歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2018年05月

最後にプレイしたのが、お手頃ファンタジーマルチの「Wizard's Quest」(AH)から、T誌に載った追加シナリオ3.5「海の君主たち」です。前回にプレイしたシナリオ「オーク王リューブ」の後に起こった出来事を再現します。

マルノン島には「オーク王リューブ」を撃退した黒のエルリックがおり、ドラゴンやオークはいるものの、比較的、平和裏に統治をしてきました。そこへ、リューブの隆盛時に島から逃げ出した貴族達が厚顔にも復権を狙って、逆上陸を仕掛けてきます。これに対し、黒のエルリックが、徹底反撃に出るという設定です。

このシナリオでは、島外にいる海の君主たちは、前ターンにプロットした海岸線(かアムノン川流域)のエリアに上陸戦闘を行えます(戦闘レンジ修整+2扱い)。成功すると橋頭堡を確保でき、以後、祈願カードを引けるようになります。さらに城を占領すると、通常の4戦力以上の補充ができます(それまでは2戦力)。

一方、1対複数の争いになる黒のエルリックには、かなり潤沢な戦力と敵側を全て併せた補充力、そしてダブルムーブの特典が与えられています。

今回は、Tommyさんが黒のエルリックとなり、それ以外の3人が海の君主たちとなります。
 黄(橙)…Tommy
 青…kawa
 紫…mitsu
 緑…BIBI

序盤、緑(BIBI)と青(kawa)は地方5に、紫(mitsu)はアムノン川上流に上陸します。が、すかさず、黄(Tommy)の反撃を受けて、緑(BIBI)が海に追い落とされます。

イメージ 1

第2ターン、青(kawa)はなんとか、城7を手に入れ、領土を広げます。紫(mitsu)も中央へ進出しようとしますが、今度は南部の兵力を集めた黄(Tommy)が北上してきたため、やむなく北の城4を目指します。


第3ターン、根拠地を手に入れた青(kawa)は、確実に領土を確保していきます。一方の紫(mitsu)は山地のオークの追撃をうけ、這々の体でなんとか北の城4に逃げ込みます。と、先に上陸失敗した緑(BIBI)が、再び、上陸船団を率いて、アムノン川下流へと侵攻します。黄(Tommy)は南部を要塞化すべく、オーク狩りに走ります。

イメージ 2

第4ターンは、順調だった青(kawa)をオークの蜂起が襲い、一時的にエリアは3にまで減少します。もっとも兵力補充の多い黄(Tommy)も、ドラゴンの襲撃を受け、このターンはかなり領土が縮小します。対照的に、紫(mitsu)と緑(BIBI)は、2エリアの獲得に成功します。

第5ターン、領土拡充を続ける海の君主たちに対し、黄(Tommy)は地方3の半分の平定に成功します。

イメージ 6

第6ターン、順調に領土拡張(回復)を行う、青(kawa)、緑(BIBI)、黄(Tommy)に対し、紫(mitsu)にオークの試練が襲いかかります。これにより、支配エリアはわずかに2まで減少します。

イメージ 3

そして、オーク蜂起が最高潮に達したのが、第7-8ターンでした。地方2のほとんどのエリアでオークが爆発し、結果、弱体化していた紫(mitsu)が全滅!青(kawa)と緑(BIBI)も現状維持で手一杯に。

イメージ 4

迎えた終盤、思うように領土が伸びなかった青(kawa)と緑(BIBI)がそれぞれ、6エリアと5エリアで終了。と、豊富な増援とダブルアクションを生かした黄(Tommy)が南部を守り切り、7エリアで勝利しました。ちなみに、紫(mitsu)に至っては、オークの1戦力を破れずに、上陸失敗する体たらくでした(苦笑い)。

イメージ 5

大坂と前回のゲムマで販売され、瞬く間に売り切れになったカードゲームです。コンポーネントは、古きよき「Panzer Blitz」(AH)を彷彿とさせる箱絵ですが、中味はかなりまっとうな小隊戦闘アイテムでして。舞台を1944年の東部戦線に絞り、StalinやTigerなどの重戦車からT34や4号戦車などのMBT、さらにヘッツァーや88ミリ対戦車砲などを有機的に組み合わせて、敵司令部の作戦行動能力(予備カード)の撃破を目指します。

イメージ 2

第1戦は、ドイツ軍(mitsu)対ソ連軍(BIBI)の戦い。個々の戦車能力ならドイツ軍が上と、パンターを押し出したところ、敵がT34であることが判明。すかさず、戦車戦で撃破すると、得意の長距離射撃能力を生かして、敵司令部を直撃します。そのまま、リソースの多さ(予備兵力)でドイツ軍が勝利しました。

イメージ 1

第2戦も、ドイツ軍が、他の戦車の支援を受けた重量級のTigerⅠが前進し、敵陣地を占領。そのまま、88ミリ対戦車砲を敵司令部に撃ち込み、勝負あり。


第3戦は、同じように左翼からTigerⅠが前進し、HE弾で敵の後方を粉砕し、勝利。

イメージ 3

第4戦は、タンクデザントで突進する敵を、他の戦車の支援を受けたTigerⅠが正面から粉砕。最後は、敵のリソース切れで、ドイツ軍の4連勝となりました。

イメージ 4

と、ここで、陣営を入れ替え、ドイツ軍(BIBI)対ソ連軍(mitsu)の戦いに。十分な兵力集結を待つドイツ軍に対し、長距離能力を持つSU100が先制し、前衛を撃破。そのまま、敵司令部を直撃し、ソ連軍が勝利しました。

