関西出張がちょうど週末にかかっていたので、そのまま、足を伸ばして大阪へ。学生時代の知人が在阪だったので、連絡したところ、案内がてら、史跡巡りをしていただくことに。う~む、以前はバリバリの運動系でしたが、久しぶりに話をしたら、すっかり歴女になっていまして。畿内という地の利を生かし、ご家族や単独行で、本能寺跡や旧寺田屋、二条城など、京都・大阪の史跡を回り回っているそうです。
当初はマイナー極まる山崎天王山の踏破を予定していたのですが、先の台風21号の被害で、登山道が崩壊していて断念。ならば、NHK「真田丸」をなぞって、真田幸村の史跡を巡ることに。
燦々と陽が注ぐ秋晴れの中、午前中に大阪城を出発。豊国神社を経由して、そのまま、徒歩行軍で真田山へ。

と、途中で大きな建造物があるので立ち寄ってみたら、高山重友(右近)の銅像が!中に入ると、広大な空間にステンドグラスに、キリスト像。そして、両脇に高山重友と細川ガラシャの肖像があり。大阪でも最大規模の聖マリア大聖堂だったわけで、信仰に生きたキリシタン大名と戦国大名の妻の殉職を紹介していました。


これ以外にも浄土宗、禅宗、真言宗の寺院がやたらめったらあって。聞いてはいましたが、これほどとは。
その都度、反応していたら、正午を大きく回って真田山に到着。まずは、本命の真田丸跡を見聞。空堀のあったとされる場所に見事に高低差があり、陣地内に位置した心眼寺を参拝。おお、このあたりはまさに「ブラタモリ」でやっていたゾ!


続いて、新世界に移動して、串カツで兵糧をとり。休みもそこそこに、通天閣を抜けて、本命の茶臼山に。以前に来たときには、整備もされていないの雑木林だったのですが、「真田丸」効果か、すっかり明るく伐採されていて。南を見ながら、「狙うは、家康の首一つ!」と、あべのハルカス方面を睥睨。


史実の通り(?)日が傾いてきた中を、終焉の地-安居神社へ。残念ながら、15分ほど間に合わず、参拝はできませんでしたが、見ず知らずの地元の方が解説を始めてくれまして。地元のタクシーの運転手さんが、ウォーキング中のところ、案内を買って出てくれたのでした。大阪の人は親切だぁ~。
そのまま、四天王寺を回って、心斎橋で神座の野菜ラーメンを取る頃には、もうへろへろ。万歩計で確認したら、15km強(!)を行軍していました。ずっと一筆書きで回っていたので、出張分の荷物が効いて、ホントに行軍したような気に。
翌日は10時から阪神百貨店のイカ焼きを皮切りに、ちょぼ、タコ、ネギの粉モンを三昧で。タイガースショップで購入した我らが阪神グッズを抱えて、帰郷しました。
前日の京都ゲーム接待から始まり、登山並みの大阪行軍と、とてもハッピーな週末でした。ただ、職場の方からは「秋の京都はいい!」といわれたのに、ほとんど、関係ない旅でした(笑い)。これは、お土産で誤魔化すことにします。
それはともかく、せっかく幸村熱が上がっているので、近いうちに「講談級大坂の陣」(GJ)をプレイしたいと思います。やっぱり、狙うは「家康の首!」
