歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2017年05月

みなさま、すみません。6月のちはら会の予定が、諸般の事情により変更となりました。どうぞ、よろしくお願いします。

[日時] 6月25日(日)10:00-20:00
[会場] 菊間コミュニティセンター 2F ボランティアルーム
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
 [住所]
 千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
http://yagi1964.bbs.fc2.com/
[参加費]
 無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識

このところ、順調にシナリオが前進している「宇宙の戦士」(AH)で、「シーオール作戦~撤退」をプレイしたいです。その名の通り、バグの配置によっては「機動歩兵の地獄」になりそうですが・・・。

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ゲムマで仕入れた「Ships  & Tactics 要塞決戦」(グループ乾坤一擲)は、全てパウチが終了!「トゥールのハンマー」と「ガイエス・ハーケン」は、二列の全艦艇に10ダメージ以上とあまりに極悪!「アクシズ」と「茨の園」は特殊ビームがなく、ちょっとつらいか?バッフクランの「ガンドロウゥ」は条件が厳しいが、実は「準高速ミサイル」が秀逸!

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購入した「タンクス」(CMJ)といただいた「コメート」もどこかでプレイしたいし。メタルヘッドRPG(無印)も無料公開しているし。なぜか「アルフォンス」(ツクダ)も読み始めて・・・。

ぜひ、みなさま、お相手を・・・。

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GW明けの5月の第二週に、東京ビッグサイトで開かれた「ゲームマーケット2017春」に参加してきました。

実は、前日に「このシミュゲ」関係者の懇親会がありまして。都内に宿を取ったこともあり、夜更けまで楽しい時間を過ごすことができました。

正規(?)の懇親会では、CMJ誌推薦の新鋭中国人デザイナーが参加し、作戦戦術級の本格派「中越戦争」のお話を伺うことができました。お二人とも若い世代ですが、非常に博識で、かつ、バランス感覚が抜群。席が近いyagiさんと一緒に、漢字の筆談混じりで楽しいやりとりをさせていただきました。

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日本では三国志が人気/逆に中国では日本の戦国史が人気/曹操が再評価されている/関羽は商売の神様/諸葛三兄弟/よくぞ、中越戦争をゲーム化/製作に3年/資料集めは苦労がいっぱい/今後も日本で活動を

エポックバルジの中興の祖たる軍神鹿内さん、ここ数年、原稿作成のやりとりをさせていただいている中黒さんともいろいろなお話を。

鹿内ギャンビットの衝撃/10時間を越える激戦/このままいったら、死ぬまでバルジ(責任を取ってください、笑い)/装甲は、集めればいいってもんじゃない/要諦は連合軍のバランス崩し/戦術は確固たる戦略があってこそ/ダンケルクの新戦術/やり続けると見えてくるもの

FACTORYのリプレイ!/イデオンのリプレイ/どんなゲームでも「楽しくプレイ」/ちはら会謹製、このシミュゲが「ヤバい」?!/ザブングルのカードゲーム/いつか、ちはら会へ

イメージは、われらが千葉会のMMさんと中黒氏のツーショット。

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ええっ、ビール瓶の傍らに、もぎたてのユニット!ゲーマーの飲み会は、ひと味違う?!

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さらに・・・「危険が危ない」深夜の懇親会へ。その内容はあまりに楽しすぎて、ここには書けません!(笑い)どうしても聞きたい人は、こっそり、ちはら会で・・・。

「天才」デザイナー同士のツーショット!

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立場は編集者とデザイナー、肩をもむ中黒氏とたばこを吹かす龍虎さんの図(天才は、小芝居も上手)

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軍神と天才~見よ、この真剣なまなざしを!でも、内容は大人の「F級」?!

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おかげで翌日は「頭痛が痛い」状態で、汐留駅へ向かうことになりまして。

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四度目の東京ビッグサイト!

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すっかり、定着した数万人規模のゲームマーケット。

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今回の戦利品は、「タンクス+」と「要塞決戦」7ヴァージョン。おお、待ちに待った「バッフクラン」追加デッキ!