イメージ 5

第6戦は、ソ連軍がタンクデザントを投入した本領発揮となります。Stalinを先頭に4台のAFVが、中央のTigerⅠを粉砕。そのまま、陣地に突進し、デサント効果でリソースを削ります。あとは、122mm砲の洗礼で、敵司令部を除去して、勝利に。

イメージ 6

ここまで勝ちがない展開に、このままでは終われないと、第7戦に。両軍とも地形やイベントをフルに活用し、一進一退の攻防が続きます。ドイツ軍が精密射撃でソ連軍AFVを削れば、ソ連軍が地形を生かして、敵の動きを止めます。まれに見る激戦の結果は・・・カード補充がなくなったソ連軍の敗北。苦節7戦目にして、ついに勝つ!

イメージ 7

ちょっと癖のあるシステムですが、一戦が15分程度と短いため、繰り返してプレイすることで感覚が身につき、かつ、手軽さから再戦となります。まだ、カード構築はしていないので、次回はオリジナルの作戦で望みたいです。

午後から、再戦の準備を進めてきた「ヒトラー暗殺」(T誌付録)を、BIBIさんと対戦しました。陣営は、軍諜報部(BIBI)対親衛隊(mitsu)です。

イメージ 6

ここで、SS側はかなり積極的なセットアップを行います。常識的には、自陣営の近くに影響値の高いユニットと動員予定ユニットを配置し、順に動員していくのが、これまでのセオリーでした。が、今回は、ヒムラーに次ぐ、強力なハイドリッヒとシュレンベルクらを、敵陣営の奥深くに配置し、後方攪乱を狙います。

イメージ 1

理由は、同じ状態で動員をしていった場合、SS側のナチスより、軍諜報部側の国防軍の方が、質量ともに優秀なことがあげられます。ならば、SS側は、初期には数で劣るアプヴェーアを政治闘争に巻き込むことで、敵の動員を遅らせられると考えました。同時に、敵本拠への進入(国防軍のパニック)をちらつかせて、圧力をかけるます。

これに対し、軍諜報部側は、早期動員を狙って、自陣営近くに集中配置をします。

第1ターン、軍諜報部は、カナリスを中央に突進させ、リッペントロップを連続後退させ、SS側に圧力をかけます。同時に、他の同志を使って、シュタウフェンベルクやヘーフテンなどの国防軍を動員します。

これに対し、SS側は正体を表した(被疑面)アプヴェーアに容赦ない接触と捜査を開始します。オスター少将とボンフェッファーを逮捕すると、厳しい尋問(拷問)でボンフェッファーを「自白」させ(死亡)、オスター少将を退役に追い込みます。

イメージ 2

イメージ 4

極めつけは、後方に配置したハイドリッヒとシュレンベルクで、アプヴェーアHQの潜入(!)に成功します。これにより、協力者名簿の一部がゲシュタポに渡り、せっかく動員したシュタウフェンベルクは地下に潜らざるを得なくなります(国防軍のパニックルールで、再び、非動員状態に)。

イメージ 3

第2ターンもこの状態が続き、軍諜報部は一向に国防軍を動員できず。逆に敵の接触や捜査で、アプヴェーアの動きはかなり鈍くなります(中立化やマスク)。対するSS側は、ゲーリングやマルティン・ボルマン、ネーベらの動員に成功します。

イメージ 5

このままでは、ジリ貧になると判断した軍諜報部は、第3ターン早々に賭に出ます。クーデターの試み!が、先の尋問で「フューラーアクセス」をSS側に奪われていたことも有り、あと一歩で発動ならず。第三帝国を巡る政治闘争は、軍諜報部の敗北で幕が下りました。

あとから聞いたところ、BIBIさんは「国防軍のパニック」ルールをすっかり忘れていたとのこと。それでなくても、SSエリートの後方投入で、守るべきラインが広がっていたわけで、軍諜報部の対応策が必要そうです。

題名と見た目で結構なイロモノかと思いきや、どうしてどうして。抽象的な政治闘争で、若干、概念がつかみにくいですが、要は、オーバーランと動員(加えてSS側は捜査という名の戦闘あり)が基本システムです。それを、カードやイベントでランダム性を高めていると考えると、理解しやすいかも。

底が見えるまでは、もうちょっとありそうなので、また、再戦したいですね~。たどりついたら、作戦研究(!)でもいきますか。

この日の緒戦は、B級アイテムの極めつけ「アメージング・スパイダーマン」(ツクダ)です。表題からは、2000年代初頭に公開されたスパイダーマン三部作とその後のリブート作品のゲーム化かと思いきや、実はその遙か前の1984年製!今でこそ、それなりの購買層はいるでしょうが、当時は純粋のアメコミしかなかったわけで、よくぞ、ゲーム化したものです。

イメージ 21

システムは、いわゆるカードを使った戦術級のウォーゲームで、抽象的なNYのマンハッタン地区を描いた地図上で、スパイダーマンと悪漢、ギャング、警察などが登場します。プレイヤーは、移動・カード使用(攻撃)・カード交換のいずれかを実施します。

