歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2018年04月

午後から、久々のDさんと、GJの新作「秀吉怒濤の天下統一」を対戦しました。Dさんがはじめてだったので、インストプレイです。カードの巡りによって、大きく展開が変わります。

第一戦は、秀吉側(mitsu)対反秀吉側(D)の戦いです、第0ターンの明智攻撃は想定通りに成功し、「清洲会議」で一気に味方陣営を増やします。

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第1-2ターン、反秀吉側は外交を中心に、神戸と北畠、雑賀衆を活性化させます。敵主力が動かないとみた秀吉側は、「茶会」で「七本槍」を回収すると、電撃的に越前に侵攻し、柴田を壊滅させます。

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第3ターン、反秀吉側は島津を参戦させ、北進します。これに対し、秀吉側は緊急徴募と兵糧米でダブルアクションを行い、美濃・尾張を席巻します。また、攻撃に出た雑賀衆を細川勢で逆襲し、主力を壊滅させます。この時点でカード差は7:3になり、逆転は難しいと終了に。

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第2戦は、序盤、反秀吉側が主導権を持って、積極攻勢に出ます。羽柴側が伊勢の攻略に乗り出したのを見ると、柴田・佐久間を南下させ、近江で圧力をかけます。同時に長宗我部が四国を統一し、雑賀が参戦と包囲網を作り上げます。

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第2ターンには、摂津で雑賀衆と長宗我部が合流し、危機的状況に。これに対し、秀吉側は「洞ヶ峠」で柴田を足止めすると、主力を持って摂津に侵攻し、反秀吉勢力を壊滅させます。

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第3ターン、鉄砲隊をゲットすると、すかさず、秀吉与力の集中攻撃で、柴田主力を壊滅させます。返す刀で秀吉本隊は美濃に、別働隊が越前に侵攻します。

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第4ターン、決死の反秀吉側は、「騎馬隊」を使用して、奇策で佐々勢を京に突させますが、毛利勢が応援に駆けつけ、膠着。その隙に、尾張に侵攻した別働隊が「太閤検地」で支配権を奪取します。この時点で、またもカード差が7:3になったので、終了とします。

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システムに慣れたところで、第三戦は陣営を入れ替え、秀吉側(D)対反秀吉側(mitsu)の対戦に。第0ターンに「水攻め」で明智の兵力を削った上で「大返し」で無傷で京を手に入れます。

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順調かと思われた第1ターン、いきなり反秀吉側に「伊賀忍者」が来て、カード数が逆転。しかも最良の攻撃カード「鉄砲隊」を奪われた時点で、Dさんのモラルが崩壊し、終了。

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「う~ん、本当は(計算のできない)CDSは好きではないんですよ」「(dr運がよくないので)20個振っても、2発くらいしか当たらない気がする」と作戦級の鬼にも、弱点があったとは。ちょっと癖のあるアイテムなので、カードが偏るときついですね~。

まだ、底は見えない気がするので、ぜひ、どなたか、対戦してみませんか?

「忍者大戦」を終えた後、お手軽系の第二弾として、はまるさんと「ダンケルク」(このシミュゲ)をプレイしました。

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第一戦は、mitsu軍団がリードする展開になります。追いつけないはまる軍団は、ドイツ軍の執拗な追撃に遭い、1/3も行かないうちに壊滅します。予想以上に早い壊滅にmitsu軍団も先を急ぎますが、ダンケルク手前で力尽き、こちらも全滅。

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第二戦は、mitsu軍団とはまる軍団がいい塩梅にマッチレースになりますが、前半にルフトヴァッフェに襲われるなど、苦難が続きます。こりゃまた、全滅かと思いきや、ちょうどよいタイミングでイギリス軍の補充タイルが当たり、ギリギリながら両者とも前進を果たします。