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でも、「戦利品」の一番は、なんといっても、ゲーマーたちの宴でした。40年も続けてきたこの趣味だからこそ、語り合える楽しさ。後はそれぞれ、お迎えが来るまで(笑い)、片意地を張らずに続けていきたいものです。みなさま、これからもどうぞ、よろしく・・・・。

2日例会の最後は、これがなければちはら会じゃないと、十八番になっている「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)を4人プレイしました。今回は絶大な防御力と攻撃力を持つ要塞決戦ヴァージョンです。

第一戦は、地球連邦軍(mitsu)・ジオン公国軍(BIBI)・マクロス陣営(エンジョウ)・地球防衛軍(kawa)の戦いです。

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序盤、非力な地球連邦軍(mitsu)は南極条約を締結して、ジオン公国軍(BIBI)とマクロス陣営(エンジョウ)の核攻撃を封じます。この気に乗じて、ソーラレイを展開し、耐久力の低いジオン公国軍(BIBI)のムサイ艦隊を一掃します。

が、よかったのはここまでで、地球防衛軍(kawa)の波動砲とマクロス陣営(エンジョウ)のキャノンを浴びて、わずか4隻にまで激減します。

その上、ルナツーさえ墜とされて、VPを献上。最後は、地球防衛軍(kawa)とマクロス陣営(エンジョウ)が攻撃をし合いますが、波動砲攻勢で要塞以下多数の艦艇を沈めた地球防衛軍(kawa)の圧勝でした。

第二戦は、白色彗星帝国軍(mitsu)・ガミラス帝国(BIBI)・地球連邦軍(エンジョウ)・マクロス陣営(kawa)の戦いです。

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開始早々、地球連邦軍(エンジョウ)の前線基地ルナツーに、ガミラス帝国(BIBI)の遊星爆弾!核兵器は禁止ですが、放射能含む質量兵器はOK?!ということで、いきなり、レビル将軍が戦死します。

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続いて、ガミラス帝国(BIBI)は、瞬間物質輸送機で必殺のドリルミサイル(!)をたたき込み、白色彗星(mitsu)耐久力70(!!)をなんと一撃で撃破してしまいます。

それでもまだ、都市帝国ガトランティスがあるさと思いきや、ここに再び、遊星爆弾!ああ、ズォーダー大帝も死す・・・。

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一人突出したガミラス帝国(BIBI)に対し、超巨大戦艦が巨大砲を撃ち込んだり、マクロス陣営がミンメイの歌唱攻撃で男性パイロット特攻を仕掛けたりしたものの、白色彗星とガトランティスの陥落が響き、160点越えでガミラス帝国の勝利となりました。

要塞決戦ヴァージョンは、見ての通り、スタンダードに比べて大味ではありますが、やり込んだ感があるちはら会では、よい刺激になっています。また、連邦軍やジオン軍など、非力な軍にも一発逆転の目があるのもいいところです。

週末にはゲームマーケットもあるので、ぜひ、追加アイテムをゲットしたいです。できれば、ガンド・ロゥが欲しいぞ!

こってりしたバルジ決戦が終わったところで、BIBIさん持ち込みの「SMALL WORLD アンダーグラウンド」(DAYS OF WONDER)をプレイしました。ちはら会の新名物になっている「SMALL WORLD」のヴァリエーションで、その名の通り、地下世界の闇の勢力が、さらに狭くなった世界で鎬を削ります。

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二戦とも一日の長があるBIBIさんに寄り切られましたが、各勢力に慣れるため、勝敗よりも種族の特性やボーナスを楽しみました。やたらと腕力の強いアイアンドワーフとか、数は多いけど占領には余分な戦力が必要な(!)マミーなど、表の世界よりも極端な能力が多く、それはそれで楽しい世界でした。

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バルログとか聖なる指輪とか、旧種族が持っているアイテムや遺跡等もあって、「SMALL WORLD」よりも複雑ですが、しばらく楽しめそうです。

