歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2015年09月

猿遊会参加も定かでないほど、業務に押されていますが、例会だけは続けるゾ!10月のちはら会の予定が決まりましたので、お知らせします。

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[日時] 10月25日(日) 10:00-20:00  
[会場] 菊間コミュニティセンター 2F ボランティアルーム 駐車場あり
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
[住所]
千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
[参加費]
無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識

「バルバロッサ作戦」以降、WGHBの付録アイテム熱が上がっていまして・・・。イメージは、第4次川中島の戦いを描いた「激闘!川中島」(2013WGHB)。密かにソロをしていたりします。時機としては、9月上旬なんですが、現在の太陽暦だと10月半ばとのこと。どなたか、いかがですか?

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続いて、取り組んだのは、前回のちはら会でデビューした「バルバロッサ作戦」(WGHB)です。この時は、「自軍の支配エリアには攻勢マーカーを置けない」と誤って解釈していたために、どうあってもドイツ軍の圧勝でした。そこで、今回は、「正しいルール」でプレイします。行け行けのドイツ軍をTommyさんが、計画性と計算が重要なソ連軍をmitsuが担当します。

ドイツ軍としては、第1ターンに占領しやすい最前線の5都市(合計13VP )を確保し続ければ、後は残り3ターンで8VP平均以上を取ることで、勝利できます。これは、中核都市(3VP)3個または中核都市2個+小都市(1VP)2個で達成できます。

攻撃力が十分でないソ連軍にとって、一度、占領されたエリアを奪還するのは、かなり困難です。よって、牽制攻撃の有効利用によって、可能な限り、占領を遅らせます。それでも、強力なドイツ軍相手では、毎ターン、1-2都市の妨害をするのがやっとでしょう。

第1ターン、まず、ドイツ軍が全域で攻撃をかけ、キエフ・ミンスク・リガを強力な装甲部隊で占領します。

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と、セットアップで南部が薄いことを見抜いたソ連軍は、第2攻撃をオデッサにかけます。枢軸軍はブカレストにおかれた全軍を投入しますが、装甲軍団はわずかに1個のみ。期待値に基づく計算をしたソ連軍は、これを占領されないギリギリの兵力を投入し、オデッサ占領を阻止します。結果、ドイツ軍VPは10VP止まりに。

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第2ターン、中央と北部は最低限の遅滞戦術で時間を稼ぐとともに、ハリコフに進出してきた装甲部隊に、ソ連軍南部の全力を持って逆襲に出ます。

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攻撃力ではドイツ軍が上でしたが、強烈な攻撃でなんとドイツ軍部隊を全滅させ、これを死守します。スモレンスク・ブリヤンスク・オデッサを占領されたものの、累積VPは30VPに。

第3ターン、ハリコフに集結したドイツ軍に対し、ソ連軍は果敢にも、スモレンスクとキエフを逆襲し、これを奪還します。これで、累積VPは49VPに。最終ターンを、26VP以下に抑えられれば、初の勝利となりうるゾ!

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迎えた最終第4ターン、両軍は一手ずつ慎重に駆け引きをします。北部ではスモレンスクを再奪取しようとするドイツ軍を、ソ連軍の4個軍団が迎え撃ちます。逆に南部では、ソ連軍主力がオデッサとハリコフに攻勢をかけ、ドイツ軍が迎撃に。が、これは戦略的に誤りでした。冷静に判断すれば、モスクワと中核都市(3VP)1カ所を確保すれば勝ちだったんですが、反撃に目がくらみ、肝心のモスクワが弱体に。ここをドイツ軍90戦力以上が襲撃し、ソ連軍を撃滅、占領!ああ、あと歩兵2個軍団を入れておきさえすれば、守れたのに・・・。結果、ドイツ軍の累積VPが76点となり、わずか2点ながら枢軸軍の勝利となりました。

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まあ、今回のように欲さえかかなければ、ソ連軍の勝利の可能性が見えてきました。が、ドイツ軍が習熟すると、それさえも厳しいかも・・・。ソロで少し鍛錬するか。

<追記>
それにしても、ソ連軍が勝てないので、ネットで対戦記事を探したところ、おお、TOROさんのブログに記載があるじゃないですか。そこで「ソ連軍」の運用法が!戦闘後撤退が自軍支配エリア(戦闘エリアでもよい)にできることを活用して、ソ連軍スタックが「機動防御」をするという戦術です。早速、ソロで試してみたところ・・・なんと、ソ連軍が圧勝に(65VPが精一杯)!なるほど、こういうゲームだったんだ。早々にあきらめなくて、よかったです。これなら、次回も戦えます!

