歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2017年04月

まだまだ、年度初めの慌ただしさが抜けませんが、GWを楽しみに頑張りましょう。5月のちはら会が決まりましたので、お知らせします。

[日時] 5月6日(土)・7日(日) ともに10:00-20:00
[会場] 菊間コミュニティセンター 3F 介護者教養室
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
 [住所]
 千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
http://yagi1964.bbs.fc2.com/
[参加費]
 無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識

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二日連続の千葉会・茨城会を見習って、本会初のGW連続例会を開催します!ただし、部屋はちょっと小さめです(テーブル4つで、譲り合えば最大8組かしら)。多数のオファーがあるようなら、少し参加費をいただいて別室もありかな・・・。

でもって、土曜日には夕食会&カラオケ会(鎌取周辺)を決行予定です。千葉会一門掲示板に載せましたので、希望者は書き込みください。

せっかく、2日間あるので、戦術級の大型シナリオやキャンペーンなどもありかしら。しばらくプレイしていませんが、「ドイツ装甲師団長」(アドテクノス)とか。

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逆に「Ships  & Tactics」要塞決戦の十番勝負とか(笑い)。

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ああ、「Run Silent,RUN DEEP」(3W)の最大シナリオもありかな。

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例会の最後に、いつものようにライト級をプレイしました。今回は、銀英伝ブームにあやかって、「帝国の進撃」(角川書店)です。

第一戦は、各人ともそこそこ進んだところで、ヤン艦隊が出現!戦闘力20は圧倒的で先頭を走っていたTommy艦隊は、あっという間に押し戻され、停滞。

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すると、ここぞとばかりに、他に同盟軍カードを押しつけ、全員がほとんど進めない状態に。自分だけは、トリューニヒトで迂回しましたが、そうはさせじと、度重なる妨害に遭います。

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終盤に、kawa艦隊がいいところまで行きましたが、ここで非常な転進命令!オーベルシュタインは、誰の忖度をしているのか?結局、3人ともハイネセンにと到着できず、帝国軍の敗北となりました。

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第二戦目は、ビッテンフェルトとか、ミュラーとか、疾風ヴォルフなど、それなりにいい提督が付いたので、いけるかと思いきや、進撃カードが来ない!やむなく、艦隊を捨て札にして、流れを待ちます。

中盤からやっと距離カードが来たかと思ったら、ヤン提督の襲来!唯一、mitsu艦隊が6個艦隊を集めて(!)撃退しますが、今度は、戦力カードが枯渇。

3人ともたった1個の同盟軍カードに足止めされ、一歩も動けず。「弱小な3個艦隊で我が軍を翻弄している!」

カードが尽きたところで、Tommy艦隊のみが前進を続けましたが、最後はやっぱりオーベルシュタインの転進命令!ああ、まさに獅子身中の虫か!

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というわけで、自由惑星同盟の平和は維持されたとさ。

この日の二戦目は、2ヶ月ぶりの「宇宙の戦士」(AH)から「シナリオ5-a シーオール-コルク栓抜き作戦」です。これまでは、アレクニドの一方的な待ち伏せを受けるだけでしたが、このシナリオから、テラン側にやっと対抗兵器が登場します。

一つは聴音器で、地中の音を拾って、トンネルまでのおおよその距離をつかめます。アレクニド突破口の位置と合わせれば、それなりにトンネル網をつかむことができます。このシナリオでは、破壊したトンネルとその先をVPとして換算できるので、工兵によるHE爆雷が威力を発揮します。

それ以上に強力なのが、地下にいる蜘蛛にのみ効果を発揮する重神経ガスです。扱いはDAPと同じで、アレクニドの突破口にぶち込めば、ガスが立ちこめ、そこにいる蜘蛛を全滅させ、かつ、一切の通過ができなくなります。さらに、工兵のHE爆雷と一緒に使うことができるため、破壊されたトンネルの修復が不可能になります。

さらに、負傷した機動歩兵を運搬できるルールが加わったため、アレクニドによる「人間の盾」戦術(負傷兵のいるへクスに立てこもり、ビーム砲を打ちまくる極悪非道の作戦)が使いにくくなります。もっとも、蜘蛛による拉致(捕虜)もできるようになったので、いいことばかりではありませんが・・・。

