歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2015年10月

朝晩の冷気とともに、日に日に秋が深まっています。11月のちはら会の予定が決まりましたので、お知らせします。

[日時] 11月29日(日) 10:00-20:00  
[会場] 菊間コミュニティセンター 1F 集会室 駐車場あり
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
[住所]
千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
[参加費]
無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識

間歇的に見ているだけですが、NHK「花燃ゆ」も士族の反乱が頻発し、維新の締めくくりとなってきていまして。こちらは、今年の夏に行った群馬県の富岡製糸場。

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となると、急に維新アイテムがやりたくなって、ぼちぼち準備を始めました。幕末維新ジャンルのラスボスこと、「戊辰戦争」(旧GJ)です。

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デザイナーがあらゆる趣味を放り込んだと言っているだけあって、歴史的フレーバーが満載。今ならCDSにして軽減がはかれるでしょうが、昔ながらの緻密なシステムのため、手軽にプレイできないのが難点です。が、そこに無性に惹かれたりします(笑い)。

「mitsuさん、そろそろ、バルジの季節でしょう」

今回、いの一番の参加表明は、作戦級の鬼-Das Reichさんでした。実は、JWC版のバルジ再版に向けた記事の作成以来、Das Reichさんとは、継続的にプレイが続いていまして。「そろそろ」というより、感覚的にはこの2年は「いつでも」バルジの季節です(笑い)。

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続いている最大の理由は、Das Reichさんが「理想とする勝利」にたどり着けないから。例え、勝っても「これでは勝利といえません」とか、明らかにdrで負けた時でも「まだまだ、精進が足りません」と、その姿勢は、まるで9日間の不眠不臥の行「堂入り」!!作戦級の鬼との対戦は、ある意味、「SLG修行」です(笑い)。

今回も陣営は、ドイツ軍(mitsu)対連合軍(Das Reich)です。連合軍でDas Reichさんを相手に苦しむよりは、なんぼか、気が楽です。

まず、セットアップですが、Das Reichさんは史実ではもっとも薄かったはずの第106歩兵師団戦区に、機甲騎兵と第28師団の1個連隊(境界線域)を投入する徹底ぶりです。前回の中央集中防御をさらに進めて、第1ターンで絶対に中央突破ができない布陣(!)にします。その分、南が薄くなりますが、「北部さえ崩壊しなければ、何とでもできる」と揺るぎない方針を打ち出します。

第1ターン、さすがにこれだけの守備状況で、中央に第5装甲軍の全力をつぎ込むのは、愚の骨頂なので、ドイツ軍はクレルボー方面に2個装甲師団を配置し、南部からの揺さぶりを狙います。一方、中央から北では、消耗上等の総花的攻撃を実施します。が、さすがに第2歩兵師団のスタックは、手を出さず(1:1にしかならない)。が、十分に吟味した戦闘だったにも関わらず、かなり最低なdrに。中央の6:1のD2Rだけがまともで、あとはContやら、Ex(Aopt)やら。南部の3:1攻撃に至っては、なんとA1R。

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第二次攻撃で、中央でD2A1が出たのが救いですが、ただでさえ厚い中央部は若干、消耗したに過ぎません。

これで中央防御に自信を持った連合軍は、サンビットを軸に、第一線にピケットを捲き、第二線にスタックを置く、Das Reich版縦深陣地を実施します。

第2ターン、まず、ハイトの空挺部隊が、シェーネアイフェル高地後方の戦術的降下をします。が、2へクスのスカッターで、敵の2ユニットに若干の影響を与えるのに止まります。

ならば、主力は敵戦線に圧力をかけんと、第5装甲軍と第6SS装甲軍が北部から中央で、まず、ピケットを強襲します。中央部では2:1攻撃が成功したので、続く第二次攻撃で、敵の2枚スタックを包囲して撃滅します。同時に1個連隊が迂回して、敵の2個連隊の退路を遮断します。

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中央の濃度が薄くなったことを確認したドイツ軍は、第6SS装甲軍と第5装甲軍を集中使用できるようにするため、サンビットの早期奪取を狙って、強襲をします。戦闘比は4:1でしたが、ちょうどEx2が出て、次ターンの陥落が確実になります。

