歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2018年06月

緒戦は、近藤さんと「Iron Bottom & Sunset Sky」(GJ)をインストプレイします。実は近藤さんは、このゲームのデザイナーでして。インストいただくには願ってもない環境です。

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第一戦は、日本軍(近藤)対連合軍(mitsu)です。序盤、日本軍は豊富な物量に物を言わせ、積極的に島嶼上陸を仕掛けます。

米軍は、航空兵力を繰り出して、これを阻止しますが、航空機を消耗します。

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そこへ日本軍空母からの空襲!CAPが少ない空母群が狙われ、ビッグEが撃沈されます。

アメリカ軍も負けじと、地上機も動員した空襲を敵空母に仕掛け、隼鷹・飛鷹を撃沈します。

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同時に、敵の高速戦艦とサウスダコタの水上砲撃戦が起こり、史実とは逆にサウスダコタが撃沈!敵の金剛・比叡は大破に止まります。

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なんとか日本軍の猛攻を凌いだアメリカ軍でしたが、これにより艦艇を大消耗します。こうなると、再度の上陸船団を防ぐ手立てはなく、ヘンダーソン飛行場が陥落し、ゲームエンド。日本軍の圧勝となります。

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大敗はしましたが、それぞれの艦艇や戦闘がソロモン戦らしさを出していて、十分に楽しめます。

次は陣営を入れ替えて、日本軍(mitsu)対連合軍(近藤)で、第2戦に。

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日本軍は序盤に圧倒的な戦力を生かそうとしますが、なぜか、上陸船団が来ない!

やむなく、空母戦に持ち込もうと、索敵と空襲を行い、敵空母1隻を撃沈します。が、米軍も航空機が消耗した隙を突き、果敢に反撃し、日本軍空母2隻を撃沈します。

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このままでは、日本軍の負けになるところでしたが、最終盤に空母ホーネットを捕捉。越護衛機なしの基地航空隊が敵戦闘機と対空砲火をかいくぐり、必殺の雷撃!これが見事に命中し、ホーネットを撃沈!VP差わずかに1点の逆転劇で、日本軍の勝利となりました。

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このゲームはカードという見てくれと大きく違って、極めて精密な海空(陸)戦となっています。索敵-制空戦闘-対空戦闘-雷爆撃がきっちり表現されており、さらに水上砲撃戦と地上戦闘が網羅されています(時には潜水艦戦も)。ゲーム的には「決戦ガダルカナル」(GJ)や「日本機動部隊」(CMJ)より、精密だったりします。

各機体や艦艇の性能をカードに織り込んでいるので、逆にチャートを見る手間がなく、プレイングはスムーズです。なまじ、カードになっているばかりに「異様に難しく」と評価されていますが、慣れれば30分かからずに、ソロモンキャンペーンができるわけで、もうちょっとプレイされてもいいかなと思います。

ともあれ、有効値や維持値などのあまりない概念や、(理にはかなっているものの)各戦闘工程が違うなど、煩雑な印象があるので、知っている人にインストしてもらうのが、一番かも。

ちはら会でも、全てのパウチが済んでいるので、ご希望の方にはインストできますよ~。

さわやかに晴れ上がった5月の日曜日に、松戸の千葉会に行ってきました。今年は第三週に用事や休日出勤が入ることが多く、実に4ヶ月ぶりの参加です。

会場に着くと、yagi会長と山田さんがベトナム戦のCDSキャンペーン「Heart and Mind」をがっつりプレイしており(今年はテト攻勢50周年記念)。

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午後から来たDas Reichさんは金吾さんと「スターリングラード」(エポック)をこれまた、がっちり(第1ターンに、幻のスターリングラード陥落とは!)。人数はやや少なめでしたが、相変わらず、熱いプレイが繰り広げられていました。

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自分は、ちょうど、お手すきだった近藤さんと、日がな一日、4アイテムをプレイしました。近藤さんは「江戸幕府の黄昏」や「信長後継者戦争」などで有名なGJ誌のゲームデザイナーさんでして。ちはら会では一時、ヘビロテだった「江戸幕府の黄昏」や日露戦争のCDS「奉天1908」をプレイしたことがあります。「ちはら会ブログはよく見てますよ~」とのことで、この日が初対戦となりました。

この日の対戦アイテムと戦績は、以下の通りです。

Iron Bottom & Sunset Sky(GJ)2戦
 〇日本軍(近藤)対連合軍(mitsu)●
 〇日本軍(mitsu)対連合軍(近藤)●
ミッドウェイ(CMJ)2戦
 ●日本軍(近藤)対連合軍(mitsu)〇
  日本軍(mitsu)対連合軍(近藤)引き分け
秀吉怒濤の天下統一(GJ)2戦
 〇秀吉側(mitsu)対反秀吉側(近藤)●
 〇秀吉側(mitsu)対反秀吉側●
江戸幕府の黄昏(GJ) 〇佐幕派(近藤)対倒幕派(mitsu)●
アメージング・スパイダーマン(ツクダ) 〇スパイダーマン(近藤)対サンドマン(mitsu)●

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