歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2018年12月

 年末になりましたので、恒例の「行く年、来る年」で、2018年のゲームライフを振り返りたいと思います。

 今年は勤務先の変更があり、開始時間が少しだけゆっくりになったので、記事を書く時間を確保しやすくなり。また、休日出勤の時期の調整ができるようになり、ゲムマ出撃や遠征が回復しました。結果、二桁更新の月は昨年の8から10へと回復し、記事総数も134(本記事を含む)と久しぶりに130を突破しました。ただ、ドル箱の今月のソロプレイは相変わらず低調で、引退するまではしょうがないかな~(苦笑い)。

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[立ち上げた新ジャンル]

 今年は新規はなく、二つとも旧ブログからの移転でした。7月に幕末・戊辰戦争アイテムを、11月に古代戦ジャンルを更新をかねて、移籍しました。

日本史の終末は、幕末純情伝!~幕末・戊辰戦争アイテム
https://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/15986898.html

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偉大なるファラオよ!比類なき大王よ!~古代戦アイテム
https://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/16257576.html

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[目標達成ジャンル]

 一昨年は0(!)、昨年は2つと苦戦が続いた目標達成ジャンルですが、今年は3つを達成と回復基調になりました。そのうち、一つは連続更新のB級アイテムで、東部戦線に次いで数の多いこのジャンルの達成は大きかったです。でも、よく見ると、B級、F級、古代戦(!)と妙なジャンルばかりですね~(笑い)。

<Fantagy級>
 T誌追加シナリオ含む、全シナリオ制覇の「Wizard's Quest」(AH)、実はプレイ時間的には重量級の「Dragon Hunt」(AH)、とんでも信仰対決の「神々の戦い」(エポック)と、質量ともに充実したプレイができました。

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<B級>
 のべで4ヒットしか与えられなかった「IDEON」(ツクダ)の全シナリオ制覇に続き、全然、競技にならない「ガリアン・シミュレーション・マニュアル」(DM)を早々にプレイ。その後、「リアルバトル」(TDF)に、ザ・ブロウバトル」(日経BP社)とボトムズ熱があがり、マイナー極まる「Qロボゴーグ オウストラルQ島スゴロク」(DM)や「アメージング・スパイダーマン」(ツクダ)に派生。史上もっとも煩雑なツクダシステム「ラウンド・ヴァーニアン」(ツクダ)を対戦してしまい。一方でコンポに相当のマンパワーをつぎ込んで「うる星やつら-友引町買い食いウォーズ」(ツクダ)の6人プレイを達成。最後は「2192 Invasion:Earth」(同人)と「4th Reich」(TASK FORCE GAMES)とB級だけど、中味はまともなアイテムをソロ演習で締めくくりました。

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<古代戦>
 前回の更新から、実に八年ぶりになりました。「SPARTACUS」(CMJ)とそのエクスパンションの「ピュロスの勝利」までずっと滞っていましたが、今年に再版した「History of the World」(アークライト)と新作の「300」同人)で一気に突破。ホントは3割越えのはずが、アイテム数を忘れていて、結果的に4割越えを達成しました。

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[記憶に残る対戦(アイテム)]

続いて、今年にプレイした対戦(アイテム)で、記憶に残るベスト7を紹介します。

第1位 戊辰戦争(旧GJ)
 幕末維新ジャンルのラスボス「戊辰戦争」をソロしたところ、茨城会のメンバーから、まさかのオファー有り。こまいふさんとのプレイでは、早々に会津盆地に攻め込んだものの、貯めに貯めた弾薬を惜しげなく消費したガトリングガンの猛射を喰らい、敗退。ならばと、銃の使えない豪雨の切り込みで物量で幕奥軍を圧倒し、勝利できたのが、思い出深いです。

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第2位 うる星やつら-友引町買い食いウォーズ(ツクダ)
 評判が分かれる「うる星やつら-友引町買い食いウォーズ」を、ちはら会の獅子たちの6人プレイで成仏させました。路地に逃げ込み、隙を狙って、飲食店に突入する生徒陣営と数で追いかける教師陣営の攻防は、ヒットエンドランに長けた生徒側の勝利となりました。このために膨大なコンポーネント改造をやった甲斐がありました。

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第3位 ヒトラー暗殺(T誌付録)
 へクスを使ったガチンコの政治闘争アイテムで、今さら、プレイ希望なんてあるかと思いきや、なんと2名が名乗りを上げ、延べ3戦をすることができました。特に連戦したBIBIさんは、政治チットをカード化する徹底ぶり。いずれも、軍諜報部を担当し、敵首領のヒムラーを海外に飛ばした直後に、クーデターを決行し、第三帝国の崩壊を防ぎましたとさ。

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第4位 ノルマンディの切り札(CMJ)
 これまで師団級ノルマンディ戦役でよいゲームに巡り会ったことがなく、あまり期待していなかったのですが、プレイしてみると、これが面白い!カードの巡りとCRTのランダム性がほどよく効いて、なるようでならない、あるいはまさかの展開が秀逸。ちはら会と茨城会で、にしさんと5連戦をしていました。やり込むほど、いろいろな可能性が見えてくる希有なアイテムです。

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第5位 ラウンド・バーニアン(ツクダ)
 ちはら会なら、これに触れねばなるまい!慣性移動に、命中判定、命中箇所判定、被害判定、さらにパイロットのミスまで詳細に設定された、ツクダ製アニメ戦闘級の最終進化形です。ただでさえ、面倒なツクダアイテムでミス判定まで入れて楽しいの?!と思われがちですが・・・「ここで敵に後ろを見せてしまうとは!バーニアの吹かしすぎだぁ!」とか「ああ、絶好の射撃チャンスなのに、レーダーで見落としなんて!」とか、ミス発生で却って大盛り上がりに。3機ずつしか投入していないのに、1ターンに30分以上かかるゲームをプレイできて、幸せです(笑い)。