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と、ここで一足抜けたmitsu軍団が、損耗による軽量化にものを言わせて、一気にダンケルクに。はまる軍団は、残念ながら、1/2まで行ったものの、力尽き、ジ・エンド。はじめて、mitsu軍団が勝利条件を満たしました。

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第三戦は、中盤まで持ちつ持たれつの展開で、かなり消耗しながらも中盤へ。あと、2回ほど適切なカードが来れば、両者ともたどり着ける可能性はありましたが、ああ、終盤に来て、ドイツ装甲師団の襲撃!あと、一歩のところで、両軍団とも全滅になりました。

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3戦して、のべ6軍団のうち、たどり着けたのは、わずかに1つのみ。二人プレイだとどちらかが確実に削られるので、かなりタイトです。が、そこが、実にダンケルクらしかったりします。

で、例会の最後に、もう一度、対戦しようと言うことになりまして。BIBI軍団・多摩武蔵守軍団・kawa軍団・mitsu軍団・はまる軍団の5人プレイです。

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これなら、よい駆け引きが楽しめるかと思いきや、カードの枚数から回りが早すぎて、全プレイヤーの増援が余り気味の展開に。となると、削られるよりも補充の方が多いという、ダンケルクらしからぬ流れになり、結局、全軍団がダンケルクに到着します。10戦力を率いたBIBI軍団・多摩武蔵守軍団のレースは、最後に飛び込んだBIBI軍団の勝利となりました。

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う~ん、二人だと厳しいですが、5人だと多いので、最適は3-4人プレイかも知れません。ともあれ、10-15分でできるライト級なので、まだ、しばらくプレイしてみたいです。

今回も他のプレイヤーの対戦終了を待つ間に、お手軽戦国(?)アイテムの「忍者大戦」(WGJ)をプレイしました。

まず、第一戦はmitsu忍とはまる忍の対決でしたが・・・はまる忍がなんと一巡目で任務失敗。mitsu忍も二巡目に無難な任務にもかかわらず、ピンゾロを出して、昇天。こりゃ、波乱の展開と思った通り、5巡もしないうちに二代目も死亡し、両者敗北となりました。いきなり、10以上の任務ばかりなんて、厳しすぎるゾ!

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0分もしないうちに終わったので、そのまま、第二戦に。mitsu忍が地味な任務ながら着実に成功させていくものの、はまる忍はいまだdrに祟られ、死亡が相次ぎ、脱落します。となれば、生き残るのみと、「引退」をプレイしたことで、mitsu忍の勝利となりました。

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第三戦は、はじめてまともなプレイに。両者ともきっちりdrを決めて、任務を積み重ね、年季とVPを蓄積していきます。7枚目に突入し、mitsuがゲットしたところで、ゲームエンド。両者のポイントはほぼ同じでしたが、年季の差が物をいって、mitsu忍の勝利となりました。

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その後、終了間際にも、はまる忍・多摩武蔵守忍・mitsu忍の3人でプレイしましたが、のべ6人中、3人が死亡するブラッディな展開になり、多摩武蔵守忍・はまる忍が一勝ずつとなりました。

最後に、ちはら会でマルチをするときのお願いが一つ。マルチで「仲間うち」プレイをされると、そうでない人が割を食っておもしろみがなくなるので、それぞれが自己の勝利を目指すことをお願いしますね~。

今回、多摩武蔵守さんが知人のはまるさんを連れてきてくれまして。なんでも、前回の「ハリコフ攻防戦」での仇を討つべく、「刺客」(?)とのこと。というわけで、ソ連軍(mitsu)対ドイツ軍(はまる)の対戦となります。

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序盤、ソ連軍は南方拡張作戦をとるべく、全戦車兵力をドネツ河の渡河点に向かわせます。

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両軍の機動兵力の先鋒が接触したのが、第3ターンでした。一気に南下したソ連軍は、渡河点付近のドイツ装甲師団に攻撃をかけます。この時、ドイツ軍の配置に隙があったので、西側の浸透を怠り、全力で攻撃をかけてしまいます(結果的には、1個装甲連隊を撃破)。

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が、これにより、西方への回廊を閉鎖されてしまい、ソ連軍は正面からの殴り合いに巻き込まれることになります。

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しばし、両軍の攻撃と反撃が展開され、かなりの量の部隊が消耗します。第5ターンが終わった時点で、ソ連軍は鉄道支線は遮断したものの、ハリコフは兵力不足で1へクスをとるのがやっと。このままだと、VPで負けか?!