同時に、アレクニド側も、工兵による爆破トンネルの修理と新規延長(1ターンに2へクスまで)が可能になりました。

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陣営は、事前協議でテラン(mitsu)対アレクニド(Tommy)になります。

第1ターン、テラン側は地形効果が厳しい(故に敵も油断しているはずの)南西部の荒れ地に降下します。結果的にはこの読みは正解で、待ち伏せを受けることなく、降下に成功します。

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ゆとりを持って、終結に成功したテラン側は、聴音器を先頭に、山岳地帯に前進を開始します。第5ターンには、増援も無事に到着し、トンネル網の探査と爆破準備を進めます。

アレクニドが現れたのは、第5ターンでした。聴音器を持つ機動歩兵の真下に、突破口!4ユニットの蜘蛛に囲まれた機動歩兵は、LGHTを負います。

第6ターン、テラン側はすかさず、HNG(重神経ガス)を持つ機動歩兵と突入させ、突破口に投げ込みます。これにより退路を失った蜘蛛を、白兵戦で後退させ、後はHEバズーカの嵐で殲滅します。

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と、中央付近に前進した部隊にも、アレクニドが襲いかかります。軽装の偵察兵の真下から蜘蛛が湧き出し、これをWIA(負傷)させます。すかさず、機動歩兵が救出に向かいますが、白兵戦で討ちもらした一匹が負傷兵をトンネル網に引き摺り込んで、捕虜にしてしまいます(これだけで9VP!)。

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怒り心頭のテラン側は、片端から突破口にHNGを放り込んで使用不能にするとともに、予測されるトンネル網に沿って工兵による連続爆破を実施します。

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これが効果的だったのか、アレクニド側は散発的にビーム攻撃をするくらいで、ほとんど攻撃してきません。現れた重火器光線は、HEバズーカの集中攻撃を喰らって、蒸発します。

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ある程度、戦果を上げたと判断したテラン側は、工兵を除き、長居は無用と一斉に脱出地点(南西部)に引き上げます。HE爆薬を持つ工兵はギリギリまで爆破を続け、第15ターンにエアカーで回収艇に乗り込み、脱出に成功しました。

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終了後に確認したところ、テラン側はアレクニド配置の完全に裏をかいて進攻したことが判明しました(南西部はがら空き)。使えるトンネル網が少なかった上に、それを爆破されたため、反撃どころではなく、工兵を使ってバイパスを繋げるのが精一杯だったとのこと(そうしないと、連絡できないトンネル分だけVPを失う)。埋設した地下地雷もほとんどが明後日の方向だったため、起爆したのはわずかに2つだけでした。

結果、得点は
アレクニド側:17点(KIA2体、WIA1体、捕虜1体)
テラン側:22点(蜘蛛8体、トンネル爆破・分断22へクス)
とテラン側の勝利になりました。

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途中から、敵の裏を取れた感触はありましたが、もしかしたら油断させて、終盤に一斉攻勢か?とも考えていました(ゲームだと人が悪いので、笑い)。本当にそうだったとわかって、ちょっと拍子抜けするくらいでした。このあたりはブラインド故の面白さですね~。

このシナリオ5にはもう一つ、「撤退と脱出」があるので、今度は逆もやってみたいです。

前回の茨城会で初プレイした「戦略級銀英伝」(旧GJ)を持ち込んだところ、朝一襲来のkawaさんが乗ってくれまして。同盟軍(mitsu)対帝国軍(kawa)でインスト対戦をしました。

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第1ターン、帝国軍は史実通り、アスターテ星域に進攻します。ラインハルトの昇進を阻止すべく、同盟軍は低能力ながら数は多い3艦隊で迎撃します。ラインハルトは、パストーレ艦隊を打ち破りますが、近距離戦に持ち込まれたため、初戦で3ユニットを失います。まだ、勝機はありましたが、増援が無能なブラウンシュバイクだったため、無理は禁物と撤退します。

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続く、同盟軍ターンに、編成したヤン艦隊と残りの2艦隊を持って、イゼルローンに逆進攻します。帝国軍は、ここは我慢と退却。史実通り、同盟軍がイゼルローン要塞を陥落させます。

