歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2016年08月

千葉会一門掲示板で、先にお知らせしましたが、当初の予定日が急遽、休日勤務に・・・。大変、申し訳ありませんが、日程の変更をしたいと思います。ご理解・ご協力をよろしくお願いします。下記参照にて。

久しぶりに関東直撃の強力な台風が来て、秋の始まりを感じます。9月のちはら会の予定が決まりましたので、お知らせします。

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[日時] ×9月10日(土) → ○9月11日(日) 10:00-20:00
[会場] 菊間コミュニティセンター 3F ×介護者教養室 → ○ボランティアルーム
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
[住所]
千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
http://yagi1964.bbs.fc2.com/
 [参加費]
無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識

イメージは、お盆に所有アイテムを片付けていて、見つけてしまった「ノルマンディ上陸作戦」(アドテクノス)。両軍はブラインドで上陸または迎撃準備を進め、D-DAYに明らかにするというプロットもの。今なら、デッキ構築のCDSなどでシンプルに表現するのでしょうが、当時は順を追って3部制で上陸侵攻までを描きます。

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当然ながら、一人でできないので、プレイヤーを募集中ですが、師団級のノルマンディで、しかもプロットって、まともにプレイできるのか?とりあえず、ソロで(!)参考演習か?

もう一つは、レンタルで借りてきた最近のスタートレックを見て、俄にプレイしたくなった「スタートレックⅡ~カーンの逆襲」(ツクダ)。こちらは、探索と戦術戦闘がセットになっているのですが、難易度は最難関のⅥ。しかもプロット!

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ツクダ病の香りがぷんぷんするんですが、どなたか、いませんかね~(ああ、いのさんがいてくれたら)。求む、冒険者(ある意味、文字通りかも・・・笑い)!

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県境を二つ越えて、Das Reichさんが来場し、この日のmitsuの対戦は「バルジ大作戦」(CMJ)です。年間少なくとも5-6戦と、もはや「ライフワーク」(?)と化しつつあるわけで、この分だと生涯で100戦(!)を越えるかも(600時間以上と言うこと?!笑い)。

北部は、第2歩兵師団をサンビットにスタックさせ、予備を確保する「北の防人」作戦ですが、何を思ったのか、第4歩兵師団はいわゆる「ベスト・セットアップ」に。前回、敵の第7軍の進行が早かったので、つい、こちらを厚くしてみましたが・・・(結果的には中途半端感は否めない展開に)。

第1ターン、ドイツ軍の攻勢が始まりますが、drは今ひとつ。全滅覚悟の北部での7:1と5:1がともにD1Rとなり、二個連隊が生き残ります。果敢に装甲による第二次攻撃を仕掛けますが、4:1がContとなり、他はEx2とAoptにより、敵を除去したものの、早くも装甲部隊が5ステップの損害を受けます。

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と、連合軍は十分な部隊を得たため、サンビットとシャーネアイフェル高地にスタック防御をします。ただ、理想的な展開に少し気が緩んでいたのか、サンビット近郊の道路封鎖を実施せず。また、せっかく予備にした第9機甲師団CCをモンシャウの側面という中途半端な位置に配置してしまいます(シャーネアイフェル高地が抜けたときの予防のつもりでしたが、すでに騎兵連隊がおり、どうせならモンシャウにスタックしていれば、全く問題がなかっ
たはず)。

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第2ターン、歴戦のドイツ司令官がこれを逃すはずがなく、最強の第1SS装甲師団でモンシャウの側面の機甲CCを攻撃します。戦闘比は3:1でしたが、合理的な手立てがdrの女神に届き、D2(オプションリトリートで実質D1Rに)となります。結果、シャーネアイフェル高地そのものは持ちこたえたものの、突破口から進出した装甲部隊によって、重包囲におかれます。

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第二次移動・攻撃で、モンシャウを包囲し、5:1攻撃でこれを陥落させます。包囲された第99歩兵師団が消耗しながらも4:1攻撃を生き延び、シャーネアイフェル高地降口のスタックが3:1攻撃を凌いだのが、救いか。

