歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2018年01月

B級疲れの処で、ちょっと休息と(?)水戸爺さんと「シン・関ヶ原」(GJ) を対戦しました。水戸爺さんが初対戦と言うことなので、自分が西軍を担当します。

序盤、大名家の参戦を急ぐ東軍に対し、西軍は宇喜多・石田・大谷・小西を持って、美濃以西の拠点を全て墜としてしまします。

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これにより、早くも第4ターンに、3枚のカードを回せる「豊臣秀頼」を獲得します。

あとは押せ押せとばかりに、このターンに敵の拠点-尾張に進入し、東軍の外様大名を攻撃し、大きな成果を上げましたが・・・。

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第5ターン、この危機に徳川家康が尾張決戦に参入。しかも2枚のカードを仕込んでおり、突入と同時に攻撃を仕掛け、流れを取り返します。

西軍も秀頼を使って連続攻撃を狙いましたが、カードの圧縮が遅れたために、尾張在地の大名家のカードが来ず。あれよ、あれよ、と東軍が盛り返し、第7ターンに第4次尾張決戦が終わった時点で、西軍の主力は石田三成に、嶋左近、宇喜多秀家を残すのみに。

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最終第8ターン、這々の体で石田勢を撤退させた西軍は、VPによる勝利に切り替え、家康主力に対し、足止め部隊を投入し、時間を稼ぎます。これにより、なんとか支配VPで上回った西軍が勝利しました。

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今回は水戸爺さんが初参戦だったので、ギリギリで勝利できましたが、次はこうはいかないでしょうね~。う~ん、やっぱり西軍は、面白いけどつらいなぁ~。

この日のメインディッシュは、茨城会常連の水戸爺さんと約束していた「リアルバトル」(TDF)です。前回のちはら会で練習プレイをしたもので、今回はルールに慣熟した「正規戦」になります。

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ちなみに、今回のために独自のサマリーを作成し、機体から武装、ATシートまで、全てのカードをパウチ。ユニットはツクダ製の「バトリング」(TRPG!)から援用していますが、オーデルバックラーなど載っていないATは自作しました。作業中のBGMは、もちろん、「炎のさだめ」♪炎の匂い、しみついて、むせるゥ~でした。 

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第1戦は、S2のスコープドック同士の戦いで、その名の通り、ヘビーマシンガンを使用する「リアルバトル」です。01号機が水戸爺さんで、07号機がmitsuになります。戦場は、障害物が多く、射線が通りにくいバトリング会場です。

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第1ターン、両陣営はローラーダッシュで中央部へ前進します。

第2ターン、敵01号機はピックターンで右向きに換えると、速度を上げて突進します。07号機もこれに合わせ、左にシフトします。

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両機が接触したのが、第3ターンでした。高速のまま、盤端の通路を駆け抜ける敵01号機に対し、07号機が障害物の隙間から覗いた一瞬を見逃さず、ヘビーマシンガンを放ちます。距離6へクスでしたが、射撃に3PPをつぎ込んでいたのが幸いし、1発が命中し、2ダメージを与えます。

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第4ターン、01号機はそのまま直進し、障害物の影から敵側面に射撃を試みますが、手前の建物に当たって、射線が通らず。これに気づいた07号機は、斜行して接近しながら距離4へクスで反撃をします。これが見事に3ヒットし、敵機体に5ダメージを与え、大破させます。一発は急所に命中しましたが、こちらはdrに恵まれ、パイロットは無事です。

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第5ターン、01号機は大破でよろめく機体の制御に手一杯で、攻撃態勢に入れず(武装の射界外)。これを見越して、完全停止し狙いを定めていた、07号機のヘビーマシンガンが至近距離から火を噴き、5ヒットを与え、勝負あり。

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第2戦は、別の機体を選んで、1機同士の戦いとします。戦場は、所々に灌木が点在する荒地です。両陣営が選択した機種と武器は、以下の通りです。
 水戸爺…ストロング・バックス(2連小型ミサイルランチャー/FCS/ペンタトルーパー)
 mitsu…ファッティ陸戦型(6連ミサイルランチャー/FCS/ハンディロケットランチャー)

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第1-2ターン、両軍は少ない障害物を利用しながら、徐々に接近をします。ファッティが中速で前進するのに対し、ストロング・バックスは機体を制御しながら、かなり慎重に前進します。

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第3-4ターン、障害物を挟んで、両機は慎重に距離を詰めましたが・・・。

