歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2017年02月

1月末の土曜日に、東関道を駆け抜けて、土浦の茨城会に行ってきました。利根川を渡ると圏央道の高架から、筑波山がばっちり。と、その遙か奥に、雪をかぶった美しい連峰が見えます。方角からして栃木県ですが、後で聞いたところ、日光連山(!)とのこと。まさか、男体山が見られるとは!

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予定より少し早く会場入りすると、いつもの常連さんたちが熱い戦いを繰り広げていまして。こまいふさんと提督さんの「アクロス・ザ・パシフィック」(CMJ)のキャンペーン。

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sinyamagさんとB級SFの王者かみさんは、「TALON」で盛り上がり。

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にしさんと水戸爺さんは、話題の「モスクワ電撃戦2」(CMJ)を、ヘビロテしていました。

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自分は、オファー(!)のあった「オーガロイド」(ツクダ)と「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)を持ち込みまして、邪悪なB級パワーで、茨城会を「洗脳」してきました。お相手していただいた南部さんは、もう、立派なツクダ病です(笑い)。

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午後にstr会長が来たところで、茨城会初の催し物「新春福引きHR競争」が行われました。「熱闘12球団ペナントレース」の往年の名選手から、会長が厳選した日本代表打者を選び、ランダムで選んだ投手とHR競争(進塁打数競争)をするというもの。

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自分は、迷わず、阪神掛布を選びましたが、HRを狙いすぎたか、4打席とも変化球に打ち取られ。

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優勝したのは、カープの鉄人衣笠祥男。同僚の津田が投げる速球を見事にレフトスタンドに叩き込み、ヒットも連発して、4打数3安打でぶっりぎりでした。

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成績のよい順に、会長の用意した景品をもらい、記念撮影。コミッショナー役に徹していただいたstr会長、どうもありがとうございました。

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続いて、複数の機体が出てくる「オーガロイド」(ツクダ)の本シナリオです。

第1シナリオは、オーガス3機とイシュキック7機の一般兵同士の戦いです。機体特性については練習シナリオ2とほぼ同じで、戦術もそれに準じたものになります。

イシュキックは強みの火力を生かせるように、障害物を利用して視線を遮りながら、近中距離への突入を狙います。さらに7機という数を生かせるよう、できるだけまとまって行動するようにします。

オーガスは、オーガロイド形態が最も防御力が高いのですが、低すぎる移動力故に敵に主導権を握られるため、はじめは移動力が高く遠距離戦の狙えるタンクかフライヤーで機動します。近中距離戦しかできないと判断した時点で、オーガロイドに変形し、戦闘に備えます。

第1ターン、まず、オーガス3機がタンク形態で、B盤南端から全力移動をし、中央付近でフライヤーへ変形します。チラム軍は、中央の岩場を利用すべく、固まって機動します。

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第2ターン、オーガス3機はそのまま、岩場を右に見ながら、敵の右翼に回り込むかのような機動をします。これに対し、チラム軍は西側に方向転換のできない2機を除き、5機を右に向け、敵に数的優位を保とうとしますが・・・。

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エマーン軍のこの機動はブラフでした。第3ターン、すかさず、慣性移動能力を発揮して、120度の方向転換をすると、中央に残った敵2機を捕捉すべく、フライヤーが岩場に突進。敵の射線の影で、素早くオーガロイドに再変形します。

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出し抜かれたチラム軍は、狭い通路での方向転換ができないため、右翼の部隊を全速移動させ、なんとか、エマーン軍に追いすがろうとします。

第4ターン、局地的に数の優位に立ったエマーン軍は、オーガスを前進させ、敵のイシュキックと戦闘に入ります。射線の都合で2対2の戦いになりますが、基本能力の高さで敵を圧倒できるはずだったのですが・・・。

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オーガスの近距離射撃は9以下で撃破のところ、なんと一発を外してしまします。逆にイシュキックの射撃は5以下で命中と圧倒的に不利にもかかわらず、1番機が見事に命中を出します。

続く、チラム軍ターンに、遊兵と化した5機が必至に迂回を継続しますが、追いつくのはもう2ターンは懸かりそうです。中央に残った1番機は不利を承知で、オーガスとの一騎打ちを行います。ここで、オーガスがまさかの射撃失敗!返す刀でイシュキックが反撃し、なんと2機目の戦果を上げます!