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「では、いよいよ決着をつけますか。なんの決着か言わずとも十分ご承知とおもいますが(笑)」

二日連続例会のお知らせを載せた直後に、作戦級の鬼ことDas Reichさんから書き込みがありまして。そう、「バルジ大作戦」(CMJ)の「挑戦状」です。

たびたび、記事にしてきたとおり、「バルジ大作戦」は、数年来の最もホットな対戦になっています。今回の対戦にあたり、よくよく確認したところ、なんと5年以上、二人で戦い続けていることが判明。30年も前に発売されて、やり尽くされたと思われたゲームを、未だに新戦術で戦い続けるとは!軽薄短小の流れに逆らい、古くさい昭和の香りをこれでもかとまき散らす、まさに漢のライフワーク!(うそ)

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冗談はさておき、要諦は、鹿内ギャンビットに対抗する連合軍の防御戦略の変遷で、辿り着いた先が、二つの異なる防御策-mitsuの「北の防人作戦」とDas Reichさんの「中央突破阻止配置」です。さらにお互いに練度を上げ続けているため、ここ数年は展開が拮抗して、1例会の8時間程度では決着が付かないプレイばかり。ならば、今回、二日間をフルに使って、行き着くところまで行こうということになりました。

陣営は、柔軟戦略のドイツ軍をmitsuが、中央突破阻止配置の連合軍をDas Reichさんが担当します。

連合軍の配置は、その名の通り、ドイツ軍による中央突破を防ぐものです。結果として、鹿内ギャンビットの要諦である、装甲7個師団の集中を阻止することになります。この作戦も当初は、第106と第28歩兵師団の戦区に兵力を集中し、最も重要な最初の2ターンに、物理的に突破を阻止するというものでした。

その後、対戦の度に改良を重ね、現在はイメージのように、中央の突破を防ぎながら、北部についても「ベストセットアップ」並みの強力な防御(第2歩兵師団の3個スタック!)になっています。この配置で行けば、北部の堅さはいうまでもなく、今まではほぼ確実に犠牲になっていた、と第106歩兵師団の1個連隊に生き延びるチャンスが生まれます。

唯一の弱点は、クレルヴォ方面にわずか1個連隊しか配置できないことです。ドイツ軍がこちらに装甲を集中すれば、ほぼ確実に突破と、バストーニュ及び中央部へのルートが開けることになります。

第1ターン、連合軍の北部から中央の集中防御策に対し、ドイツ軍が取った手は「南部からの機動攻撃」でした。最も薄いクレルヴォ方面に第5装甲軍の2個装甲師団を投入し、一撃突破を狙います。残りの1個装甲師団はサンビット方面に展開し、一次と二次で敵の消耗を狙います。

逆に守りが厚い北部は、第1SS装甲師団の高比率の強襲と擲弾兵2個師団による2:1攻撃に止めます。また、南部は一番戦闘比が高い第4歩兵師団中央部への3:1攻撃を実施します。

drの結果、北部と中央部の2:1攻撃がA2とContで失敗したものの、残りはEx系とDeとなり、4個連隊を壊滅させ、2個連隊を1ステップロスで敗走させます。

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想定通り、南部からの突破に成功し、第二次移動で2個装甲師団が中央部とバストーニュ方面に突進します。

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これに対し、連合軍は足止め部隊で時間を稼ぐ一方、北部では3枚スタックを2つ積み上げ、断固として正面突破を阻止する構えです。サンビットには生き残った歩兵1個連隊と第14騎兵グループが籠城し、バストーニュの機動予備の2個CCは、中途半端な投入を止め、市内にスタックしたまま。

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第2ターン、北への圧力を続けたいドイツ軍は、無理を承知で1:1攻撃を実施しますが、予想通りContで膠着。

続いて、主攻勢となる中央部では、足止め部隊を蹴散らしながら、増援の装甲2個旅団もつぎ込んで、第二次攻撃でサンビットを強襲します。結果は、またもEx系のD2A1で損害は出たものの、敵の守備兵力を半減させます。