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第5ターン、ストロング・バックスが思い切って、障害物の背後に進んだところで、これを読んでいたファッティが前進して、ドンピシャで射界に収めます。至近距離から放たれたロケットランチャーが敵の機体を包み込み、一気に12ダメージ!まさにAT同士の勝負は一瞬でした。

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水戸爺さんもだいぶ習熟してきたところで、第3戦は、同じ機体で武装を入れ替えての対戦です。
 水戸爺…ストロング・バックス(ショートマシンガン//FCS/スモークチャージャー)
 mitsu…ファッティ陸戦型(6連ミサイルランチャー/パイルバンカー/FCS/ハンディロケットランチャー)

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第1-2ターン、両機は障害物を利用しながら中央付近に近づきます。

と、ここで、第3ターン、ストロング・バックスが果敢に飛び出し、ショートマシンガンを放ちます。が、距離があったため、はずれ。

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対するファッティも、ロケット6発を一斉に放ちます。威力15(!)という高火力なので、当たれば一撃で勝負が付いていたかもしれませんが、敵が防御3PPを使用していたため、惜しくも外れ。

第4-5ターン、近距離となった両機は、必死に右方向(右手の武装の射界)に回り込みながら、武装を乱射します。距離が縮まったことで、ストロング・バックスのショートマシンガンの命中率が飛躍的に上昇(9以下で命中)しましたが・・・水戸爺さんのdrが10以上(!)と酷すぎ、悉く外れ。おお、sawadaさんばりの「不運の魔術師」ぶりです(笑い)。

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対するファッティは、ターンピックがないため、旋回に苦労しながらも、ハンディロケットランチャーを一発当てます。さすがにロケット弾の威力は高く、ストロング・バックスの厚い装甲を破って4ヒットを与えます。ストロング・バックスは、予備の行動ポイントを使い切って、なんとか転倒せずに踏みとどまります。もし、倒れていたら、ファッティのパイルバンカーが炸裂するところでした。

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第6ターン、持ち直したストロング・バックスは、右側面の至近距離から、ついに命中弾を出します。H級のファッティでも厳しいところでしたが、その命中箇所は・・・あろうことか、シールド(装甲値7)!どんだけ、不運なんでしょう(笑い)。

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が、さすがに命中弾が出て、近距離での旋回戦では分が悪いと判断したファッティは、速度を上げると、離脱を試みます。

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第7ターン、が、これが徒になりました。ストロング・バックスは巧みに機体を操ると、障害物の背後に逃げ込もうとしたファッティを捕捉。背後から放たれたショートマシンガンが、次々とファッティに命中(3発)します。そのうちの一発が急所を貫通し、パイロットが即死!度重なる不運を乗り越え、水戸爺さん、ついに勝つ!!

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十分に面白さがわかってきたのですが、さすがに三戦すると頭がウニになったので、しばし、休憩で、別ゲームを。例会の後半に、再び、ウドの町に舞い戻ります。

第4戦は、シナリオからS5「ファンタムレディー」です。いわゆる素体ことプロトワンとキリコの初対決を描きます。まだ、この頃は、フィアナではなく、プロトワンなんですね~。
 水戸爺…スコープドック(ヘビーマシンガン)
 mitsu…ブルーテイシュドック(内蔵ガトリングガン)

第1-2ターン、街路に沿って両機は前進をします。第2ターンが終わった時点で、スコープドックは隘路に隠れて、敵の接近を待ちます。

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第3ターン、先に仕掛けたのは、プロトワンでした。高速を維持したまま、「すばらしい反射神経と制御能力」(byキリコ)で強引に斜行をかけ、そのまま、スコープドックに内蔵ガトリングガンを撃ち込みます。が、さすがに相対速度の大きさから、命中せず。キリコも反撃でアームパンチを繰り出しますが、これも同様にはずれ。

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第4ターン、すれ違ったブルーテイシュドックに対し、スコープドックが隘路から飛び出して、ヘビーマシンガンを撃ち込みます。このうちの1発が背後に命中し、3ダメージを与えます。

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その後、両機は狭い街路で、高速のジグザク回避とピックターンによる急速旋回で、激しい攻撃を繰り返します。ブルーテイシュドックが強力無比なクローアタックをかけ、間一髪でスコープドックが躱すと、反撃でヘビーマシンガンを至近距離で発射。が、7PP(!)を回避に廻していたPS専用機は、難なくこれを躱します。

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第6ターン、ブルーテイシュドックが放ったガトリングガンが、キリコの機体を捉え、2ヒットを与えます。間髪入れず、隣接へクスから次の射撃を見舞いますが、今度は10以下命中にもかかわらず、異能者の能力か、まさかのはずれに。