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この時点で、イシュキック6機対オーガス1機と圧倒的に不利に。オーガスは迂回部隊と距離を取るため、前進し、悪夢となっているイシュキック1番機に射撃戦を挑みます。さすがに今度は一発で命中し、1番機を破壊しましたが・・・ああ、反撃がまたも成功!自らが撃墜されながらも、たった1機でオーガス隊を全滅させた1番機の活躍で、チラム軍の圧勝となりました。

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う~ん、戦術的には敵の分断に成功したはずだったのですが、確率に負けたぁ・・・。

次に、キャラが登場する複数機戦のシナリオ2に移ります。エマーン軍は、桂の乗るオーガスとリーア・マーイ姉妹の乗るモラーバー2機。チラム軍は、ロベルト大尉とヘンリー中尉の乗るイシュキックコマンダータイプと、一般兵のイシュキック3機です。

以前のシナリオで触れた通り、イシュキックでは射撃と格闘戦(スタックしていても)でオーガスのオーガロイドタイプを破壊することは不可能です。となると、桂を撃墜できるのは(確率は低いですが)ロベルト大尉とヘンリー中尉の乗るイシュキックコマンダータイプのみとなります。

逆に、エマーン側としては、ロベルト大尉とヘンリー中尉さえ、撃墜し、オーガスが生き残っていれば、その瞬間に勝利となります。

第1ターン、オーガスはいつものようにタンク形態で、B盤南端から全力移動をし、中央付近で止まります。その後ろからモラーバー2機が追いかけます。チラム軍は、分断を恐れて、定石のA盤北端からまとまって登場します。

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第2ターン、エマーン側は3機が連動して攻撃をかけるのが無難ですが、ロベルト大尉とヘンリー中尉が突出しているのを見て、賭に出ます。タンクのまま、オーガスを前進させると、射程ギリギリの9へクスで遠距離戦を仕掛けます。桂の放った、ミサイルが見事に命中し、ヘンリー中尉を戦死させます。 チラム軍で対応できるのは、ロベルト大尉とヘンリー中尉の2機だけで、こちらは確率通り、失敗に。

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怒り心頭のチラム軍は、ロベルト大尉を始め、全ユニットを突進させると、4機でオーガスを攻撃します(タンク形態のため、一般兵でも撃墜の可能性あり)。確率は全て3以下でしたが・・・イシュキック2番機が致命的命中を出し、なんとオーガスを撃破していまいます。反撃で、ロベルト大尉も後を追いますが、この時点でイシュキック3機対モラーバー2機と、チラム軍が優勢になります。

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第3ターン、遠距離火力を持たないモラーバーは、一方的な射撃を避けるため、中央の渓谷に逃げ込みます。チラム軍はイシュキックを全力移動させ、これを追いかけます。

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第5ターン、先行していたイシュキックに、隘路の通過で速度の落ちたモラーバーを、中距離で捕捉するチャンスが生まれます。ただし、後続が追いつけないので、戦闘は1:2にならざるを得ませんでしたが・・・数で勝るチラム軍は、果敢に攻撃に出ます。モラーバーの攻撃がそれぞれ9以下と8以下で、イシュキックは7以下と若干、不利でしたが、裂帛の気迫が乗り移ったのか、攻撃成功!モラーバーの反撃も成功したため、相打ちとなりましたが、これでエマーン軍は、わずか1機になります。

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後続のイシュキックは、隘路を嫌って、通常のルートで渓谷に進入します。これにより、敵の通過地点がわかったモラーバーは、先行の利を生かして、渓谷内で待ち伏せをかけます。

