歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2017年07月

最後に、再度、MCさんと取り組んだのが、デッキ構築型のCDS「秀吉頂上決戦~賤ヶ岳シナリオ」(GJ)です。天王山シナリオはかなりプレイしたのですが、賤ヶ岳は序盤のバランスが厳しく、ほんの2戦ほどしかプレイしていません。今回、あえて不利と言われる羽柴側を受け持ったのですが・・・。

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第一戦、柴田側は第一手に佐久間隊による突撃-射撃コンボを繰り出し、賤ヶ岳に突入します。羽柴側も高崎山からの射撃で損害を与えるもの、佐久間盛政の突撃力はすさまじくここを奪取します。

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第2ターン、そのまま、逆落としで高崎山に突入し、ここも奪取。そのまま、突進して、堂木山に殴り込みます。

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第3ターン、またも柴田側の突撃力が物を言い、この堂木山も占領。羽柴側も秀長隊を分派し、佐久間勢を足止めするとともに、別働隊で高崎山を奪還します。

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第4ターン、羽柴側に待望の増援が登場し、黒田に展開、やっと、一息つきます。が、北国街道3カ所の占領と高崎山の一時陥落により、終了が2ターン早まっており、羽柴側にかなり厳しい状況へ。

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第5ターン、まずは賤ヶ岳の奪還と、増援を含む兵力を集中し、ここへの突進に成功しますが・・・第三手番目に、手薄になった堂木山で佐久間勢が突撃をかけ、足止め部隊を撃破!そのまま、無人の黒田に突入し、サドンデス勝ちとなりました。

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う~ん、1ユニットでも残しておけば、これを伏せげたのですが、目の前の攻撃に気を取られ、がっかり。

このままでは終われないと、その後、第二戦、第三戦も行ったのですが・・・。

第二戦は黒田を固めた秀長隊の裏をかき、柴田勢が迂回で本陣に肉薄。慌てて、秀長を戻すものの、佐久間隊と柴田勝政隊の猛攻を受け、ここが陥落し、第3ターンで終了。

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第三戦はもっと酷く最初の突撃で中川清秀が戦死。やむなく、堀隊を黒田に廻したものの、当然、柴田本隊がこの隙を突き、左禰山本陣を陥落させ、わずか2ターンでサドンデスに。

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う~ん、カードの組み合わせが一つずつずれてたのは確かですが、それ以上に少ない手札を読まれて、いいように翻弄された三戦でした。基本的なデッキ構築は致命的なほどではないはずだったんですが、MCさんの練度を考えると、このシナリオで勝利するのはかなり厳しいかも。それでも、まだ、考えている手はあるので、いつかリベンジするぞ。あ、その前に、「別の試練」を越えてからですね・・・。

「銀英伝」の連戦の後、お手すきのMMさんをお誘いし、「ハリコフ攻防戦」(CMJ)を対戦しました。前回の千葉会でも対戦しましたが、その時とは陣営を換えて、ソ連軍(mitsu)対ドイツ軍(MM)となります。

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序盤、ソ連軍は枢軸群の「柔らかい下腹部」-ドネツ河の渡河点を目指して、一路、戦車部隊を差し向けます。これに対し、枢軸軍は早くも南部で反撃に転じますが、これにより、渡河点付近の守備隊はわずかに装甲連隊2個だけと薄くなります。

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第3ターン、この手薄な防御戦に対し、ポポフ戦車軍団を筆頭に数百両の戦車が殺到します。ともに5:1攻撃で一角が崩れ、戦闘後前進で1個連隊が包囲殲滅されます。ドイツ軍は、増援を持って、二重戦線を引くのがやっとです。

ドイツ軍は南部の全増援と東から投入した歩兵師団により、押し込まれながらも何とか戦線を維持しますが、その分、南の戦線が大きく後退し、早くもVP地点の鉄道支線まで退却します。

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第4ターン、スタックと地形効果によって、なんとか突破を防いでいたドイツ軍ですが、強気の反撃に成功したことが徒になります。南部に大きな間隙!