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第6位 シン・関ヶ原(GJ)
  圧倒的に東軍有利と思われていた「シン・関ヶ原」で、西軍驚愕の秘策が・・・。第1ターンの(味方)増田攻め!確かにこれが決まると、早期に「豊臣秀頼」が炸裂し、一気にバランスは西軍に。はじめは、これに苦しめられましたが、対抗策「約束状」を編みだして、ほぼイーブンにまで回復しました。ゲーム上は有効とは言え、史実的にはどうよ?という一手ですが、それにしても、これを考え出したのが、若手のMCさんというのは、世代交代を感じさせられました。

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第7位 Wizard's Quest(AH)
 古いアイテムですが、オークやドラゴンといったランダム性と領土を勝利条件にしないアイデアが秀逸で、現在でも十分にプレイに耐える「Wizard's Quest」。ここ2年間、ほぼ毎回のようにプレイされ、タクテクス誌に掲載されたマルノン物語の全追加シナリオも制覇しました。最終ターンの順番チットを引くときの緊張は、ゲーマーならやみつきになります。

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番外編 ヒストリー・オブ・ザ・ワールド(アークライト)
 今年の中盤に、日本語新版が発売され、ちはら会・茨城会で繰り返しプレイされました。古代ローマの圧倒的戦力やフン族の大略奪、モンゴルの怒濤の進攻、大英帝国の植民地支配など、みなが知る「史実」が盤上に見事に再現されます。トップは叩かれるなと覚悟したもの「誰かが止めるさ」というマルチ心理が働き、ムガル帝国がまさかの覇権国家になる(!)など、ちょっとしたアルタネイティブさも堪りません。

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 こうして見ると、第1位の「戊辰戦争」(GJ)に、「ヒトラー暗殺」(T誌付録)、「ラウンド・バーニアン」(ツクダ)と、「こだわりのちはら会」らしい精密級3点がランクインしました。また、「うる星やつら-友引町買い食いウォーズ」(ツクダ)、「Wizard's Quest」(AH)「ヒストリー・オブ・ザ・ワールド」(アークライト)とマルチが三つで、人数の少ない零細地方例会としては、大健闘でした。

[心に残るゲーマー交流と歴史探訪]

 今年も、番外編として、楽しかったゲーマーたちとの交流について、ふれます。また、歴史にちなんだ史跡や関連施設の訪問がいつになく充実できたので、こちらも話題に。

<2回のゲムマ> 
 千葉会のyagi会長のお誘いで、2回のゲームマーケットに参加しました。会場では、多くのゲーマーの方々とお会いでき、また、「PANZER WAFFE」(CMJ)や「小牧長久手の戦い」(WGHB)などのお手軽系を購入し、速プレイとなりました。出版予定の新作「菅渡戦役」のテストプレイを行えるなど、充実した一日でした。

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<ゲーム猿の集う猿遊会>
 今年も、ゲーマーの祭典「猿遊会」に行ってきました。会場では、オリジナルの「躍進!無敵皇軍」や主催のたかさわさんの引き出物「シュナンドウ・ナノ」を指南いただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。

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<歴史探訪と交流>
 圏央道の利用で、例年になく、茨城会への参加が増えまして。その余勢を駆って、宿泊プランで、周辺の航空記念関係施設や霊峰筑波山への登頂を果たしました。

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 秋の京都出張では、山科会のtakobaさんやぐちーずさんと交流し、ゲームカフェで「Down in Flames」を満喫。夜の交流会と〆のラーメンは、とってもおいしかったです。

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 それがちょうど週末にかかっていたのをこれ幸い、久しぶりに大阪へ。関西在住の知人と、幸村縁の大阪史跡巡りを敢行し、串カツ・粉モン・ホルモンと食い倒れを制覇しました。

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 今年も、みなさまのおかげで、心温まる充実したゲームライフを過ごすことができました。また、来年も、辺境戦線ちはら会を、よろしくお願いします。

最後に、アルデンヌ疲れ(?)したところで、この日にオークションで落としてしまった(笑い)「サンダーバード・レスキューゲーム」(タカラトミー)をやってみることに。8歳以上でOKということで、単なる子ども向け、あるいは馬鹿ゲーと思いきや・・・。

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プレイヤーは、国際救助隊の一員となって、世界各地で破壊工作を仕掛けるテロリスト-宿敵フッドの陰謀を阻止します。盤上には、活火山島や高層ビル、宇宙ステーション、海底都市などが点在しており、宿敵フッドがルート沿いに走り回って、災害を発生させます。一周して再びフッドがそこに到達すると、大災害となって国際社会にダメージを与えます。それを阻止するには、指定のサンダーバードメカで現場に到達し、成功dr以下を出さなければなりません。いわゆる協力型のマルチゲームです。

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さくっとルールを読んで始めて見ましたが・・・序盤、なかなか、災害が起こらず、国際救助隊の出撃は、空振りを繰り返します(災害カードに相当の偏り)。いいかげん、疲れたところで、いきなり火山が爆発!、ビル火災、宇宙ステーションの事故と、立て続けに事件が発生します。

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国際救助隊は、1号と2号に乗って火消しに回りますが、到着する前に手が着けられない状態になることが多く、大災害が累積し・・・ついにフッドの目的である三つの大災害に。子ども向けと侮っていたら、いきなり、ソロシステムに負けてしまいました。おいおい、こりゃ、8歳じゃ、かなり無理があるぞ?!