攻撃はもっぱら、カードを使って行います。同じへクスにいる敵に対し、スパイダーマンなら「腕力」を、グリーン・ゴブリンなら「カボチャ爆弾」など、原作に登場するヒーロー能力を使用します。2d6して規定値以下ならば、敵に1ヒットを与えます。この時、対抗カードを出すと(「カボチャ爆弾」の命中値11以下に対し、「スパイダー感覚」-6修整など)、成功drを変動できます。

ヒットを受けると、スパイダーマンと悪漢は、1ポイントずつ、体力を減らしていきます。損害が10になると、出血多量で死亡します。また、ヒットを受ける度に、気絶チェック(2d6して10以上で1ターン、行動不能)をします。

なお、カードには、スパイダーマンの「ロープ」やDrオクトパスの「金属アーム」、サンドマンの「流動」、クモ殺しロボットの「壁面歩行」などの特殊移動ができるものがあります。また、特殊イベントとして「警察の協力/悪漢の隠れ家」「たれ込み屋/警察へのわいろ」「人質」「クモ糸切れ/補給」「自動車」があります。

イメージ 10

では、実際のプレイはどうかというと・・・スパイダーマンと悪漢とのカード戦闘は、よく練られていて、それらしさが出ています。例えば、グリーン・ゴブリンが「剃刀コウモリ」や「ゴブリン弾」、「エネルギー放出」、「カボチャ爆弾」など、原作通りの多彩な攻撃を行い、スパイダーマンが「スパイダー感覚」で躱します。スパイダーマンは反撃で「腕力」をもって殴り返したり、クモ糸の「網」で一時行動不能にしたりします。すると、グリーン・ゴブリンも、「グライダー飛翔」や「エネルギー放出」で対抗して、映画のような丁々発止の戦いになります。

そう!このアイテムはガチンコの勝敗ゲームではなく、雰囲気を楽しむカード使用のロールプレイングなんです。

ちなみに、デザイナーは、アメリカ人のリプセット氏です。HJ社の「ビター・エンド」やツクダの超B級マルチ「大航海時代」を制作しています。妙なこだわりがうける反面、ゲームバランス(デヴェロップ)は今ひとつかしら。なお、ちはら会では、一時プレイ不能と言われていた「大航海時代」を大幅にコンポーネントを追加・改良し、プレイして「しまった」実績(?)があります(笑い)。
https://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/10894340.html
https://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/10902499.html

その「大航海時代」と同様に、コンポーネントは全てルールブックに載っていて、手順だけでなく、修整値等の確認にもかなり手間がかかります。ちはら会では、スムーズなプレイングに向けて、3枚に及ぶオリジナルチャートを制作し、プレイアビリティを向上させました。また、警察の出動待機や検問の実施状態などが、わかりにくかったので、ユニットの裏面にシールで状態表示をしました。

【第1戦 スパイダーマン対グリーン・ゴブリン】

それでは、早速、第一戦に。陣営は、スパイダーマン(mitsu)対グリーン・ゴブリン(BIBI)です。

イメージ 1

まず、セットアップですが、ベルビュー病院の「新薬」と世界貿易センタービル(まだ、倒壊していない!)の「現金」が、グリーン・ゴブリンの標的(の可能性)となります。悪漢側は、ダミーを含めた3ユニットを北側・中央・南側に配置して、真の目的を隠蔽しようとします。変身前のピーター・パーカーは、固定のマンハッタン中央におきます。

イメージ 2

序盤、非常に幸運なことにスパイダーマンは、イベント「たれ込み屋」を引いていました。早速、これを使って、真の目標を調べたところ、グリーン・ゴブリンの標的がベルビュー病院の「新薬」と判明します。これで、悪漢側のダミーは意味をなさなくなり、ピーター・パーカーは、わずか数キロ先の病院へ向かって走り出します。

一方、目的地が露見した悪漢側も、まだ、変装で一般市民を装っています。何食わぬ顔で、移動効率のいい地下鉄に乗り込み、ベルビュー病院を目指します。

数ターン後、先に病院に到着したのは、ピーター・パーカーでした。パーカーは面会人のフリをして、ロビーに張り付きます。情報通り、怪しい人物が現れないか、出入り口をチェックしていると・・・。

イメージ 6

親友のハリーの父-オズボーン社長ノーマンが、いつにない、硬い表情で現れます。まさか、彼が・・・。ペーターが声をかけるのをためらっていると、彼は早足でエレベーターに乗り込み、ラボのある10Fに。

イメージ 3

警報器がけたたましく鳴り響いたのは  その直後でした。急ぎ、スパイダーマンに変身したペーターは、ビルの外壁にクモ糸を打ち込むと、一気に上昇していきます。割れた窓ガラスからラボの室内に飛び込んだ彼を待っていたのは・・・・宿敵グリーン・ゴブリン!

