歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

Yahoo!ブログ終了に伴い、引っ越しました。

2019年03月

この日の最後にプレイしたのが、「バルバロッサ」(アークライト)です。いわゆるDOMINIONライクな独ソ戦アイテムで、プレイヤーは軍団長となって、自分の軍団を編成し、都市を攻撃し、戦果(VP)を上げて、勝敗を競います。

2枚の擲弾兵中隊(実戦部隊)と6枚の非機械化輸送(補給-購入部隊)でスタートし、徐々に部隊配備を増やしていきます。序盤は輸送能力を上げていき、より高度な輸送能力に上昇させたり、高戦力カードを獲得したりします。

直接戦力にはならなくても、カード巡りや購入を効率化できる支援カードも有り、どのようにカード編成(戦力編成)をするのか、各プレイヤーの腕の見せ所になります。

第一戦は、mitsu・str・水戸爺の3軍団で行います。strさんと水戸爺さんは初プレイということも有り、序盤はひたすら高補給系のカード(トラック輸送や鉄道輸送)を獲得していきます。

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mitsu軍団はカードの説明をしながら、部隊編成を進め、高地や陣地を攻略していきます。中盤、ある程度戦力が揃ったところで、まず、水戸爺軍団がスモレンスクを攻略します。

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次は、VPも高いが損害も極めて大きい、難敵のスターリングラード(装甲部隊か、非装甲部隊のいずれか全てが損耗して捨て札に)。やむなく、装甲連隊を配備できたところで、これを消耗させ、mitsuが攻略します。

その後、各軍団が都市を攻略し、最後のモスクワの時点で、VPはほぼイーブンに。誰が先手を打つかという展開でしたが、mitsu軍団が鼻の差で先制攻撃を仕掛けます。ソ連軍戦車軍団が駆け付け、激戦になりますが、ここまでため込んだ戦術的優位(陣地及び高地攻略)を全て投入し、占領!これが効いて、mitsu軍団の勝利となりました。

mitsu軍団…56点
str軍団…45点
水戸爺軍団…43点

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慣れたところで、第二戦へ。別のアイテムを終えた山崎さんとにしさんも合流し、5人で対戦します。

序盤、経験のあるmitsuと水戸爺の軍団が先導して、都市の攻略に入ります。str軍団はカード編成がちょっと偏り、にし軍団はゲーム慣れに時間がかかり、やや出遅れ気味に。山崎軍団は「大好きな鉄道輸送」(熱狂的な鉄道ファン、笑い)に命をかけ、攻略よりもひたすら輸送能力の向上を目指します(実は、これが後に大きなアドヴァンテージに)。

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今回、人数が増えたことで、有力なカードの品切れが起こり、各陣営とも攻略に苦労します。カード巡りがよかった軍団が攻撃をかけていきますが、うまく回らないと足止めを受ける展開に。

中盤を過ぎ、終盤のモスクワ戦直前の攻略状況は、以下のようになります。
 水戸爺軍団…3都市
 mitsu軍団…3都市
 山崎軍団…2都市
 にし軍団…1都市
 str軍団…1都市

いよいよ、モスクワ戦ですが、あまりの防御力の高さに、各軍団とも兵力の蓄積に時間をかけます。と、ここで先陣を切ったのが、山崎軍団。序盤こそ、補給に走って配備が遅れていたものの、中盤からその高い補給能力を生かし、SS装甲連隊などを次々に投入し、一気に追いついてきました。そして、最後はルントシュテットの指揮の下、モスクワ攻撃し、これを占領しました。ここでゲーム終了。

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VPを確認したところ、
 水戸爺軍団…46点
 山崎軍団…44点
 mitsu軍団…35点
 にし軍団…24点
 str軍団…11点
となり、僅差で水戸爺軍団の勝利となりました。純粋な占領得点は山崎軍団がトップでしたが、水戸爺軍団がルントシュテットの追加ルールで逆転しました。

カードゲームにしては2時間程度とやや長めで、「装甲擲弾兵」などちょっと時期には合わない表記もありますが、独ソ戦をモチーフにしたものとしては非常に楽しくプレイできます。特に自分の軍団を編成し、それを損耗しながら都市を攻略していく手順は、ドイツ軍の軍団長の心理にぴったり。面白かったので、ちはら会にも持ち込みます。