各地で例会が開催されているシルバーウィークですが、ちょうど宿泊ボランティアと休日出勤で、参加できず。代わりと言ってはなんですが、先日、Tommyさんをお誘いして、自宅オフ会を開きました。

この日のお題は、好評だった「ファイティング・ダンジョン」(RPGamer)の続編にあたる「アボルダージュ!」です。編成タイプのFantasy級で、前回の地下迷宮から大海原に舞台を移し、新キャラを使って、敵の撃滅を計ります。
ちなみに、アボルダージュとは、帆船時代に多用された「接舷戦闘」のこと。このゲームでは、事前にブラインドでセットアップした船体マップを、イニシアチブ側が接舷させることから始まります。

「ファイティング・ダンジョン」に比べ、全般的な攻撃力は控えめになっている上、甲板は狭く、地形配置とキャラの組み合わせが、非常に重要になります。

第1戦は、万能のロボットと面攻撃の得意な毒キノコを核とするmitsuチームと、遠距離攻撃のデーモンと近距離攻撃のサーベルタイガーなどを擁するTommyチームの戦いに。mitsu主導の接舷で、主力のロボットと毒キノコを敵デーモンに最も近い配置にします。

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先手を取ったTommyチームは、すかさず、デーモンを逃します。これに対し、mitsuはロボットと毒キノコを前進させ、同時に右翼から原始人と東洋武者が回り込み、敵を半包囲します。

第3ターン、敵はロボットの前面に大蛇を回し、これを締め上げて一時的行動不能にします。

が、第4ターン、ここで毒キノコが胞子を散布!これが大蛇・デーモン・毒キノコ(敵)にヒットし、ロボットが自由を回復します。すかさず、デーモンが呪いをかけようとしますが、先手を打って東洋武者が足払いをかけ、行動済みにしてしまいます。

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さらに、毒胞子攻撃は続き、Tommyチームが何とか退路を確保しようと、右翼にサーベルタイガーと軽業師を廻します。猛烈な攻撃で原始人を除去しますが、第6ターン、ここで三度の毒胞子噴射!ついに、デーモンが倒れます。

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こうなると、防御がきわめて堅いロボットを持つmitsuチームが有利となり、東洋武者が倒れる間に、サーベルタイガーと大蛇を排除します。

なんとか、形勢を逆転したいTommyチームは、軽業師を連続ジャンプさせて、mitsu船のプロップを狙いに行きますが、間の悪いことに、ここでトラップ!軽業師が無残にも罠で命を落とします。

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最後は、残った毒キノコをロボットが追い詰め、mitsuチームの勝利となりました。

第2戦は、地形とキャラに守られたデーモンによる遠距離攻撃のmitsuチームと、突進のユニコーンと水に強い半魚人を核にしたTommyチームの戦いに。接舷は、Tommyチームの主導権で、縦長のマップ連結に。

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足の遅い半漁人がじりじりと甲板上を進んでくるのに対し、mitsuのデーモンが遺憾なく呪いを撒き続けます。

このままでは不利と悟ったTommyチームは、衝撃力のあるユニコーンを前進させますが、大蛇・軽業師・リザードマンがこれを取り囲み、動きを封殺。十分な機動ができなかったユニコーンは、軽業師と引き替えに、命を落とします。

その後、遅滞戦術でスクリーンを張って悪魔の呪いを浴びせ続けるmitsuチームの前に、半魚人一匹が倒れ、Tommyチームは風前の灯火になりますが、ここで起死回生(になるかも知れない)アイテムを使用します。そう、任意のキャラを任意の場所に瞬間移動できる「スクロール」!当然、狙いはデーモン!

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予期せぬ魔術で敵のど真ん中に移動させられたデーモンを、半魚人と軽業師が襲いましたが、ああ、drに恵まれず、わずかに1ヒットのみ。と、ターンを跨いで主導権を取ったデーモンが、すかさず、二体に呪いをかけ、これを殲滅。mitsuチームの連勝になりました。なんでも終盤になって、この手を思いついたそうで「もう少し、早く気がついていれば・・・」と悔しそうなTommyさんでした。

このままでは終われないと、雪辱に燃えるTommyさんと、第3戦に突入します。今回はロボットの取り合いが起こり、結果的にはmitsuチームが毒キノコとともにゲット。確保し損なったTommyさんは、方針を切り替え、デーモンを核とする対ロボット戦術を取ります。ところが・・・。