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第9ターン、お互いに接近した両軍は、渓谷の合流地点で接近戦に入ります。モラーバーの攻撃は10以下、イシュキックは7以下で2回でしたが・・・結果は1機ずつの相打ちに。これにより、エマーン軍は全滅し、1機が生き残ったチラム軍の勝利となりました。

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それでは、「オーガロイド」(ツクダ)の練習シナリオの続きです。状況設定と戦術研究(!)をしてみます。たぶん、本邦初で、かつ、最後の戦術研究でしょう(笑い)。

第2シナリオは、オーガス(桂)とイシュキック(ヘンリー)の戦いです。やっと、主人公メカたるオーガスが登場します。オーガスは、4つの形態を持っており、それぞれ、特徴が大きく異なります。

最も移動力の大きいものはタンクで、10移動力を誇るものの、防御力はわずかに4。フライヤーは若干、攻撃力が上がるものの、防御力はさらに低く3です。戦闘に適しているのは、やはりガウォークとオーガロイドで、近中距離で攻撃力が10を超え、オーガロイドに至っては防御力8となり、一般兵のイシュキックだと最低比率の1:3がやっとです。

このシナリオでも当然、オーガロイドを選択したくなりますが、問題はイシュキックにも劣る4移動力です。イシュキックにしてみれば、ガウォークとオーガロイドのいずれでも戦闘比は変わらず、格闘戦では全くオーガロイド形態には歯が立ちません(dr修整で2d6して1以下!で撃破)。ならば、優位な移動力を生かして、最も高い火力を使える近距離戦を挑むことになるでしょう。

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オーガスにしてみれば、dr修整で圧倒的に有利とは言え、オーガロイドだと敵に主導権を握られ、ほぼ確実に近距離戦に持ち込まれます。ならば、ガウォーク形態で、機動の余地を残しつつ、どうにか中距離戦にできないか、狙うことになります。

第1ターン、まず、オーガスがB盤南端から全力移動をし、中央付近へ。その場で、ガウォーク形態に変形し、防御力を引き上げます。一方のチラム軍は、火力の低い中遠距離戦を嫌って、岩場を利用しべく、B盤北端から登場します。

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第2ターン、ガウォークは予定通り北上し、全速力で距離を詰めます。下手に飛び出すと、不利な射撃戦になるので、イシュキックは微速前進で、岩場の影に隠れます。

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第3ターン、オーガスは中距離を保てるギリギリの位置に前進し、射撃の機会をうかがいます。イシュキックはここは待ちと、停止して待機します。

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もはや、中距離戦に持ち込めないと判断した桂は、第4ターン、ガウォークを突進させ、近距離戦を挑みます。ガウォークの射撃は、2:1で-3drにより、11以下で撃破。対して、イシュキックの射撃は、望みの近距離により、1.5:1で+3drにより、4以下で撃破でしたが・・・結果はヘンリー中尉の奮闘により、見事に相打ちになりました。

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オーガロイドになっていたら、ギリギリ、セーフでしたが(3以下で撃破)、まあ、あと知恵でしょうね。

短期戦最後の第3シナリオは、オーガス(桂)とナイキック(桂の実子のアテナ!)の戦いです。優秀なパイロット同士の主役メカ戦闘です。

ナイキックは、チラム軍の最優秀オーガロイドで、オーガスと同じ慣性移動システムを持ち、かつ、全形態でオーガスより移動力が1ずつ、勝っています。火力についても、ほぼ同様で、遠距離火力こそ同じですが、近中距離では2ずつ火力が多く、かつ防御力もオーガロイドで9(!)と飛び抜けています。

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桂が勝っているのは防御修整で、アテナの-3に対し、桂は-4です。同じ形態で戦うと、格闘戦ならアテナが有利で、近距離なら桂が有利。中距離でイーブン、遠距離なら桂が有利。いずれにしろ、dr差は-1だけなので、総合的にはほぼ互角と言っていいでしょう。

