歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2015年03月

続いて、エンジョウさんのリクエストで、エリア式関ヶ原会戦の「関ヶ原強襲」(GJ) を対戦しました。主戦場だけを描いた、いわゆる箱庭関ヶ原なんですが、その戦術性の高さから、1月の千葉会に持ち込んで以来、声をかけてもらうことが多く、気がついたら6戦目になります。どうしても、東軍で勝ちたいエンジョウさんとは、4戦目です。陣営は当然、東軍をエンジョウさん、西軍をmitsuが担当します。

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序盤は、東軍がチットが引けず、思いの外、緩慢な動きになります。第1ターンに笹尾山山麓に取り付いたまではよかったのですが、チット数は第1ターンに4枚、第2ターンに6枚しか引けず。特に、南部の主力福島隊は、敵を目の前に空弁当を食うサボタージュ!まるで、前回の対戦(こまいふさん)の再現のようです(笑い)。

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それでも、第3ターンには、本多平八郎を一時的に麾下に加えた寺沢隊が、宇喜多-小西ラインに楔を入れ、中央エリアの一つを奪取します。第4ターン、浸透の危険を感じた宇喜多隊と小西隊は、地形効果のある丘陵に撤退します。

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中盤は、全域で激しい戦闘が展開されます。北部では、後藤又兵衞を先頭に黒田隊が突撃しますが、防御射撃を撃ち込まれ、さらに島左近の逆襲を喰らって、這々の体で退却します。南部でも地形効果の高さに苦しめられますが、第6ターンに可児才蔵を先鋒に福島隊が南天満山に突入し、酸鼻な白兵戦の末、これを奪取します。

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ここまで東軍が獲得したVPはわずかに1点のみ。ゲームは早、終盤に。第7ターン、お約束通り、小早川が寝返りますが、おっとりと山を下って態勢に影響はなし。このままではいかんと、東軍は北部でも猛攻を加え、強烈な射撃(dr12!)を契機に、加藤隊と中央からスライドした松平隊が笹尾山に突入し、白兵戦で陥落目前まで持って行きます。また、中央部では、井伊・本多の譜代コンビが小西隊を圧迫し、北天満山を占領します。

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第8ターン、いよいよ、家康本陣の投入に期待が高まる東軍は、足場を作った笹尾山に山麓から激しい援護射撃を浴びせ、わずかに残った石田勢を敗走させ、ついに要衝笹尾山を奪取します。これで勢いの付いた東軍は、またも井伊・本多の譜代コンビで小西隊を追撃します。弱小な小西隊に危機が訪れたかと思われましたが・・・なんと白兵戦で、小西行長が奇跡の勝利!退くことのなかった平八郎を初めて後退させます。ならば、肝心の家康本隊で補強をと考えていたのですが・・・ああ、なぜか空弁当!

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後のない東軍は、遮二無二、VP地点への接近を行います。まず、やっと動いた徳川本隊が全速力で駆け抜け、次ターンの攻撃拠点として南天満山に入ります。西軍は敵が消耗しているのを見て、明石隊を丘陵地を迂回させ、徳川本陣に突入させます。が、家康旗本も必死の抵抗をして膠着状態に。

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と、ここで一瞬の隙を突いて、井伊・本多隊が中央部にできた間隙を攻めます。過ぎたるものといわれた平八郎の突撃は苛烈で、鉄砲隊二部隊が昇天!そのまま、突破をして、西軍の2VP地点を占領してしまいます。このままなら、東軍の勝利でしたが・・・。

好事魔多し。さらに圧倒的な勝利をと目論む東軍は、占領したばかりの笹尾山を下ると、側面への迂回を始めます。と、ここにいた舞兵庫が頑強に抵抗し、突撃を押しとどめると、三成本隊が弱体化した笹尾山に逆襲をかけ、これを奪還します。退路を失った東軍迂回部隊に島左近隊が逆襲をかけ、突撃と白兵戦で加藤嘉明と細川忠興を見事に討ち取り!

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包囲下に生き残った黒田勢も次ターンに殲滅されることは明らかで、3VP以上の獲得は不可能ということで、西軍の勝利となりました。

いやー、両軍とも鮮烈な突進が功を奏し、派手な展開になって、たいへん面白かったです。

ここまで西軍の優勢が多いですが、戦いようによっては東軍にも十分にチャンスがあることがわかります。個人的には、西軍ばっかりなので、今度は東軍の切れ味を試してみたいものです。

年度末のふと明いた休日を利用して、エンジョウさんと自宅オフ会をしました。この日のお題は、今年110周年を迎える日露戦争アイテムから「奉天決戦1905」(GJ)でした。詳しくは、今月のソロプレイ記事をどうぞ。

軽くインストの後、第1戦はエンジョウさんが日本軍、mitsuがロシア軍を担当します。このアイテムのロシア軍は、非常にタイトなので、経験者が担当した方がいいようです。