勝負を決めたのは・・・直後にキリコが放った重機関銃の一撃でした。命中率5以下にもかかわらず、なんとピンゾロ!(やっぱり、異能者!)3発の命中弾が装甲を貫通し、パイロットを直撃。ああ、プロトワンは、フィアナと呼ばれることなく戦死。いかん、物語が変わってしまった?!(笑い)

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最終戦の第5戦は、複数機の使用のできるS3「チームバトル」です。両軍とも、2機ずつのスコープドックが登場し、それぞれ、ベテラン(行動PP7)と一般兵(行動PP6)が搭乗します。
 水戸爺…ヘビーマシンガン装備(一般兵)/ソリッドシューター(ベテラン)
 mitsu…ヘビーマシンガン装備(ベテラン)/ソリッドシューター(一般兵)

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第1-2ターン、両陣営はベテランパイロットを先導に、バックアップ体制を取りながら、接近をします。

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最初の接触は、第3ターンでした。水戸爺陣営のベテラン搭乗のスコープドックに対し、mitsu陣営の2機が攻撃をかけましたが、敵が十分に防御PPを割り振っていたため、ヘビーマシンガンの1発のみの命中(1ダメージ)になります。

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第4ターン、最前線の敵スコープドックは、接近戦でアームパンチを繰り出します(2ダメージ)。mitsuのベテラン機も、予備の行動PPを使用して、なんとか転倒を免れます。

が、ローラーダッシュの勢いは止まらず。そのまま、ベテラン機同士が相対速度5で激突します。結果、敵のベテラン機は3ダメージを、mitsuのベテラン機は1ダメージを受けます。

そのよろめいたベテラン機に両軍の援護機が射撃を行い、ともに大破に。しかも、水戸爺陣営のベテラン機は、転倒してしまいます。

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第6ターン、いまだ、立ち上がれない敵のベテラン機に対し、mitsuのベテラン機がヘビーマシンガンでとどめを刺します。

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2対1の不利な状況に、水戸爺の一般兵は後退をかけ、隙を見つけ出そうとしますが、その前にmitsu陣営の2機が素早く展開し、離脱を許さず。

第9ターンに、ソリッドシューターが見事に敵の生き残りに命中し、大破転倒。もはや、勝負有りと言うことで、mitsu陣営の勝利となりました。

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いやー、一日で延べ5戦となり、十分にボトムズの世界を堪能できました。実際、内容はツクダばりのかなり精密なもので、リアルな反面、慣熟までそれなりに手間がかかります。が、TDFの特徴として、記入型プロットを廃し、丁寧に作り込んでいる(デベロップしている)ので、この精度にしてはきわめてプレイしやすいです。

一度、慣れれば、ルールブックにあるとおり、1人2機程度までは普通に扱えます。むしろ、2機以上を使った方が、戦術的選択肢も広がって、面白さが増します。

ただ、いくつか、気になる点もあります・・・例えば、衝突は望めば確実にできるので、高速で多数機をキリコにぶつけて、消耗・撃破することが可能とか(dr次第で)。今回は紳士協定で、可能な限り、衝突を避けるようにしましたが、衝突の実施判定をして、失敗したら、転倒するなどが有効かも知れません。

<オリジナル改良その1-衝突成否判定> 
・意図的に衝突を行う場合、成否判定をして、成功したら衝突となる。失敗したら、フェイズ側は、転倒判定をしなければならない(転倒せずに移動力が残っていたら、通り抜ける)。
・基本は、起立判定に準ずる。追加のdr修整として、未使用行動ポイント(4項目に割り振っていないPP)を使用できる(攻撃側-防御側の順に宣言し、1PPに付き、±1)。

また、ミサイルポッドなど、使用済みの装備をパージする規定がないので、以下のようにしてみました。

<オリジナル改良その2-武器の放棄> 
・行動フェイズに、任意の武器1つにつき、2行動PPを使用することで、その武器をパージできる(武装の合計重量を変更できる)。

まだ、クメン編やサンサ編、OVAの秘密結社系統など、未使用の機体も多いので、しばらく遊べそうです。各陣営2名(4機体)を扱ったフルシナリオも、ぜひ、やってみたいです。

茨城会のstr会長さんもボトムズ好きと聞いたことがあるので、ちはら会選抜チームと看板をかけて、一戦、行きましょうか?!(笑い)こちらは、もちろん、ブラッドサッカー機によるレッドショルダーにて・・・。

先日、今年初めての千葉会に、行ってきました。昨年はいろいろと制限があったので、7月以来、実に半年ぶりの参加です。今年は茨城会を含め、可能な限り、参戦したいと思います。