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同時に、戦線の拡張と敵兵力の拡散を狙うドイツ軍は、クレルヴォを抜いた1個装甲師団強をバストーニュから中央部に拡散機動させます。単独で道路を封鎖していた1個歩兵連隊を、第二次攻撃で5:1で包囲殲滅します(ただし、結果はEx2)。

ここで、中央部の最前線が整っていないとみた連合軍は、バストーニュの機動予備と南北の2個機甲師団をつぎ込んで猛反撃に出ます。戦線の未整理とEx系での消耗を幸いとして、ドイツ軍の2個装甲連隊を包囲し、3:1と6:1攻撃で撃破してしまいます。

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第3ターン、ドイツ軍は急ぎ、サンビットを強襲し、これを陥落させると、引き抜いた装甲2個師団を北上させ、中央で包囲下にあった第2装甲師団の救助に向かいます。

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このまま、消耗上等の乱戦か、はたまた、戦線を構築した上での限定攻撃か・・・中央部の敵の8個CCに対し、ドイツ軍は9個機械化連隊とほぼ互角。西方からはサンビットを墜とした3個装甲師団が前進をしており、次ターンには合流可能な状態でしたが・・・悩みに悩んだ末に、ドイツ軍が選択したのは慎重な「大人の対応」-後者でした。これが最も無理がない手でしたが、反面、突破のチャンスを失ったのかもしれない、と心のどこかで葛藤していました。

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しかし、人の世の常で、自分のことほど、わからぬもの。結果論から言うと、これが「正しい選択」になりました。

ドイツ軍の手堅い展開を見た連合軍も同時に兵を引き、北部と南部にそれぞれ、防御線を構築します。北部の防御はさらに厚くなって、シャーネアイフェル高地からマルメディ近郊を通って、ウェルボモンまで、全く隙のない戦線が構築されます。南部もドイツ軍に接敵されたバストーニュに機甲2個連隊を入れ、ヌシャートーから中央部にかけて増援の空挺師団で防衛線を形成します。

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戦術的練度の極めて高いDas Reichさんだけあって、効率的で合理的な戦線です。そう、たった、1カ所を除いて・・・。

第4ターン、ドイツ軍が見いだしたのは、ラ・ロシュからヌシャトーに抜けるフリーの道路網でした。ここを突いて、南部を崩壊させるしかない!

北への圧力を続けるため、第6SS装甲軍を残すと、第5装甲軍、第7軍、装甲増援の全力を持って、南部への突進を開始します。第7軍と装甲増援がヌシャトーに正面攻撃を行う一方、スコルツィーニ特殊部隊を先頭に、第5装甲軍が巧妙極まる機動をかけます。第1次移動でコマンドが先行し、そこを通って、装甲1個師団が後方へ雪崩れ込みます。

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この急激な変化に、歩兵のみで編成された南部の連合軍は、なんとか戦線を後退させますが、背後からの脅威に十分に対応することができず。唯一、対抗可能な機甲CCは、包囲下のバストーニュに・・・。

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第5ターン、決死の連合軍は、ドイツ軍の6:1と4:1の第一次攻撃を、drに助けられて凌ぎましたが、第二次攻撃でついに防衛線が崩壊。さらに、中央部へ転進した1個装甲師団により、マルシェが陥落します。

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連合軍には待望の大量増援(イギリス軍)が登場しましたが、移動制限によりミューズ川を越えられず。

第6ターン、ヌシャトー攻防戦が開始されます。市内にスタックした2個連隊に対し、機械化3個連隊と歩兵が4:1攻撃をかけ、ステップロスをさせます。さらに第二次攻撃で、南部の要衝ヌシャトーを陥落させます。これにより、ドイツ軍の南端からの突破が確定し、連合軍の南部増援の登場が絶望的になりました。

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瀬戸際の連合軍は、制限の解除されたイギリス軍とアメリカ軍の北部増援をもって、中央での反撃を開始します。延べ10個機甲連隊(旅団)による攻撃は強力で、リエージュとマルシェの間に楔を打ち込みます。