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主攻勢とは別に、南部での道路遮断を狙って、1個装甲連隊を死んでこい上等で、バストーニュ方面に投入します(これが次ターンに、非常に重要な意味を持つことになります)。

連合軍は若干の消耗をしたものの、中央突破を断固阻止するために、なんと全ての機甲師団(!)と空挺の1個師団半を北部に向かわせます。

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第3ターン、ドイツ軍は戦力消耗したサンビットを強襲し、これを陥落させます。第二次攻撃で、第6SS装甲軍でエルゼンボルン尾根に取り付くとともに、第5装甲軍は側面をがら空きにしてもアムドレーブ川付近に進撃し、北部全体に圧力をかけます。

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同時に、次ターンに道路遮断に向かった1個装甲連隊が、バストーニュ脇をすり抜け、ヌシャトーを目指していた敵の空挺2個連隊をストップしてしまいます。これにより、次ターンのヌシャトー陥落が確実になります。

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第4ターン、ドイツ軍主力は、アムドレーブ川での攻勢を強めるとともに、スパへの直接アプローチを実行します。3:1攻撃に成功したことで、さらに敵の2個連隊を包囲。第二次攻撃でこれに5:1包囲攻撃を行いましたが、これは惜しくもEx1に止まります。

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ここで主導権を奪還せんと、連合軍は増援を投入して、反撃に出ます。2個連隊を包囲している装甲師団を逆包囲し、3:1で猛攻。見事にD1Rを出し、これを撃破します。またも、損害が増えたドイツ軍は、一瞬、前回の出血多量の悪夢がよみがえります。また、スパに張り付いた装甲師団を、一部の機甲を投入して、包囲してしまいます。この包囲を解かなければ、イギリス軍の早期介入が実施されることに。

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第5ターン、なんとか介入を防ぐ手がないか考えたドイツ軍でしたが、被包囲部隊の解囲は難しいと判断。ならば、介入前に、スパを落として、敵を撃破すればいいと、第5装甲軍と第6SS装甲軍の全力を挙げて、敵戦線を強襲します。結果、二派に渉る攻撃でスパが陥落し、北部だけで5ユニットが除去されます。

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連合軍は、イギリス軍を投入して、とりあえず、戦線を安定させ、マルシェ近郊で限定反撃を行います。

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北部での激闘が続いている間に、真の戦果は、南部で挙がりました。第5ターン、ヌシャトーを陥落させた装甲擲弾兵師団と2個機械化連隊が、足の遅い歩兵部隊を包囲し、敵の1個連隊を撃滅。開いた間隙から、装甲が二次移動して、1個連隊を包囲しつつ、最後の増援S地点に迫ります。

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そして、第6ターン、深い森に籠もる最後の1個連隊を撃破したことで、全てのS地点からの突破が確定し、連合軍は南からの増援が使用できなくなってしまいました。

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ドイツ軍のVPは5都市の占領に加え、突破と敵撃破による加算で、70点を超えます。このまま、維持さえすれば勝てると計算したドイツ軍は、前線に部隊を送り込んで、ひたすら戦線を強化します。同時に、時間稼ぎのための1個装甲擲弾兵連隊を、ディナンに突入させ、連合軍の貴重な反撃戦力を吸引します。

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連合軍は、ディナン突入部隊を排除するとともに、北部で2個機甲師団を投入した反撃を実施しましたが、ドイツ軍の装甲増援の前に進撃を阻まれ、前進を止められます。

そして、第8ターン、念には念を入れて、ドイツ軍は複数突破可能地点から装甲連隊を含む追加部隊が突破を果たし、VPは77点に。最後の最後まで逆転を試みた連合軍でしたが、確率を無視した幸運がないと無理と判断し、ドイツ軍の勝利で終了しました。

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今回、Das Reichさんが断固として北部の強化を行ったために、ついに北からの突破はならず。が、その分、南が手薄になってしまい、わずか4ユニットのドイツ軍機械化部隊が縦横無尽の機動で、戦線を崩壊させ、勝利を呼び込むことができました。こうみると、やっぱり、このゲームは兵力バランスがきわめて大きいと感じました。

いずれにしろ、二人が辿り着いた結論は、「ベストセットアップは、もはやベストではない」です。まさに鹿内ギャンビットに対応するため、それぞれ、アプローチは違いますが、新たな防御プランが生まれた、といえるでしょう。もし、記事ができたら、CMJ誌にも投稿してみましょうかしら・・・。