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転機は、第6ターンでした。正面攻撃でドイツ軍を後退させると、知恵を絞った戦闘後前進でドイツ軍1個装甲師団を丸々、包囲することに成功します。

ドイツ軍も兵力をかき集めて、この救出に向かいますが、ああ、3:1でまさかのARなど、攻撃失敗。

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そこに、さらにソ連軍のスチームローラーが襲いかかり、乱戦に持ち込みます。結果、戦闘後前進による包囲攻撃が3カ所で決まり、装甲5ユニットが昇天します。

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ドイツ軍も前衛のユニットを高比率戦闘で吹き飛ばしますが、数ユニットの撃破がやっと。

かえって、薄くなったハリコフ方面でも攻撃を許し、スターリノ以東の全都市とハリコフを失うことに。終わってみれば、VP的にはソ連軍がドイツ軍の2倍以上になりました。

が、これはあくまで戦術的な練度(駒さばき)によるもので、決して褒められたものではなく・・・。第3ターンに敵の戦術的ミスに気をとられ、大戦略を放棄してしまったことが、苦戦の原因でした。すみません、次回があれば、しっかりソ連軍の拡張戦略をやりますよ~。

20度越えと、気温もぐんぐん上がった4月の日曜日に、第159回ちはら会が開かれました。kawaさん、BIBIさんの常連組に、遠く県外からDさん、多摩武蔵守さん、その友達のはまるさんが来場し、作戦級から政治闘争、カードゲームなど、相当数のアイテムがプレイされました。

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先日にプレイされたアイテムは、以下の通りです。

ハリコフ攻防戦「ドイツ戦車軍団」(CMJ)  〇ソ連軍(mitsu)対ドイツ軍(はまる)●
ダンケルク(このシミュゲ)4戦
 ●mitsu軍団・はまる軍団●両者敗北
 〇mitsu軍団・はまる軍団●
 ●mitsu軍団・はまる軍団●両者敗北
 〇BIBI軍団・多摩武蔵守軍団・kawa軍団・mitsu軍団・はまる軍団
アラスの反撃(CMJハガキ)  〇英仏連合軍(BIBI)対ドイツ軍(多摩武蔵守)●
ヒトラー暗殺計画(T誌) ●軍諜報部(BIBI)対親衛隊(kawa)〇
太平洋戦史(CMJ) 〇日本軍(D)対連合軍(多摩武蔵守)●
決戦!南太平洋(CMJ) 〇日本軍(はまる)対連合軍(多摩武蔵守)●
スエズを渡れ(SPI) 〇イスラエル軍(はまる)対エジプト軍(多摩武蔵守)●
秀吉怒濤の天下統一(GJ)3戦
 〇秀吉側(mitsu)対反秀吉側(D)●
 〇秀吉側(mitsu)対反秀吉側(D)●
 ●秀吉側(D)対反秀吉側(mitsu)〇
忍者大戦(WGJ)5戦
 mitsu忍(死亡)●・はまる忍● 両者敗北
 〇mitsu忍・はまる忍(死亡)●
 〇mitsu忍・はまる忍
 〇はまる忍・多摩武蔵守忍・mitsu忍(死亡)●
 〇多摩武蔵守忍・はまる忍(死亡)●・mitsu忍(死亡)●