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会場入り後、続々と人が集まってきまして。シモニッチ最新作の「Holland'44」を軍神さん一行が、二日かけて対戦。

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こちらは、おなじみのトラトラ。yagiさんにトンでもブラウンさん、Das Reichさんと、メンツもおなじみでした。

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自分は、茨城会の水戸爺さんと約束をしていたB級と戦国ものを対戦しました。先日、対戦したアイテムと戦績は、以下の通りです。

リアルバトル(TDF)5戦(!)
 第1戦 S2  リアルバトル
     〇スコープドック(mitsu)対スコープドック(水戸爺)●
 第2戦 〇陸戦型ファッティ(mitsu)対ストロングバックス(水戸爺)●
 第3戦 ●陸戦型ファッティ(mitsu)対ストロングバックス(水戸爺)〇
 第4戦 S5 ファンタムレディ
     ●ブルーテイシュドック(mitsu)対スコープドック(水戸爺)〇
 第5戦 S3 チームバトル
     〇スコープドック×2(mitsu)対スコープドック×2(水戸爺)●
シン・関ヶ原(GJ) 〇西軍(mitsu)対東軍(水戸爺)●
COUP REBELLION(Indie Boards & Cards, La Mame Games)3戦
  〇かみ・〇山田・〇Wil・mitsu

イメージは終了間際にプレイした「COUP REBELLIO」(Indie Boards & Cards, La Mame Games)です。グァテマラで頻発したクーデターをモチーフにした、ダウト系のゲームです。

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各プレイヤーにはHPを兼ねたキャラ2名が秘密裏に配られ、それぞれ、特殊能力を使用できます。が、この時、別のキャラを語って、その能力を使用することもできます。これが怪しいと思ったら、ダウトをかけることができるのですが、失敗すると(本物だったら)ダウトを宣言したプレイヤーのキャラ1名が死亡します。

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これ以外でも一定の金が手に入ると、無条件で1名をパージできるクーデターを起こせます。当然、最後までキャラが生き残ったプレイヤーが勝利します。

このため、ゲームの展開は非常にスピーディーで、1ゲーム当たり、およそ5分から10分で終了します。

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今回は、所有者のかみさんに、Wilさん、途中から山田さんも参戦し、疑心暗鬼の楽しい4戦となりました。勝敗は、自分以外の3名がそれぞれ1勝でした。

開催まで2週間となったので、2月のちはら会のお知らせをします。厳冬の時期ですが、みなさまの参加をお待ちしています。

[日時]2月3日(土)9:00-20:00
[会場]おゆみ野公民館 1F 第2会議室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識

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今回は、八街で「ボードゲームひろば三楽堂」を開いている店長さんから、初参加の申し出がありました。なんでもマンシュウさん経由で、ご紹介いただいたようで。第三帝国の将軍たちの出世競争ゲーム「国防軍の夜]をお持ち込みいただけるとのことです。

続いてこちらは、前回のちはら会に引き続き、昨日、千葉会で対戦したばかりの「リアルバトル」(TDF)。茨城会の水戸爺さんと、なんと5戦もしてしまいました。

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ツクダばりの精密戦闘級なので、習熟まで少しかかりますが、さすがTDF製だけあって、十分にプレイヤーサイドに立って、練り込まれています。慣れれば、一人2機は操れるので(むしろ、その方が面白い)、ご希望の方にはインストしますよ~。夢は、2人対2人のチーム対抗のサンサ戦だぁ!

B級熱が高まっているついでに。kawaさんから希望があった「ラウンドヴァーニアン」(ツクダ)を準備中なんですが・・・なんと3次元慣性機動!ただでさえ、面倒なツクダで、かつ、このゲームでは「操作の不確実性」が取り入れられており、ほんとにできるのかと、疑っています。とりあえず、2次元からでしょうね~。

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いずれにしろ、時間がかかりそうなので、とりあえず、時期もののスターウォーズから「ホス-帝国の逆襲」でも持って行きます。こちらも多少の手間はかかりますが、ツクダ製にしてはシンプルな作りで、2時間もあればいけそうです。ATATは、やはり格別です。

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で、例会の最後に、BIBIさんをお誘いして、最強デッキ-イデオンが手に入った「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)を対戦します。陣営は、バッフクラン(mitsu)対イデオン(BIBI)です。

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序盤、重機動メカの攻撃で順調にスコアを伸ばすバッフクラン(mitsu)に対し、イデオン(BIBI)は全く動かず。それもそのはず、イデオンゲージをあげるのにも、イデオンの出撃にも欠かせないパイロットが全く来ず。ここぞとばかりに、バッフクランはソロシップに準高速ミサイルを連射したり、ガンドロウの配置を行ったりします。