よって、オーガスとしては遠距離または近距離の射撃戦を狙い、ナイキックならば格闘戦か中距離戦を狙うことになります。あとは、変形のタイミングか。

第1ターン、オーガスはいつものようにB盤南端から全力移動をし、中央付近へ。が、敵の出方に対応するため、最大戦速のタンクのまま、待機します。これを見て、ナイキックはA盤北端からフライトフォームで進入し、射程外ギリギリで、中距離戦に備えてガウォークへ変形します。

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第2ターン、オーガスは全速で突進すると、敵の直前で左ターンして、岩場の影へ。近距離戦を仕掛けるべく、オーガロイドに変形します。ガウォーク対オーガロイドでは、格闘戦で圧倒的に不利なので、ナイキックは慣性移動で素早く方向転換すると、高機動を生かして、岩場の影でオーガロイドに再変形します。

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第3ターン、オーガスはオーガロイド形態のまま、岩場に接近します。と、ここで、ナイキックが飛び出し、中距離戦が起こります。撃破率はともに7以下と、全くのイーブンでしたが、お互いに回避能力が勝り、損害なし。

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と、第4ターン、桂は機体を前進させ、得意の接近戦に持ち込みます。撃破率は、若干、桂が有利でしたが、今度は両軍とも外さずに命中!こちらも相打ちになりました。

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よくよく考えると、第3ターンにナイキックは有利な格闘戦を挑めたのですが、敵の接近を回避することに気を取られていました。ルールは簡単ですが、変形ルールや阻害地形がいいアクセントになっていて、ツクダ製にしてはそこそこ、考えるかも?!(失礼)

それにしても、融通が利く主役メカが出てくると、ともに望んだ機動ができるので、あっという間の戦闘になります。意外と弱めの一般兵かパイロット同士で、頭を悩ませるのがいいかも・・・。

というわけで、次は集団戦です。

今月のソロプレイ第1弾は、復活の「B級アイテムを救え!」から、「オーガロイド」(ツクダ)です。マイナー極まる「超時空世紀オーガス」の戦闘級アイテムで、元のアニメの「オーガス」は「超時空要塞マクロス」の二番煎じです。

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「マクロス」は、シリアスな世界観に、魅力的な変形メカ、可愛い系の複数の女の子との恋愛物語(?)という、これまでになかった設定が受け、一般には爆発的な人気となりました。自分もメカ設定にのめり込みましたが(ヴァルキリーの設定は今でも秀逸!)、途中からあまりのメロドラマぶりに辟易してしまい・・・。それでも、溢れんばかりの戦闘シーンが続く映画版は、よかったですね。

「オーガス」は二匹目のドジョウを狙って放送されましたが、前作以上のハチャメチャぶりに、見事に大こけ。今でも再放送もないものなぁ~。自分も初回しか(それも途中まで!)見たことがないんです。

では、何故、このゲームを所有しているかというと・・・単にヤフオクで安かったから(笑い)。そう、ネットを始めた直後は購入自体がうれしくて、後先考えずに、なんでもかんでも買っていた頃の「負の遺産」です。

それでも手に入れたからには、プレイするのが、ちはら会!(笑い)というわけで、復活の「B級アイテムを救え!」の初戦になりました。

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このゲームのシステムは、初心者用というだけあって、極めてシンプルです。片軍の移動-両軍攻撃を繰り返すだけ。

こだわりがあるのは、移動システムです。原作のテクノロジーレベルの違いを表すため、各機は、通常の航空機・反重力移動・慣性移動の3タイプに分かれています。航空機は最低2へクス進まないと60度ターンができないのに対し、慣性移動になると1へクスの前進で180度(!)まで旋回することができます。主人公の桂木桂がはじめに乗っていたブロンコⅡは20移動力を誇るも、機動は航空機。後に搭乗するオーガスは当然、慣性移動で、運動性の高さは比べようがありません。さらに、マップは大裂溝と呼ばれる厳しい山岳地域であり、機動力の勝る側が圧倒的に有利です。

が、問題は、これに対応するはずの射撃システムでして・・・このゲームには、射界がないんです。つまり、「敵の背後を取る」状況がないので、移動は「単にどの距離で攻撃をし合うか」ということだけになります。せっかく機動性を表現する移動ルールがあるのに、「いかに裏を取るか」ではなく、「いつ飛び出すか」しか戦術がないのは、ある意味、もったないです。