続いて取り組んだのが、師団級ノルマンディ戦CDSの「ノルマンディの切り札」(CMJ)です。連合軍(str)対ドイツ軍(mitsu)の対戦になります。

上陸ターン、連合軍はスウォード海岸の1個師団が損害を受け、第82空挺師団がスカッターしますが、いずれも着上陸に成功します。

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第1ターン、連合軍は「交通妨害」を仕掛けますが、これは「ドイツ空軍」の活躍で無効に。さらに「後方攪乱」もありましたが、連合軍は展開を優先し、通常の作戦値として使用します。

連合軍は、オマハ方面とイギリス軍方面で初期攻勢に出て、占領地域を拡大します。ドイツ軍は、拠点のバイユー以外は包囲されない位置にいたため、カードの購入を優先し、「補充」を獲得します。

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第2ターン、なおも連合軍はバイユーを包囲攻撃で陥落させると、コタンタン半島でシェルブールに向けて攻勢に出ます。また、イギリス軍もカーン方面で圧力をかけ、北部市街地を占領します。

ドイツ軍は援軍を展開し、サンローから中央高地経由でカーン南までの戦線を構築します。

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第3ターン、連合軍は中央部に兵力を集中し、攻勢に出ます。防御力の低い歩兵を狙って戦線を後退させ、そこから浸透した部隊がサンローの2個師団と中央高地の歩兵・高射砲スタックを包囲します。

が、これは時期尚早でした。ドイツ軍は「補給」の4作戦値を使い、装甲師団による反撃に出ます。まず、サンローの背面に展開したアメリカ軍の機甲師団を逆包囲し、2回の攻撃でこれを殲滅します。

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さらにそれを救出に来た歩兵師団を包囲し、2ステップの損害を与えます。

第4ターン、損耗したアメリカ軍歩兵師団は救出攻撃により、一度は補給が繋がったものの、十分な離脱ができず。再包囲され、全滅します。これにより、連合軍のVPが2点とサドンデス敗北以下になったため、なんとかもう1都市を取ろうと、カランタンを包囲攻撃しますが・・・3個歩兵師団による攻撃はdrに嫌われ、失敗。結局、3VPを満たせず、ドイツ軍のサドンデス勝利となりました。

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連合軍は薄い中央を攻めて戦果を上げたまではよかったのですが、反撃を受けてVPが減少。かつ、カランタンやシェルブールが後回しになったため、得点が入られなかったのが、痛かったようです。常に不足気味の作戦値を有効活用するかが、このゲームの悩ましいところです。

次年度のさらなる業務スタックが決まってしまい、年度末に「最後の晩餐」とばかりに、茨城会に行ってきました。慌ただしい時期なので、若干、参加者は少なめでしたが、Sinyamagさんやにしさん、山崎さんら、いつもの(準)常連さんがマルチに興じており。自分もお誘いを受けたのですが、新規アイテムを学ぶ余裕もなく、午前中はまったり「バロバロッサ」の準備に費やします。

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午後になって、str会長が来たところで、購入したばかりという「PANZER WAFFE」(CMJ)を対戦します。陣営は、str会長がドイツ軍で、mitsuがソ連軍です。

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第一戦は、TIGERⅠとSU100のガチンコ勝負で幕を開けます。偵察射撃の後、TIGERⅠが「精密射撃」で撃破を狙いますが、SU100は「被弾経始」で対抗。逆に「丘陵」に登った支援付きのSU100が、虎刈りに成功します。

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と、ここでドイツ軍は対抗カードを配置しますが・・・これは怪しいと「偵察」したところ、案の定、「88mm対空砲」!これを排除し、ひたすら、SU100の長距離射撃で敵司令部を削ります。

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「冬将軍」に苦しめられたドイツ軍も、中央のパンターでスターリンを撃破し、長距離砲撃で対抗しますが、一歩遅れ、そのまま、終了。ソ連軍の勝利になりました。

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第二戦も、同じ陣営で対戦します。序盤、中央のSU100が豹刈りに成功しますが、背後に2枚の対抗カード。これはやっぱり怪しいと「偵察」したところ・・・今度は「88mm対空砲」と「待ち伏せ」!ああ、危なかった。