そして、中盤に満を持して、ガンドロウを発射!エネルギー充填をしたこともあり、ソロシップと2列の艦船に各11ダメージを与えます。

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さらに、4ターン後に、再び、ガンドロウを斉射!準高速ミサイルと重機動メカの空襲で被害を受けていたソロシップは、撃破寸前になります。

もはや、待てないイデオンは、モエラのみを載せて対艦攻撃に出撃しますが・・・3機の戦闘機の連続攻撃を受けて、なんと(一時的に)破壊されてしまいます(山札に入ってシャッフル)。

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皮肉なことに、ここにきて、大量のキャラがきたものの、肝心のイデオンが来ない!やむなく、ソロシップ撃沈でも引き分けに持ち込もうと、ベスとカララをソロシップに配置して「メシア受胎」を狙いましたが・・・。

そうはさせじと、バッフクランは、ダラムの乗ったガンガルブとギジェの乗ったザンザルブを含む4機を出撃させ、ソロシップを狙います。半数が撃墜されたものの、激しい対空砲火をかいくぐり、2機が攻撃に成功し、ソロシップを撃沈!

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バッフクラン、ついに勝つ!ガンドロウと重機動メカのコンボによって、はじめてイデオンデッキに勝利することができました。

ちなみに、この前に、地球連邦軍0083(エンジョウ)・地球連邦軍(BIBI)・エゥーゴ(kawa)の連邦軍対決(笑い)があり、味方ごと、ソーラレイをぶっ放した地球連邦軍0083(エンジョウ)が勝利したそうです。

今年も、ちはら会では「Ships  & Tactics」祭りが続きそうです。今度は、初のトーナメントでもいってみましょうか?

もう一つのB級アイテムは、BIBIさんの持ち込んだ「リアルバトル」(TDF)です。質の高い自作ゲームを制作しているタチバナ・デザイン・ファクトリーの一作で、自分もゲームマーケットで購入したのですが、ここまで未プレイでした。

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スコープドックに始まり、ファッティーやベルセルガ、ストライクドックに、OVAのオーデルバックラーまでデータ化されています。また、システムは、マーカーを使った簡易プロットで、読みと偶然をプレイアブルに表現しています。「オーラファイター」よりは複雑ですが、慣れれば3機くらいまでなら、何とかなるかも。

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両者とも初プレイで、BIBIさんのインストで対戦です。シナリオはその名の通り、スコープドック同士の銃器を使用した「リアルバトル」となります。なお、ユニットは、BIBIさん秘蔵のミニチュアです。

序盤、両機は加速しながら、障害物を躱しながら接近します。システムになれていないので、障害物に衝突しないよう、加減速にばかり、気を遣っています(まさに、若葉マーク!笑い)。

第3ターン、機動になれ始めたmitsuのスコープドックが、障害物の影から飛び出します。読み通り、射界に入ったBIBI機を捉え、ヘビーマシンガンを放ちます。速度修整がついていたので、7以下の命中でしたが、drに恵まれず、はずれ。

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と、第4ターンに、予想外の事態が起こります。前のターンに移動力(加減速)をプロットするのですが、こんなに早く敵が近づいてくると思わなかったBIBI機は、ストップすることができず、「心ならずも」mitsu機の目の前に。

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こうなりゃ、白兵戦だと、アームパンチを繰り出したところ、防御を想定していなかったmitsu機に見事に命中!(前ターンに防御ポイントを割り振っていなかった)しかも、当たり所がよく、装甲の薄い「急所」に命中し、一気に8ダメージ!(残り4ダメージでスクラップ)

アームパンチは衝撃弾扱いのため、転倒チェックが必要となります。そのままなら、ほぼ確実に転倒だったので、やむをえず、mitsu機は少ない行動ポイントをつぎ込んで、なんとか踏みとどまりましたが・・・。

バランスを崩していたmitsu機は、よろめきながら前進し、「心ならずも」BIBI機と衝突に。再び、被害判定で1ダメージずつを受け、両者とも転倒チェックとなります。余力のあるBIBI機は踏みとどまれましたが、へろへろのmitsu機はそのまま、仰向けに転倒します。

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第5ターン、BIBI機は速度を落とすために減速-3をプロットしていましたが、衝突で速度が0になったので、「心ならずも」全速後退することに(笑い)。と、距離が空いたので、ヘビー・マシンガンを取り出すと、倒れて動けないmitsu機に発射!当然、避けられるはずもなく、mitsu機は鉄の棺桶になりました、とさ。