同時に、中央部ではスコルツィーニを先導に、第5装甲軍の主力がウーファリーズ近郊に到達します。コマンド部隊の先陣は、早くもウールセ河を渡ります。

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連合軍は、南部に機甲増援を投入し、生き残った歩兵師団と連携して防衛線を引こうとしますが、バストーニュ隣接へクスにハイトが降下していたため、この排除に第二次移動・攻撃までかかってしまいます。結果的に、前線の部隊が包囲攻撃されることを防げず。

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第3ターン、ドイツ軍はこのほころびを付き、クレルヴォーから後退した1個連隊を包囲殲滅すると、第二次移動・攻撃でバストーニュ前面を守っていた機甲CCを包囲します。が、結果はEX1で、早くも装甲擲弾兵1個連隊が壊滅します。

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が、第5装甲軍の主力は、ここで方向転換をして北に。スコルツィーニを先導に戦略移動を駆使して、マネーを通過すると、北部戦線の翼端に襲いかかり、1個機甲CCを包囲除去します。さらに、1個装甲擲弾兵連隊が犠牲覚悟で、スパの隣接へクスへ進出し、早くもアムドレーブ河を突破します。

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連合軍は、思い切って北部戦線をスパ近郊まで後退させると、第1歩兵師団と第82空挺師団の3/4も投じて、アムドレーブ河後方で平地でのスタック防御を展開します。第5装甲軍が単独でかつ消耗していることから、最高で3:1であり、これが抜けたらやむを得ないと覚悟を決めます。

一方、南では、機甲CCが稼いだ貴重な時間を使って、第1空挺師団がバストーニュに入城します。また、わずかながら数的優位に立った連合軍が部分反撃に出て、損耗した1個装甲擲弾兵連隊を除去し、戦線を安定させます。

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第4ターン、ドイツ軍は第6SS装甲軍と第5装甲軍が北部戦線に猛攻を加えますが、drがさえず、損耗のみ。決死のスタック防御が効き、連合軍は突破を防ぎます。やむなく、ドイツ軍は一部を南部に転用すると、マルシェ近郊にいた機甲CCを包囲殲滅します。

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と、苦しい連合軍はスパを放棄し、ヴィルビレを軸に最終防衛線を引きます。ここで戦術的な罠を仕掛けます。翼端の歩兵連隊を前進させ、突出していたFB旅団を包囲します。場所は、ミューズ川から2へクス。敵が第一次攻撃で攻撃・排除することはきわめて困難のため、次ターンのイギリス軍の介入がほぼ確実になります。

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第5ターン、ならば、もう迷いなく突き進むのみ。ドイツ軍は、総力を挙げて、北部で攻撃をかけ、ついに1カ所で戦線をこじ開けます。が、連合軍の散開後退により、大突破はならず、小包囲のみ。かろうじて、連合軍が踏みとどまります。

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そして、イギリス軍が介入。本来ならばもう少し待ってから反撃したいところですが、手練れのドイツ軍相手に弱気は禁物と、早くも反撃に出ます。2カ所で装甲擲弾兵連隊を蹴散らして突破すると、装甲師団を逆包囲し、全滅させます。同時に間接包囲で巧みに、1個師団+FB旅団を包囲下におきます。

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第6ターン、ドイツ軍は生き残った装甲部隊を集結すると、解放のための反撃に出ます。2カ所の4:1攻撃を成功させ、突出した連合軍を逆包囲し、3:1攻撃をさらに2カ所で成功させ、北部戦線を安定させます。全てを成功させるのは、決して確率は高くなかったのですが、もっとも合理的な反撃が理想的に決まりました。

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一方、FG旅団を全滅覚悟でディナンに突入させ、サドンデスのための圧力をかけます。