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第1ターン、日本軍は定石の第3軍の突進を行います。強行軍を使用して、まず、冷子堡を奪取し、そのまま主力は大民屯へ。と、ここでなぜか侵攻をやめ、第1軍によって正反対の西麻戸を奪取します。士気崩壊の危険がなくなったロシア軍は、中央から兵力引き抜き、興隆甸と曹家台に配備します。最後に日本軍は第2軍を迂回兵力を廻すべく、敵の第2軍の殲滅を計りましたが、後一歩及ばず。

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第2ターン、時間的余裕を得たロシア軍は、さらに予備を投入して、興隆甸と曹家台を強化します。日本軍は、押っ取り刀で小新民屯を占拠し、曹家台に一部の部隊を進入させます。

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第3ターン、北西端の興隆甸を巡って、激しい攻防となります。日本軍が重砲支援と28cm砲射撃、二度の強行軍を投入すれば、ロシア軍も補給と重砲支援、先制反撃で抵抗します。最後は、日本軍の練度が勝り、ついに興隆甸を占拠しますが、かなりの時間を消費してしまいます。一方、東部では鴨緑江軍が奮闘し、五百牛彖堡子を占領しますが、中央部は盤石です。

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翌最終の第4ターン、日本軍は最後の攻勢に出ます。第2軍を曹家台に突入させると、持てるリソースを全て投入して、激戦の末、これを奪取します。そのまま、奉天エリアに侵攻し、1VPを獲得しましたが・・・ロシア軍の分厚い防衛線を粉砕できず、時間切れで終了。ロシア軍の勝利となりました。

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勘所がつかめたところで、第二戦に突入。陣営は、同様にエンジョウさんが日本軍、mitsuがロシア軍です。

第1ターン、第3軍の突進は前回と同様でしたが、ここでエンジョウさんは早くも「満州軍総司令部」を投入!使い終わったはずの強行軍を回収すると、曹家台に突入し、戦闘で守備隊を全て消耗させます。と、なんと背後の奉天に浸透し、これを占領してしまいます。まさかの事態に、ロシア軍はかろうじて増援を送り込み、足止めをするのがやっと。

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第2ターン、最低限の守備隊を残すと、乃木第3軍が奉天背後の後方攪乱に出ます。イニシアチブの都合上、どうしてもロシア軍が後手に周り、好きなようにされていましたが、ここで早くも「総退却」を選択。後退により、防御力を増強するとともに、第3軍の行動を規制します。

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第3ターンに、膠着状態になった日本軍は、遅まきながら、第2軍を北上させようとしますが、正確無比なロシア軍の重砲射撃で全ユニットが混乱し、手詰まりに。体勢を立て直したロシア軍が、逆襲に出て、奉天を守っていた日本軍守備隊を全滅させ、これを奪還します。

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第4ターン、生き残った第3軍が九里溝子に突入し、何とかこれを維持したため、引き分けに終わりました。

いやー、ロシア軍にとって最も厳しいのが序盤なので、第1ターンの「満州軍総司令部」投入は強烈でした。
と、ここで、一端、「関ヶ原強襲」を挟んで、第三戦に突入。陣営を入れ替えて、mitsuが日本軍、エンジョウさんがロシア軍です。

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日本軍は、第3軍と第2軍による敵右翼の強襲を行います。まず、第3軍が強行軍2枚で、興隆甸まで前進します。同時に西麻戸を陥落させ、敵に士気の回復を強要します。

第2ターンには、敵を撃破して前進を開始した第2軍が、曹家台に突入。第3軍も興隆甸を占領して、全盛堡へ。そのまま、力押しで奉天と九里溝子に進撃し、早くも勝利条件を達成します。

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あとは、敵の反撃資源(カード)を殺ぐだけと、第3軍の一部が同時展開的に、奉天後方に浸透します。このままだと反撃はほぼ不可能になり、第3ターン終了時に日本軍の勝利となりました。

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慣れれば1時間ちょっとで終わるので、あれよあれよの3連戦でした。カードのランダム性と固定カードのタイミングから考えることも多く、いろいろと試してみたくなる佳作です。

それにしても、第1ターンの日本軍の突進は強力で、「満州軍曹司令部」を投入するとそこでのサドンデスもありえます。これを防ぐには、と二人で感想戦をしたところ、第1ターンの「総退却」か?!と妙案が出まして。でも、いくらロシア軍でも始まったばかりで「総退却」はね~と思いながらも、「クロパトキンならあり得る!」と二人で納得してしまいました(笑い)。

今月のソロプレイは、今年110周年を迎える日露戦争関連から「奉天決戦1905」(GJ)です。NHKドラマ「坂の上の雲」の放送にリンクして発売された、「最新」の日露戦争アイテムで、エリア式のカードドリブンで奉天会戦を描きます。