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こうなると、もはや、SU100の長距離射撃の独壇場かと思いきや、ドイツ軍は「バックハンドブロー」のダブルアクションで、損害をものともせず、突入-司令部を攻撃を繰り返します。

ともに司令部カードが枯渇し、先に一撃を与えた側が勝利でしたが・・・鼻の差でSU100の長距離射撃が間に合い、ギリギリの勝利でした。

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やっぱり、このアイテムは面白い!しかも1戦あたり、15分程度のプレイアビリティです。販売即売り切れとなるのはよくわかります。Western Frontもあるので、ちはら会でもまた、持ち込みたいと思います。

先月末から一気に暖かくなり、冬物コートのインナーをとってもOKな陽気になってきました。たいへん、慌ただしい年度末・はじめですが、第171回ちはら会の予定が決まりましたので、お知らせします。

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[日時]4月6日(土)10:00-20:00
[会場]おゆみ野公民館 2F 第2講習室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
 京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識

働き方改革とは最も縁遠い部署に異動になるかもで、げんなりしています(泣き)。例会だけは休まず開催したいのですが、どうなることやら・・・その時は同志のみなさん、助けてくださいませ。せめてみなさんとプレイできる機会にと、マルチ系の準備をしています。

DOMINIONライクな独ソ戦役の「バルバロッサ」(アークライト)。当然、萌えヴァージョンなんて買ってません!最大5人までプレイできます。

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古き良きSFの「BELTER」(GDW)。はやぶさブームに乗っかって、みんなで小惑星を掘り出そう!まだ、ソロもしていませんが、どうも多人数ソロの香りがぷんぷんします(笑い)。

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最後に、次々回以降の予定です。

第172回ちはら会 5月4日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室
第173回ちはら会 6月1日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2会議室

この日の最後に取り組んだのが、師団級ノルマンディ戦CDSの「ノルマンディの切り札」(CMJ)です。連合軍(mitsu)対ドイツ軍(にし)の陣営になります。

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上陸ターン、連合軍はオマハの1個師団が史実通り、損害を受けるものの、空挺のスカッターもなく、まずまずの滑り出しとなります。

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第1ターン、連合軍はイギリス軍戦区で攻勢かけ、「揚陸」を効果的に使用してバイユーを包囲攻撃し、これを陥落させます。同時に、航空作戦を実施し、「交通妨害」こそ敵の「ドイツ空軍」でキャンセルされましたが、本命の「後方攪乱」に成功します。早期に「混乱」カードを与えたことで、その後のドイツ軍のカード廻りが困難になります。

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ドイツ軍は、戦略移動等を使って、増援できっちり戦線を構築します。

第2ターン、なおも連合軍はカーン方面で攻勢に出ます。5個師団を集中投入し、平地にいた第12SS装甲師団に2ヒットを与え、これを潰走させます。ドイツ軍は増援の登場が遅れますが、前ターンに戦線を構築していたため、大きな危機にはならず。

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第3ターン、イギリス軍戦区では攻勢の重点をやや中央寄りに移し、第102高地東のSSと歩兵の混合部隊にヒットを与え、退却させます。

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また、戦力の整ったアメリカ軍戦区も攻勢を開始し、カランタンを2:1の包囲攻撃で陥落させます。同時に、シェルブール方面にも歩兵3個師団を投入し、巧みな移動で歩兵師団を包囲し、一撃で撃破します。

ドイツ軍は、オルヌ川南部から中央丘陵、サンロー沿いに戦線を引き直します。

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第4ターン、早期に購入していた「ロンメル」カードが来たドイツ軍は、カーン方面で反撃に出ます。カーンにいた1個歩兵師団に対し、3個装甲師団が攻撃をかけ、これを撃退し、カーンを奪還します。

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が、これは連合軍の再反撃を呼び寄せることに。側面を守備していた歩兵を撃破すると、総力を持ってカーンの装甲師団に包囲攻撃をかけます。ドイツ軍も反撃で装甲師団の救出を試みますが、失敗。二度目の包囲攻撃を受け、第2装甲師団は壊滅し、カーンが陥落します。

アメリカ軍戦区では、中央で後退しきれなかった歩兵師団を包囲します。シェルブールには歩兵師団は隣接し、「艦砲射撃」を見舞って、要塞守備隊をそれぞれ、ステップロスさせます。