天高く、馬肥ゆる、さわやかな秋空の下、第129回ちはら会を開催しました。いつもの常連さんトリオに、遠く、Das Reichさんと少将さんも参加し、6名で濃密な対戦が組まれました。

正統派の「バルジ大作戦」(CMJ)に「常徳殲滅作戦」(CMJ)はともかく、ちはら会らしい搦め手の「レイテ湾強襲」(GJ)がなんと3戦!圧倒的な戦力を持つはずの連合軍が、日本軍の「特攻」で勝てそうで勝てない展開が、マイナー好きを惹き付けるようで・・・。

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先日、プレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。

バルジ大作戦(CMJ) ○ドイツ軍(mitsu)対連合軍(Das Reich)●
レイテ湾強襲(GJ)3戦!
 ●連合軍(Tommy)対日本軍(kawa)○
 ●連合軍(Tommy)対日本軍(kawa)○
 ●連合軍(エンジョウ)対日本軍(kawa)○
常徳殲滅作戦(CMJ)2戦
 ○日本軍(Das Reich)対中国軍(少将)●
 ○日本軍(エンジョウ)対中国軍(少将)●
信玄対謙信(翔企画) ○上杉軍(エンジョウ)対武田軍(kawa)●

3連戦と、なぜかこの時期にヘビロテまっしぐらの「レイテ湾強襲」(GJ)。どうにも連合軍が寄り切れなかったようで、次は、自分も挑戦したいです。

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こちらは、正統派の中国戦線もので「常徳殲滅作戦」(CMJ)。やはり、2戦と、惹き付けるものが・・・。

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飲み会組が意気揚々と出かけると、途端に静かになった会場。ちょうど、かみさんがお手すきだったので、人気の「江戸幕府の黄昏」(GJ)のインストをしていただきました。

幕末を舞台に、傑作CDSの「Twilight Struggle」を援用したアイテムです。なじみのあるテーマで、かつ、元アイテムより手軽ということで、各地でプレイの報告が上がっています。倒幕陣営(mitsu)対佐幕陣営(かみ)で対戦します。

序盤、「四賢候」や「吉田松陰」「桜田門外の変」など、有利なイベントが来て、倒幕側が効率的に影響度を上げていきます。が、決算カードの使い方が今ひとつだったため、VP的には常に佐幕側がリードします。

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それでも、時に政変や武力行使を成功させ、何とか付いていこうとしますが、佐幕側は朝廷工作を次々に決め、気がつくとサドンデス圏内に。倒幕側は中国地方の支配を固め、自手番で決算できるところまで持って行きましたが、一手番先に佐幕側が4度の朝廷工作を成功させ、逃げ切りとなりました。

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かつて一度だけ、「Twilight Struggle」はインストプレイしたことがありますが、独特なシステムなので、把握にはもうちょっと時間がかかりそうです。それぞれの活動が有機的に組み合わさっているので、慣れれば、もっと楽しめるかと。

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3戦終わって、ほっと一息入れていると、初戦のはねはねさんから、30分くらいでできるものをと、リクエストをいただきまして。協議の結果、「日露大戦」(WGHB)を「早打ち!」でプレイすることに。日本軍(はねはね)対ロシア軍(mitsu)です。

序盤、やたらと引いた「南下政策」や「敵中三千里」が奏功し、あっという間に遼陽まで迫られます。

が、途中からカードの流れが変わり、「ウラジオストック艦隊」や「マカロフ」が決まり出すと、日本軍の攻勢が鈍ります。

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ならば、旅順を落としてと、第三軍が向かいますが、「児玉源太郎」の指揮を「永久堡塁」が阻止して、攻略もならず。

そうこうしているうちに、ロシア軍が遼陽周辺に集結。こうなると押し切ることはほぼ不可能と言うことで、ロシア軍の判定勝ちとなりました。

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いやー、二人とも久しくプレイしていなかったので、すっかり戦術を忘れていましたが、お手軽でかつ選択肢の多さという点では、いまでも十分、現役です。