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接舷は、Tommyチームの主導権で、デーモンの「呪い」を生かすべく、mitsuチームと距離を取った同航衝突になります。距離をおくと「呪い」にやられると、急ぐmitsuチームは、ロボットを前進させますが・・・ここで、まさかのタイムホール!突然の時空の渦に巻き込まれたロボットは、見知らぬ時代に引き釣り込まれて、消えてしまいます

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主力を失ったmitsuチームは、毒キノコ・サーベルタイガー・大百足で攻撃をかけますが、デーモンの呪いと敵の直接攻撃で、次々と討ち取られていきます。最後の毒キノコも、なんと魔術「スクロール」で、あろうことかタイムホールに投げ込まれ、消失!Tommyチームの圧勝になりました。

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こちらも、面白かった!「ファイティング・ダンジョン」に比べると、狭いフロア(甲板)での戦いということで、いきなりの接触と激しい乱戦で、盛り上がります。また、プロップも強力なものが多く、純戦闘力で劣っても、プロップ次第で十分に戦えることも(投入が遅かったけれども、第二戦のスクロールなど)。この二作は、折を見て、また、対戦したいものです。

最後に、3人でプレイしたのが、80年代アニメの艦隊戦アイテムの「Ships  & Tactics」(同人)です。世代がほぼ同じのため、以前のちはら会でも大いに盛り上がりまして・・・。今回は、所見のTommyにインストして、対戦に入ります。

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まず、強力な地球防衛軍(Tommy)のヤマトが、銀河帝国軍(kawa)に波動砲を見舞いますが、すかさず、防御兵器ゼッフル粒子で対抗します。ならばと、今度は拡散波動砲が地球連邦軍(mitsu)を襲い、甚大な被害を出します。

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やはり波動砲は危険ということで、ここで地球連邦軍(mitsu)と銀河帝国軍(kawa)が共闘します。ミノフスキー粒子を散布し、対空砲火が落ちたところで、連邦軍のモビルスーツが出撃。地球防衛軍(Tommy)もコスモタイガーで迎え撃ちますが、セイラとカイの載るMSは強力で、簡単に制空網を突破して、アンドロメダを筆頭に、ほとんどの艦を沈めます。

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その後、地球連邦軍(mitsu)と銀河帝国軍(kawa)が叩き合ったものの、優秀なパイロットを有する地球連邦軍が、艦載機戦で銀河帝国軍も圧倒し、逃げ切りました。

第二戦は、地球連邦軍(mitsu)・銀河帝国軍(Tommy)・ジオン公国軍(kawa)の戦いに。ミノフスキー粒子散布でイニシアチブを取ったジオン公国軍が、やはりMS戦で銀河帝国軍(Tommy)を圧倒。ビグザムの広域攻撃に続いて、MSの集中投入で、皇帝ラインハルトごと、旗艦ブリュンヒルトを殲滅します。

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地球連邦軍(mitsu)も同調し、南極条約を締結したことで、レーザー水爆ミサイルを使えなくなった銀河帝国軍(Tommy)は、実力を発揮できず。そのまま、三者がほぼ同等に兵力を削り合い、結局、序盤でリードをしたジオン公国軍(kawa)が、撃沈艦多数でそのまま勝利しました。

続いて、海軍提督kawaさんと、レイテ湾強襲(GJ)をプレイしました。前回に続いての連戦ですが、両軍の特徴を知るために陣営を入れ替えて、連合軍(mitsu)対日本軍(kawa)の対戦になります。

序盤、連合軍は集中配置した空母機動部隊(全空母を集結)を使って、レイテ島を猛爆撃します。日本軍もルソン島から陸軍の増援を送り込みますが、猛烈な空襲の前に全滅。機を見て上陸陸したヤンキーが、はや、レイテ島を占領します。

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日本軍は、まだ海上にいるアメリカ陸軍を次ターンに捕捉すべく、「天佑を確信し」を使って、スリガオ沖に突入します。さらに補給を消費して、アメリカ軍の護衛艦(3ユニット)を撃破します。意気上がる栗田艦隊!