う~ん、お互い、初プレイだったので、システムに翻弄されて、止まりたくとも止まれない珍事が連発。この偶然は、図ったかのようにBIBI機に作用し、オンサイドゲームになりました。ああ、今流行りの自動ブレーキシステムさえ、あったら!!(西暦7000年なのに、笑い)

なんかボトムズというより、初心者マークの自動車事故のような展開でした(笑い)次回は、ぜひ、ソロ演習をしてから「無事故・無違反」で臨みたいと思います。

(こちらも、カメラの保存ミスにより、写真はBOXアートだけです)

午後になり、全員が揃ったところで、ちはら会の常連さんたちで「Wizard's Quest」(AH)をプレイしました。Tactics誌に掲載された、追加シナリオ「マルノン物語」からS1「最初の人々」です。

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その名の通り、「Wizard's Quest」の時代を遡り、人間側がマルノン島に入植を始めた時期を扱います。人間側は海辺の城と隣接地を支配し、それ以外はオークが占めています。勝利条件はオークが消滅しターンに、最も多くの土地を持つプレイヤーの勝利に。よって、前半は全員でオーク狩りに精を出し、終盤になるとプレイヤー間の戦争や駆け引きが起こるようになります。

なお、ドラゴンは通常通り、健在で、調停者はおらず、代わりに「流しの魔術師」が登場します。また、各プレイヤーの魔術師は、はじめは登場せず、いずれかの城を攻略すると無償で手に入ります。

ルール説明の後、赤(エンジョウ)・青(mitsu)・緑(BIBI)・黄(kawa)の4色でスタートします。

序盤、リードをしたのは、赤(エンジョウ)。中央に向かって勢力を伸ばし、オークの城を攻略し、魔術師を手に入れます。その後も順調に領土を拡大し、中盤にははや10カ所を越えます。それに、やはり辺境を拠点にした青(mitsu)が続きます。

不運だったのは、若い番号の領土を持つ、黄(kawa)と緑(BIBI)です。オークジェネレーションが集中した上に、オークがより若い番号を初めに襲うことから、領土が波状攻撃を受け、兵力が衰退。それを取り戻すことに忙殺されます。

緑(BIBI)のあるエリアに至っては、主力がいたにもかかわらず、2回のオークの襲撃とドラゴンの襲来(!)が来て、全滅に。兵力の再建で時間が取られます。

中盤から終盤にかけて、絶え間ないオーク狩りにより、敵はあとわずかに。こうなると、誰が勝利できるかですが、終盤にさしかかった時点でのポイントは、一点差ながら、赤(エンジョウ)がリード。
 赤(エンジョウ)11点・青(mitsu)10点・緑(BIBI)9点・黄(kawa)7点 

と、ここで、青(mitsu)に隣接する赤(エンジョウ)エリアに、ドラゴンが来襲。チャンスはここしかない!青(mitsu)はヒーローを国境に派遣すると、ドラゴン狩りの名目で、そのまま、赤(エンジョウ)エリアに侵攻します。これでポイントは逆転し、あとは最後のオークを狩れば勝利のはずでしたが・・・。

ここに来て、復活の緑(BIBI)がオーク狩りで、青(mitsu)とポイントで並びます!そのままだと、緑(BIBI)と青(mitsu)の合同勝利に。思案に思案したあげく、青(mitsu)はあえて単独勝利を狙って、オークを滅ぼさずに、緑(BIBI)の領土を削ります。

最終ターン、ドラゴン襲来と領土拡張が行き詰まった黄(kawa)の動向、そしてプレイ順が、ゲームを決めることに。まず、最強のドラゴンが飛来したのは・・・赤(エンジョウ)エリア!これで、脱落かと思いきや、ドラゴンの食欲が低く(dr2)、1ユニットが生き残って、首の皮1枚で希望をつなぎます。

続いて、領土拡張が行き詰まった黄(kawa)が侵攻先に選んだのが、緑(BIBI)でした。これにより、1ポイントが減った緑(BIBI)は、取り返すべく、青(mitsu)領に進攻。これで、青(mitsu)・赤(エンジョウ)・緑(BIBI)の全員が11点で横並びに!