と、気がつけば、WGHBを3連戦していて、後は2015年版のワーテルローとなりました。できれば、次の号が出るまでにプレイしたいものです。

「信長包囲戦」の後、日本史続きで「激闘!川中島」(WGHB)を対戦しました。いわゆる行動選択チット方式のミニゲームです。戦闘を仕掛けた側が必ず、損耗するため、いつ、どこで、どこまで攻撃をかけるかが、重要になります。上杉軍(mitsu)対武田軍(奥津城)で対戦します。

序盤、上杉軍は渡河へクスに部隊を貼り付けると、主力は武田軍に襲いかかります。戦闘自体は上杉軍が押し気味で、武田軍を千曲川屈曲部に押し込むことに成功します。退路を失ったことで、敵の除去ユニットも出始め、後は波状攻撃をかければ、圧勝だったんですが・・・。

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武田軍の「山本勘助」が大活躍し、中盤に、妻女山攻撃別働隊が猛烈な勢いで、突進してきます。千曲川を強引に渡った別働隊が合流すると、戦闘は一気に乱戦に。両軍とも連続した攻撃と防御の応酬で、除去部隊こそ少なかったものの、ほとんどの部隊が消耗し尽くします。

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両軍ともぼろぼろで迎えた最終回、勝負を決したのは、上杉謙信本隊でした。手番の最後に「偃月の陣」で活性化すると、消耗状態になっていた武田軍別働隊に襲いかかります。戦闘drの優勢は、わずかに+1のみですが、さすがに軍神は3回の攻撃を成功させ、3ユニットを除去。結果的には、8:4のダブルスコアで、上杉軍の勝利となりました。

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続く第二戦は、プレイヤーを変えて、奥津城さんと「信長包囲戦」(GJ)を対戦します。同アイテムはちはら会の十八番と言っていいアイテムで、いまでも例会では重宝しています。この傑作CDSを、実は奥津城さんは未プレイとのことで、mitsuのインストで、織田軍(奥津城)対反織田軍(mitsu)で対戦しました。

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序盤、浅井を順当に撃破した織田軍に対し、反織田軍は朝倉の能登遷都に失敗するなど、今一つ冴えないスタートに。やむなく、毛利を参戦させたり、本願寺で南近江をゲリラ的に占領するなど、カード枚数を広げられないよう、心がけます。

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転機となったのは、第3ターンでした。織田軍が本願寺狩りに向かう隙を突き、反織田側の宇喜多が丹波を落とし、馬乗り機動で毛利勢が北近江を陥落させます。慌てて、主力を向けた織田軍ですが、よりによって「突撃」がなく、奪還に手間取ります。

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と、この間に、上杉を参戦させた反織田軍は、朝倉勢で越中ルートを確保すると、謙信を南下させます。同時に、長島本願寺が電撃的に二度目の南近江占領を実施します。

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カード枚数で4枚差が付いた織田軍は、畿内の防衛で手一杯に。反織田軍は、十分な手札で武田軍を参戦させ、浜松を陥落させ、盤石な包囲網を作り上げます。

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迎えた第6ターン、圧倒的な攻撃力を誇る上杉が、山城に突入!佐久間信盛を蹴散らし、乾坤一擲の織田軍主力の反撃を粉砕し、これを死守します。最後は手薄になった南近江に三度目の本願寺(!)が侵攻。美濃にも、武田軍が突入し、万事休す。反織田軍のサドンデス勝ちとなりました。

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久々の「信長包囲戦」でしたが、あの少ないカード枚数で十分に信長の危機を描ききっている点は、秀逸です。ちはら会で何度、対戦したことか。そういえば、はじめての猿遊会でヘビロテしたのも、このアイテムでした。発売から十数年が過ぎ、マップもユニットもボロボロですので、GJ誌が2in1で再版してくれると、いいんですけどね~。

この日の初戦は、「バルバロッサ作戦」(WGHB)です。このところ、ちはら会でプレイしているアイテムで、シンプルですが独特なルールで駆け引きを楽しめる反面、どうしてもソ連軍が勝てない状況が続いていました。と、先日、TOROさんのブログで、ソ連軍の機動防御戦術を知って、ソロでしたが、やっといい勝負になってきたところです。

今回の対戦相手は、なんと、はねはねさん。そう、実はこのゲームのデザイナーでして、相手に不足はない!(うそ、胸を借りるにはもってこい)。やっと覚えた機動防御を発揮せんと、ドイツ軍(はねはね)対ソ連軍(mitsu)で対戦します。