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第5ターン、ここから雪崩れ込んだソ連軍部隊は瞬く間に 南部戦線を崩壊させ、主鉄道線を分断します。それでもドイツ軍は、東から最大戦速で駆けつけたSS装甲擲弾兵師団と南部の増援を持って、敵のスピアヘッドに包囲攻撃をかけ、これを殲滅。後方により残されていた装甲1個師団と連絡を取ることに成功しましたが・・・。

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第6ターン、乱戦の中でソ連軍は数の力を生かして、ドイツ軍の2個装甲師団を包囲。2:1で攻撃をかけ、ともに成功!SSと国防軍の各1個装甲師団をヴァルハラに送ります。これにより、反撃兵力が激減したドイツ軍は逆転は不可能と判断し、ソ連軍の勝利となりました。

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この日に対戦を予定していたのが、シンプルB級戦略の「戦略級銀英伝」(旧GJ) です。お相手は、20代前半の若さで、非常に外連味ないプレイをするMCさんです。銀河帝国軍(mitsu)対自由惑星同盟軍(MC)となります。

第1ターン、ラインハルト率いる銀河帝国軍は、昇進目的でエル・ファシルに侵攻します。同盟軍は史実通り、24ユニットの3個艦隊で迎え撃ちます。この艦隊編成が凄かった!なんと、BB1ユニットを除き、全てCVを投入。全滅上等の特攻作戦です。

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それでも、ラインハルトの能力なら十分に勝利も可能だったんですが・・・第一陣のムーア艦隊の全滅は織り込み済みとして、第二陣のパストーレが大奮闘!ラインハルト艦隊の猛砲撃をくぐり抜け、近距離戦でなんと6ユニットの損害を与えます。ここで死ぬわけにはいかないラインハルトは、泣く泣く撤退します。

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続く、同盟軍ターンにフル戦力で登場したヤン艦隊がイゼルローンに侵攻。昇進していないラインハルトには分が悪く、やむなく撤退します。ミラクルヤンによってイゼルローンは陥落し、これによりヤンは中将に昇進します。

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第2ターン以降、イゼルローンから帝国領を浸食する同盟軍に対し、帝国軍はカウンターをにおわせながら、戦闘を避け、戦力回復に努めます。と、この間に、ミッターマイヤーとビッテンフェルトが来て、帝国軍の陣容が充実し始めます。

ならばと、第3ターンにフェザーンを確保し、経済格差を広げ、同盟の焦りを誘います。と、ここで同盟軍は、アムリッツアにヤン艦隊を投入し、敵戦力の撃滅を図ります。

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まず、前座のミッターマイヤーがパストーレ艦隊に攻撃をかけましたが、中距離でイニシアチブを取られまくり、なんと全滅!

こうなると、もはや、ラインハルトでヤンに勝つ以外はない!戦争の天才と不敗の魔術師の間に激しいイニシアチブ合戦が繰り広げられましたが、決定的な中距離で主導権を取ったのは、ラインハルトでした。怒濤の近距離に引き込んだ帝国軍は、正確な射撃で同盟軍艦隊を崩壊させ、ヤンを負傷させます。

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第4ターン、帝国の逆襲が始まり、フェザーン回廊を突破した帝国軍がイゼルローンの退路を断つように、機動します。

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これに対し、同盟軍にも百戦錬磨のビュコックが登場し、エル・ファシルで決戦が起こります。それでも、ラインハルトの方が能力的に有利だったんですが・・・ああ、ここ一番の攻撃drが惨く、かつ、中距離でイニシアチブを取られたことにより、負傷チェックに。ここでなんと、6が出て、ラインハルトが戦死!盟友のキルヒアイスが出るまでもなく、あっけない幕切れとなりました。

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予想外に早く終わったので、そのまま、同じ陣営で第二戦に投入します。第1ターン、帝国軍の作戦も同盟軍の戦術編成もほとんど同じでしたが、ここはラインハルトが順当に勝利し、昇進を果たします。

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一応、同盟軍はヤンによるイゼルローン侵攻を行いますが、長距離戦で損害が出たところで、素早く撤退します。