イメージ 11

イメージ 4

「現れたな、スパイダーマン!」その手には、完成間際という言われている、新薬のフラスコが。

すかさず、グリーン・ゴブリンは「ゴブリン弾」を投げつけます。が、スパイダーマンは間一髪、「スパイダー感覚」でこれを躱します。続いて、「剃刀コウモリ」がうなりを上げて飛んできますが、これもラボの机を盾にやり過ごします。

イメージ 9

スパイダーマンも反撃で「腕力」を使用しますが、グリーン・ゴブリンは「エネルギー放出」で対抗。ならばと、今度は「網」を放ち、一時的にグリーン・ゴブリンの動きを止めます。

と、この騒ぎを聞きつけたNY市警が動き出します。「ニューヨーク市警の各局へ。ベルビュー病院で、奇妙な格好をした複数の男たちが暴れている、という通報あり。小規模な爆発も確認されており、テロの可能性も有りうる。各員は、銃器を携帯の上、至急、現場に急行されたし!」

イメージ 8

スパイダーマンとグリーン・ゴブリンの死闘が続く中、次々に警官隊が病院へ到着します。その目の前に、10Fから飛び出したグリーン・ゴブリンと追いかけるスパイダーマンが降ってきます。「手を上げろ!抵抗するな!」

どちらを攻撃したらいいか迷う警官隊に、片手をあげてスパイダーマンが呼びかけます。
「違う!僕は、味方だぁ!」(イベント「警察の協力」)

ゴブリンが発射したカボチャ爆弾が逸れ、うずくまっている民間人に命中する瞬間、スパイダーマンがクモ糸を放ちます。それを間一髪、キャッチすると、遠心力を使って遠くに投げ上げます。直後に、大きな空中爆発と衝撃波が!

それを見た警官隊は、スパイダーマンが味方(少なくともテロリストではない)と確信し、全ての銃器をゴブリンに向け直します。そして、一斉に銃弾を発射。「奴を撃て!」

イメージ 7

スパイダーマンに注意を集中していたグリーン・ゴブリンは、この思わぬ攻撃をまともに食らいます。いくつかの銃弾は装甲で弾かれたものの、多数による攻撃により、ゴブリンに命中弾が連続します(3ヒット!)「うぐ!」

態勢が悪いと判断したグリーン・ゴブリンは、煙幕「カボチャ爆弾」を張って、逃走を図りますが、なぜか、突風が吹いて、離脱できず(dr9以下成功で、10とは!)さらに、駆けつけた警官隊の銃撃を浴びて負傷しますが、気力で意識を保ちます。

この展開にスパイダーマンは次々と網を放ち、ゴブリンの動きを制約します。そして、狙い澄ました必殺技「ロープ」!これが決まれば、ゴブリンは捕縛でしたが、敵はなけなしの防御カード「エネルギー放出」を使用して、クモ糸を引きちぎります。

が、ここが限界でした。スパイダーマンとの激闘にカードを消耗したゴブリンは、隣接へクスまで逃げたものの、追撃する警官隊の猛烈な射撃の前に、ついに膝を屈します。瀕死の重傷のゴブリンは、死の間際にオズボーンに戻り、駆け寄ったスパイダーマンにささやきます。「息子を頼む・・・・」

イメージ 5

親友の父の死を看取ったスパイダーマンは、ゴブリンの正体を秘密にするべく、オズボーンの死体にクモ糸を巻き付けると、そのまま、持ち上げ、摩天楼に姿を消しました。

【第2戦 スパイダーマン対Drオクトパス】

続いて、プレイヤーを入れ換えて、第2戦に入ります。陣営は、スパイダーマン(Tommy)対Drオクトパス(mitsu)です。

まず、セットアップですが、幸いにもDrオクトパスの真の標的(中央郵便局の発送前の「絵画」)は探知されず。ダミーとして、ベルビュー病院の「新薬」とティファニー宝石店の「宝石」の情報が、スパイダーマンにもたらせます。
そこで、悪漢側は北部にダミー2つを配置し、Drオクトパスは南端で「死んだふり」を装います。

ゲーム開始とともに、悪漢側は「ギャング」カード2枚を使用して、あたかも本物のように北部に追加配置します。そして、何食わぬ顔で地下鉄に乗り込むと、ティファニー宝石店へと向かわせます。

対するピーター・パーカー(スパイダーマン)はこの動きに釣られて、北部へと向かいます。「自動車」を手に入れると、幹線道路沿いに移動を開始します。

数ターン後、マディソン通り駅に到着したギャングは、一斉に分散し、ピストル片手に大騒ぎをはじめます(陽動)。これを研ぎ澄まされた感覚で察知したスパイダーマンも、正体を表します。ギャングから逃げ惑っていたニューヨーカーの叫び声を浴びながら、スパイダーマンは地下鉄に乗り込み(!)、囮のダミーユニットを明らかにしていきます。

イメージ 12

これを目撃した市民の通報を受け、NY市警の全パトカーが出動します。

スパイダーマンと警察が急行中という、「想定通り」に運んでいるギャング団は、あえて時間稼ぎのため、逃亡を始めます。数ターンの「鬼ごっこ」の末、駆けつけた警官隊が、ギャング団と銃撃戦を始め、一部を制圧しましたが・・・。

この時、本命のDrオクトパスは地下鉄を乗り継ぎ、標的(中央郵便局の発送前の「絵画」)に到達。8本のアームを広げて、正体を表すと、強力な攻撃で金庫を打ち破ります。

イメージ 13

イメージ 15

遠く離れた北部でギャングを追っていたスパイダーマンは、その並外れた聴覚で警察無線を傍受します。「ニューヨーク市警の各局へ。中央のソーホー地区で、郵便局襲撃が発生。現案件を処理後、ただちに中央郵便局に向かわれたし。」

