第一戦がまさかのドローで早めに終わったので、ちょうど観戦していたはねはねさんを誘って、夢のバルジ二連戦をすることができました。陣営も久しぶりにmitsuがドイツ軍を、はねはねさんが連合軍を担当します。いやー、ここ数年、ほぼ連合軍ばっかりだったので、ぜひ、ドイツ軍で「突破」を実現したかったんですが・・・。

第1ターン、ドイツ軍は鹿内ギャンビットを実現すべく、中央部に3個装甲師団を投入します。第一戦闘はほぼ想定通りに進み、中央の進撃路を封鎖する2個連隊を撃破。

第二攻撃で隘路をふさぐオプション・リトリートの消耗した1個連隊を、4:1で撃滅・・・できるはずだったんですが、まさかのCont!そればかりか、第1SS装甲師団の4:1攻撃もContとなり、ああ、早くも突破に失敗。

これを見た連合軍は、犠牲部隊を巧みに配置して、前線に二重戦線を引きます。!!これは自分が一度も取ったことのない作戦です。前線が1枚のため、消耗は激しいですが、次々に増援を投入して、ドイツ軍の突破を防ぎ、イギリス軍到着まで時間を稼ごうという、ミルフィーユ作戦か?

ならば、正面から歩戦共同の消耗戦を仕掛け、出血多量で戦線を維持できなくさせるのみ!第2ターン以降、ドイツ軍は中央から北部のほぼ全域で高比率攻撃をかけ、敵を撃破していく・・・はずでしたが、どうにもdrが今ひとつ。Contが出たり、D1でオプション・リトリートで逃げたりと、思いの外、粘られます。

南からの空挺増援も到着し、第5ターンはじめでも、北部でまだ戦線を維持しています。まずい!これでは敵の思うつぼか?!

が、さすがに、これが連合軍の限界点でした。第一次攻撃で中央と北部で同時に穴が開き、装甲師団がすかさず突破!一瞬、スパとヴィルヴィレを堕とそうかと思いましたが、小さな勝利に拘わってはいかんと、考え直し・・・。イギリス軍の介入を防ぎ、北端からの大突破を目標にするため、あえて3へクス以内に近寄らず、後方への突進・展開をします。

連合軍は、イギリス軍を投入できず、やむなく、ミューズ川付近に戦線を張ります。

第6ターン、これまでの憂さをはらさんと、逃げ遅れた敵を撃破すると、スパとヴィルヴィレを占領。主力はミューズ川に突進し、消耗した装甲連隊を北端から突破させます。同時に第5装甲軍を中央に引き戻し、マルシェを占領。北から南までほぼ切れ目のない戦線を引きます。

反撃を考えていたはねはねさんは、十分な兵力がないことから断念します。この時点で、3都市を占領し、サンビットとバストーニュを包囲、北端を含む突破と敵の撃破で70点後半の目算が立ったため、ドイツ軍の判定勝ちとしました。空軍を有効に使えば、バストーニュを維持できる可能性はありますが、ドイツ軍が歩戦共同を心がけたため、装甲師団に損害が少なく、後2ターンで厚い戦線を突き崩すのは、かなり困難という判断になりました。

初期突破に失敗したり、サンビットとバストーニュに3ユニットで籠もられたり、と、ふつーのバルジになってしまいましたが、とりあえず、兵力集中の原則は機能してよかったです。お相手いただいたはねはねさん、どうもありがとうございました。