑い)。
 
ちなみに、「インサイダーができる」と間違ってちはら会ブログをチェックしてしまった方々に(そんなやつは、いねーよ!)。「ポエニ戦争」(SPI)のソロAARを載せたときのこと。これを読んで「面白い!」と真剣に購入を考えた、千葉会会長yagiさんの評です。
「でもな~、ちはら会は(妙なゲームでも)なんでも面白くプレイするからな~」
 
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というわけで、「インサイダー」は各人の自己責任で。ブログに載ったのに値段が上がらなかったと不良在庫を抱えても、決して迷惑メールなど送ってこないように(笑い)。
 
いずれにしろ、多少でも関心を持ってもらえることは、うれしいことです。愛情の裏返しは、憎しみではなく、無関心ですから。というわけで、今年も時間の許せる限り、対戦と妙なアイテムのソロプレイを頑張ります(笑い)。

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