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というわけで、いい歳の大人が、本気で再スタート(笑い)。同じ轍は踏まぬと、主たる対応チームとバックアップチームに分かれ(!)お互いに連携しながら、マシンを乗り換えて災害発生に備えます。

今度は、災害が順番に発生したため、次々と確率の高いマシンを投入し、災害を沈静化していきます。

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これなら行けるかと思った終盤、エネルギーキューブを使い果たしたところで、1/3の成功drに4回連続で失敗!これで大災害が二つとなり、あっという間にピンチに。

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が、ここからがSLGamerの本領発揮でした。冷静に確率を計算し、最後の災害地にメカを先回りさせます。案の定、宿敵フッドが現れ、テロを実行。その瞬間、間髪を入れず、国際救助隊が制圧に成功し、フッドの野望を打ち砕きました。めでたし、めでたし。

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って、こんなB級に、どっぷりはまってしまったじゃないですか!(笑い)このままだと、非常にかっこ悪いので、次回のちはら会で、全員にプレイしてもらいますね~(笑い)。

この日の緒戦は、前回のゲムマで販売された「PANZER WAFFE」(CMJ)のヴァリアントの「Western Front 1944」です。その名の通り、戦場は1944年のアルデンヌとなっており、最強のKONIG TIGERやマーダー、シャーマン各種にパーシングなどになっています。BIBIさんがドイツ軍を、mitsuが連合軍を担当します。

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第一戦は、ドイツ軍の攻勢で幕を開けます。まず、中央のKONIG TIGERが正面にいるイージーエイトを一撃で破壊します。と、そこから次々と長距離砲撃を行い、アメリカ軍司令部に損害を与え続けます。アメリカ軍も必死に増援をつぎ込みますが、その都度、破壊され、打つ手なし。最後も長距離砲撃により、司令部が破壊され、ドイツ軍の勝利に。

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第二戦は、ならば先手でとアメリカ軍が反撃に出ます。傾斜装甲を生かしたシャーマン・ジャンボが中央のKONIG TIGERを牽制している隙に、数で勝るアメリカ軍が左翼を強化し、一気に突進します。KONIG TIGERが防御射撃を行うものの、損害上等でアメリカ軍が零距離砲撃を続け、敵司令部に大ダメージを与えます。このままではジリ貧になると判断したドイツ軍は、三度目の攻撃でシャーマン・ジャンボを撃破すると、KONIG TIGERを敵陣地に突進させましたが・・・一歩、及ばず、アメリカ軍が先にリソースを吹き飛ばし、勝利に。

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ここで、別ゲームに移った後、忘年会組の退出後、再び、BIBIさんと連戦に。

第三戦は、ドイツ軍が先手で左翼のヤクト・パンターが先制パンチを見舞いましたが・・・ここにパーシング!傾斜装甲で88mm砲弾を弾くと、増援で強化し反撃に。結果、ヤクト・パンターが返り討ちに遭います。

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となれば、突進と、この戦車隊が敵陣地に突入します。ドイツ軍は増援をつぎ込み、一時的に敵を後退させますが、単なる時間稼ぎにしかならず。そのまま、アメリカ軍が押し切って勝利しました。

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第四戦は、混戦に。序盤、最強のKONIG TIGERがシャーマン・ジャンボを撃破し、長距離砲撃を行いますが、ギリギリで増援と陣地構築が間に合い、アメリカ軍が戦線を安定されることに成功します。ドイツ軍がカードを引いて流れを変えようとしますが、一歩、先にアメリカ軍がまたも左翼を強化し、突進!そのまま、物量で押し切り、連勝となりました。

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第五戦は、ドイツ軍が先手に。今度はKONIG TIGERが右翼に陣取り、アメリカ軍を攻撃するも被弾経始で凌ぎ、その隙に森林に入り込みます。

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その後、中央も停滞したので、アメリカ軍が左翼で反撃に出ますが、ここで「タイガーショック」!(三両ないと、前進も攻撃もできない)どうにも手がなくなったところで、KONIG TIGERがおもむろに森林を迂回しまして。最後は、いつもの長距離砲撃で片が付きました。

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第六戦は、アメリカ軍のカウンターが炸裂!いつものように中央のKONIG TIGERがパーシングを叩くも、被弾経始で凌ぐと、空軍2枚を投入して、KONIG TIGERを撃破。

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とここまではよかったものの、ならばと右翼のヤクト・パンターが攻勢に出て、イージーエイトを撃破。カードを引き続けるも体制を立て直しことが出来ず、長距離砲撃を喰らって、連敗に。

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第七戦は、ほぼ似たような展開に。左翼に陣取ったKONIG TIGERの攻撃を、サンビットに籠もるイージーエイトが相打ちに持ち込みます。こりゃ、いけると思っていたら、中央のヤクト・パンターが連続攻撃に。配置していた最強のパーシングが討ち取られ、あれよあれよと、長距離砲撃に。ああ、まさかの3連敗に。

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最終第八戦は、やっぱりドイツ軍の先手でスタート。左翼に陣取ったKONIG TIGERがイージーエイトを撃破すると、一気に勝負を付けるべく、アメリカ軍陣地に突進。と、ここで近接航空支援2枚を受けたシャーマン・ジャンボが反撃!これが見事に決まり、KONIG TIGERを撃破します。

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これで一息着けたアメリカ軍は、ひたすらカード引きで部隊を補充すると、左翼に新小隊を編成し、逆侵攻!そのまま、押し切って、久々にアメリカ軍の勝利になりました。