またもビッテンフェルトにミッターマイヤー、さらにロイエンタールまでと、提督の引きのよい帝国軍は、戦力差のあるうちにと同盟領に進攻します。

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ヤン艦隊は、ゲリラ戦を仕掛け、敵を揺さぶりますが、肝心の艦隊決戦でラインハルトに押されっぱなしで、じわじわと侵略を許すことに。

第4ターンに、必死の反撃でラインハルトを負傷させますが、ヤンもともに怪我をして、勢いを止められず。

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ラインハルトが回復した第6ターン、帝国軍は一気に勝負を付けるべく、ハイネセンに侵攻します。ここで、ヤン対ラインハルトの決戦が行われましたが、ああ、またもラインハルトの勝利。これにより、同盟軍の首都が陥落し、帝国軍の勝利で終了となりました。

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35度越えの高温注意報が続いてきますが、しばらく遠征の機会が減っているので、三連休を生かして、松戸の千葉会へ行ってきました。

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会場入りすると、千葉会らしいASLが2卓も展開。

すっかり老眼が進んだ金吾さんとやたらと東京行きが多い長野在住のaoさんが、CMJ誌の新作の「ダイナモ」を対戦し、そのまま、「モスクワ電撃戦2」に突入。

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その横で、軍神さんとはねはねさんは、舶来ものの新作をプレイ。

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後半になると、山崎さん持ち込みの「Advanced Civilization」(AH)もプレイされ・・・。

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で、自分はちはら会ソウルを爆発させて、いつものB級アイテム「戦略級銀英伝」を展開し、その後、北海道の鈴木さんの持ち込んだ某リアルロボットアニメの戦闘級のテストまでしました。もちろん、まともな作戦級もプレイしましたよ~。

イメージは、鈴木さんの持ち込んだロボットアニメの戦闘級。まだ、発表前のテスト段階なので、詳しくは語れませんが、この時代にあれを出すか!とマニアなら喜ぶこと請け合いのB級でした。

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システムとしては、記入プロットを廃し、カードを使って行動を決めるデッキ構築型のプロットシステムです。各個撃破を避けるため、一旦、後方で集結し、反撃に出たのがよかったようで、初プレイで(サービスで)勝たせていただきました。

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前々回のちはら会でデビューした戦闘級空戦ゲームの「KOMET!」(CMJ)を、kawaさんと機種を入れ替え、4戦しました。

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まずは、P47(mitsu)対Bf109(kawa)の4機同士の対決です。第1ターン、3機のみに機動を与え、高速で敵に接近したP47が、Bf109の背後を取ります。高速・高火力を生かした一撃離脱攻撃で、これを撃墜します。

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さらに、第2ターン、単機となった敵の後方ロッテに対し、P47が側面攻撃で損傷を与えます。さすがに12.7mm8門は伊達じゃないぞ!

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焦るドイツ軍はお返しとばかりに、アメリカ軍の後方ロッテに側面攻撃をかけますが、こちらは厚い防弾板(dr+1)により、効果なし。

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第3ターンに、傷ついたBf109に対し、もう一機のP47が今度は後方から射撃。これが決まって、2機撃墜となり、アメリカ軍の勝利となりました。

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第2戦は、B17爆撃機及びP38護衛機(mitsu)対迎撃機(kawa)の戦いです。ドイツ軍には、表題のロケット戦闘機Kometとジェット戦闘機Me262が登場します。

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まず、セットアップですが、ドイツ軍が広く散開したのに対し、アメリカ軍は左方に集中して配備し、相互、連携を狙います。

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序盤、超高速性を生かして、ドイツ軍が一気に接近してきます。これに対し、アメリカ軍はB17の2機に機動を与え、ひたすら先を急ぎます。

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第2ターン、この爆撃機を襲撃せんと、ドイツ軍機は旋回に入ります。と、ここで先制射撃をしたのは、なぜかアメリカ軍のP38!ロケット戦闘機が双発機に迎撃されるなんて!(笑い)コメートが旋回のため、速度を落としたところを側面攻撃しましたが、これは惜しくも外れ。