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第7ターン、この後、バストーニュが陥落すれば、勝利水準の60VPの目途が立つドイツ軍は、防御態勢に切り替えます。急ぎ、南部の部隊を北上させ、中央部に強力な戦線を構築します。

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イニシアチブを取り返した連合軍は、そうはさせじと、中央部にて歩戦共同で強烈な打撃を繰り出します。が、ドイツ軍の戦線も装甲を含む2枚スタックで、高比率が立たず。ほとんどが2:1前後というガチンコの戦闘は、全てExという血みどろな消耗戦に。

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いよいよ、VP判定が始まる第8ターン、ドイツ軍は一気に勝負を付けるべく、包囲下で消耗したバストーニュに、装甲増援による強襲をかけます。連合軍は、これを阻止すべく、3枚もの交通妨害を使用しますが、ドイツ軍はこの妨害の中を突進し、2ステップロスを被りながらも、攻撃に移ります。さらに、連合軍は戦闘支援まで繰り出し、オッズはContもありえる4:1に。息詰まるdrの結果は・・・D1。

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これにより、後1ステップになったバストーニュは、第二次攻撃により陥落します。

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これで、VPは64点。さらにだめ押しをすべく、ドイツ軍は消耗した装甲擲弾兵連隊をディナンに突入させ、10点を加えます。連合軍の反撃で間違いなく全滅するでしょうが、これにより反撃戦力を誘引する目論見です。

サドンデス条件を満たされた連合軍は、長考に沈みます。ディナンを除き、もはや、重要都市を奪還することは不可能。となれば、敵部隊の撃破で後3点を奪うしかない。何度も何度も比率計算を繰り返し出した答えは、4カ所での計算し尽くされた反撃でした。4:1攻撃はともかく、残りは1:1と1:2。そう、2カ所でEx1を出す以外にないところまで、追い込まれていました(確率は1/81!)。この時点で、秘かにドイツ軍は勝利を確信したのですが・・・。

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最善を尽くすものに、神は微笑む。なんと、全ての攻撃が成功!ウォーゲームの神は、苦悩のDas Reichさんを見捨てませんでした。これにより、ドイツ軍VPが59点(!)となったため、ゲームは第9ターンに突入することに。

両軍とも数点ずつで勝利条件を満たせるという、極めてタイトな状況。攻撃に出るか、防御で待ち受けるか?両軍が選んだのは、お互いに最も弱い部分を攻撃する、殴り合いでした。ドイツ軍が未だ打撃力を持つ装甲部隊で強襲すれば、連合軍は空軍力を生かして防御と反撃に。戦線はほとんど動かない中、損害だけが増えていきます。

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結果、第9ターンが終わった時点では、装甲部隊の損害設定(1ユニットで-2VP)が響き、VPは2点減少して、57点と全くのイーブンに(ともに勝利条件まで3点ずつ!)。

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が、しかし、気まぐれなゲームの神は、ふたたび、ドイツ軍に微笑みます。執拗な反撃の結果、1ユニットあたりの戦力が低めの連合軍は、より消耗が大きくなります。そして乱戦により、戦線中央部に消耗した歩兵連隊が取り残されたことが、運命を分けました。

第10ターン、このウィークポイントに、ドイツ軍は歩兵と1個装甲師団相当を投入し、6:1で突破口を開きます。その結果、第二次移動により、機甲3個を含む5個連隊相当が包囲攻撃を受けることが確定。もはや、VPを維持するための戦線の保持は不可能に。

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「これ以上は・・・無理ですね」

バルジ決戦、ついに決着す。のべ10時間を越える激戦は、こうして幕を下ろしました。

イメージは、昇天した部隊。連合軍は12個師団相当(!)、ドイツ軍も5個師団強が壊滅するという、恐るべき殲滅戦でした。

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両者とも、持てる全ての作戦能力と戦術能力を投入した戦い。疲労感とともに、それを上回る大きな充足感に満たされた、2日間でした。