イメージは、BIBIさんがチットの代わりにオリジナルカードを作成した「ヒトラー暗殺計画」(T誌)。チットの獲得は、軍諜報部の方が有利なハズなんですが、もっぱら親衛隊にばかり行ってしまい。ゲシュタポの強引な捜査で、せっかく動員した国防軍キャラが拷問ししたり、退役に追い込まれたり。

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軍諜報部は、終盤に手に入れた、なけなしの「総統への接近」を使って、どうにかクーデターを起こしたものの、劣勢は明らかに。ところが・・・。

なぜか、SS側のdrが酷く、なんと3連続の「6」でヒムラー、ミュラーらが自滅。かと思いきや、軍諜報部もお付き合いでカナリスが自滅するなど、異様にへたくそな市街戦で妙な盛り上がりに(笑い)。

最後は親衛隊が数の多さで寄り切って、勝利していました。それでも、ヒトラーはもちろん、カルテンブルナーもスコルツィーニも死亡し、生き残ったのはハイドリッヒだけという事態に、間違いなく終戦は早まったでしょうね。

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太平洋アイテム2点もプレイされました。「太平洋戦史」(CMJ)は帝国海軍のDさんが、圧倒的な力量で連合軍(多摩武蔵守)を撃破。ダミーを使った「決戦!南太平洋」(CMJ)では、日本軍(はまる)が、連合軍(多摩武蔵守)のエンプラを沈めて、勝利。

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そのまま、この二人は古典的作戦級アイテムの「スエズを渡れ」を対戦。イスラエル軍(はまる)が果敢に攻撃をかけるものの、なぜかEXばかりが連発し、橋頭堡に突入する兵力が枯渇して、エジプト軍(多摩武蔵守)の勝利になっていました。

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手軽にプレイできる「アラスの反撃」(CMJハガキ)は、インストを受けたなかりの英仏連合軍(BIBI)が、ドイツ軍(多摩武蔵守)を破って勝利しました。

なお、今回はかなりの繁忙期のため、以後のAARは簡略版にする予定です。

この日、最後の対戦は「ヒトラー暗殺計画」(T誌付録)です。このアイテムは、70年代のシミュレーション業界で一世を風靡したSPI社の政治権力闘争シリーズの一作です。

マップには抽象化されたベルリン市街地が描かれ、その中で親衛隊(SS)と軍諜報部(Abwehr)が政治闘争を繰り広げます。

各ユニットは1つずつ、移動力を消費して敵に接敵し、接触と呼ばれるオーバーランを仕掛けます。成功すると敵を一時的な行動不能や中立状態にしたり、後退させたりすることができます。この時、友好的な司令部にいるユニットは、防御力が+4となります(OKWにいる国防軍や通信省にいるナチス要人、ゲシュタポ本部のSSなど)。政治ZOCにより、後退ができないユニットは除去され、退役になります。退役ユニットは毎ターン、1/3の確率で現役復帰できます。

接触が終わると、両陣営とも非動員の味方を動員して、シンパを増やすことができます。

さらにSS側は複数のユニットで敵を取り囲み、ゲシュタポによる捜査を行うことができます。これに成功すると、軍諜報部からチットを奪ったり、捕らえて尋問(拷問)を行うことができます。尋問まで行くと、drによっては暗殺されたり、退役に追い込まれたりします。

これに、敵ユニットをベルリン外に追放できる「連絡」や連合軍の進撃、各種のランダムチット等の要素が加わります。ランダムチットには、連絡を自陣営に有利にできる「友軍及び敵軍連絡」、鉄道や航空機による優先移動の「トラベル」、動員された敵を寝返らせる「裏切り」、尋問を軽減する「アリバイ」、クーデターのdr修整となる「総統への接近」などがあり、ゲームに彩りを与えます。