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途中、別アイテムを挟んだものの、なんと8連戦。一戦あたり、15分ほどで片が付き、しかも結果は、4勝4敗のイーブンとバランスもよし。自分でデッキ構築する楽しさやカード引きの運もあり、極めてリプレイアビリティが高い作品です。もとの「PANZER WAFFE」ともども、ぜひ、やり込んでみたいですね~。

師走らしい寒さの戻った土曜日に、今年最後の千葉会に参加してきました。この日は、オークションと忘年会もあることから、多数の方々が集まり。事前の景気付けに、様々なアイテムがプレイされていました。

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こちらは、「天才デザイナー」龍虎さんが持ち込んだ「スタートレック」。極めて精巧なフィギュアが付いていて、いやがおうにも気分を盛り上げます。お相手の軍曹亭さんはdrが酷かったようで、「なんで、クリンゴンは1ばっかなんだよぉ!」と、妙に担当に似合う雄叫びを上げていました(失礼!)。

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ちなみに、この日に自分がプレイしたアイテムです。

テラ・フォーミング・マーズ(アークライト)金星拡張ヴァージョン 〇BIBI・mitsu・kawa
PANZER WAFFE Western Front 1944(CMJ)8戦(!)
 〇ドイツ軍(BIBI)対アメリカ軍(mitsu)●
 ●ドイツ軍(BIBI)対アメリカ軍(mitsu)〇
 ●ドイツ軍(BIBI)対アメリカ軍(mitsu)〇
 ●ドイツ軍(BIBI)対アメリカ軍(mitsu)〇
 〇ドイツ軍(BIBI)対アメリカ軍(mitsu)●
 〇ドイツ軍(BIBI)対アメリカ軍(mitsu)●
 〇ドイツ軍(BIBI)対アメリカ軍(mitsu)●
 ●ドイツ軍(BIBI)対アメリカ軍(mitsu)〇
サンダーバード・レスキューゲーム(タカラトミー)2戦(!)
 ●国際救助隊対宿敵フッド〇
 〇国際救助隊対宿敵フッド●

14時を過ぎると、恒例の千葉会オークションが開始され、余剰となったアイテムを思い思いに出展していました。中には「これは・・・あげます!」ともはや競売ではなく、単なるデッドストックの放出も(笑い)。

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自分も新春ちはら会のお年玉くらいに、軽~く入札していたはずが、おかしなB級に火が付いて、ああ、またも落札してしまい・・・。さらに、「サンダーバード」はこの日のプレイする羽目に(苦笑い)。

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というわけで、次のちはら会では、もれなく「サンダーバード」と「キング・オブ・トーキョ-」がプレイできますよ~。

まもなく年末を迎えますが、来年はどんな1年になるのでしょうか?新春例会のお知らせをします。今回も新春懇親会とカラオケ会を企画しています。

[日時]1月5日(土)9:00-17:00(20:00)
[会場]おゆみ野公民館 2F 第2講習室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識

イメージは、猪突猛進のビッテンフェルト率いる黒色槍騎兵艦隊。

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こちらは、その名の通り、三号突撃砲。

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特別企画その1 ちはら会名物新春お年玉

いつもの「お年玉企画」です。不用になったゲーム関連のアイテム、書籍、ビール、おせち(?)など、一人一点をお持ちください。dr勝負で勝った人から、お年玉として受け取れます。2019年のゲーム運試しは、ここから!

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特別企画その2 新年懇親会&カラオケ会

この日は、新春懇親会&カラオケ会にします。いつもより早く9時スタートにして、17時に切り上げ(希望者には会場は20時まで使えます)。すしめん処大京浜野店にて食事とカラオケの予定です。希望者は、「千葉会一門掲示板」への書き込みをお願いします。

例会の最後に、にしさんのリクエストで「ノルマンディの切り札」(CMJ)を対戦しました。

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上陸ターンですが、全てが上陸できたものの、ゴールド、ユタ海岸と空挺降下でdrが酷く、始まる前から3ステップの損害となってしまいます。

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気を取り直して第1ターン、降下偏差した空挺師団を使って、カランタンを包囲するなど、前進を果たしますが、空軍を敵後方の攪乱に使ったため、戦闘までは行かず。

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第2ターン、包囲したバイユーの高射砲連隊を壊滅させると、道路移動を駆使して、一気にサン・ローを占拠します。また、カランタンに包囲攻撃をかけますが、無情にもA1となり、突進はできず。

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第3ターン、またもカランタンを攻めるもD1で陥落せず。精鋭の降下猟兵師団とはいえ、なんて堅いんだ!(drが酷すぎるだけですが)。

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第4ターン、どうにかカランタンを奪取し、シェルブールに別働隊を向かわせたのですが、ここでドイツ軍が反撃!

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カーン前面に集結した5個装甲師団+支援部隊が、薄いイギリス軍の戦線を強襲。こちらのdrは冴えにさえ、1個師団が基幹部隊になるほどの猛攻で、部隊が後退します。と、ドイツ軍は、戦闘後前進で大胆にも海岸堡に迫る突進を見せます。が、敵ながら、こんなに前進して大丈夫かしら?