「しまった、囮か!」陽動にかかったことに気づいたスパイダーマンは、乗客の騒ぎも無視して、走っている地下鉄に飛びつき、追跡に入ります。北部に集中していた警察隊も、ギャングの鎮圧後、猛スピードでそちらに向かいます。

イメージ 14

この間、余裕のDrオクトパスは、「絵画」を抱えたまま、金属アームで市民やタクシーを蹴散らし、地下鉄の駅へ。走行中の列車にアームを打ち込むと、大胆にも電車移動を始めます。リトル・イタリー街区で、通風口を吹き飛ばして、地上に出ると、アーム移動でウィリアムズバーグ橋に到達します。

待っていたのは、NY市警の道路封鎖隊でした。連絡を受けた警官隊がバリケードを設置し、のしのしと歩いてくるDrオクトパスを視認します。「絵画を傷つけぬよう、よく狙って・・・撃て!」

イメージ 16

複数の銃弾がDrオクトパスに向かいます。が、これを読んでいた悪漢は「金属アーム」を自在に使って躱すと、道路封鎖隊に突進します。3本のアームをパトカーに突き刺し、恐ろしい力で持ち上がたかと思うと、バリケードに向かって放り投げます。命の危険を感じた警官隊はなすすべなく、散開。もはや、悪漢を止めることは不可能に。

と、橋のたもとに辿り着いたDrオクトパスは、何かを感じたのか、背後を振り返ります。横転して煙を上げる自動車や横倒しで折れ曲がった街灯のはるか向こう-ビルとビルの間を縫って、なにかが近づいてくる!

イメージ 17

「ふふふ、待っていたぞ、スパイダーマン!」ちょうど、そこを通りかかった女性をアームでつかむと、これを人質に。そう、偶然にも、彼女はピーターが思いを寄せる、MJ・ワトソンその人でした。

イメージ 18

「その人を、離せ!!」怒りに燃えるスパイダーマンは、アームに飛びかかりますが、Drオクトパスは別のアームを使って、背後から攻撃!あわや、アームに貫かれるかという刹那、スパイダー感覚が危機を告げ、間一髪、これを躱します。

7本のアームが次々と襲いかかる中、並外れた身体能力とスパイダー感覚で、躱し続けます。そのわずかな隙を突き、スパイダーマンは必殺技ロープを放ちますが、Drオクトパスはアームを束ねて盾にして、これを防ぎます。
そうこうするうちに、遅まきながら、NY市警が到着します。数々のパトカーを周囲に並べてバリケード代わりにすると、射撃体勢に入りますが、人質の存在ゆえに発砲ができません。

イメージ 19

「だ、誰か、たすけてー!」あまりの苦しさに悲鳴を上げるMJ。それを救い出そうと、駆け寄っては、アームにはじき飛ばされるスパイダーマン。

一部の警官はスパイダーマンにも銃口を向けていましたが、彼がどうやら人質を助け出そうとするのを見て、もう一人の怪物(Drオクトパス)にショットガンを向け直します。(イベント「警察の協力」)

その前で繰り広げられる、両者の死闘!と、その時、特殊部隊出身の制圧グループが、現場に到着します。
「ガスだ、催涙ガスを使え!」

特殊車両からすばやく展開すると、人質に当てぬよう、次々と催涙ガスを発射します(dr5以下で気絶)。

ガス攻撃をまともに浴びたDrオクトパスは、不覚にもこれを吸い込んで、ぐらりとよろめきます。緩んだアームからMJワトソンを救い出したスパイダーマンは、次の一瞬に全てをかけます。必殺技ロープ!

イメージ 20

ガスの痺れで反応が鈍くなっているDrオクトパスを、強度抜群のクモ糸が絡め取ります。Drオクトパスはアームを使っていくつかを引きちぎりますが、次々と繰り出されるクモ糸に動きが鈍くなっていき・・・ついに捕縛!もと天才物理学者オットー・ギュンター・オクタビアスが自我を取り戻し、盗み出した絵画とともに、警察に保護されました。

ここまで読んで、そんな傑作?!と激しく誤解したあなたへ。本当のことを言うと、「世界でただ一つの完全AAR」として、かなり脚色しています(あるいは脳内補完)。

実際は、かなり広めの(フルマップの)マンハッタン地区を、スパイダーマンと悪漢、5台のパトカーが走り回るという、まったくインスタ映えしない、地味な絵面でして。正直、マップ上でユニットを動かす意味が、ほとんど感じられず(だんだんと億劫になる)、いっそ、TRPGにした方がなんぼか、わかりやすいです。

カードも「スパイダー感覚」とか「流動」とか「殺人光線」とか、黄色地に黒文字だけ。いまなら、きっと、プレイ意欲をかき立てる、写真かリアルな劇画調のイラストが入るでしょうね~。

よって、結論は、やっぱり「ガチンコの勝敗ゲームではなく、雰囲気を楽しむカード使用のロールプレイング」です。そう、「ロープ」の地味な文字だけでシュッと飛び出すクモ糸が、あるいは「剃刀コウモリ」できらりと光る高速の刃が、思い浮かべられる人こそ、プレイヤーにぴったりです。

そうでない人は、どうしたらいいかって?ええ、DVDを借りまくって、「スパイダーセンス」を身につけてから、プレイするようにしましょう!