これ以上ゲームを長引かせたくない青(mitsu)は、最後のオークを攻略し、再び、単独12点とリードします。

そして、最後のプレイヤーとなったのが、赤(エンジョウ)でした。全ての増援を南部に集結させると、青(mitsu)エリアの攻撃に移ります。数で勝る赤ヒーロー対drに有利な青魔術師の決戦は・・・赤(エンジョウ)の勝ち!これにより、獲得領土数が変更になり、赤(エンジョウ)の大逆転勝利となりました。
 赤(エンジョウ)12点・青(mitsu)11点・緑(BIBI)11点・黄(kawa)10点 

ああ、面白かった!シンプルでかつ適度なランダムイベントがあり、プレイヤーの読みと運がうまく連動した展開となりました。それでいて、長くても90分程度で終わるプレイアビリティ。やっぱり、このアイテムは面白いです。追加シナリオの「マルノン物語」も後5つあるので、ぜひ、残りもプレイしてみたいものです。

(カメラの保存ミスにより、写真は1枚だけです)

今回の例会は、懇親会もあったので、9時スタートにしました。朝一で駆けつけてくれたのが、10月に初参加だった多摩武蔵守さんです。とりあえず、軽く作戦級を、ということで、ご希望の「ハリコフ攻防戦」(CMJ)をプレイしました。陣営は、ソ連軍(mitsu)対ドイツ軍(多摩武蔵守)です。

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序盤、ドイツ軍はオーソドックスにハリコフ防衛に歩兵師団を向かわせます。となれば、ソ連軍の作戦は南部鉄道線へのラッシュとなります。予定通り、3ターンにドネツ河を渡り、南および西への浸透を開始します。

これに対し、ドイツ軍が取った策は、南部の増援を投入した積極反撃です。随時、登場する装甲師団を次々にドネツ河の渡河点付近に差し向け、激しい乱戦となります。予測していなかったソ連軍は、当初は1個旅団を包囲されるなど配置ミスがありましたが、ここでの消耗戦なら上等と、こちらも機甲部隊や歩兵師団を投入して、真っ向から受けて立ちます。

となると、当然、ドイツ軍の南部が薄くなるわけで・・・ソ連軍は第3ターンの増援を全てこちらに回し、兵力密度が薄い敵戦線を高比率攻撃と巧みな戦闘後前進で、次々と突破していきます。

ドイツ軍は縦深戦線も引けなくなり、ソ連軍はラッシュに次ぐラッシュで、第4ターンには鉄道支援の切断に成功します。

一方、ハリコフは、回り込んだ一部のソ連軍の部隊が、市街地に居座ります。こうなると、ドイツ軍は強力なSS装甲擲弾兵師団を投入せざるを得なくなり、南部戦線のイニシアチブは変わらず。

第7ターンには、南部を突破したソ連軍が、主鉄道線に到着し、そのまま、押し込み続けます。消耗著しいドイツ軍は、もはや、戦線維持にさえ、苦労するようになり・・・。

また、唯一の希望だったSS装甲擲弾兵師団群は、中央逆突破までしたものの、兵力不足で逆包囲され、2個師団が壊滅。最後まで拘ったハリコフも落とせず。

最終的には、ほとんどの歩兵師団と6個師団相当の装甲部隊が壊滅し、終了。70点対37点と、ソ連軍の勝利になりました。

これまでは、ドイツ軍が初期配置の歩兵師団を中央に投入し、二重戦線で中央から南部を支えながら、SS装甲師団が到着次第、反撃というのが、新定石でした。が、いっそ、鉄道線を放棄し(増援へクスは確保)、効率よい戦線を引いて、早期反撃という手もあるかも知れません(ソ連軍の大量出血を狙う手か)。が、そうなると、南部都市の奪還は厳しく、ゲーム的には(VP的には)やっぱりソ連軍が有利でしょう。が、マンシュタインなら、兵力の維持と猛烈な打撃を選んだでしょうね~。

この冬一番の冷え込みとなった土曜日に、第156回ちはら会が開かれました。直前までオファーがなく、こりゃ、初の流会かと思いきや、常連のkawaさん、エンジョウさん、BIBIさん、3ヶ月ぶりの多摩武蔵守さん、遠路はるばる茨城会のにしさんが参戦し、無事に開催できました。みなさん、ありがとう!!