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第2ターン以降、帝国領をじわじわと占領する同盟軍に対し、帝国軍は兵力の回復に努めます。ビッテンフェルトとミュラーが参陣し、意気が上がりますが、同盟軍もビュコックとウランフと最上のコンビが登場し、次々と昇進して強力な3艦隊ができあがります。

帝国軍の反撃は、第4ターンでした。ジャバンハール星域に進攻した同盟軍に対し、ラインハルトとブラウンシュバイクを軸にした4艦隊が攻撃をかけます。同盟軍も3艦隊で受けて、大会戦になりましたが・・・魔術師ヤンは強かった!なんと、一兵も損なうことなく、ブラウンシュバイクを瞬殺し、ラインハルトも遠距離攻撃の妙を発揮し、撃滅。キルレシオは、0:18!

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こうなると、同盟軍の勢いは停まらず、帝国領を両翼から蚕食し、アルテナ星域まで進攻します。

第6ターン、回復なったラインハルトはビッテンフェルトとともに、退路遮断のため、アルビース星域に進攻します。ここで勝てれば、一気に同盟軍の2個艦隊を補給切れにできるはず。これに立ち塞がったのが、ヤン艦隊でした。

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乾坤一擲の戦闘は、ビッテンフェルトの奮闘から始まりました。近距離艦艇を揃えた黒色槍騎兵は、ヤン艦隊の防御砲火をかいくぐり、乱戦に突入します。ヤン艦隊の集中砲火も鮮烈を極め、ビッテンフェルト艦隊を消滅させますが、こちらも2ユニットを失います。

そして、真打ちのラインハルトが襲いかかります。半数を戦艦で組織した帝国軍は長距離戦で有利に立つはずでしたが・・・逆にヤン艦隊の正確な射撃で次々と戦力を削られます。このままではジリ貧になるだけと、ラインハルト艦隊はイニシアチブを生かして、一か八かの突撃を選択しましたが、ああ、ヤンはこれを待っていました。十二分に惹き付けた上での猛烈な防御射撃により、帝国軍は全滅。この瞬間、オーディンの占領は確実となり、自由惑星同盟の勝利となりました。

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これを見ていたTommyさんとBIBIさんも興味を持ったようで、終了後、途中までの練習プレイをしていました。

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また、次回以降も持ち込みますので、ご希望の方はいつでもどうぞ。

関東では雪がちらつく中、年度が明けたばかりの日曜日に、第147回ちはら会が開かれました。さすがに異動期とあって、参加は常連のkawaさん、Tommyさん、BIBIさんという、こじんまりとした例会でしたが、その分、SFとB級をがっつり楽しみました。

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先日にプレイしたアイテムと戦績は、以下の通りです。

戦略級銀英伝(旧GJ) ○同盟軍(mitsu)対帝国軍(kawa)●
宇宙の戦士(AH)シナリオ5a シーオール-コルク栓抜き作戦 ○テラン(mitsu)対アレクニド(Tommy)●
帝国の進撃(角川書店)2戦 mitsu・kawa・Tommy 帝国軍はいずれも敗北(勝者は自由惑星同盟軍)

イメージは、kawaさん持ち込みの「FRANCE:Fight on」。なんとパリ陥落後のフランス崩壊を扱った作戦級で、フランス南部を舞台に、圧倒的なドイツ軍が地中海へ逃げる仏軍を追いかけるそうで。「さすがに人は誘えないな~」と途中までのソロをしていました。おお、これで、与太アイテムだけじゃなかったぞ!(笑い)

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ちょっと早いですが、5月のちはら会の予告を・・・。

[日時] 5月6日(土)・7日(日) ともに10:00-20:00
[会場] 菊間コミュニティセンター 3F 介護者教養室

二日連続の千葉会・茨城会を見習って、本会初のGW連続例会を開催します!ただし、部屋はちょっと小さめです(テーブル4つで、譲り合えば最大8組かしら)。多数のオファーがあるようなら、少し参加費をいただいて別室もありかな・・・。

でもって、土曜日には夕食会&カラオケ会(鎌取周辺)を決行予定です。まもなく、千葉会一門掲示板に載せるので、希望者は書き込みください。

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