いつもは初旬が多いのですが、ゲームマーケットの余波で、5月の第二週に第160回ちはら会例会が開催されました。今回は、常連のkawaさん、BIBIさん、復活のTommyさんが参加し、気心の知れた仲間と対戦を楽しみました。

イメージ 3

先日にプレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。

アメージング・スパイダーマン(ツクダ)2戦
 〇スパイダーマン(mitsu)対グリーン・ゴブリン(BIBI)●
 〇スパイダーマン(Tommy)対Drオクトパス(mitsu)●
新撰組始末記(WGJ) 〇佐幕側(kawa)対倒幕側(Tommy)●
ヒトラー暗殺(T誌付録) 〇親衛隊(mitsu)対軍諜報部(BIBI)●
PANZER WAFFE(CMJ)7戦
 〇ドイツ軍(mitsu)対ソ連軍(BIBI)●
 〇ドイツ軍(mitsu)対ソ連軍(BIBI)●
 〇ドイツ軍(mitsu)対ソ連軍(BIBI)●
 〇ドイツ軍(mitsu)対ソ連軍(BIBI)●
 ●ドイツ軍(BIBI)対ソ連軍(mitsu)〇
 ●ドイツ軍(BIBI)対ソ連軍(mitsu)〇
 〇ドイツ軍(BIBI)対ソ連軍(mitsu)●
Wizard's Quest(AH)シナリオ3.5「海の君主たち」〇Tommy・kawa・BIBI・mitsu

イメージは、半年ぶりに復帰のTommyさんとkawaさんが対戦した新撰組始末記(WGJ)。ベースは太平記システムなんですが、中継地点となる「辻」の存在が異色でして。先手を取れば「辻」を押さえて、相手の展開を制限できる反面、支配は後手の方が取りやすく、悩みは大きいです。

イメージ 1

かつ、1対1の撃剣戦闘が非常に振れ幅が大きく、同システムの中ではもっとも難易度が高いアイテムになっています。ゲームは、所有者のkawaさんが佐幕側で、Tommyさんの倒幕側を押さえて勝利していました。

イメージ 2

春の異動で毎日の帰りは遅くなったのですが、その分、土日をうまく活用できるようになり、思いの外、各地の例会に参加できています。前回の報告前ですが、次の会が2週間後になったので、お知らせします。

[日時]6月2日(土)10:00-20:00
[会場]おゆみ野公民館 2F 第2講習室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識

6月と言えば、ノルマンディ上陸作戦ですが、B級の波に呑まれ(笑い)、すっかり西部戦線から遠ざかっています。

イメージ 1

B級熱は相変わらずで、「うる星やつら~友引町買い食いウォーズ」の準備が整いました。一応、ソロしてからOKなら、みなさんに。ご希望があれば、ラウンドヴァーニアンも、リアルバトルもOK。

イメージ 3

F級も負けじと「Wizard's Quest」(AH)のドラゴン狩りも行きたいし。ゲムマで手に入れた「神々の戦い」(エポック)も準備中です。

7月にはちょっと早いけど、「ヒトラー暗殺」(T誌付録)も定石が見えてきたので、もう数戦はやってみたいな~。

イメージ 4

こちらは、つい先日、デザイナーさんとプレイした「Iron Bottom & Sunset Sky」(GJ)。ちょっと手間がかかるシステムですが、インストいただくには、最良のお相手でして。カードの形を取った本格的な南太平洋キャンペーンです。なれれば、30分弱でプレイできるので、ぜひ、再戦したいです。

イメージ 2

最後に、今後の例会の予定をお知らせします。

7/15(日) 10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室
8/18(土) 10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室

今回も、千葉会ブースのお手伝いで、ゲームマーケット2018春に行ってきました。このところ、万単位の参加者になり、会場が手狭になったので、二日開催になりまして。

イメージ 1

a-gameやサンセットなどの大手は二日間の出店でしたが、同人系はいずれかが多かったようで、さいたまオフラインやTDFを見れなかったのが、ちょっと残念でした。

それでも、ちはら会でテストプレイをしたグループ乾坤一擲やもりつちさんのYSGA、中古販売のkawaさんなどには、お会いでき。また、先週、ご一緒したばかりの茨城会の水戸爺さんやにしさんに来場されていました。

イメージ 5

午後になったところで、yagi会長に誘われて、a-gameさんの試遊卓へ。昔懐かしい、「ドイツ戦車軍団」のエル・アラメインで暖機した後、BIBIさんのインストで話題の「カードゲーム「ミッドウェイ」に。

イメージ 2

これが抜群に面白く、気がつけば、5戦もプレイしてしまい・・・。優秀な日本軍の攻撃1をいかに凌いで、反撃するか、運と読みが物を言う、シミュレーションです。一戦はほぼ5分から20分で、日本軍奇襲の陰謀ルールはありませんが、さもありなんという展開になります。

イメージ 3

夢中になっていて、ふと、見上げると八街「三楽堂」の店長さんも食い入るようにご覧になっており。急遽、mitsuがインストして、BIBIさんとのマッチメークをさせていただきました。そう、数戦するだけで、インストまでできるルールの軽さも特徴です。