戦闘解決は、射程距離で変化する火力で防御力を割り、2d6の撃破率以下で撃墜、とシンプルです。同機種が中距離で撃ち合うと、平均値の7以下で撃破できます。同じへクスでの戦闘は全ユニット参加の格闘戦となり、数が多い方が有利ですが、スタックが2枚までなので、射撃よりも地味な印象です。

これに、ツクダ得意のパイロット修整を入れ、「らしさ」を演出しています。が、いつものようにこれが過剰気味。名前の付いたパイロットの±1修整あたりはいいのですが、主人公クラスになると±3-4と、一般兵ではピンゾロを出しても撃破できないことに。

と、B級アイテムで、難点を指摘しても埒が明かないので(苦笑い)、シンプルさで大量のユニットが使えるお手軽ゲームとして、プレイしてみます。まず、練習シナリオの単機戦3本をソロしてみます。

第1シナリオは、ブロンコⅡ(桂)とイシュキック(一般兵)の戦いです。この2機が撃ち合うと、戦闘比は以下のようになります。
 近距離…両軍とも2:1
 中距離…両軍とも2:1
 遠距離…エマーン軍は2:1で、チラム軍は1.5:1

よって、エマーン軍は遠距離で、チラム軍は逆に中・近距離で戦闘をかけたいところです。いずれにしても、桂のパイロット修整(攻防ともにdr±4)があるので、圧倒的にエマーン軍が有利ですが、相打ちに持ち込めれば、チラム軍の大金星でしょう。

第1ターン、いずれにしろ、距離を詰めるため、ブロンコⅡはB盤南端から全力移動をし、中央付近へ。その場で、ガウォーク形態に変形し、防御力を2から3に引き上げます。一方のチラム軍は、敵の高移動力で捕捉され、遠距離戦にならないよう、A盤北西端から進入し、岩場を楯にとって、待ち構えます。

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第2ターン、ガウォークはここでホバリングをし、様子を見ますが、イシュキックも慎重に前進。次ターンに中距離に飛び込める位置につけます。

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これを嫌った桂のブロンコⅡは、そのまま前進し、隘路に突入します。イシュキックもこれを追いかけ、第4ターンは岩場を挟んで右回りの旋回戦になります。

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が、このままだと、敵を捕捉できないと計算したイシュキックは、途中で隘路への突入を止め、移動に有利な地形で右旋回をかけます。

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第6ターン、再び、隘路を抜けたブロンコⅡは、速度を上げ、旋回を早めます。

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第7ターン、敵に有利な長距離戦を挑まれると判断したイシュキックは、中央岩場のもっとも狭いルートに逃げ込みます。

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こうなると、もはや遠距離攻撃は無理。ブロンコⅡは、最大戦速で敵後方の岩場に接近し、ついに近距離攻撃を仕掛けます。戦闘比はともに2:1。dr修整でエマーン軍は確実に撃破(2d6で12以下)ですが、チラム軍も1/6の確率で相打ちがありえましたが・・・結果は順当に、ブロンコⅡは無傷で、イシュキックが撃墜でした。

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結果はなるようになった形ですが、移動制限が思いの外、厳しく、狭いマップと相まって、そこそこ、機動に知恵を絞りました。もしかしたら、意外といける?!次は、シナリオ2です。

<その他、あたたたた~なんと表現したらいいんでしょうか>19アイテム

北斗の拳[北斗の拳]●
 北斗/南斗/亜流派の各キャラがカードになっている、バトルロワイアル。面白いのは、その日のコンディションをdrで決めることで、これによって弱小アミバが、高熱を出しているケンシロウ(?)に勝てることも!必殺技もdrによって成功が決まるので、たった一撃で昇天してしまったり、スカばかりでふつーのボクシングになったりと、ゲームバランスなんかどこ吹く風。まさにツクダアイテムだぁ~!