基本は、カード1枚を消費して、日本軍はいずれか1個軍を、ロシア軍は任意の1エリアの部隊を活性化して、エリアの占領(または阻止)を目指すものです。この時、任意のユニット数の1グループのみが、戦闘またはグループ移動ができます。グループからもれた(グループ化しなかった)ユニットも移動はできますが、無条件で敵の先制反撃を受けるなど、ハンディがあります。

いわゆるアルンヘムシステムの傍流なんですが、最大の違いは、ユニットが行動しても裏面(行動済み)にならない点です。よって、カードさえあれば、何度でも活性化できることに。行動済みにするには、戦闘で損害を与えるしかありません。

戦闘は任意で、攻撃側だけがヒットを与えることができます。これを防ぐためには、防御側の先制反撃があります(カードまたは渡河などの特定の条件で実施可能)。いずれもユニットごとにdrして、戦闘値以下が出ると1ヒットになります。1ヒットの損害は、裏面になる・後退する・除去するの組み合わせで、充当できます。

特殊なカード攻撃である重砲射撃(及び28cm砲射撃)も強力ですが、裏面にすることはできても砲撃だけではユニットを除去することはできません。よって、攻撃戦術としては、まず、砲撃で敵を弱体化(裏面)にし、その後、地上部隊による攻撃で、敵を排除してエリアを獲得していくことになります。

カードには、上記のリソースとしての使い方とイベントとしての使用があります。ダブルアクションのできる「強行軍」、二つの軍を同時行動できる「共同攻撃」、消耗した部隊を回復させる「補給」など、両軍共通カードをランダムに引き、作戦を練ります。これ以外に「満州軍総司令部」や「28cm砲」「秋山支隊」、「クロパトキンの決断」や「総退却」など、日露それぞれの使い捨ての固定カードが4枚ずつあり、この投入時期も思案がいります。

このゲームでは、ロシア軍支配下のエリアを奪うたびに、指揮が一つずつ落ち、不利な戦闘修整が付きます。さらに、+3となると、サドンデスで日本軍の勝利に。ロシア軍はこれを防ぐため、なけなしのカードを使って士気の回復を図らざるを得ず、そうすると部隊展開が遅れ、占領エリアを失う、といった悪循環に陥る危険があります。

これを考えると、展開は、史実通り、乃木第3軍によるロシア軍右翼の迂回行動から始まります。クロパトキンがなぜか平地から山岳に部隊を移動させたため、右翼が非常に弱体となっています。そこを第3軍が突進し、占領地拡大と士気の低下を進めます。ロシア軍はサドンデスにならないよう、細心の注意を計りながら、なんとか、奉天近郊で対峙するハメに。あとは、奉天とその後方エリア(VP地点)に、日本軍が突入できるかで、勝負が決まります。

まず、ゲームに先立つ第0ターン、日本軍のみに移動が許されています。ここでの前進が第1ターン以降の流れを決めます。今回、選んだのは、荒山子以外の前線への浸透と第3軍の敵右翼への突進、西麻戸への第1軍の突入です。前線への浸透は、主として敵兵力を拘束し、自由な展開を制限します。その上で、第3軍の敵右翼への突進で、敵の士気回復を上回る迅速な前進を狙います。同時に、西麻戸への第1軍の突入により、サドンデスの可能性を高め、敵のアクションを士気回復に浪費させる目論見です。

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第1ターン、上記の方針に従って、日本軍が攻勢を開始します。主攻の第3軍が冷子堡のレンネンカンプ支隊を吹き飛ばし、強行軍で大民屯に突入。さらなる強行軍で、興隆甸まで前進します。同時に、第1軍が反対方面の西麻戸を強襲し、ロシア軍の士気を下落させます。

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ロシア軍は、士気回復に追い立てられ、まともな防戦準備が遅れます。本来は、曹家台と興隆甸に5個部隊ずつを送りたいところですが、アクション数が限られてしまったために、奉天の総予備を半数ずつ派遣するのがやっと。それでも第3軍が興隆甸を占領するまでに、最低限の士気回復と全盛堡・曹家台ラインの強化に成功します。

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第2ターン、日本軍は正面突破とばかりに、奉天西の曹家台へ強襲を行いますが、敵の先制反撃を喰らって、攻撃は頓挫します。

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ならば、反対翼での揺さぶりとして、第1軍が邊牛堡子で重砲支援の元に攻撃を敢行しますが、こちらはロシア軍の補給によって、損害を回復され、やはり戦果無し。終了間際に、第3軍が全盛堡に突入するのが、やっとです。

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第3ターン、日本軍は直接アプローチで、今度は全盛堡で攻勢に出ます。まず、重砲支援で敵の5ユニットを混乱状態にします。が、日本軍も敵からの阻止砲撃を受けて、過半数のユニットが混乱状態に!突撃前に早くも攻勢は頓挫します。