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第5ターン、先手を取った連合軍は、敵の後方を遮断し、全装甲師団を遊兵化してしまいます。「ええ!補給が通じていましたっけ?!」そう、にし司令官は突入に夢中になるあまり、連合軍の補給遮断をミスしていまして。結果、5個機械化師団が丸々、包囲され、(次々ターンまでかかって)撃滅されます。

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第6ターン、一時的に敵の主力が無力化したので、アメリカ軍が攻勢を強め、シェルブールを陥落させ、クータンスを包囲します。

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第7ターン、連合軍はポケットの掃討とクータンスを攻略し、VPは14点に達します。

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時間がなくなってきた第8ターン、連合軍はカーンの両都市を占拠し、ウィルデューの後方を遮断します。ここで、VPが16点を超えたため、ほぼ連合軍の負けはなくなりましたが、勝利の20点にはあと二つの都市が必要です。

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最終の第9ターン、まずはウィルデューに包囲攻撃をかけ、これを奪取します。ドイツ軍も歩兵部隊を敷き詰めて、時間稼ぎをしますが、高AP カードを投入して回廊を切り開き、1.5:1でピールを強襲します。ここで見事に1/3の確率をこじ開け、20点超!

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が、まだドイツ軍にカード1枚が残っており、装甲師団が駆けつければ、同じく1/3の確率で引き分けに持ち込めましたが・・・このカードが、なんと「混乱」。第1ターンに打った布石が、最後の最後に生きた形になりました。

今回はかなりdrが偏り、苦労しましたが、その分、勝利できて感無量です。

続いて、昼前に到着したkawaさんと「テラ・フォーミング・マーズ」を終えた3人を誘って、「神々の戦い」(エポック)を対戦しました。

このアイテムは一応、F級ですが、妙なところがリアルな異色のマルチゲームです。各プレイヤーは、神々の一柱となって、人間界で信者を増やし、神殿を建設させるなど、影響力を高めます。最後は、配下の副神を集め、アルマゲドン(最終決戦)で勝利して、唯一教となることを目指します。神々の攻撃は、雷、暴風雨、隕石落とし、噴火、洪水などの天変地異を、カードを使って起こします。また、下級の攻撃神やモンスターの攻撃なども有り、ここまではまさしくB級です。

が、自分の宗教を広める手口が、実にリアルでして・・・。まず、配下の英雄(ダビテや神の子!)を中立地帯に派遣し、説法を行って、地元民を改宗させます。次のターンに、別の英雄が「神の軍隊」を率いて進駐し、敵を除去して、統治(占領)を行います。この時、中立民は武装して抵抗するのですが、改宗された民は「同教徒とは戦えない」とこれを静観します。軍事占領を果たしたところで、建築能力のある英雄(アルキメデスとかラムセス二世!)が神殿を作り、副神を祀ります。最後に、殖産を実施し、民を増やします。5以上になった場合は、宗教兵となります。

これを繰り返して、勢力を拡大するのですが、主神の手先となる英雄が実在の人物だったり、その手口が宗教戦争(あるいは植民地侵略)そのもので、まるで歴史RPGをしているような気分です。

今回は、6人がインストによる初プレイになります。まず、スタートの主神は以下の通りです。
 エンジョウ…アフラマーリダ
 BIBI…エボナ
 mitsu…メルキュール
 Tommy…エンリル
 kawa…アルテミス
 にし…ネクベト

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序盤、各陣営は地道に布教・侵略・建築・人口増加を行い、勢力を広げていきます。第3ターンが終わったところで、mitsuが4カ所を統治し、3神を従え、トップ。続いてエンジョウさんが3カ所統治の2神で追いかけ、BIBIさん、Tommyさんが2カ所統治の2神で続きます。kawaさんとにしさんは、どうにも建築に優れた英雄が来ず、統治エリアは広がるものの英雄が来ず(神殿数分、引ける)、伸び悩みます。

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第5ターンになると、ほぼ、中立地帯がなくなり、一触即発の空気が流れます。順調に神殿を建築したエンジョウさんが神殿数6つでトップに立ち、同じく4つのmitsuとBIBIさんが次点に。ただし、BIBIさんは主神のレベルを5まで上げているので、実質的なVPはエンジョウさんとBIBIさんが、8で並んでいます。

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と、第6ターン早々に、英雄チットが枯渇!この瞬間、通常ゲームが終了し、神々が直接、戦うアルマゲドンに突入します。

先手を引いたのは、エンジョウさん。6つの神殿をフル稼働させると、巨大地震、隕石、干ばつなど6枚の攻撃カードにモンスターを放って、BIBIさんを攻めます。これに上位を叩きたい他のプレイヤーが「同調」し、大噴火や大津波など、天変地異を増加させます(どんだけ!)。BIBIさんも必死の抵抗で迎撃し、本国エリアの民と神殿は全滅するものの、神を守り切ります。

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これで優位に立ったエンジョウさんに対し、mitsuが伝染性の「疾病」を起こします。防御のために民を集中していたことが仇になり、各地の民が軒並み、衰退します。疾病は史実通り、思わぬ余波を引き起こし、わずか1VPしかないにしさんのエリアにも拡大し、ヨーロッパを覆い尽くします。ああ、まさにパンデミック!

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民の防御力が落ちた地域に、二巡目のハルマゲドンが起こり(ひどい!)、エンジョウさんとBIBIさんのVPは、ともに7で並びます。最後は、生き残った民の数の比較になりましたが・・・11対12の僅差でエンジョウさんの勝利となりました。

なお、終了時に獲得していた神々は、以下の通りでした。
 エンジョウ…アフラマーリダ、ポセイドン、ミネルヴァ、プラーマ、デメテル、ヘルメス
 BIBI…エボナ、クリシュナ、エレッシュ・ギ・ガル、シヴァ
 mitsu…メルキュール、ハトル、トト、ネルガル
 Tommy…エンリル、タンムーズ、フレイール
 kawa…アルテミス
 にし…ネクベト