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が、この攻撃を意識したドイツ軍は、下手な旋回は危険と、慎重な機動に終始します。

これが狙いでした。その間に、B17はスイスイと前進し、あっという間に安全地域に逃げ込み、勝利しました。そう、ロケットもジェットも速度は速いけど、思ったほど使えないんです。

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第3戦は、全く同じ戦力で対戦します。アメリカ軍は右方に集中配備します。

第1ターン、ドイツ軍は高速迎撃機群を右中央付近に集中させ、編隊攻撃を目論みます。この手間にと、アメリカ軍はB17の1機を先行させ、第1ターンで早くも突破に成功させます。

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が、ドイツ軍は慌てず、もう1機のB17に集中攻撃をかけます。まず、Me262が突進し、側面から大火力の射撃を見舞います。高い耐久力を持つB17でしたが、あまりの高速に対応できず、損傷します。

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と、ここで「主役」のコメートが突入!本来、格闘戦は得意ではないのですが、高速から一気に速度を絞り込み、急旋回でB17の背後につきます。この大火力攻撃を損傷機では回避できず、ついに4発爆撃機が撃墜されます。

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その後、数の優位に立ったドイツ軍は、格闘戦でP38の1機も撃墜し、2機撃墜により、初勝利となりました。

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最終の第4戦は、やはりドッグファイトをしましょうと、上級ルールの特殊機動を取り入れて、P51(mitsu)対Fw190(kawa)の戦いです。条件は、全くの五分です。

第1ターン、たった1機のサンダーボルトがドイツ軍編隊に突っ込みます。これを予測していなったドイツ軍は対応が遅れます。4機を相手に巧みな機動で背後をとったP47がFw190を損傷させます。

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実は、序盤からシザーズやブレイクといった特殊機動チットがきていたため、できた技でした。

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第2ターンになっても、優位は変わらず。P47が高速で敵を翻弄し、別のFw190の背後を取ります。正確な射撃が機体を直撃し、一撃でこれを撃墜します。

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第3ターン、さすがにドイツ軍にも機動チットが集まりだし、シザースにシザースなど、激しいドッグファイトに。アメリカ軍も1機ではつらくなり、もう1機のP47を側面から突入させます。

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勝負がついたのは、第4ターンでした。この2機の連携で、損傷したフォッケウルフを捕捉!側面からの攻撃で、2機目を撃墜し、アメリカ軍の勝利となりました。

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現在、千葉・市原近隣で新たな会場を探していますが、日曜日にkawaさんと連れだって、候補となる会場を回ってきました。千葉市在住の登録者がいれば、借りられそうな処まで来ています。

ただ、回るだけではもったいないので、午後は久しぶりに自宅オフ会を開きました。

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「とりあえず、枝豆」感覚で、緒戦はちはら会十八番の「SMALL WORLD」(DAYS OF WONDER)をプレイしました。

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先行を取ったkawaさんは、「錬金術師のトロール」で頑強な領土を拡大します。対するmitsuは、「外交家のグール」を使い、トロール領を浸食しながら、敵の進行を封鎖します。

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と、滅亡しないグールを第3ターンには衰退させ、これまた、死なない「霊体のドワーフ」を選択。当然、これもすぐに衰退させ、「沼地のウィザード」を選びます。実質、3部族を活性化できたことで、第7ターン以降、毎回、17金を超える収入となります。

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kawaさんも、侵攻力に長けた「野営するアマゾネス」や「空飛ぶエルフ」を使って、挽回を試みます。が、後半のmitsuの爆発力には追いつかず、121点対65点とほぼダブルスコアで勝負がつきました。

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この日に持ち込んだWWⅡ空戦アイテムが「競争試作」(同人GJ)です。同人GJ誌の最終号に載ったカードゲームで、WWⅡの戦闘機開発をテーマにしたものです。

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デザイナーは、同じコンセプトで「建艦競争」(同人GJ)や「戦車協奏曲」(同人)を製作した風間祐一氏。いわゆる架空戦アイテムですが、カードゲームにしたことで、視角化及びプレイアブルになって、それなりの評価を受けています。