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世紀末覇者[北斗の拳]
 足裁きを使った接触から格闘まで、へクスを使って再現した、超精密戦闘級アイテム。キャラは北斗と南斗の主要人物しかおらず、その割に値段が高いのは、当時は珍しいフィギュアが付いていたため。モデラー崩れが彩色をして楽しんでいましたが、今ならもっとできのいい食玩があるので、単なる複雑なへクスゲームになっていますね~。

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巨神ゴーグ[巨神ゴーグ]●
 こんなのが、ゲームになるのか?!安彦良和作画で一世を風靡した異色のロボットアニメ-巨神ゴーグの「ストーリー」を再現した作戦級(?)。そう、主人公側の目標は、危険いっぱいのオーストラル島を踏破して、マノンさんに会うこと。制作側としては、ゴーグ(と悠)が仲間たちとともに戦闘を切り抜けて火口に向かうようにしたかったようですが・・・実はゴーグ単独で駆け抜けた方が勝ちやすい!(笑い)。何を間違ったのか、高校時代に徹夜でプレイした記憶があります、B級(ばか)ですね~。

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Qロボゴーグ オウストラルQ島スゴロク(DM)●
 デュアルマガジン誌に掲載された、文字通りのスゴロク。よくよく考えると、「巨神ゴーグ」自体が一本道のストーリーなので、この様式があっているかも。ダミーアイテムでもソロ演習するちはら会ですが、さすがにスゴロクのソロはきついな~(笑い)。いまさら、こんなアイテムをプレイしてくれる人がいるかしら(巨神ゴーグのストーリーを覚えていること自体が、希有なんですが、笑い)。

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風の谷のナウシカ[風の谷のナウシカ]
 あの宮崎アニメがSLGに、しかもナウシカで?!てっきり、巨神兵とオームの大群の戦闘を夢想していたところ、なんと個人の戦闘級でして。さらに、箱裏を見てびっくり!頭・手・足・胴体ユニットがあり、ちゃんと足裁きをしないと、転んで負けになるとか?!(アシモの操縦じゃないんだから、笑い)。まだ、シュリンプも破っていません。

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スクランブル!ラムを奪回せよ![うる星やつら]●
 記憶を失ったラムを、諸星あたると秘かにラムに思いを寄せる仲間(めがね・パーマ・ちび・角刈り)が、助けに行くTVシリーズを再現。対する敵は、ラムを軟禁する面堂終太郎とその軍団。私設軍のくせに、黒シャツならぬ黒メガネ隊、レオパルドツヴァイに、AH1Sコブラ、トーネード、挙げ句の果ては、終太郎専用スツーカ(!)まで持っています。展開はあまりにハチャメチャですが、ああ、これも対戦までしてるじゃないですか!(笑い)

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友引町買い食いウォーズ[うる星やつら]●
 主人公諸星あたるの通う友引高校周辺の商店街で、いかに買い食いをするか、という作戦戦術級(?)アイテム。高校生側は少ない小遣いをやりくりし、教師側が網を張る商店街で、買い食いをして体力の確保をします。設定は面白そうですがデヴェロップ不足で、プレイした仲間によれば、学校の塀を乗り越えたところで、体力が尽きることもあるとか?!(網走刑務所か?)

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恋は移り気[うる星やつら]△
  こちらは稀代のナンパ師諸星あたるらが、繰り広げる恋愛活劇。プレイヤーの男どもと美女たちがカード化されていて、相性と特性を考えながら、原作に登場する女性陣をくどき回ります。より多くの女性と恋愛になった方が得点が高いのですが、これがなかなかうまくいかず。あのASLの達人doraさんのインストでプレイしたことがあります。

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NERV白書[新世紀エヴァンゲリオン](角川書店)●
 一応、RPGを謳っていますが、実質は使徒との戦闘に焦点を当てたカードゲームで、司令役のプレイヤーは、自分もキャラを担当しながら、シナリオの指示を読み上げて、対処する、いわゆる協力解決型です。ソロシナリオばかりか、あろうことかセッションまでしてしまい・・・(笑い)。