イメージ 9

あまりに面白かったので、購入した「ミッドウェイ」を使用して、kawaさんともう一戦したのは、秘密です(笑い)。
できるだけ、ゲームは買い控えるようにしていたのですが、会場の熱気に当てられ、5つほど、購入してしましました。

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

はじめて購入したSLGamerは、実は苦手な空戦だったりします。まあ、takobaさんのデザインで非常にシンプルに作っていますので、編隊飛行にはもってこいだと、考えることにしましょう。

イメージ 4

ご一緒できたみなさま、どうもありがとうございました。「ミッドウェイ」は、週末のちはら会に持ち込む予定です。

お昼から、水戸爺さんと事前に約束していた「リアルバトル」(TDF) に取り組みます。

前回にあのカンユー大尉に、イプシロンが狩られたことから、リベンジマッチだそうで(笑い)。シナリオはS7「パーフェクトソルジャー」で、キリコの駆るスコープドックとイプシロンの乗るストライクドックの一騎打ちです。

イメージ 1

序盤、ともに加速した両者は、盤端で接触します。イプシロンが先攻し、ソリッドスーターの一撃に命中7PPを叩き込むものの、キリコも防御に6PPを廻しており、命中弾はなし。

イメージ 2

続いて、至近距離からスコープドックがショートマシンガンを連射しますが、ストライクドックも7PP(-8dr!)により、これを回避します。次に重量差を生かしてストライクドックは体当たりを仕掛けますが、これを読んでいたキリコは回避に予備PPを使い、きっちり躱します。

イメージ 4

その後、両者は距離を取りながら地形に紛れて、接近の機会をうかがいます。

イメージ 3

中盤、ピックターンを持つスコープドックが擦れ違い後に反転し、近距離からマシンガンを見舞います。これが2発の命中弾(初命中!)となりましたが、ストライクドックの正面装甲は厚く、撃ち抜けず。

イメージ 5

その後も両者は旋回しながら射撃をしますが、高い防御修整と速度修整により、当たったのはキリコの一撃のみ。このうち、一発が急所を貫通したものの、間一髪、イプシロンが避けたことで、1ヒットのみ。

この時点ですでに20ターン近くを経過しており、ともに中速で機動しながら、命中弾が出せない展開に、千日手ではないかと話し合い、引き分けとしました。

イメージ 6

ならば、攻撃PPに廻せばいいとわかっていますが、いかんせん、命中すると即死もありえる薄い装甲のため、どうしても防御PPが優先します。かつ、ストライクドックにはターンピックがないために、旋回が大きくなり、劣速ながらスコープドックの機動力について行けず、自然と距離をとることに。「史実」的には正しいのですが、PSならではの高いPP値と高性能機体が徒になった形ですかね~。

夕方にたまたま茨城を訪れていたTommyさんが、来場しまして。お手すきだったにしさんをお誘いして、「忍者大戦」(WGJ) をプレイしました。drによっては、5分で片が付く(憤死!)というお手軽さから、このところ、ヘビロテになっています。

はじめの三戦は、にし忍、Tommy忍、mitsu忍の戦いに。第一戦は、カード周りもよく、三人とも順調に経験を積み重ねます。ところが、後半になって、ネガティブカードが来た上に、drが乱丁となり、Tommy忍、mitsu忍が任務中に命を落とします。こうなると、余裕のにし忍がそのまま逃げ切りとなりました。3人とも生き延びたので、次もマッチレースを予想したのですが、実は第一戦が「最良のプレイ」になるとは・・・。

イメージ 1

第二戦は、はじめから荒れた展開で、まず、Tommy忍が初任務に失敗し、初代が死亡。続いてmitsu忍が二連続失敗で、舞台から消えます。と、これが感染ったのか、にし忍も一つだけ、任務を遂行したところで、二代目も露と消え・・・。結果、生き残ったTommy忍の勝利に。そうだ、これがあるんですよね~。

第三戦は、はじめからハード任務のカードばかりでしたが、mitsu忍とTommy忍がどうにかクリア。と、進退窮まったにし忍は、わずか3ターン目に「引退」を選びます。確かに滅亡するよりはましですが・・・。結果的には、mitsu忍が順当に7つの任務を遂行し、44点で勝利しました。

イメージ 2

と、ここで、Tommyさんが所用で帰ったのですが、脇で見ていたMCさんが参戦し、怒濤の7連戦となります。ここからが荒れに荒れまして。

「今まで、実は勝ったことがない」というMC忍は、宣言通り(?)ビックリdrを連発します。3以上でOKなのに12とか、4以上の安牌で見事に3とか、平均値が出ないこと、出ないこと!7戦して、なんと5戦で滅亡し、生き残った2戦も初代が憤死という、たぐいまれな死亡率に(死亡12人/のべ14人)。

これがみんなにも「感染」し、二人が生き残ったのはわずかに二戦だけで、いずれもにし忍が手堅いVP獲得で勝利します。あとは、全て「生き残ったから、勝ち」に。う~ん、中世のペスト禍より質が悪いぞ!