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と、ここでロシア軍が「ミシチェンコ騎兵団」を投入!曹家台で待機していた騎兵1個連隊が、敵陣をするりと抜けて、小新民屯に突入します。突如、サドンデスの危機にさらされた日本軍は、中央から予備隊を引き抜くと、強行軍で小新民屯に送り込んで、何とか足を止めます。が、これで貴重な時間(カード)を浪費してしまいます。

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最終の第4ターン、日本軍は未だ、1点もVPを獲得せず。全ての資源を利用して、最後の攻勢をかけます。まず、全盛堡に重砲と28cm砲を投入し、強行軍でついに敵を粉砕します。そのまま、勢いを維持して、ついに奉天後方の九里溝子への突入に成功します。

ロシア軍は、反撃のために部隊をかき集めると、九里溝子に進入させて、大反攻の機会を待ちます。

と、部隊転換で弱体化した敵の左翼で、第1軍が電撃的に攻勢に出ます。この攻撃が奇襲となり、戦闘drもよく、第1軍が怒濤の突進を見せ、ついに奉天エリアへの突入を果たします。

日本軍は一気に3VPを獲得し、勝利条件を満たします。このままでは、負ける!ロシア軍は、九里溝子で乾坤一擲の反撃をかけます。「クロパトキンの決断」で士気値を上げたロシア軍が、寡兵の第3軍に襲いかかりますが・・・ここで日本軍は「秋山好古の奮闘」で対抗!結果、ロシア軍の攻勢は、日本軍の先制反撃で粉砕され、奪還できず。この瞬間、日本軍の(薄氷の)勝利が確定しました。

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一風変わったアルンヘムシステムですが、基本戦略がほぼ決まっていることで、プレイの負担感は少ないです。ターン数も4ターンということもあり、慣れれば小1時間で決着が付きます。いわゆる箱庭「奉天会戦」ですが、その分、戦術的な運用に傾注できます。最近、ブームの「関ヶ原強襲」(GJ)に似ているかも・・・。

いずれにしろ、手軽でそれなりにヒストリカルな奉天会戦を楽しめるアイテムとして、ご希望があれば、インストプレイできますよ~。

例会も後半になったところで、お手すきだったyagiさんを誘って、「国内戦役1814」(CMJ)を連戦しました。

第一戦は、久しぶりにmitsuが連合軍を、yagiさんがフランス軍を担当します。

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連合軍の作戦は、以前、研究した広域前進計画です。敵による後方迂回と連絡線の切断を防ぐため、両方面軍とも豊富な兵力を生かして、じりじりと占領地を広げます。ナポレオンの正面では攻勢を避け、対峙によって時間
を稼ぐとともに、ナポレオンがいない方面で重要都市を占領して、フランス軍を追い詰めるものです。

第1ターン、連合軍はシュヴァルツェンベルクを前進させ、トロワを占領します。が、ナポレオンが強行軍で駆けつけたため、一端、占領したトロワを引き上げ、バールに撤収します。ナポレオンは、サン・ディジェに入場し、ボヘミア軍とシレジア軍の両方を牽制します。

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第2ターン、ならば、後方へ浸透せんと、南端からの増援とともにシュヴァルツェンベルクが電撃的にサンスに侵攻します。この危機にナポレオンも主力を率いて南下。と、包囲の危険を感じたシュヴァルツェンベルクは、サンスに守備隊2戦力を残すと、アヴェミンにまで後退します。

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敵がいなくなったナポレオンはやむなく、バール方面で攻勢に出て、ショウモンを占領します。と、北が薄くなったとみた連合軍は、ヨークを投入し、サン・ディジェを攻略します。

第3ターン、先手の連合軍はすかさず、増援でサン・ディジェを固めると、ヨークを持ってトロワを封鎖してしまいます。これで、補給切れとなったナポレオン主力は、一歩も動けず。ネイを持ってしても、包囲網の打破が不可能と判断したフランス軍は、投了となりました。

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続けて、第二戦に突入。先ほどとは陣営を入れ替えて、yagiさんが連合軍を、mitsuがフランス軍を担当します。
両方面で前進を続ける連合軍は、ナポレオンの動きを見ながら、じりじりと重要都市に迫ります。

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第3ターン、ナポレオンがトロワで睨みをきかせているので、連合軍はシリジア軍を活性化させ、全力でラン周辺に圧力をかけます。ネイも必死に抵抗しましたが、ブルッヒャーの執拗な攻撃が勝り、撤退を余儀なくされます。

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第4ターン、前ターンまでに豊富な物量を移送し、万全の準備を整えたボヘミア軍が攻勢に出ます。主力のナポレオンがトロワでシュヴァルツェンベルクと丁々発止の激戦を繰り広げている間に、サンスを守備するモルティエが決死の働きでバルクライを押しとどめます。その数は3回!が、ついに衆寡敵せず、全滅となります。もはや、士気値が1に落ちたフランス軍はこれ以上の重要都市の失陥ができなくなります。