各プレイヤーは、航空機産業のメーカーになります。機体カードとエンジンカードを組み合わせて、試作機を作り、それをコンペにかけて、軍の制式採用を狙います。順当に採用されると、次は敵機との制空戦が待っています。これに負けると敗北チットを付けられ(VP-1)、勝つとそれを取り除けます。

通常は、より多くの制式採用を勝ち取って勝利を目指すのですが、中にはVPが「10-戦況レベル」といった迎撃戦闘機などがあり、あえて戦局を不利にしたりすることも。酷いことになると、戦局なんかそっちのけで、ただ採用されればいいと、航続距離0(!)なんて飛行機もありえます(当然、敵機を迎撃できないので、制空戦で不戦敗)。

今回は、同人誌のコンポーネントの都合で、戦況や技術レベルカードや敗北チットが用意しきれず。また、特殊カードが付くと、飛行機の能力が変化し、覚えていられないので、飛行機能力ディスプレイと各種の追加マーカーを自作しています。

第一戦は、mitsuのインストで、エンジョウさん、kawaさん、Tommyさんの4人戦となります。第一期にmitsuがBf109でコンペを勝ち抜き、主力戦闘機の座を射止めると、その後はこの傑作機を改良し、第二期でもこの座を死守します。

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その後も、四式戦闘機疾風やシュワルベなどの開発にも成功し、迎撃戦闘機の採用も勝ち取ります。

これをkawaさんが、エアラコブラ、二式戦闘機、紫電改で追いかけ、追いすがりますが、最後のコンペで寄り切られ、第二位に。

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第二戦は、mitsu・エンジョウ・BIBIの三人戦に。

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毎回、新作機を作らなくても、制式採用された優秀な機体を強化することで、複数の採用を勝ち取れると気づいたエンジョウさん。第二期にフォッケウルフを就役させると、次々とカードを使ってこれを強化。このウルトラ・フォッケウルフがなんと三度にわたり、制式採用を勝ち取ります。さらに、もっともスピードに優れた迎撃戦闘機の座ももぎ取り、圧倒的な優位に立ちます。

これに対し、mitsuもライバルと言えるP51 マスタングを投入し、ヴァリエーションで対抗しますが、あと一歩届かず。そのまま、エンジョウ社の勝利となりました。

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展開としては、とにかくカード巡りを頼りに、状況を見ながらコンペに参加するのですが、第二戦のようにスーパー機が出てくると、なかなか、対抗が難しいかも知れません。また、戦況に従って登場する敵機も、(相対的に第二期あたりまでの飛行機が低性能なこともあり)初期のスピットファイヤやF4Uコルセアがめっぽう強く、後半になるとそうでもないのがやや気になります。

とはいえ、各プレイとも1時間半ほどで楽しめますので、自分だけのオリジナル戦闘機(ジェット・マスタング、とかロケット・紫電改とか)を飛ばしたい人には、たまらないかも。せっかく、追加ポンポーネントを作ったので、もうしばらくやってみようと思います。

梅雨寒が続いていた関東ですが、ここにきてめっきり気温も上昇し、蒸し暑さが到来です。これが終われば、夏が来るぞ!と、7月初日の土曜日に、第150回ちはら会が開かれました。二週連続のため、人出が心配されましたが、いつもの常連5人衆が集まって(一つを除き)カードゲームとマルチに明け暮れました。

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先日にプレイしたアイテムと戦績は、以下の通りです。

競争試作(同人GJ)2戦
 〇mitsu26点・kawa19点・エンジョウ5点・Tommy0点
 〇エンジョウ34点・mitsu24点・BIBI0点
JUMP DRIVE(Rio Grande Games)4戦
 〇BIBI68点・エンジョウ63点
 〇mitsu65点・BIBI58点・エンジョウ46点
 〇mitsu73点・BIBI43点・エンジョウ42点
 〇mitsu56点・BIBI45点・エンジョウ32点
Ships  & Tactics-要塞決戦(グループ乾坤一擲)
 ○デラーズフリート(エンジョウ)196点!・ティターンズ(mitsu)117点・ジオン公国軍(BIBI)67点
SMALL WORLD-アンダーグラウンド(DAYS OF WONDER)
  ○エンジョウ113点・mitsu101点・BIBI73点
USAAF(World at War)
 第8空軍(Tommy)対ルフトヴァッフェ(kawa)〇