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使徒降臨[新世紀エヴァンゲリオン](角川書店)●
 旧作の劇場版エヴァンゲリオンの第弐拾五話「Air」から、NERVとゼーレ及び戦略自衛隊との戦いを描いた「裏死海文書」と、旧映画版「Air」から、惣流・アスカ・ラングレーの搭乗するEVA弐号機が、9体からなる量産型EVAシリーズと戦う「活動限界200秒!」です。こちらもなぜか、対戦者が現れまして・・・。

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スペースコブラ[コブラ](バンダイ)●
 一応、表題はRPGとなっていますが、実際はゲームブック形式の多人数協力型マルチ。まだ、日本のRPG環境が整っていなかったため、ゲームマスターの負担を極力減らす作りになっていました。ワイルドで強力なコブラとその仲間たちがいいキャラ立ちをしていて、ストーリーも原作に沿っていたので、素人さんを誘っても楽しめました。今ならも、多人数協力型として、もっと評価してもいいですね~。

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PANZER WITCH(同人)
 TVアニメ「終末のイゼッタ」をモチーフにした、中黒氏制作のB級戦術アイテム。史実の第三帝国の兵器群がPanzer Blizt表記で登場し(うれしいオマージュ!)、雰囲気を盛り上げます。それにしても、対戦車砲に跨がった「魔女」を、ガチンコの戦術システムとは!

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スパイダーマン[アメコミ・スパイダーマン]●
 アメコミのスパイダーマンを忠実に再現した戦術級で、スパイダーマンはじめ、オクトパシーやゴブリンなど、キャラ立ちがよし。悪党側がスパイダーマンの目を盗んで逃げ回り、銀行の襲撃などで勝ちに行くそうですが、それじゃ、アメコミじゃない!「待っていたぞ、スパイダーマン!」とガチンコ勝負が(で負けるのが)正しい、大人のアイテムです。

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アリオン[アリオン]○
  ギリシア神話をモチーフにした映画「アリオン」を元にしたマルチゲーム。「史実」を再現するキャラや各種能力がカードになっていて、非常に美しいコンポーネントです。が、明らかにディベロップが足りず、数ターンでキャラが滅亡したり、とツクダ病です。

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トロスト区奪還戦[進撃の巨人]
 ちはら会の年始お年玉で手に入れた同人アイテム。正直、「進撃の巨人」は見たことがなかったのですが、参考のため、漫画を購入。こりゃ、本末転倒だぁ(笑い)。

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プロレス●
 基本は、カードを出し合うジャンケンアイテムなんですが、シンプルなだけあって、燃える!燃える!敵の手を読むことで、一気にファールまで持って行ったり、逆に切り返して逆襲したりと、気がつけば連戦になります。自称「偽造団」のいのさんがタイガーマスクやジャイアント馬場なども追加したため、バリエーションが増え、一時は毎月のように対戦しまくっていました。ああ、また、どこかでやりたいな~。

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秘宝の郷(T 誌付録)●
  Tac誌付録の変わり種マルチで、テーマはずばり「宝探し」です。といっても、単なる財宝ではなく、戦国時代に埋められたという埋蔵金を、現代人が様々な情報を元に発掘します。気分はまるで「発見!赤城山、徳川埋蔵金!!」。こんなゲームなのに、ちはら会でプレイ済みです!

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4th Reich(TASK FORCE GAMES)〇
 軍事独裁国家ゲルトとゾンビ軍団ミュータントが、核戦争で荒廃したヨーロッパ大陸で闘う、きわもの戦略級!はっきり言って、B級か、ファンタジーに入れ込もうか、かなり迷いましたが・・・一応、独ソ戦をモチーフにしているらしいので、こちらに。きっと、ソロだろうな~(笑い)。

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NUCLEAR PROLIFERATION(Flying Buffalo)●
 90年代に流行った全世界核戦争を描いたカードゲーム。実は、これはヴァリアントで本体は持っておらず。千葉会のオークションで、誰も入札がなかったので、「B級ならちはら会ね!」と回ってきたのはいいのですが・・・誰か、訳してくれないかな~(笑い)。

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所有するB級アイテムは、トータルで88個!(そんなにあったんかい!笑い)ソロプレイ・対戦済みも入れると、これまで「救助」したのは、39アイテム。全体の迎撃率は、45%!しかし、特撮とホラーものがダントツに多いな~(9個中の7個!)