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両軍ともカードを使い果たし、残りは連合軍の1枚のみ。これがOP1だったら、まだ勝利の可能性があったのですが、無情にもOP2。この結果、二都市を同時に守ることはできなくなり、連合軍のサドンデス勝ちが確定しました。

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まだ、可能性があったので、あと一息かもと、見果てぬ夢を追い続ける二人は、第三戦に突入。yagiさんが連合軍を、mitsuがフランス軍を担当します。

連合軍には、もう一つ試してみたい対策がありました。戦闘による消耗を極力回避しながら、パリ-サンス-シャトー・ティリエに防衛線を引く、「要塞都市パリ作戦」です。その名の通り、前線の兵力を損害を避けながら随時、後退させ、先の三都市を死守するというものです。これができれば、ナポレオンの打撃力をフルに発揮でき、サンスとシャトー・ティリエを取られても、十分に奪回できる見込みがあります。ただし、モラルを1で維持するため、1指揮官も撃破されていてはならないという、前提がありますが・・・。

せっかくの第三戦で、これを試してみようと持っていたのですが・・・第1ターン、シュヴァルツェンベルクが強行軍で南からトロワに侵攻し、守備隊と戦闘になります。ここで「伝令の捕獲」で手に入れた騎兵を投入し、いきなり3ヒットの大勝!ジェラールとモルティエが戦死し、士気値が3ポイント低下し、「要塞都市パリ作戦」は幻に。

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こうなると、フランス軍は持久戦略もとれなくなり、あとは敵指揮官の撃破によるサドンデス狙いしかなくなってしまいます。損害上等の覚悟で、ナポレオンがボヘミア軍を追い回して激しい戦闘を繰り広げ、目を見張る損害を与えますが、指揮官の撃破には後一歩届かず。

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同程度以上の損害を与えますが、連合軍には豊富な増援が登場し、ジリ貧となったナポレオンは、第3ターンに最後の決戦を挑みましたが、多勢に無勢で敗北。盤上にナポレオン1ユニットのみしか残らない状況で、フランス軍の敗北となりました。

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こちらは、戦死した将軍のみなさん。なんと5人が国内戦役で鬼籍に入ってしまいました。無茶な攻勢はいけないな~(笑い)。

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あまりにも一方的な展開になってしまいましたが、これで1月からスタートした「国内戦役十番勝負」を早、達成しました。はじめの頃は、お互いに消耗戦となって連合軍が有利でしたが、十番勝負を始めたことにはフランス軍が電撃的な攻勢で連合軍の必要都市確保を阻止し、バランスが傾きました。が、このところは、連合軍がじっくりと攻め上げる作戦をとることで、またも連合軍が有利になってきています。

結果を見てみると・・・
○フランス軍(mitsu)対連合軍(yagi)●
○フランス軍(mitsu)対連合軍(yagi)●
○フランス軍(mitsu)対連合軍(yagi)●
○フランス軍(yagi)対連合軍(mitsu)●
●フランス軍(yagi)対連合軍(mitsu)○
●フランス軍(mitsu)対連合軍(yagi)○
●フランス軍(mitsu)対連合軍(yagi)○
●フランス軍(yagi)対連合軍(mitsu)○
●フランス軍(mitsu)対連合軍(yagi)○
●フランス軍(mitsu)対連合軍(yagi)○
とまさにそのとおり。

十番勝負は終わりましたが、幻の「要塞都市パリ作戦」ができるか、もうちょっとやってみたいです。

3時過ぎにちょうど対戦が終了し、6名が手隙になったので、みなさんを誘って「謀略級三国志」(GJ)を対戦しました。

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第一戦は、いきなり官輅を引いた28号さんがみんなの正体を確認。もっとも勝利の可能性が高い人に賭けます。

序盤、各人はカードを獲得すべく、やたらとテレポート(遊説)を繰り返します。どうも今回は、固定陣営の人は少なさそう。

mitsuは程昱だったため、素直に魏に入り、勢力を拡大します。はじめは獅子身中の虫かと疑っていたみなさんも、勢力が広がるにつれ、魏に参集してきます。気がつけば、28号、ミヤポンスキー、yagi、mitsuの4人が魏の軍師になる異常事態に!

これは、誰かが「貂蝉」に違いないと踏んだmitsuは、まず、yagi さんをパージ(讒言)して様子を見ます。一見、動揺した顔になりましたが、それほど魏にこだわらないのを見て候補ではないと判断します。となれば、28号さんは正体がわかっているので、ミヤポンスキ-さんが「貂蝉」か?!

途中で勝利条件をクリアしたのですが、タイミングを見計り、自分のターンにミヤポンスキーさんをパージして、勝利宣言!結果は、やはりミヤポンスキ-さんが「貂蝉」だったため、mitsu程昱の勝利となりました。

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ちなみに、官輅の28号さんの勝利予想は、ミヤポンスキ-さん!だから、やたらとミヤポンスキーさんを助けていたのか!