 この対戦で、F級のプレイ率が7割を超えました。ジャンル別記事を更新しましたので、ご覧ください。


この日の緒戦は、一番はじめに来場したエンジョウさんと「Down in Flames」(CMJ)ガダルカナル・キャンペーンです。この傑作空戦カードゲームは、バトルロイヤルも楽しいのですが、その真骨頂はキャンペーンにあります。

両陣営は、各任務に先立ち、オプションを選択するのですが、超強力なものからあった方がまし程度のものまで、ヴァリエーションに富んでいます。任務の重要性 と獲得VPの累計、敵の選びうるオプションなどを考慮して、最善と思われる選択していきます。

今回は、日米が死闘を繰り広げたガダルカナル・キャンペーンを行うことに。陣営は、連合軍(mitsu)対日本軍(エンジョウ)です。

第1任務の主導権は、アメリカ軍なので、まず、ガダルカナル島からの輸送船団攻撃を実施します(戦場4)。秘密裏に選んだオプションは、アメリカ軍がボート・コルセアF4Uを投入するNo.5です。対する日本軍は、大空のサムライこと坂井三郎の零戦52型!戦闘機数は2機ずつですが、パイロットの分だけ、日本軍が有利です。

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序盤、まずは護衛機を屠らんと、日本軍の2機がF4Uに襲いかかります。F4Uは果敢にも先制攻撃をかけ、零戦21型に3ヒットを与え、損傷させます。

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が、運動エネルギーを使い果たしたところに、坂井三郎が襲いかかり、防戦一方に。F4Uは一瞬の隙をついて、なんと21型の撃墜します。

が、第2ターン、怒り心頭の零戦52型の攻撃を受け、最後は20mm機関砲の直撃で撃墜となります。

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生き残った酒井機は、編隊を組んで飛行するドーントレスを襲撃します。SBDも機銃で必死の反撃をしますが、零戦の運動性に翻弄され、効果なし。巧みに背後に回り込んだ零に機関砲を浴び、第4ターンに1機が撃墜されます。

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唯一残った、ドーントレスも第6ターンに僚機の後を追い、全滅します。

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アメリカ軍が壊滅したことで、日本軍は船団護衛の16点を手に入れ、さらに撃墜による22点を加え、38点を奪います。一方のアメリカ軍は、零戦1機撃墜の9点止まりで、VPは-29点となります。

第1任務が失敗に終わったので、第2ラウンドはイニシアチブが入れ替わり、日本軍の選択に。選んだ戦場は、ラバウルからのブーゲンビル島空襲です。アメリカ軍のオプションは、またも高速のボート・コルセアF4Uに加え、物資不足(全ての敵機に1ヒット)のNo.2です。一方の日本軍は、零戦2機を追加するNo.5です。

第1ターン、一式陸攻を護衛する零戦がボート・コルセアに襲いかかります。機動性の高い52型がF4Uの背後に回り込みますが、性能限界突破でカードを増やしてこれを乗り切ります。逆にF4Uが、21型に逆襲をかけます。直前のF4Fとのドッグファイトで手札を消耗していた21型は、これをさけられず、撃墜されてしまいます。

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機数が2:1となった日本軍は劣勢となり、第2ターンに52型も撃墜。

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満を持してアメリカ軍のインターセプターが、一式陸攻を襲撃します。耐久力が8あるとは言え、一機ずつ集中攻撃を受けて、ライターのように燃え上がり、第5ターンに全滅します。

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今度は、アメリカ軍が基地防衛で18点を手に入れ、さらに撃墜による34点を加え、いい気に52点を獲得します。前回の点数を加減し、VPはアメリカ軍+23点と逆転します。

日本軍の任務失敗により、またもイニシアチブが転換し、アメリカ軍はガダルカナルからのブーゲンビル島強襲の戦場5を選びます。続いてオプションは、アメリカ軍がF4Fに加え、爆撃力を上昇させるNO.3 です。日本軍は隼2機ですが、敵戦闘機が1ターン不在のNo.6を選びます。

第1ターン、爆装のSDB、F4F、F4Uの3機に対し、3機の日本軍機が襲いかかります。殿のF4Fに対し、集中攻撃をかけますが、ワイルドキャットはこれによく耐え、損傷をしたものの、第1ターンを凌ぎきります。

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第2ターン、さすがにこのF4Fは撃墜され、また、参入したばかりの護衛のF4Fも隼2機に撃墜されます。

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が、ここから、爆装を捨てたF4Uの反撃が開始されます。高速性を生かして零戦21型の側面を取ると、正確な3連射でこれを撃墜します。

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第3ターン、隼2機の挟撃を受けますが、猛烈なスピードと馬力でこれを振りきります。

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時間がなくなってきた日本軍は、標的をSBDに変え、2ヒットを与えます。が、なんと、防御砲火をもろに浴びた隼1機が炎上し、墜落します。

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そこへ死の天使コルセアが舞い降り、背後から隼に機関銃を叩き込み、これも撃墜。

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敵の迎撃機が全滅したところで、SBDが爆撃を敢行し、損傷を与えます。任務を達成したことで、さらにアメリカ軍のVPは上昇し、+32点になります。

任務は成功したものの破壊までには至らなかったので、主導権は再び日本軍に。ここで選んだ戦場は、7の珊瑚海!初の空母戦が発生します。選んだオプションは、アメリカ軍が最大の2機を追加するNo.4で、日本軍も-5VPの減点覚悟で3機(!)を投入するNo.4です。両軍とも戦闘機3機ずつに日本軍の攻撃機3機という、合計9機による大空中戦が発生します。

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第1ターン、日本軍は零戦52型と隼で、宿敵F4Uに攻撃をかけますが、抜群の高速性でこれを躱します。逆にF4F2機が、21型に襲いかかり、集中攻撃でこれを撃墜します。

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両軍とも背後を取って取られての激しいドッグファイトを経て、第3ターン、殊勲のF4Fペアが零戦52型を討ち取ります。おお、まさにサッチ・ウェーブ!