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第2ターン、乾坤一擲の気迫で、栗田艦隊がついにレイテ湾に突入。と、ここでアメリカ軍は敵の裏を付き、輸送船団を護衛付きでスリガオ沖に逆侵攻させます。慌てた栗田艦隊は、やむなく補給を使って、残存艦隊を攻撃しようとしますが、これをアメリカ軍は「謎の反転」でキャンセル。栗田艦隊をハルゼーの猛烈な空襲が襲い、三度にわたる航空攻撃により、壊滅させます。万策尽きた栗田指令は、大和とともに、レイテ湾に沈みます。

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小沢艦隊はいるものの、戦艦隊を排除したアメリカ軍は、第3ターンに早くもラモン湾に侵攻し、空襲で敵陸軍を麻痺させた上で、リエンガンに先駆隊を上陸させます。

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第4ターン、迂回行動やコマンドを駆使して、ルソン島はじめ各島へ陸軍を上陸させるとともに、マニラに集結した敵航空隊を、激しい空襲で撃破し、反撃の糸口を与えません。

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第5ターン、カードが巡ってきたアメリカ軍は、一気にルソン島攻撃に乗り出します。カードによる空襲コンボで敵陸軍を消耗させ、最後はレガスピーに上陸した陸軍主力が「キル・ジャップ」でマニラを強襲し、これを占拠します。

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もはやカード枚数の差は、日本軍4枚:アメリカ軍8枚と圧倒的。レイテに展開していたアメリカ陸軍航空隊をマニラに移すと、機動部隊の空襲と合わせて、飽和攻撃で次々と帝国陸軍を撃破。日本軍は最後までT部隊を使って、アメリカ軍にわずかながらも損害を与えますが、時すでに遅し。最終ターンに、ルソン島全土を占領し、18VPで連合軍の勝利となりました。

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それでも最終ターンにまでもつれ込んでいるので、連合軍も決して楽ではなく、絶妙なVP設定になっていると思います。運用にちょっと癖がある一品ですが、こちらもご希望の方はぜひ、ちはら会で・・・。

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バルバロッサの後で、ちょっと時間があったので、新作のハガキゲーム「鳥羽伏見の戦い」(GJ)をプレイしました。物量の幕府軍と精鋭の薩長軍の戦いを、わずか14ユニットで再現。幕府軍-薩長軍の順に、移動・戦闘・回復のいずれかを選び、行動します。8カ所ある拠点を全て占領すれば勝利です。幕府軍(エンジョウ)対薩長軍(mitsu)で対戦します。

今回、幕府軍は最も西寄りのルートを通って、御所へ接近を計ります。その先頭は、機動力に富む新撰組。薩長軍は、これを長州藩兵で迎え撃ちますが、なんと装備の違いを乗り越えて、相撃ちに!

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こうなると、ユニット数の少ない薩長軍は、展開が苦しくなり、幕府の物量に押され始めます。中盤まではなんとか踏ん張っていましたが、中央の薩摩藩兵が幕府の伝習隊に殲滅されると、拠点を奪取され、中立の土佐藩が幕府側で参戦。一気に形勢が不利になります。

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なんとか御所を枕に防御戦を展開しますが、一向にdrも載らず、次々と拠点を失い、万事休す。幕府軍の勝利となりました。

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ミニゲームなので、振れ幅は大きいですが、史実でも初戦で薩長軍が敗れていたら、さもありなんという展開でした。しかも時間はわずかに15分!国産SLG初のテーマとしても十分、評価できると思います。

この日のmitsuの初戦は、エンジョウさんとの「バルバロッサ作戦」(WGHB2014) です。WGHBには佳作・名作が多いのですが、こちらは昨年の付録アイテムになります。ポイント・トゥ・ポイントの軍団単位で、バルバロッサ作戦を再現します。

システムとしては、ドイツ軍-ソ連軍が交互に戦闘地域を指定し、両軍が戦力を投入。全ての指定が終わった後で、戦闘を解決していきます。戦闘は一種のファイヤーパワーで、攻撃力は抜群の装甲軍団ともっぱら防御に強い歩兵軍団を組み合わせる点が、味噌です。一方が生き残ってその地域点の10倍の戦力を維持していれば、占領となります。ちなみにレニングラードとスターリングラードの地域点は5、モスクワは8です。

枢軸軍(エンジョウ)対ソ連軍(mitsu)で、早速、始めたのですが・・・どうもソ連軍が苦しい。どころではなく、厳しい。一応、ソロをしてインストをするmitsuが所見のエンジョウさんに押しまくられ、二戦連続で敗退。ソ連軍がいくら知恵を絞って、drに恵まれても、ただ、ふつーにやるだけで、ドイツ軍は余裕の勝ち。