この日、唯一の「まともな」歴史シミュレーションが「USAAF」(World at War)。先週に引き続き、Tommyさんとkawaさんが対戦していました。またも、ルフトヴァッフェ(kawa)が第8空軍(Tommy)を寄り切ったようです。

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こちらも二週連続となった「JUMP DRIVE」(Rio Grande Games)。手軽にできる宇宙開発カードゲームとあって、3戦が行われました。

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元ゲームの「Race for the Galaxy」を知っているエンジョウさんは、どうも勝手が違うようで、わずかずつ間が取れず。逆に自分はこのぐらいの量がちょうどよく、先読みの種がうまく勝利に結びつきました。

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「Ships  & Tactics-要塞決戦」(グループ乾坤一擲)は、やっと揃った要塞決戦ヴァージョンをプレイしたいと、mitsuが持ち込みまして。

自分は、ティターンズでコロニーレーザーを撃つものの、2回目の充填中にゼダンの門が落ちて、使えず。代わりに、サイコガンダムMKⅡを放って、ジオン公国を攻撃。

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ジオン公国もコロニーレーザーでゼダンの門を焼き返しますが、サイコガンダムMKⅡとGP02の核バズーカを喰らって、ア・バオ・アクーが昇天。

レ-ザー兵器がなく弱いはずのデラーズフリートが、GP02の核バズーカと衛星ミサイルで、タイミングよく点を稼ぎ、なんと、二大要塞を崩壊させ、そのまま、勝利しました。ん?!陥落させたア・バオ・アクーとゼダンの門って、同じものですよね~(笑い)。

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こちらは、BIBIさん持ち込みの「SMALL WORLD-アンダーグラウンド」(DAYS OF WONDER) 。基本セットよりさらに狭くなった世界で、マミーとかカルト教団とか、怪しげな種族が土地取り合戦をします。

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この日の選択種族は、
[エンジョウ]墓場のカルト教団員-転成するアインドワーフ-寄り集まるノーム-英知あるシュールーム
[mitsu]炎のフレイム-盗むシャドウマイム-喧嘩するスパイダリン
[BIBI]儚いオーガ(笑い)-冒険家のマミー(笑い)-泥のクラーケン-漁をするウィル・オ・ウィプス

序盤、カルト教団員とアインドワーフで一気に勢力を伸ばしたエンジョウさんを、mitsuがシャドウマイムで追いかけ、スパイダリンで逆転・・・のはずだったんですが、後12点が足らず、エンジョウさんの勝利に。

8月例会の予約が取れましたので、お知らせします。みなさま、どうぞ、よろしくお願いします。

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 [日時] 8月5日(土)10:00-20:00
[会場] 菊間コミュニティセンター 1F 調理室
八幡宿駅東口から「菊間団地」行きのバスに乗車、7箇所目のバス停「菊間第3」下車
 [住所]
 千葉県市原市菊間1870番地4
http://www.kikuma-cwc.jp/
[輸送]
10時前に京成ちはら台駅からの移送を行います。移送希望者は、前日までに掲示板「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします(リンク参照)。希望者がいた場合は、京成ちはら台駅で9:55にピックアップします(京成千葉駅発9:34)。前日までに書き込みがなければ、直接、会場入りします。
http://yagi1964.bbs.fc2.com/
[参加費]
 無料
[持ち物]
ゲームとゆとりと常識

前回にBIBIさんが持ち込んでいた「SF3D」(HJ)ですが、自分も掘り出してソロを始めてしまい・・・。そう、この頃は「SF3Dオリジナル」だったんですね!