慣れたところで、今度は5人で第二戦に。今度のmitsuのキャラは左慈。目標は、魏呉蜀全てを滅ぼすこと。かなり厳しいですが、最大勢力でいずれか二つの勢力を滅ぼせば、手はあるかも・・・。

この方針に沿って、もっともスタート勢力の強い魏陣営に入り込み、まず、蜀を滅ぼします。と、なぜか、ミヤポンスキ-さんも同調し、一端、呉に入って勢力を薄めたところで、群雄の自爆攻撃をかけ、これを滅亡させます。

すると、またも28号、ミヤポンスキー、yagi、mitsuの4人が魏の軍師になる異常事態に!そんなにキャラが偏っているの?!

終盤が近づくにつれ、この4人がお互いに牽制し合って、権力闘争に入ります。28号さんが先手でmitsuをパージすれば、mitsuはお返しに「挑発の手紙」で28号さんを失職に。またも返り咲いたmitsuが、再び、ミヤポンスキーさんをパージ。これで、自爆攻撃ができるかと思いきや、残った軍師のyagiさんに止められ、魏を崩壊させられません。
と、ここで黙々と四川で勢力を拡大していてYさんが勝利宣言!正体は法正。おお、4人が魏の内紛にかまけている間に、電撃的な勝利となりました。

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土壇場で休みが確定した休日に、千葉会へ行ってきました。会場では、ジョンヒル追悼の「Yalu」やASL、VPGの新作などがプレイされていまして。なかなか、ちはら会では見られない貴重なアイテムは、刺激になります。

自分は、事前に申し入れのあった「関ヶ原強襲」(GJ)を、こまいふさんと対戦しました。いわゆるエリア式のチットドリブンで、主戦場のみで作戦的選択肢は少ないのですが、キャラ立ちもよく、戦術的な運用を楽しめます。mitsuが西軍を、こまいふさんが東軍を担当します。

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序盤、東軍は、初期配置の部隊で素直に攻めかかりますが、チット引きがよくなく(半終了が多く)、なかなかとりつくことができません。特に、南の福島隊は、毎ターン、チットを入れているのに、西軍主力の宇喜多隊を前に、ぴくりとも動かず。「開戦早々に、空弁当を使ってどうする!?」と突っ込みが入るほど(笑い)。

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一方、北の要衝笹尾山でも、鉄砲の集中射撃で石田勢が弱まりますが、突入直前に終了チットが出て、突撃ならず。どうも攻め手がうまくいきません。

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逆に西軍の鉄砲運用が効果を上げ、大谷勢の突撃と相まって、第4ターンに藤堂・京極隊を押し戻す場面も・・・。

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終盤の第7ターン、やっと福島隊が弁当を終わって宇喜多勢に突撃をかけ、南天満山に迫ります。西軍も小早川の参戦を見越して、大谷隊を本来の陣地線に撤収させます。

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第8ターン、家康本隊も参戦できるようになり、東軍はここで押し上げようとしましたが、またもチットの神に見放され、早々に終了してしまいます。

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意地でも、1カ所は取りたい東軍は、援護射撃は少ないながら、強引に笹尾山に突入します。後藤又兵衞を先頭に、島左近に突撃をかけ、これを敗走させます。西軍はユニットを犠牲にすれば、踏みとどまることもできましたが、残りターンを考え、兵力温存のため、笹尾山から撤収します。

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第9ターン、遅まきながら、徳川チットがきて、家康本隊が前進を開始します。同時に、徳川譜代の井伊・松平隊が小西隊へ突撃をかけ、北天満山を占拠します。西軍は、無益な損害を避け、ほぼ計画通りにVP地点への後退をします

そして迎えた最終ターン、後のない東軍は、徳川隊が南天満山に突入させ、後続を待ちますが、ああ、わずか6チットを引いたところで、終了!(しかも東軍は4チットのみ)少数で孤立した酒井隊が、宇喜多勢の明石全登に蹴散らされ、万事休す。東軍VPが1点で終了し、西軍の圧勝になりました。

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チット巡りも悪かったのですが、東軍としては初プレイということもあって、突入のタイミングがつかめず、散漫な攻撃になったことが影響しました。こまいふさんは慎重なこともあり、十分な射撃をしてからという意識が強かったようです。ランダム終了のあるチットドリブンだと、援護射撃をするか突入するのか見極めが難しいのですが、もう一歩、早く突撃をしていれば、引き分けくらいには持ち込めたかも・・・。

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聞けばこの対戦のためにオークションで入れたそうで「これで展開がわかったので、研究します」と、こまいふさん。ちはら会発の戦国ブームが続きそうです。