明けて例会の二日目、この日もTommyさん・kawaさん・エンジョウさん・BIBIさんの常連組に、バルジ修練のDas Reichさんが来場され、まったりとゲームを楽しみました。

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二日目にプレイしたアイテムと戦績は、以下の通りです。

Drive on Pyongyang(S&T) ○国連軍(kawa)対朝鮮人民共和国軍(Tommy)●
バルジ大作戦(CMJ)2戦 
 ○ドイツ軍(mitsu)対連合軍(Das Reich)●第7ターン以降
 ●ドイツ軍(エンジョウ)対連合軍(Das Reich)○
SMALL WORLD アンダーグラウンド(DAYS OF WONDER)4戦
 ○エンジョウ対BIBI●
 ○エンジョウ対BIBI●
 ●mitsu対BIBI○
 ●mitsu対BIBI○
Age of War 戦国時代(アークライト)
 ○エンジョウ対BIBI●
Ships  & Tactics 要塞決戦(グループ乾坤一擲)2戦
 地球連邦軍(mitsu)81点・ジオン公国軍(BIBI)11点・マクロス陣営(エンジョウ)88点・○地球防衛軍(kawa)123点
 白色彗星帝国軍(mitsu)124点・○ガミラス帝国(BIBI)162点・地球連邦軍(エンジョウ)91点・マクロス陣営(kawa)83点

昨日に引き続き、タイムリーすぎるアイテム「Drive on Pyongyang」(S&T)を、国連軍(kawa)対朝鮮人民共和国軍(Tommy)で再戦。精密誘導ロケットの進歩で、またも北朝鮮軍が戦術核を発射!国連軍が、今度は戦術核で応酬します。

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と、さすがに戦略核兵器の脅威を感じた偉大なる首領は、それ以上の核の使用を停止。山岳部に居座ってそれなりに抵抗したものの、国連軍の高火力により殲滅され、平壌が陥落。いわゆる「順当なシナリオ」になっていたようです。

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BIBIさん持ち込みの「Age of War 戦国時代」(アークライト)を、この日はエンジョウさんが対戦。

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これ以外のmitsuが対戦したアイテムは、別記事にて。

今回、二度目の連続例会でしたが、二日間でのべ14名の来場となりました。いつもの短期集中もいいけど、じっくりあせらずにプレイできる環境が好評だったようです。初日に早めに切り上げて行った夕食会とカラオケも盛り上がり、成功裏に終えることができました。

次は、年末年始あたりで計画してみようと思います。2日無料となると、どうしても小さい部屋しか取れないので、頭割りで有料にして、広めの部屋を押さえることも考えています(一日あたり、一人500円くらいでいけそうです)。

GWの二日間に、ちはら会二度目となる連続例会を実施しました。家庭ZOCが厳しくなる時期ですので、ゼロでなければよしかな、と思っていたところ、予想を上回る参加者が・・・。一日目は、Tommyさん・kawaさん・エンジョウさん・BIBIさんの常連組に、茨城会からこまいふさんとにしさん、バルジお遍路(?)でDas Reichさんが来場されました。

テーブル4つだけの小さな会場でしたが、B級アイテムから、ヘビロテのバルバロッサキャンペーン、禁断の朝鮮有事、ガチンコのWWⅡ作戦級まで、熱気溢れる対戦がなされました。

初日にプレイしたアイテムと戦績は、以下の通りです。

戦略級銀英伝(旧GJ)2戦
 ○銀河帝国軍(こまいふ)対自由惑星同盟軍(kawa)●
 ●銀河帝国軍()対自由惑星同盟軍(エンジョウ)○
Age of War 戦国時代(アークライト)
 ○BIBI対こまいふ●
モスクワ電撃戦2(CMJ)2戦
 ○ドイツ軍(にし)対ソ連軍(Tommy)●
 ○ドイツ軍(にし)対ソ連軍(エンジョウ)●
Drive on Pyongyang(S&T) ○国連軍(kawa)対朝鮮人民共和国軍(Tommy)●
バルジ大作戦(CMJ) ドイツ軍(mitsu)対連合軍(Das Reich)第6ターンまで