で、肝心の写真を誤って半分ほど削除してしまい、後半の雰囲気だけでもご覧ください。

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先日にプレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。

ハリコフ攻防戦(CMJ)ドイツ戦車軍団 2戦
 〇ソ連軍(mitsu)対ドイツ軍(多摩武蔵守)●
 〇ソ連軍(にし)対ドイツ軍(多摩武蔵守)●
シン・関ヶ原(GJ)2戦
 〇東軍(kawa)対西軍(エンジョウ)●
 〇東軍(エンジョウ)対西軍(kawa)●
Wizard's Quest(AH)追加シナリオ1「最初の人々」 〇赤(エンジョウ)・青(mitsu)・緑(BIBI)・黄(kawa) 
Ships  & Tactics(グループ乾坤一擲)2戦
 〇地球連邦軍0083(エンジョウ)・地球連邦軍(BIBI)・エゥーゴ(kawa)連邦軍対決編(笑い)
 〇バッフクラン(mitsu)対イデオン(BIBI)
リアルバトル(TDF)シナリオ2
 〇スコープドック(BIBI)対スコープドック(mitsu)●

イメージは、ちはら会恒例のお年玉。持ち寄ったゲーム関係のグッズを、dr順に持ち帰るロンダリング企画。今回は、一番を引いたkawaさんが、BIBIさん提供の「砂漠の嵐作戦」(天下布武)をゲットし、mitsuがそのkawaさん提供の「South Mountain」(West End Games) をもらい受け。最後に、mitsu持ち込みの「アルデンヌの霧」(アドテクノス)をにしさんが持って帰りました。

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「もらったゲームは、必ず、AARをアップすること」と決まり(うそ)を披露しました。よって、近いうちに茨城会で、アルデンヌ攻勢が見られるはず?!

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こちらは、自分が獲得した「South Mountain」(West End Games)。御大リチャード・バークがデザインの旅団規模ゲームで、難易度は「薔薇戦争」(AH)並みですが、初プレイだと6時間はかかる(!)とのこと(箱裏に書いてあるゾ)。だいたい、アンティータムの前哨戦といっても、どこの戦い?なんとか死蔵にならないようにしたいなあ~。

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エンジョウさんがkawaさんにインストした「シン・関ヶ原」(GJ)。面白いゲームですが、西軍がかなりつらく・・・ともに東軍が、勝利していました。

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最後は、BIBIさん持ち込みの「STRAFIGHTER BATTLE BOOK」(West End Games)。スターウォーズの空中戦を描いた対戦型ゲームブック(イラスト)です。イデオンに始まり、ガリアンに、リアルバトルに、このアイテムと、今年のちはら会はB級満載です。ちなみに、kawaさんからは「ラウンド・バーニアン」(ツクダ)のオファーも来ています(ホントか?!笑い)。

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ガリアンでツクダ疲れ(?)した頭を休息させようと、続いてイデオンデッキが発売されたばかりの「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)を対戦します。HAさんが話題のイデオンデッキで、mitsuは当然、バッフクラン陣営で迎え撃ちました。

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第1ターン、イデオン側にキャラがいないことがわかり、これなら行けるかもと、バッフクラン陣営は、重機動メカの先制でゴーリキーを撃沈します。手札を消費していけば、そのうち、ガンドロウが来るはずと目論んでいましたが・・・。

第2ターンに、いきなり、2人のキャラがきて、イデオンが発進。バッフクラン陣営は、重機動メカや戦闘機はあったものの、パイロットがおらず、これだと一斉射撃の餌食になるばかりなので、攻撃を控えます。すると、イデオンは悠々と艦隊に迫り、パンチ一発(!)でサディザンを撃沈します。

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早くパイロットかガンドロウさえ来ればと待ちわびますが、デッキの女神は微笑まず。逆に、イデオン側に、一気にベスやカララ、ジョリバに、モエラ、ルウまで、多数のキャラが来て、早くもイデオンゲージがレベル3に。

と、ここでソロシップが、特殊攻撃「流星」を発生させます。山札から2枚のカードが捨て札になるのですが、ああ、なんと流星がガンドロウを直撃!バッフクランの頼みの綱が消滅してしまいます。多数のカードの中から、ピンポイントでガンドロウを吹き飛ばすとは、これがイデの力なのか?!

これに勢いを得たイデオンは、飛ぶ鳥落とす勢いで、最終兵器の波動ガンをぶっ放します。その回数は・・・なんと、4回!過去最高の3連射をあっけなく抜き去り、波動ガン・レコード(?)を打ち立てます。当然、こんな化け物に対抗できるわけもなく、バイラルジンはじめ、10隻の艦艇が昇天します。

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なんとか一矢報いたいバッフクランは、ソロシップに猛攻をかけ、後3ヒットまで追い詰めましたが、最後にハルルの乗ったアディゴが対空砲火Aを喰らい、ジ・エンド。終わってみれば、189点対70点とトリプルに近いスコアでした。

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「これが・・イデの発現か・・・」さすが、要塞決戦専用のファイナルデッキと、期待以上のB級オフ会となりました(笑い)。

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