最後に、「このシミュゲ」の記事を読んだTommyさんから「アルンヘム!」(Bonsai Games)のリクエストがありまして。自分も久々に引っ張り出して、インストプレイとなりました。選択肢の多い連合軍をTommyさんが、迎撃のこつをつかんでいるmitsuがドイツ軍になります。

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序盤、Tommyさんは空挺のカーペットを敷くと、地上部隊が次々と町を攻略していきます。第4ターンには、早くもグラーヴェが陥落しますが・・・。

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第9ターン、後方の掃討を担当する空挺部隊が、エリアXで第10SS装甲師団を発見!逆襲に遭い、2個空挺連隊を失ったばかりか、アイントホーフェンも奪取されます。連合軍はやむなく、近衛機甲師団を戻してこれを制圧するハメになり、時間と兵力を消耗します。

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それでも、攻撃精神果敢なTommy(文字通り)は、最後の手番で要衝ナイメーヘンに機械化部隊を単独で突入させ、奇跡的にこれを奪取しますが・・・ドイツ軍は、最後の手番でエリアⅧのスタックを活性化。正体は第9SS装甲師団!グループ編成で部隊を分けると、誰もいないウェーヘルに突入させ、これを奪取。ここ以北の連合軍の都市VPは、全て零となり、ドイツ軍の勝利となりました。

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と、関ヶ原続きで、Tommyさんから要望の上がった「天下強奪」(CMJ)を対戦しました。西軍をmitsuが、東軍をTommyさんが担当します。

序盤、東軍は岐阜を避け、竹の鼻砦を攻めます。そのまま、関ヶ原方面に東軍前衛を向けます。

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西軍はこの隙に最強の島津隊を岐阜城に突入させ、籠城体制を固めます。同時に、伊賀上野城を宇喜多が、田辺城を小野木支隊が攻め、時間はかかったものの、陥落させます。これにより、秀吉出陣の可能性が最高に上がります。

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これを見た東軍は、徳川譜代衆が犬山を陥落させ、岐阜城を孤立化させます。中盤に徳川家康が到着したところで、一転して軍を返して、岐阜城攻めに。鬼島津が3ターンまで粘るものの、多勢に無勢で第10ターンについに陥落します。

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このころ、西軍は大津城で反旗を翻した京極勢を、立花隊が囲み、2ターンの攻防で陥落させます。

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徳川秀忠本隊がマップ上に姿を現した時点で、家康率いる先鋒軍が西軍の封鎖線を破るにかかります。まず、豊臣恩顧の大名軍が鈴鹿峠に向かいます。ここには2部隊が配置されていましたが、あろうことかA部隊の鍋島隊が裏切り!隣接する部隊は、自殺攻撃を余儀なくされ、壊滅。

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やむなく、伊賀平定を終えた宇喜多を投入しますが、第12ターン、黒田長政が突破能力を発揮して、これを包囲。確率は50%でしたが、宇喜多勢を潰走させ、秀家を討ち取ってしまいます。

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同時に、徳川譜代を中心とした軍が関ヶ原を強襲し、石田三成を退却させ、戦闘後前進でこれを拘束します。
まずい!石田が除去されるとサドンデスになる!慌てた西軍は、佐和山城と関ヶ原西方を軸に防衛線を引きます。

と、運命の第13ターン、関ヶ原後方で捕捉中の石田隊を、加藤隊が突破能力を生かして包囲。三成憎しで集まった東軍前衛が殺到し、2:1攻撃に。1/3で生き残れるはずでしたが、見事にdr!この瞬間、東軍のサドンデス勝ちが確定しました。

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う~ん、計画的な防衛線を構築でき、秀頼の出陣もありえたのですが、一つの寝返りによって、全てが崩壊しまして・・・。いやー、西軍は難しいです。
                                    

なかなか春になりきれない弥生の日曜日に、ちはら会常連のTommyさんと自宅オフ会を開きました。この日のお題は、最近、流行の戦国ものから「関ヶ原」に。同テーマでは最新の関ヶ原合戦級の「それぞれの関ヶ原」(GJ)を対戦します。

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第一戦は、お互いに初プレイのため、手探りしながらの状況です。このアイテムは、関ヶ原の勝敗そのものよりも、大名家の功績の方が大事であり、ここぞという時まで、参加陣営と正体を隠蔽できます。当然、勝利方に付いた方が恩賞(勝利レベル)が高いため、いつ、参戦するのか(あるいは寝返るのか)がゲームの勝敗に直結します。

ランダムに選択する大名家は、吉川・小早川・長宗我部・島津であり、戦果によってそれぞれボーナスが付きます(小早川を除く)。正体を明かすまでは、交互に両軍を動かすため、露骨にてこ入れしていると、正体を見透かされたり、陣営宣言後に妨害を受けたりします。かといって、最後まで傍観を決め込んでいても、制限の中で戦闘をすることになり、勝利のチャンスを逃すことも・・・。