今回、初プレイだったため、ルールを確認しながらのお試しプレイとします。BIBIさんが親衛隊(SS)を、mitsuが軍諜報部(Abwehr)を担当します。

序盤、両陣営は味方のリクルートに精を出します。相対的に影響値の大きい親衛隊は、動員工作でのアドバンスもあって、次々とボルマンやゲーリングなど、ナチス要人を動員していきます。

対する軍諜報部は、国防軍司令部に敵が侵入することを防ぐため、非被疑面のユニットでスクリーンを張り、残った要員で国防軍や民間人をリクルートします。が、drに恵まれず、史実ではヒトラー暗殺計画の中心人物シュタウフェンベルクや反ナチの将軍トレスコウが、賛成をしながらも態度を保留する事態に(半動員状態)。

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このままいくと、クーデター時に人員が不足する事態が懸念されましたが、ランダムチットとイベントが軍諜報部に傾きます。結果、SS長官ハインリッヒ・ヒムラーはやたらと外遊を繰り返し、かつ、チットがほとんど獲得できないため、軍諜報部はなんとかイーブンに近い状態までいきます。

極めつけは、戦争情勢が深刻になってきた第5ターンに、なぜかヒムラーがリスボン(!)へ交渉に行ってしまいます。すでにチャンネル海峡とパリには連合軍が進出しており、そのままではベルリンに戻れない状態になります。焦るヒムラーは連合軍の出先機関と交渉(接触)して、どうにか、南フランスまで辿り着きます。

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が、この時、SS長官のいないベルリンでは、カナリスはじめ、諜報部の面々がSSの人物に接触を繰り返し、政治力を持ってナチ及びSSの5人を退役させます。

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クーデターを仕掛けるには、大きく政治バランスが傾いた今しかない!第6ターン、ヒトラーがベルリンに戻ったことを確認した反ナチス側は、ワルキューレ作戦を発動します。「総統への接近」チット3枚を投入した作戦は成功し、クーデターが開始されます。

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まず、第0ターンの軍諜報部中間フェイズには、カナリス及び2名の諜報部員が活性化します。開始までに、総統本営を間接包囲していた軍諜報部は、総統官邸にカナリス指揮下の攻撃隊を突入させ、見事、ヒトラーの暗殺に成功します。

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これにより、逡巡していたシュタウフェンベルクやトレスコウも行動を開始し、次々にSS側に襲いかかります。結果、第0ターンが終わった時点で、スコルツィーニやカルテンブルナー、ミュラーなどが死亡します。

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その後、生き残ったSSと軍諜報部の間で、血まみれの市街戦が展開され、第2ターン終了時にはSS側がシェレンベルクを残すのみとなります。

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第3ターン、ナチス親衛隊にトドメを指したのは、やはりカナリス提督でした。この瞬間、ナチスによる支配は終結し、クーデター政権が連合軍と和平を結び、ドイツ崩壊を免れることができました。

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今なら、きっと、エリア式のカードドリブンにでもなっているでしょうが、当時の「真面目な」シミュレーション技法は、どこかノスタルジックを感じさせます。動員や接触など、馴染みないシステムやランダム性の高いチットなど、慣れるまで時間はかかりますが、それらしい展開になります。やっと、クーデターの作法(?)がわかってきたところなので、もう一戦くらい、やってみたいものです。

続いて、3人でプレイしたのが、最新のこのシミュゲに付いた「ダンケルク」です。詳しくは、前回のAARをどうぞ。

序盤は、大きな阻害もなく、各軍団はそろそろと前進します。この時、移動カードが来なかったBIBI軍団は後方でドイツ軍の追撃に遭い、大きく兵力を減らします。

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と、これが幸いし、規模が小さくなったことで、一気に移動力が上昇します。途中、タイル交換に止まったことで、前進路を安全な地域に換え、大きく前進。そのまま、一番乗りでダンケルクに到着します。ここで「ダンケルクのアメリカ人」により、2兵力を増強します。