というわけで、2008年は、まずは、5割越えをめざして、頑張ります。1年間に6アイテム、これならなんとかいけそう。ちなみに6割を目指すと、15アイテム、ふ~む。みなさまの対戦希望をお待ちしています(笑い)。老若男女を問わず、ちはら会に来てくれれば、いつでもプレイしますよ!

<2008/3/21の追記>

と、別の衣装ケースから、もう一つ、B級アイテムが発掘されました。

バイストンウェル[聖戦士ダンバイン]

これで、総数は88(パルパル)!ついでにプレイ目標数も+1・・・とほほほほ。

「モンスタータンク」が被っていたので、片方を削除しました。かわりに、「秘宝の郷」(T誌付録)をエントリーしました。SFではないですが(宝探し)、ファンタジーでもないし、やっぱりB級でしょうね。

ちなみに、ここまでのプレイ数は、2つ増えて、41アイテム。5割達成まで、あと4つ!ヤマトよ、急げ!地球は君たちの帰りを待っている!

<2008/8/14の変更>

近日中のSF級立ち上げに伴い、一部、B級アイテムの中身を変更しました。また、「カードゲーム宇宙戦艦ヤマト」(同人GJ)が発掘されたので、追加してあります。それによって、B級アイテム総数と目標数が変わります。
所有するB級アイテムは、トータルで74個!ソロプレイ・対戦済みも入れると、これまで「救助」したのは、34アイテム。5割達成まで、あと3つ!

果たして、SF級の独立は、救済の弾みになるのか!はたまた、禁断の二正面作戦か?!mitsuに残された時間は、わずか!ヤマトよ、急げ!地球は君たちの帰りを待っている!

<2009/8/29の追記>

昨日のソロプレイで、ついに37アイテム、5割のプレイ率を達成することができました。パチ、パチ、パチ!プレイができたB級アイテムは、以下の通りです(ちゃんと、対戦できていることが、凄い!ちはら会の同志たちよ、どうもありがとう!)。


次の目標は6割突破で、プレイ数は8つ!B級の道のりは「重き荷物を背負いて、行くが如し」(笑い)。2年くらいかけて、頑張ります!
 
<2017/2/1の更新>

極力、増やさないようにしてきたつもりですが、8年間で新たに追加になったアイテム10点は、以下の通りです。

ドレイクの野望(TDF)
ラコックの陰謀(TDF)
オーラファイト(TDF)
リアルバトル(TDF)
SPT(ツクダ)
トロスト区奪還戦(同人)
Ships&Tactics(グループ乾坤一擲) 
尻怪獣アスラの逆襲(CMJ)
4th Reich(TASK FORCE GAMES)
NUCLEAR PROLIFERATION(Flying Buffalo)

新たにプレイ済みになったアイテムは、以下の通りです。

使徒降臨(角川書店)○
http://chiharakai2005.at.weBry.info/200911/article_8.html
http://chiharakai2005.at.weBry.info/200911/article_9.html
新世紀エヴァンゲリオンRPG ●
http://chiharakai2005.at.weBry.info/200911/article_14.html
http://chiharakai2005.at.weBry.info/200912/article_6.html
ラグナロック作戦(ツクダ)●
尻怪獣アスラの逆襲(CMJ)○
Ships&Tactics(グループ乾坤一擲)●

また、プレイ途中なのが、以下のアイテムです。

所有するB級アイテムは、トータルで88個!ソロプレイ・対戦済みも入れると、これまで「救助」したのは、41アイテム。達成率は再び、4割台になったので、5割復帰を目指して、後3アイテムを頑張ります。

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