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第1ターンは、押し寄せるドイツ軍に対し、ソ連軍は北部・中央の都市とキエフを失ったものの、積極反撃により、オデッサを死守します。ドイツ軍のVPは、ほぼ想定通りの10点に。

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第2ターン、奥地に侵攻するドイツ軍に対し、機動防御と積極反撃により、占領できないギリギリの兵力を送り込み、VPの加算を+7に抑えます。が、唯一、レニングラード方面で敵兵力を読み違え、防衛のための3ユニットを除去されてしまいます。

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第3ターン、レニングラードの危機に、増援を送り込むかどうか、かなり迷いましたが、ドイツ軍がいけば、次ターンに50戦力が遊兵化できると、あえて無視をします(後から思えば、これが分水嶺でした)。その分、中央から南部で手厚い防御を心がけ、ほとんどの都市を守り切りますが、セバストポリを落とされたのが響き、ドイツ軍のVPは53点に達します。

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第4ターン、こうなると、ドイツ軍は現状を維持するだけで勝利できます。が、まだ、可能性はあると、ソ連軍は積極反撃に出ます。敵の侵攻を食い止めながら、キエフを含む2都市を奪還します。が、隙を見て、中央軍集団のドイツ軍がハリコフを占領!この時点で勝負あり。結局、79VPでドイツ軍の勝利となりました。

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レニングラードのVPを読み違えたのが主ですが、実は、撤退は自軍支配エリアのみというルールを誤解していて、十分な機動防御ができなかったことも敗因でした。

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何気なく始めた「バルバロッサ作戦」も、気がつけば、早5戦です。デザイナー相手に、ここまで来たので、次はぜひ、勝利したいと思います。

前日まで日程が読めなかった猿遊会ですが、夜半にめどが立ち、今年も参加することができました。2線を乗り継ぎ、昼に到着すると、おお、いつもの猿遊会の風景が・・・。

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真っ先に笑顔で迎えてくれた主催のtakasawaさんから、参加記念のクリスタルビーズをいただきました。

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いつもの千葉会の面々は、好敵手のYSGA組と、ダイハードの空母戦「フラットトップ」祭りで盛り上がり。

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関西/中部組のtakobaさん、信長さんは、関東のもりつちさん、Wilandorさんらと、現代空戦バトルロワイヤル。

軍神鹿内氏と西新宿鮫さんは、ハード作戦級の「ウクライナ'43」第二版で、ガチンコ勝負に。

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そのほか、積み木の第二次欧州大戦のチームプレイやデザイナー自ら解説するGJ最新作の「大東亜戦争」「江戸幕府の黄昏」など、百花繚乱の賑わいでした。

挙げ句の果てには、28号さんが主催のtakasawaさんを誘って、「魚雷戦ゲーム」(エポック!)を対戦。そのプレイ時間は、1戦あたり5分!リフレクトスコープ(実はなんのことはない鏡)を除きながら、フィギュアの敵艦に、文字通り、魚雷(パチンコ玉)を命中させるという、「シミュレーションではないけど、ウォーゲーム」(笑い)を満喫していました。

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2015年猿遊会で、自分がプレイしたアイテムと戦績は、以下の通りです。

バルバロッサ作戦(WGHB) ○ドイツ軍(はねはね)対ソ連軍(mitsu)●
信長包囲戦(GJ) ●織田軍(奥津城)対反織田軍(mitsu)○
激闘!川中島(WGHB) ○上杉軍(mitsu)対武田軍(奥津城)●
日露大戦(WGHB)早打ち!  ●日本軍(はねはね)対ロシア軍(mitsu)○
江戸幕府の黄昏(GJ) ●倒幕陣営(mitsu)対佐幕陣営(かみ)○

軽めのアイテムを持ち込んだことが奏功し、さんざん、おしゃべりした合間に5戦も!しかも、WGHB3戦も。

誰かが言っていましたが、まさに「ウォーゲーマーのお祭り」なんですね~。ここにしかない人に逢い、ここにしかない「戦場」が咲き乱れる猿遊会を満喫しました。お会いできたみなさま、対戦していただいた方々、どうもありがとうございました。

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