逆に危機にさらされたのが、mitsu軍団です。初めこそ、快調だったものの、途中で2軍団に追い抜かれ、ドイツ軍の執拗な追撃を受け、一時は3戦力に激減します。が、やはり、スリム化が奏功し、ダンケルク手前でstr軍団を追い抜きます。

このまま、脱出しても、BIBI軍団の勝利は変わらないため、直前で兵力の補充に努めます。ちょうど、str軍団も足踏みしていたため、順調に回復し、5戦力になったところで脱出!さらに「老紳士と子ども」で2戦力が増えたので、BIBI軍団とイーブンで終了。

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と、ルールを読んでいたBIBIさんが、その場合、後から到着した側が勝利、を見つけ、棚ぼた式で勝つことができました。

なお、時間を稼いでくれた影の功労者strさんは、最後に飛び込んだ上に「実はフランス兵」で兵力が減る始末・・・う~ん、正しい作戦なのに、島田戦車隊に始まり、この日は不運の魔術師と化した茨城会会長さんでした(笑い)。まさに、ちはら会ブログのためにありがとう(?)ございました。

お昼になって、BIBIさんが合流したので、三人でできるものをと、「忍者大戦」(WGJ) をプレイしました。要は、大きなdrを出しさえすればOK(?ホントか)のイケイケカードゲームです。

序盤、各陣営とも地道に任務をこなし、+1-+2のdr修整能力を上げていきます。確率的にはそれほど難しい難易度ではなかったのですが、ここでもstr忍がまさかのローロール!友達のハズだった熊に襲われ、命を落とします(笑い)。

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二代目になっても苦闘は続きますが、なんとか根性drで凌ぎ、3人とも練度を上げていきます。

しかし、mitsu忍とBIBI忍がかなりの経験を積んで、あと少しで7つ目に手が届きそうになった終盤、またもstr忍を悲劇が・・・。2d6で4以上でOKのところ、まさかの失敗。二代目も死亡し、ゲームから脱落します。

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あとは、mitsu忍とBIBI忍のマッチレースでしたが、手番の関係でBIBI忍をゲットし、ゲーム終了。VP計算をしたところ、任務の基礎点と経験年数点は、なんと同点に。最後はオプションの任務のボーナスが物を言い、わずか2点差でBIBI忍の勝利となりました。

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う~ん、それにしても、島田戦車隊といい、秀吉天下統一といい、今日のstr会長のdrは凄すぎる。これも、ちはら会ブログのため?!(笑い)笑いの絶えない3アイテム目でした。

続いて、茨城会でよくプレイされている戦国アイテムから、GJ最新の「秀吉怒濤の天下統一」を対戦しました。「座った場所でいきましょう(?)」と、秀吉側(str)対反秀吉側(mitsu)のプレイになりました。

第0ターン、秀吉側は主力を京都へ突入させると、すかさず、攻撃を加えます。ところが・・・なんと、光秀を討ちもらし!なんとか「清洲会議」を開いて、諸将を味方に付けるものの、大幅に出遅れます。

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第1ターン、秀吉側はなんとか明智を滅ぼし、伊勢攻めに移るものの、反秀吉側も次々に大名を参戦させ、カード数で逆転します。

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第2ターン、滝川を討った秀吉はそのまま越前攻めを行いますが、さすがに柴田はしぶとく時間がかかります。その間に、反秀吉側は雑賀衆を使って摂津を陥落させ、また、遠く九州では島津勢が北九州を制圧します。

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第3ターン、再三の攻撃でついに柴田が全滅するものの、隙を突いて家康が近江を制圧し、雑賀衆が京も奪取するに及び、もはや逆転は不可能と、反秀吉側の勝利となりました。

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「そもそも、光秀が死んでないのに、清洲会議を開くのって、どうよ?」(笑い)とdrの不運を呪ったところで、第二戦に入ります。