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ドイツ軍の攻撃が1カ所でも失敗していれば、一気に流れを取り返せたのですが、これはならず。逆にガチンコの殴り合いで、連合軍の損害がきわめて増加しており、サドンデスを防ぐために反撃に出ざるをえなくなります。
北からの機甲師団を投入して、歩兵連隊を排除すると、最強の第1SS装甲師団を戦術包囲し、D1で損耗させます。

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第7ターン、もはや翌ターンのサドンデスしかないと、ドイツ軍は北部で殴り合いをするとともに、中央部のユイに第5装甲軍+増援を送り込んで、3:1の第二次攻撃をしかけます。これが決まっていたら、かなり、厳しかったのですが、drはCont。いまだ、両軍とも優位はとれず。

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と、ここで時間切れで終了。ドイツ軍はサンビット(陥落確実)、スパ、マルシェ、ディナンを占領し、ユイを包囲中も、バストーニュは未だ墜ちず。突破は8点でとまっているものの、ユニットの損害はドイツ軍に+15点ほど。ドイツ軍のVPは現時点で60点前半で、今後の連合軍の反撃とドイツ軍の粘りで、どちらにも転ぶ可能性があり、引き分けでしょう。

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振り返ってみると、初期の連合軍の損害が多くなかったにもかかわらず、いつもと同じような苦戦でした。原因は初期にスコルツィーニを自由にさせたことで、これを先導に装甲擲弾兵連隊に回り込まれて、苦労しました。やはり、1個連隊を犠牲にしても、第2ターンはじめは、サンビット街道は封鎖すべきと、実感しました。

また、第4歩兵師団の配置が旧態依然のものだったので、敵の動きに合わせて予備で要所を守る「北の防人」作戦の長所が発揮できず。結局、第4歩兵師団は後退しきれずに、捕捉殲滅されているわけで、中途半端はいいことはなかったです。

そういった意味でしっかり適用できれば、「北の防人」作戦はいまだ有効という実感は持てました。

お盆まっただ中の日曜日に、第139回ちはら会が開かれました。時期的に家庭ZOCが強まる日程でしたが、県外からバルジの鬼-Das Reichさんや常連のTommyさん、久々に参加のBIBIさん、Wilandorさんが参戦し、それぞれにゲームを楽しみました。

先日にプレイしたアイテムと戦績は、以下の通りです。

バルジ大作戦(JWC) ドイツ軍(Das Reich)対連合軍(mitsu)第7ターン引き分け
箱館戦争(WGJ)2戦
 ○新政府軍(Tommy)対共和国軍(Wilandor)●
 ○新政府軍(BIBI)対共和国軍(Tommy)●
タンクハンター(アークライト)2戦
 ○Wilandor・Tommy・BIBI
 ○Wilandor・○Tommy・BIBI

イメージは、Wilandorさん持ち込みの「ちはら会表敬アイテム」(?)。Wilandorさんは復帰以来、熱心にSLGブログやHPを徒渉したそうで、ちはら会の全記事も読んだとか!(1700以上!)その中から最近、話題にしたアイテムを、「ネタ」として持ち込んでくれました。

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「アイラウ」(T誌)に触発されて持ち込んだ、Wilさんオリジナルマップ。中学校の頃に作成したそうで、なんと色鉛筆による手書き彩色!

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「ちはら会に合うと思って・・・」と変わり種EWE「決戦関ヶ原」。残念ながら「電子判定システム」は電池切れ。なぜか、ちはら会には妙なアイテムが集まるようなんですが・・・(笑い)。

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Wilさんインストの「箱館戦争」(WGJ)。一風変わったカードドリブンですが、駆け引きが楽しかったようです。二戦目は、BIBIさんが加わり、ともに新政府軍が勝利したようです。

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こちらは、その後、3人で取り組んだ「タンクハンター」(アークライト)。かつてHJから発売されていたカードゲームで、とてもコンポーネントがよくなっていました。

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第二戦はみなさんで「6」を連発し、補給切れが相次ぎ、まるで北アフリカか?! 経験の差を生かして、Wilさんが連勝したようです。

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