戦闘解決が2つのダイスを目を掛け合わせるというタイプで、ちょっと取っつきにくいですが、ルール自体は極めてシンプル。PKAとAFSの激しい射撃戦やホルニッセやファルケといった航空攻撃もそれらしくてよし!希望があれば、次回に持ち込みます。

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最後にちょっと、残念なお知らせが・・・ここ数年、使い勝手がよく、会場にしてきた菊間コミュニティセンター。10月から料金の改定が有り、ちはら会の規模だと継続使用が難しくなりました。

現在、隣接する千葉市緑区で可能な場所を探しています。詳細は、「さよなら菊間CC」記事でお知らせします。

この日、最後にプレイされたのが、もう一つの空戦ゲーム「KOMET!」(CMJ)です。

フライトシミュレーター系が極めて苦手なため、購入を避けてきたのですが、「このシミュゲ」の原稿代代わりに現物支給でいただきまして。三次元が苦手な自分には無理だろうなと、ルールをめくったところ、おお、これは二次元だぁ!早速、ソロをしてみたところ、これが面白い!と例会に持ち込みました。

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システムは非常に簡単で、航空機は直進か旋回しかできません。当然、直進の方が移動力は大きいのですが、敵の背後につくには当然、旋回が必要になります。移動力は、馬力チットを引いてきて、各航空機の修整値を足すだけ。こんな簡単なのに、メッサーシミットはメッサーシミットらしく、マスタングはマスタングらしく、機動するから、あら不思議。

射撃は、敵機の背側面のアークを取った機体のみが行えます。概して、真後ろなら1/3で損傷、1/3で撃墜。側面なら、1/3で損傷、1/6で撃墜です。

お相手は決してSLGが獲物ではないBIBIさんでしたが、3分のインストで即プレイ開始。まずは、P47(BIBI)対Bf109(mitsu)の4機同士の対決です。

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序盤、今ひとつ、感覚をつかめていないBIBIさんのP47を、mitsuの高速Bf109が迎撃します。必殺の高速攻撃は、見事にコックピットを直撃し、一撃でこれを撃破します(dr6)。

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と、この攻撃にP47の僚機が食いつき、さらに敵の僚機が追いかけるという、めまぐるしいドッグファイトに。

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その後、両軍とも巴戦を展開しますが、P47はなかなか射撃ポジジョンを取れず。Bf109は度々、攻撃を加えるものの、厚い装甲板に阻まれ、打撃を与えられず。

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勝負は第3ターンにつきました。損傷したBf109を追って、背後を取ったP47の射撃は惜しくも外れ。この隙をついて、別のBf109がそのP47を捕捉します。至近距離から放たれた射撃は、またも撃墜!高速を生かしたBf109が、重装甲高火力のP47を圧倒しました。

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第二戦は、上級ルールの特殊機動を取り入れて、P51(BIBI)対Fw190の戦いです。特殊機動と行っても、スピードチェック時に★マークのチットを引くと、1枚、特殊機動チットを手に入れ、任意のタイミングで使うというだけのシンプルなシステムです。

序盤、この特殊機動チットが、なぜかアメリカ軍に集中します。背後を取ったフォッケウルフが射撃をしますが、難なくシザーズで躱され、効果なし。

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逆にヨーヨーや急旋回でフォッケウルフが追い込まれ、2機が損傷するピンチに。

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と、第2ターン、耐えに耐えていたドイツ軍に転機が訪れます。ついに、特殊機動チットを獲得。これが、シザーズや急旋回など使えるもので、早速、逆襲に転じ、P51の背後を取ります。この射撃が見事にヒットし、わずか一撃でマスタングを撃墜します。

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こうなると、数を生かしたFw190が巧みなチーム機動で、P51を追い込んでいきます。P51もブレイクなどを多用し、必死に逃げ切りを計りましたが、さすがに多勢に無勢で側面射撃をコックピットに受けて、ジエンド。ドイツ軍の連勝となりました。

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時間があれば、もう一戦行っていただろう、楽しいドッグファイトでした。まだ、表題のコメートやシュワルベ、B17なども出てきていないので、ぜひ、再戦したいものです。

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