今度は、順調に第0ターンに明智を滅ぼした秀吉側は、すかさず、伊勢制圧に移ります。反秀吉側も徳川を参戦させ、伊勢への援軍とします。数年早い徳川・羽柴の直接対決は、秀吉側のdrが絶好調。第2ターンにこれを陥落させます。

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第3ターン、秀吉側は返す刀で「洞ヶ峠」で柴田を足止めした越前に侵攻しますが、なんと緊急補充で早くも回復した徳川勢が、近江を電撃攻略。また、雑賀衆が摂津を墜として、カード枚数は3:9と圧倒的に。

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第4ターン、起死回生の一発と、秀吉側は「七本槍」で攻撃をかけましたが、あろうことか「伏兵」にあい、壊滅状態に。

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これ以上は厳しいと、第二戦も反秀吉側の勝利となりました。

カードの巡りにもよりますが、秀吉側は序盤からカード差を逆転されると、かなりきつくなります。決して打撃力が高くない秀吉側としては、時には中小大名で時間稼ぎを行いながら、効果的な策略を使えるようにする必要がありそうです。特に、島津の北九州侵攻については、毛利勢を後詰めにして対抗するといいかも。

ともかく、まだ、十分に作戦が確立していないので、しばらくやり込んでみたいものです。

ちょうど、新年度を迎えた4月1日、たまたま、日程が空いたので、掲示板で呼びかけたところ、茨城会会長のstrさんとちはら会常連のBIBIさんが手を上げてくれまして。5アイテムで7戦という密度の濃い対戦をすることができました。お二人ともありがとうございます。

なお、デジカメのメモリーを忘れていたので、こちらで撮ったプレイ写真は「ヒトラー暗殺計画」の後半のみになります。残りは、str会長からいただきました。

先日にプレイしたアイテムと戦績は、以下の通りです。

夜襲!島田戦車隊(CMJハガキ)2戦
 ●日本軍(str)対イギリス連邦軍(mitsu)〇
 ●日本軍(str)対イギリス連邦軍(mitsu)〇
秀吉怒濤の天下統一(GJ)2戦
 ●秀吉側(str)対反秀吉側(mitsu)〇
 ●秀吉側(str)対反秀吉側(mitsu)〇
忍者大戦(WGJ)3人プレイ 〇BIBI・mitsu・str
ダンケルク(このシミュゲ) 〇mitsu・BIBI・str
ヒトラー暗殺計画(T誌) 〇軍諜報部(mitsu)対親衛隊(BIBI)●

緒戦は、strさんのご希望で「夜襲!島田戦車隊」(CMJハガキ)です。以前、茨城会でプレイしたことがありますが、今回、作戦を練ってきたそうで。strさんが日本軍を、mitsuがイギリス連邦軍を担当します。

第1ターン、混乱状態の隙を突き、後方に浸透した島田戦車隊は、2:1と1:1攻撃をかけますが、これが図ったようにC(影響なし)。

まあ、こんなこともあるさと気を取り直して、第2-3ターンの攻撃に移りますが、4:1を除いて、またも2:1でCを連発。

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第4ターン、全く進めない日本軍は、敵HQの除去で1点を得るものの、スリムへの進入は絶望的に。

逆に第5ターンに、1:1の反撃で退路がない戦車隊が壊滅し、VPを逆転されます。結局、このまま、イギリス連邦軍が勝利します。

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「・・・もう、1回いいですか?」strさんの要望で、第二戦目に突入します。ところが・・・。

序盤の攻撃は、4:1でのDeを除き、3回の攻撃が悉く、C!もはや、笑いしか起こりません。

第3ターンに夜明けを迎え、総力で攻撃に出ますが、今度はExで損害が出ます。イギリス連邦軍は陣地の死守を命じ、余裕を持って守り抜きます。

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「ス、スリム陣地は堅かった・・・」わずか1/6の確率にもかかわらず、drのうち、約半数がCという確率を超えたdrで、まさにAAR向けの対戦でした(笑い)。

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