イメージ 3

あまりの死亡率に、第9戦などはにし忍が初手から「引退」宣言!なんと、そのまま、生き残り勝利となります(笑い)。もしかして「引退」は最強カードなのか?!(うそ)

これで10戦が終わったので、切りがいいところでと思っていたら、例会後半に食事会の「時間調整」で、三度、忍者道に。ここで、茨城会のstr会長が参加し、mitsu忍、MC忍、にし忍の4人プレイになります。

イメージ 4

メンツが替わったにもかかわらず、忍者抹殺drは猖獗を極めます。なんと、str忍は5人連続で戦死。こりゃ厳しいと、簡単任務にしたにもかかわらず、ピンゾロを出せる能力は健在?!(本人は全然、うれしくないでしょうが・・・)

イメージ 5

あまりの展開に、6人目は早々に「引退」宣言して、とにかく生き残ります。「わたしたち、ふつーの男の子に戻ります!」

これで流れが変わったのか、最終第14戦は、str忍に希望の光が・・・。これまでのお笑いdrが嘘のように、きっちりと任務をこなし、VPを積み重ねます。反対に、残りの三人が悉く、生き残りに失敗し・・・なんと生き残り!「ああ、これで初めて勝ちました」str会長はこれが「忍者大戦」初勝利だそうで・・・。

イメージ 6

幕間に始めたはずの運のしカードアイテムでしたが、過去最高の14戦で終えることができました、とさ。ああ、まだ、MCさんは未勝利なので、次回も続きそうかしら(笑い)。

<この日の忍者戦績>
 mitsu忍…6勝(14戦)
 にし忍…6勝(14戦)
 MC忍…未勝利(11戦)
 str忍…1勝(4戦)
 Tommy忍…1勝(3戦)

「シン・関ヶ原」に続いて、MCさんと「秀吉怒濤の天下統一」(GJ)を対戦しました。陣営は、秀吉側(mitsu)対反秀吉側(MC)です。

イメージ 6

第0ターン、秀吉側は4ヒットを受けながらも「大返し」で光秀を殲滅し、そのまま、伊勢に突入します。

第1ターン、秀吉側は数を生かして攻撃をかけ、伊勢を攻略し、滝川を降伏させます。反秀吉側は長宗我部と島津を参戦させ、カード枚数を1枚差に止めます。

第2ターン、柴田が籠もっている越前に秀吉主力が投入し、七本槍で柴田を殲滅します。別働隊は美濃に侵攻し、中央部の制圧を目指します。反秀吉側は徳川を参戦させますが、秀吉側が「浅井三姉妹」で再び、中立に。

イメージ 2

第3ターン、秀吉側は大兵力を持って美濃を陥落させます。同時に「堺商人」で徳川を釘付けにし、緊急徴募でさらなる兵力を招集します。

第4ターン、豊富なカードを手に入れた秀吉側は、調略で東海を攻略すると、全兵力を持って徳川攻めに移ります。徳川も高い攻撃力を生かして反撃しますが、最後は鉄砲隊がものをいい、家康も降伏に。この時点でサドンデスまで後1エリアとなったので、秀吉側の勝利で終了しました。

イメージ 1

思いの外、早く進んだので、秀吉側(MC)対反秀吉側(mitsu)と陣営を入れ換えて、第二戦に。

本能寺ターンで光秀を倒した秀吉は、想定通り、伊勢に侵攻し、これを奪取します。反秀吉側は、参戦した長宗我部を北四国に、主力の柴田を近江に突入させます。

イメージ 7

第2ターン、柴田勢は近江を攻略し、長宗我部を畿内に向けて海上移動させます。これに対し、秀吉側は主力を美濃に向け、これを攻略します。さらに、長宗我部の隙を突いた毛利が北四国に逆上陸すると、ここで「調略」!なんと、長宗我部の本拠を手に入れることに。

イメージ 8

第3ターン、軍事行動を優先させたためにカード数が伸びない反秀吉側に対し、秀吉側は2倍の枚数を持って、次々に自陣営の中立大名を参戦させます。反秀吉側も負けじと、参戦した徳川勢を持って美濃を攻略し、なんとか1枚差まで回復させます。

イメージ 9

第4ターン、反秀吉側が長宗我部で本領を奪還しますが、ここで秀吉側が「洞ヶ峠」で家康の足を止めてしまいます。その間に越前と近江を回復します。反秀吉側は「堺商人」で一時的に毛利を中立化することに成功し、カード枚数を6:6のイーブンにしましたが・・・。

イメージ 5

第5ターン、補充で戦力を増加させた秀吉側は、水攻めや干し殺しなどのカードを駆使して、徐々に反秀吉側の戦力を削っていきます。中立化していた毛利を引き戻し、カード数で8枚までこぎ着けます。

イメージ 4

第6ターン、またも「調略」で長宗我部の本拠を攻略すると、上杉勢を持って電撃的に関東を制圧します。と、この時点でVPが10点に達し、サドンデスとなりました。

イメージ 3

う~ん、反秀吉側も軍事的な侵攻で粘ったつもりですが、やはり秀吉側のイベント効果が大きく。出撃した後の拠点を狙われ、カード差で持って行かれました。秀吉側にも「七本槍」や「大返し」など戦闘系カードも有り、つい、使いたくなりますが、本質は攻略系や敵兵力を削る調略系が有効なんでしょうね。

反秀吉側も高戦力を生かして反撃したくなりますが、もしかしたら、敵に攻めさせて時間を稼ぐことがいいのかも。今のところ、秀吉側がやや優勢なので、対抗策を考えてみたいと思います。

↑このページのトップヘ