「戦略級銀英伝」(旧GJ)は、茨城会で自分と対戦以来、こまいふさんのマイブームになっているそうで、自作拡張セットを持ち込んでの連戦でした。

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第一戦は、第1ターンにあっさりヤンが死亡して、同盟軍(kawa)のモラルが崩壊し、帝国軍(こまいふ)の勝利に。

第二戦は、がっぷり四つの戦いでしたが、ヤン(エンジョウ)対ラインハルト(こまいふ)の直接対決で、今度はラインハルトが死亡。いずれも短時間で、盛り上がっていました。

こちらは、にしさんが二連戦となっていた「モスクワ電撃戦2」(CMJ)。千葉会・茨城会でも非常に評判のよいアイテムです。自分はまだ未プレイなので、近いうちに参戦したいなぁ~。ルールの軽さに比べ、作戦はかなりヴァリエーションに富んでいるとのことですので、どなたか、インストいただけると。

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この時期にやるか(この時期だからやるのか?)と、タイムリーすぎる「Drive on Pyongyang」(S&T)。国連軍(kawa)の猛攻に、朝鮮人民共和国軍(Tommy)が悲鳴を上げ、禁断の戦術核を使用!ヤンキーの2個師団を吹き飛ばして、いい気になっていたところ、激怒したアメリカが全面核報復を実行し、第5ターンでサドンデスに。う~む、ゲームの世界だけにしたいものです。

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ガチンコプレイの合間に、BIBIさん持ち込みの「Age of War 戦国時代」(アークライト)をこまいふさんが対戦。戦国時代の城取をモチーフにしたダイスゲームで、さくさく進んでいたようです。

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「バルジ大作戦」については、二日間にわたったので、別記事で。

今回は、夕食会を予定していたので、5時過ぎには終了し、7名ですしめん処大京へ。豊富なメニューと一杯98円(!)の焼酎&ハイボールで、ゲーム談義に花が咲きました。覚えているだけでも・・・。

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酷いぞ!ツクダ病/「大航海時代」は大後悔時代?!/全プレイヤーにチェックリスト?!プレイのために自作したマーカーは200個!/「アメリカ大陸だったんだぁ!」/戦車で戦車をオーヴァーラン?!/狙うは、砲身か砲塔基部のみ!/ツクダTCSの全シナリオをプレイした(!)いのさん/イデオンソードで空を切るいのさん/宙返りで失速する「撃墜王」/離陸もできない「撃墜王」/多くのプレイヤーが「撃墜」された「撃墜王」(笑い)/それでもプレイするのが、ちはら会?!/エンジョウさんにdrを振らせてはいけない/sawadaさんはdrを振らせれば勝てる(?)/この一打に賭けろ!檜山よ、突っ走れ!/オマリーとパチョレック/「FACTORY」はよかった(本当か!)でも、次のゲムマで売ろうかな(笑い)/よりによって、「FACTORY」リプレイにオファーあり?!

ありゃりゃ?!9割方は「ツクダ病」の話でしたねぇ~。いいも悪いも、ここまで話題になるというのは、偉大です(笑い)。

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いつも悪逆なdrを出すエンジョウさんには、「この人にdrを振らせてはいけない」と衆人一致になりまして。すると、本人から弁護の発言が・・・。
「いえいえ、ゲームだから2:1攻撃(dr)するんです。実生活では、9割方OKでも、できませんよ」おお、表の商売では堅気だぁ(笑い)。

いつも悪辣な裏切りをののしられるmitsuも、便乗して自己弁護。
「自分もゲームだから、裏切れるんです。実生活では、信用第一ですから、できませんよ」

それを笑って聞いていたkawaさんも、介入。
「俺だって、ゲームだから、核のボタンが押せるんです!」おお、さすが、核の報復合戦をする人は違う?!(大笑い)

その後、さらに5人組で、カラオケに突入し、2時間ほど、楽しみましたとさ。心地よい疲労感と満足感に包まれたGWでした。

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