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最後に残った隼も、死の天使F4Uに捕捉され、後を追います。

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護衛機のいなくなった日本軍の攻撃隊に、無傷のアメリカ軍3機が襲いかかり、順に集中攻撃をかけ、これを全滅させました。

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これにより、アメリカ軍が空母護衛の20点と撃墜の35点を加え、のべで87点となりました。日本軍は効果的なオプションをほぼ使い果たし、逆転はまず不可能ということで、アメリカ軍の勝利となりました。

1ヶ月前より最近の方が暖かかった、Dark Decemberではない土曜日に、第167回ちはら会を開催しました。いつもの常連さんたちに、茨城会からにしさんが駆けつけてくださり、今年の最後の例会を締めくくることができました。空戦カードに、由緒正しき作戦級、F級とSF級マルチと、ある意味、ちはら会らしい年の瀬でした。

先日にプレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。

Down in Flames(CMJ)ガダルカナル・キャンペーン 〇連合軍(mitsu)対日本軍(エンジョウ)●
ノルマンディの切り札(CMJ) 〇連合軍(mitsu)対ドイツ軍(にし)●
神々の戦い(エポック)6人戦
 〇アフラマーリダ(エンジョウ)・エボナ(BIBI)・メルキュール(mitsu)・エンリル(Tommy)・アルテミス(kawa)・ネクベト(にし)
テラフォーミング・マーズ(アークライト)2戦
  〇にし・BIBI・TOMMY
 〇BIBI・TOMMY・エンジョウ・kawa

イメージは、「アクワイア大会」で第3位になった、エンジョウさん。10年以上続いている由緒ある大会で、かつては優勝したこともあるとか。この「アクワイア」に、「タイタンの掟」「関ヶ原」をやらせたら、たぶん、日本有数のプレイヤーでしょう。

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こちらは、ちはら会のヘビロテとなりつつある「テラフォーミング・マーズ」(アークライト)。決してライト級ではありませんが、今回も3人戦と4人戦と、2回戦が行われていました。

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1回戦は、BIBI・TOMMY・にしの戦いで、最後にカードボーナスで逆転したにしさんがわずか5点差で勝利。

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2回戦は、BIBI・TOMMY・エンジョウ・kawaの戦いで、オーナーのBIBIさんが95点のぶっちぎりで勝利でした。

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今月のソロプレイ第三弾は、B級の真打ち(?)と言ってもいい、「4th Reich」(TASK FORCE GAMES)です。一見、ネオナチを思わせるタイトルながら、その中身は、核戦争後の旧ヨーロッパ大陸で、純粋人類のゲルド国とミュータント軍団のコントローラー国家が、覇権を賭けて戦うという、トンでも設定です。イントロダクションによれば・・・

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「一方は、圧倒的に科学力で優る、ゲルドの純粋人類である。一方は、心理的操作によって下等人類を支配する、準人類のコントローラーに率いられた、数百万人のミュータントである。
 科学技術で優位に立つ純血人類は、多数のミュータントを率いるコントローラーと、死闘を繰り返している。人類かミュータントか、いずれかの軍の勝利が我らが未来を決定するであろう。」

こちらが、マックス・ヘトラー(!)率いる、ゲルド軍。機械化部隊は、第二次攻撃が可能です。

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こちらが、マスター・コントローラー率いる、コントローラー軍。数値は低く、かつミュータント軍は、洗脳支配されているので、下級コントローラーがいないと攻撃もできないのですが、とにかく、数が多いです。

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こちらが地形効果表です。特徴的なものは、進入すると自動的に攻撃を受ける「放射能密林」で、事実上の移動制限地形になっています。

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「ゲームマップは、核による大量殺戮から2000年後の地球の一部を表している。いくつかの地域は、未だに危険な汚染状態にある。全ての大陸は、『業火』によって作り出された放射能密林と荒野によって、他と分断されている。北極圏の部分的な氷の溶解と海面水位の上昇が、多くの地域を海没させる一方、連続した火山活動と地震が、惑星とその地形を壊滅的なまでに変容させた。
 マップには、純粋人類の母国であるゲルドとコントローラーの東方地域を含む、7つの国が描かれている。ゲルド周辺の5つの小国は、コントローラによって支配されている。ゲルドだけがわずかに、ミュータントから解放されている。」

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と、設定は単なる馬鹿ゲーなんですが、システムが異様にまともでして。基本は、生産のあるダブルインパルスで、ゲルド軍の機械化軍団とコントローラー軍のスーパーミュータント軍のみが第二次攻撃ができます。CRTはファイヤーパワーで完全な打撃型。そう、攻撃側には一切の損害が出ないんです(!)。

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ゲルド軍の装甲軍は移動力が高く、ZOC to ZOCの直接移動の緩さも相まって、簡単に浸透できます。さらに戦闘ではdr効果±1が付くすばらしさ!ヘトラーのdr効果±3(!)を加えると、これに耐えられる防御スタックはありません。

コントローラー軍にとって、通常の戦線によるスタック防御は最悪で、簡単に浸透され、包囲殲滅されます。よって、薄い前線でスクリーンを張って後方に主力を待機させ、敵が前面に現れたところで反撃により撃滅する[後手からの一撃]が、基本戦術になります。