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よくよくルルブを見てみたら、どうも、戦闘地域の指定のルールを読み違えていたようで、「敵の支配地域または敵のいるへクスしか目標にできない」としてプレイしていました。どうりでイニシアチブを取れないはずだ!「戦闘が可能ならば、自軍支配地域でも、指定はOK」として(後にHBのチュートリアルプレイで確認)、第三戦に。

が、第三戦は、第1ターンにドイツ軍のdrが冴えまくり、ソ連軍の8個軍団相当が壊滅!(特にオデッサ攻防戦で6ユニットが昇天)

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なんとか、なけなしの兵力で妨害や反撃をしますが、初動の大損害が響き、あわやモスクワも落とされるかという危機に。結局、VPは89点と、1/2戦以上になってしまいましたが、ロストフ陥落を除けば、ほぼ史実通りの展開に。あとは、ドイツ軍の占領を遅らせれば、勝機が見えるはず。

これで、正しいルールがわかったので、ソロででも修練します。もし、ご希望の方がいたら、ちはら会(か千葉会、猿遊会)でお相手しますよ~。

故あって、二週連続の開催となった第128回ちはら会ですが、いつもの常連さんを迎え、開催することができました。前回もそうでしたが、ちはら会では珍しく(?)WWⅡアイテムが中心でした。事前に予約していたわけではないですが、「やればできる」んです(なにを?笑)。

先日にプレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。

バルバロッサ作戦(WGHB2014) 3戦
 ○枢軸軍(エンジョウ)対ソ連軍(mitsu)●
 ○枢軸軍(エンジョウ)対ソ連軍(mitsu)●
 ○枢軸軍(エンジョウ)対ソ連軍(mitsu)●
レニングラード(HJ/SPI) ●ドイツ軍(kawa)対ソ連軍(Tommy)○
レイテ湾強襲(GJ) ○連合軍(mitsu)対日本軍(kawa)● 
鳥羽伏見の戦い(GJハガキ) ○幕府軍(エンジョウ)対薩長軍(mitsu)●
Ships  & Tactics(同人)2戦
 ○地球連邦軍(mitsu)・地球防衛軍(Tommy)・銀河帝国軍(kawa)
 地球連邦軍(mitsu)・銀河帝国軍(Tommy)・○ジオン公国軍(kawa)

イメージは「レニングラード」(HJ/SPI)。HJの入門用セット「Basic3」に入っていた、ミニゲームです。PGGを元にしただけあって、数あるレニングラード戦役の中でも、屈指の名作です。

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ただ、ドイツ軍は作戦研究をしないと、なかなか進めず。今回はTommyさんががっちりと古都レニングラードを守り切っていました。

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例会終盤に、kawaさんが来場したので、持ち込んでいた「レイテ湾強襲」(GJ)をインストプレイしました。ちょっと展開に癖があるので、勝ち勝負というよりは雰囲気と習熟重視の対戦です。連合軍(kawa)対日本軍(mitsu)でプレイします。

第1ターン、連合軍はレイテ島に空襲を繰り返しますが、空母群を二手に分けたことが災いし、打撃は今ひとつ。と、この隙を突き、日本軍の水上打撃部隊がスリガオ海峡に突入します。連合軍も旧式戦艦隊でレーダー砲撃をし、戦艦長門を撃沈します。

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第2ターン、日本軍に待ちに待った「天佑を確信し」(ダブルアクション)カードが来ます。時は今とばかりに、戦艦隊はサマール沖に突入!強力な主砲を全開し、敵輸送船団の過半を撃沈します。怒り心頭の連合軍は、空母群を統一すると、「航空攻撃」を連発し、大和級を除く、全艦を撃沈します。が、生き残った大和級は「補給」を使って、さらに1個連隊を撃滅。結果、連合艦隊の戦艦隊の壊滅と引き替えに、4個連隊の陸軍を殲滅します(これだけで6VP) 。

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レイテ島制圧が遅れた連合軍は、第4ターンにやっとこれを陥落させますが、その間に日本軍は、潜水艦隊でスリガオ海峡の旧式戦艦隊を強襲します。全く警戒態勢を引いていなかった連合軍は、なんと全艦(5ユニット)を失い、損害が11点を超えます。

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第6ターン、今度は小沢艦隊がアウトレンジ攻撃をかけ、敵の護衛空母を撃破。これにより、損害VPが12点を超え、日本軍のサドンデス勝ちとなりました。

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「これで感触がわかった」とkawaさんもシステムになれたよう。また、次回も対戦したいものです。