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第5ターン、リシャッフルで再び「艦砲射撃」が来て、シェルブールが陥落します。いよいよ、アメリカ軍の総攻撃が東側で始まります。中央部で包囲して歩兵師団を撃滅すると、(隙ができて再占領された)カランタンと要衝サンローを包囲下におきます。

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第6ターン、勢いに乗るアメリカ軍は、カランタンとサンローを猛攻で奪取。さらに、シェルブールを陥落させた部隊が東岸を突進し、クータンスを包囲攻撃します。

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ドイツ軍はあわててその後方に部隊を廻しますが、単独の一線防御がやっとです。

第7ターン、突進するアメリカ軍主力は、さらに東岸を南下し、戦線を突破します。ドイツ軍も装甲師団を投入しますが「混乱」などの影響で、対応が後手に回り、援軍の2個装甲師団もヴィルデューとその北方で包囲下に陥ります。

次のターンの先手は連合軍のため、この2個師団の撃破とその後の前進は確実と思われましたが・・・。

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運命の第8ターン、なんとここで、ドイツ軍に「ロンメル」!わずか30%未満の確率をこじ開け、ドイツ軍が先手を取ります。カーン方面からなりふり構わずに駆け付けた2個装甲師団が、包囲中のアメリカ軍歩兵師団を撃破します。アメリカ軍はヴィルデュー北方の装甲師団を撃破し、この部隊もまとめて消耗戦に持ち込もうとしましたが、drに嫌われ、これを撃破できず。その間にもう1個の歩兵師団が壊滅し、VPはサドンデス敗北の13VPに低下してしまいます。

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それでも、敵装甲師団を撃破できれば+0.5VPで、ゲームは続いたのですが・・・ああ、カーン側面の消耗した装甲師団への攻撃が、まさかの失敗(1/6の確率)。この瞬間、連合軍のサドンデス負けが決定しました。

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にしドイツ軍、ついに勝つ!ここまで、にしさんとは、ちはら会や茨城会で連戦し、最終ターンのdrやカード引きで勝負が決まるという、ギリギリの戦いを楽しんできました。これまでは僥倖に恵まれ、mitsuの引き分けまたは勝利でしたが、今回、粘り強く、着実な作戦指揮が、ダイスの神様も呼び寄せ、最終ターンを待たずにサドンデス勝利となりました。

なお、この日は別卓で、連合軍(Tommy)対ドイツ軍(kawa)の2戦が行われ、ともにドイツ軍が勝利していたようです。

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この日にプレイされた、もう一つのカードゲームが「突入!?レイテ湾」(CMJ)です。wさんのご希望で持ち込んだのですが、ちょうど次の対戦待ちの間に、mitsu・BIBI・エンジョウでプレイしました。

第一戦は、早々に「栗田ターン」が起こり、各艦隊とも足止め状態に。その間に強力無比なアメリカ軍が参集し、日本軍の進撃は完全にストップします。このまま、ゲームは終了し、210海里と最も進んだBIBI艦隊とエンジョウ艦隊が勝利しました。わがmitsu艦隊は、なんと泊地を出ることもできずに、敗北でした(号泣・・・)。

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第二戦は、各艦隊は進めるだけ進もうと、なりふり構わず、距離カードを出し、進軍します。途中でアメリカ軍の妨害が入りますが、スコールや煙幕で文字通り煙に巻きます。と、BIBI艦隊が残りカードを数えて、一気にレイテ湾に突入します。mitsu艦隊がこれに続くはずでしたが・・・ああ、煙幕を浴びたアメリカ軍がこちらに流れてきて、万事休す。結果的に、駆逐艦のみ(主力艦は零!)で突入したBIBI艦隊の勝利となりました。

このように、酷いときはどうにもできないこともあります。が、1ゲームは10分程度でできるので、そんなときはもう1回と再チャレンジできるのが、このゲームの良さです。

この日の緒戦は、手軽にできるWWⅡ小隊戦闘カードゲームの「PANZER WAFFE」(CMJ)です。ybsさんが初プレイということで、インストしたのはよかったのですが・・・。