はじめはこの感覚がつかめず、コントローラー軍が守り切れずに、ゲルド軍の圧勝。つい、悔しくて3回のソロ演習と作戦研究をしたわけですが(こんなゲームに!笑い)、やっと戦い方が見えて来ました。

まず、セットアップですが、規定通り、ゲルド軍は国内に配置。コントローラー軍は、ダミーと1能力コントローラーを衛星国に配置し、マスター及び2能力コントローラーは全て東方国家(EL)に配置します。

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第1ターン、迅速に衛星国家を制圧したいゲルド軍は、東西で同時攻撃に出ます。主力を投入した西方国家(WL)は第1フェイズで陥落。第2次フェイズに、装甲軍は早くも、Sun Land(イタリア)に突入します。一方、中央地域(ポーランド)は歩兵のみで攻撃し、1都市を陥落させます。

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戦力のほとんどないコントローラー軍は、Varza(ワルシャワ)にいた歩兵と1能力コントローラーを退避させ、生産したばかりの歩兵をMins(ミンスク)とKev(キエフ)周辺で防衛線を引きます。

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第2ターン、怒濤のゲルド軍は、太陽地域の攻略を続けると同時に、高地地域(HL)に侵攻します。が、Bukres(ブカレスト)ではじめて攻撃に失敗します。

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うまくいけば、装甲軍を撃滅できると、コントローラー軍がはじめて反撃を行いますが、装甲効果に阻まれ、惜しくも失敗。

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歩兵を足止めに残し、貴重な1能力コントローラーは、東方地域国内に撤退します。

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第3ターンに、Bukresと南方地域(South Land)も制圧し、早くも東方地域以外の全てを占領します。

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第4ターン、季節は秋。西方と南方を攻略した主力が揃いきっていませんでしたが、敵の増強を待ちたくないゲルド軍は、半年早い「バルバロッサ作戦」を発動します。電撃的にKarglat(カルーガ)、Bres(ブレスト)、Kev(キエフ)、Odes(オデッサ)を攻略し、敵に損害を与えた後、歩兵を前線に残し、主力を引き下げます。

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これに対し、(赤軍じゃなくて)コントローラー軍は無尽蔵と言える部隊を集中し、全ての都市を奪還。歩兵2個軍を撃破します。第二次移動でふたたび、「赤い絨毯」を引き直し、縦深防御に。

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第5ターン、予想以上に機能的なコントローラー軍に対し、ゲルド軍は総花的な消耗攻撃を行い、スーパーミュータント軍を含む6ユニットを除去します。が、コントローラー軍の補充能力は、これを1ターンで補充してしまいます。

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運命の第6ターン、打撃戦の後、ゲルド軍は中央地域(ポーランド)でハリネズミの陣を引きます。ヘトラー率いる3ユニットがVarza(ワルシャワ)に籠城します。ここで、敵の下級コントローラーとスーパーミュータント軍を引きつけ、攻略に手間取る隙に、次ターンに機械化部隊で反撃をかける作戦です。

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罠とわかっていましたが、ヘトラーを捕らえることができるかもしれないと、コントローラー軍は賭けに載ります。スーパーミュータント軍を集中し、2能力コントローラーを投入。その結果は・・・わずか1/6の賭に勝ち、敵を全滅させ、Varzaを占領!そして、ヘトラー戦死!

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さらにコントローラー軍は、怒濤のごとき進軍により、中央地域と旧ルーマニアを席巻!装甲軍2個、機械化歩兵3個軍、歩兵1個軍の致命的な損害を、ゲルド軍に与えます。

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第7ターン、ゲルド軍は反撃のための予備兵力を戦線維持に投入せざるをえなくなり、もはや打撃戦もできず。

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第8ターンに、早くもゲルド国内に進入したコントローラー軍は、数の暴力で前線を粉砕すると、再建されたばかりの敵に装甲軍を撃破。

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第9ターンに、わずか3ユニットまでに撃ち減らされたゲルド軍は、最後の抵抗のため、太陽地域(イタリア)に逃げ込みましたが・・・脚力のあるスーパーミュータント軍に捕捉され、全滅。

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最後の生産で、敵をFlorenに包囲する意地を見せたものの、衆寡敵せず、ゲルド軍は崩壊。第11ターンに、Rom(ローマ)が陥落。ここに純粋人類の国家は滅亡し、ミュータントによる洗脳国家によって、統一されました。

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う~ん、まさかのゲルド軍の惨敗でした。第6ターンのヘトラー戦死がなければ、もう少し戦えたのでしょうが、根本の敗因は早すぎたバルバロッサだったかも。十分な兵力の集結を待って、第一撃でかなりの損害を与えないと、厳しいかも知れません。当然、ゲルド軍も反撃で半壊するでしょうが、機動に適した時期と生産ターンをうまく見定めて、侵攻すれば、手はあるかも。

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また、コントローラー軍も、数の暴力による攻撃(第1フェイズ)と縦深防御(第2フェイズ)が機能することがわかったので、よかったです。

いやー、こんなB級アイテムにどっぷり、のめり込んでしまいました(笑い)。そもそも、このアイテムは自分が購入したわけではなく・・・3年前の千葉会のオークションで、全く入札がなかった時に、yagi会長が一言。

「これは、B級だから、ちはら会にあげる!」

誰も期待していなかったオークション崩れのB級アイテムですが、全くテストをしていないツ○ダの粗製濫造より、はるかにまともでした。独ソ戦のオマージュといえる「4th Reich」で、誰の挑戦でも受けるぞ!!(絶対、いないとおもうけど、笑い)

なお、このソロプレイでB級アイテムのプレイ率が6割を越えました。更新記事をご覧ください。

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