朝一で来場したDas Reichさんですが、お目当ては当然、バルジ大作戦でして。先週、千葉会に参加した時に、Das Reichさんから「バルジを忘れていませんよね~♪」と実に楽しげなお誘いがあり、昨年末から数えて、7戦目の対戦になります。「北の防人」作戦を破りついにドイツ軍が勝利した前回から、陣営を入れ替えて、久々にドイツ軍(mitsu)対連合軍(Das Reich)でプレイします。

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今回、Das Reichさんが取ったセットアップは、ベストセットアップを改良した中央突破阻止計画です。端的には、第28歩兵師団の1個連隊をサンビット前方に指向し、第1ターンのドイツ軍の突破を絶対阻止するもの。その分、南部は薄くなりますが、中央の早期突破と装甲集中による鹿内ギャンビットを抑えるための新たな手です。

これを見たmitsuは、第1ターンの7個装甲師団の中央集中は愚策と判断し、第5装甲軍の2個師団をクレルヴォー方面に、1個師団を中央部に投入します。地形効果が減ったクレルヴォー前面で想定通り、突破を果たし、早くもサンビット-バストーニュ街道を遮断します。

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第2ターン、バストーニュへのラッシュと見せかけて、クレルヴォを突破した第2及び第116装甲師団は、サンビット近郊に撤収を計る歩兵連隊を側面から包囲し、殲滅します。第二次移動で先鋒隊がトロワポンへ肉薄するのと同時に、サンビットを2:1で強襲(これはContに)。

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これを見た連合軍は、サンビットにさらに機甲1個連隊をスタックさせ、主戦線をモンシャウ-マルメディ-ウェルボンに引きます。

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大きくゲームが動いたのは、第3ターンでした。一瞬の隙を突いて、コマンド部隊がウェルボンを迂回して、アムドレーブ川を突破。第5装甲軍先鋒隊がトロワポン近郊の歩兵連隊を撃破すると、その突破口から第5装甲軍と増援の装甲旅団が戦略移動で浸透し、リエージュ-スパ街道を遮断してしまいます。同時に東から第6SS装甲軍が力押しで突き上げ、北部の連合軍を半包囲します。

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連合軍はなけなしの機甲連隊を投入して、中央部の装甲連隊を包囲殲滅しますが、これは次ターンに捕捉殲滅されます。残ったユニットでは戦線密度を維持できずに、リエージュから北部全体にかけて、一線防御がやっとです。

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第4ターン、この薄い戦線を食い破り、スパとヴィルビレを占領。リエージュ付近の2個連隊を除き、北部のほぼ全ユニットを包囲します。

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こうなれば、イギリス軍は恐れるに足らずと、第5ターン、移動制限解除もなんのその、残った部隊を次々と殲滅し、ミューズ川に戦線を引くことに成功します。

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一方、南部では装甲擲弾兵師団の増援を得て、ヌシャトー北部の歩兵連隊を撃破!バストーニュとヌシャトーを包囲下におきます。

連合軍はイギリス軍を投入して、リエージュ南部で反撃を開始し、怒濤の突破攻撃で装甲連隊3個を撃破する殊勲を上げますが、時すでに遅く、北端からの突破で大量の増援を失います。

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その後、この戦線を維持したまま、消耗戦が続きます。その後方で第8ターンに包囲下にあったサンビットがドイツ軍の増援による強襲で、ついに陥落。この時点で74点のVPを獲得します。

が、あきらめないDas Reichさんは、すごかった!冷静にVPを計算すると、リエージュ側面のドイツ軍を撃破し、そのまま、都市に籠もる第1SS装甲連隊を包囲攻撃。航空機を投入しても1:1しかならない第二次攻撃で、見事、これを成功させ、なんとドイツ軍の60点を阻止!

普通はここまで占領していれば、、まず、60点を割ることはないのですが、連合軍の果敢な反撃とドイツ軍の凄まじい数のEXにより、20ユニット近くが壊滅したことが響きました。いつもなら、この後のドイツ軍は点数が落ちるだけなので、ほぼ敗北でしたが、ただ、今回はまだ、バストーニュが落ちる確率が相当あったので、引き分け終了としました。

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いやー、ハードだけど、楽しかった!初版のバルジがエポックから発売されて以来、今年で33年目になりますが、「北の防人」といい、「中央突破阻止」といい、未だに新作戦が生み出されるとは、なんて、息の長いアイテムでしょう。バルジは、未だに現役なり・・・年末のバルジの季節まで、しばし、楽しめそうです。

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