システムは、砲撃のないNAWであり、戦闘は選択マストアタック(隣接するいずれか1ユニットを攻撃すればよい)と、きわめてシンプル。1対1で行うため、ほとんどが退却か、効果なしで、敵を殲滅するには、包囲が欠かせません。よって、慣れてくると、弱小ユニットで敵を誘き出し(戦闘後前進は強制)、退路を断ったところで、強力なユニットによる攻撃をかけるテクニックが使えます(薩摩の釣り伏せか)。その反面、タイマンが祟って、完全包囲したはずの侍大将が、獅子奮迅の働きで脱出することも・・・。

戦闘結果が思いの外、ランダム性が高く、参戦を考えていた陣営を(自分の意思に反して)叩きのめしてしまったり、寝返りで一気に逆転できるチャンスが転がり込んだりと、まさに関ヶ原の傍観大名の心理状態に近くなります。「どちらが、勝っているのか?」「お味方でござる」「ええい、味方とはどっちじゃ!」」

今回は、先攻をmitsuが、後攻をTommyさんが担当します。

序盤、両軍は一進一退の激戦に。第1ターンに可児才蔵と加藤嘉明が討ち死にし、西軍有利かと思いきや、第3ターンには小西行長が敗死し、今度は東軍がやや有利に。

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これを見て、Tommyさんは正体を明かさないまま、東軍で参戦!待機していた小早川・徳川・吉川・東軍後方隊が一気に参戦し、西軍を押し始めます。

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ところが、またも戦闘drが傾き、福島正則の討ち死や島左近による侍大将2名の除去など、両軍がほぼ拮抗する状態になってしまいます。一体、どちらに付くべきか?!

第6ターン、迷いに迷ったあげく、mitsuが選択した陣営は、やはり東軍でした。東軍主力を率いて効率よく攻撃をかけるとともに、同時に長宗我部であることも明かし、南宮山の西軍部隊に包囲攻撃をかけます。

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結局、東軍が二人になったため、西軍は崩壊こそしなかったものの、多数の大名や部隊を討ち取られ、敗北となりました。

で、終了後の論功行賞ですが、mitsu21点:Tommy19点で、両名とも所領は倍増。わずかの差でmitsuの勝利となりました。Tommyさんの吉川も、除去したユニットは多かったのですが、西軍との戦闘で自陣営に与えた損害も多く、逆にmitsuは長宗我部のボーナス(参戦後の除去ユニットにつき、+1)をフルに生かせた結果でした。

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これでシステムがわかったので、昼食後に第二戦に。やはり、先攻をmitsuが、後攻をTommyさんが担当します。
序盤は、西軍がまたも押し出します。東軍が戦闘drに恵まれず、怯んだところに、鬼の島左近が投入し、北部の部隊を撃破していきます。

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中盤になっても、黒田隊が壊滅するなど、やや西軍有利かと思われましたが、ここでTommyさんが正体と陣営宣言!なんと島津が、東軍で参戦します。「内府に、馳走するもッソ」

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前進して戦列が伸びていた西軍を、前後から東軍が襲い、瞬く間に小西隊を殲滅します。

こうなると、mitsuも乗り遅れるなと、東軍を宣言!東軍主力で敵を粉砕する一方、南軍山近郊でも、部隊を繰り出し、少しでも敵を削ります。

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東軍の一方的な攻撃を受けて、石田三成こそ、生き残ったものの、西軍の敗北となりました。肝心の論功行賞ですが、mitsu24点:Tommy22点で、両名とも所領は倍増。またも、わずかの差でmitsuの勝利となりました。敵の侍大将を多数(6名)、討ち取ったのが、勝因でした。

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いつも敵味方がはっきりしているSLGと違い、ちょっと感覚がつかみづらい気がしますが、先に挙げた四将(吉川・小早川・長宗我部・島津)から見れば、まさに五里霧中の関ヶ原であり、こんな解釈もありかなと思えました。特に勝敗が決まった後の怒濤の寄り切り(あるいは崩壊)は、非常にリアルでして。いっそ、表題も「脇役たちの関ヶ原」とか「味方はどっちだ、関ヶ原」にすると、よかったかも・・・(笑い)。ちまちました勝敗よりも、歴史の流れを楽しむ「大人のアイテム」ですね。                       

猛烈に忙しい年度末を迎えますが、自然と乗り切っていきたいです。4月のちはら会の予定が決まりましたので、お知らせします。
 
[日時] 4月5日(日) 10:00-20:00
[会場] 菊間コミュニティセンター 2F ボランティアルーム 駐車場あり
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
[住所]
千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
[参加費]
無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識

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イメージは、サイゴン陥落。今年は、WWⅡ終戦70周年に、ワーテルロー会戦100周年、日露戦争終戦110年など、様々な記念年ですが、実はヴェトナム戦争終結40周年でもあります。

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