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序盤、優秀なドイツ軍は精密射撃などのカードを使って、ソ連軍の重戦車スターリンを撃破します。敵陣地に乗り込んだTIGERⅠを歩兵突撃で撃破したのはよかったのですが、カウンターで突入したT34/85が地雷原で吹っ飛ばされ。

ならば、今度は右翼のT34/85で正面の敵を撃ったところ、なんと88mm対空砲!ジリ貧になったところを、Pantherの長距離攻撃を食らって、司令部全滅でインスト負けでした。

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なお、終盤にもソ連軍(kawa)対ドイツ軍(Tommy)の 二連戦が有り、こちらは一勝一敗でした。

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続いて、マルチ第二弾として、ちはら会定番の「テラ・フォーミング・マーズ」(アークライト)を4人で対戦しました。

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担当したカンパニーは、以下の通りです。

エコライン…mitsu
マイニング・ゴールド…BIBI
イベントリックス…エンジョウ
ノービス企業…風漢

序盤、各企業は自分に合った開発を進め、自社の能力の向上に勤めます。トリックスは様々なイベントを立ち上げ、宣伝によりTRを高めます。マイニング・ギルドはコツコツと鉱山開発を進め、エコラインはその名の通り、植物育成に邁進し、次々と森林を作っていきます。ノービス企業は初期手札の豊富さを生かして、次々にプロジェクトを進めていきます。

中盤になると、海洋開発と森林開発が一気に進み、海タイルがわずかになり、植生による酸素濃度の上昇が続きます。

そして、終盤、地熱による温度上昇も活発化し、各陣営が称号や褒章を設定して、ゲーム終了。

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結果、TR値と称号で稼いだイベントリックスが77点、カード得点で半数近くを受け取ったマイニング・ギルドが78点に。が、森林開発と都市、褒章、プロジェクトで11-17点を稼いだエコラインが総合トップとなり、勝利しました。

なお、この後、エンジョウ・BIBI・風漢で第二戦が行われ、カードの組み合わせがばっちりあったエンジョウさんがダントツで勝利したとのことです。

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ぼちぼち、人が集まったところで、まずはマルチと「History of the World」(Z-MAN)を5人で対戦しました。今回の色は以下の通りです。
 紫…kawa
 白…mitsu
 青…Tommy
 緑…BIBI
 赤…ybs

第1エポック、文明のスタートは、中東とヨーロッパに集中します。エジプト(ybs)に始まり、ミノア(Tommy)、ヒッタイト(mitsu)、アッシリア(kawa)と狭い地域に次々と文明が起こり、先の文明を衰退させながら、新勢力が勃興します。一つ、殷(BIBI)だけは中国で覇を唱えます。VPは11-15まで1点刻みで、団子レースです。

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第2エポック、文明は地中海に拡大します。まず、略奪国家スキタイ(BIBI)が先の文明を攻め滅ばしながら、中東を席巻。次にカルタゴ (ybs)がアフリカから登場し、地中海を制覇。続いて、マケドニア(Tommy)が史実通り、中東を通ってエジプトに。最後に15戦力という最強のローマ帝国が南ヨーロッパ、アフリカ、中東の一部を制覇し、トップに。漢(kawa)だけが別天地で万里の長城を築きますが、エリアVPが低く、一人だけ20点台と乗り遅れます。

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第3エポック、このターンに大きな変動が起こります。まず、グプタ朝(BIBI)がインドに起こり、そのまま、文明の中心地の中東へ。続いて、東西ゴート(mitsu)が中央アジアから南下し、グプタ朝の都市を略奪して、VPを得ます。次に、東ローマ帝国 (ybs)がバルカンから南ヨーロッパを通って、北アフリカに上陸します。と、ここで最大勢力のイスラム帝国(kawa)が勃興。ここで聖戦(ジハード!)を、掲げ、数を生かしてガンガン侵略をしていきます。戦闘drも冴えにさえ(一度も負けず)、ジハードだけで16点を荒稼ぎします。最後に、フランク王国(Tommy)が、イスラム帝国(kawa)を浸食しますが、焼け石に水。結果、最下位だった紫(kawa)が84点(+57点!)で一気にトップに上り詰めます。

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第4エポック、このターンに実質的にゲームが決まりました。紫(kawa)が一番手のヴァイキングになり、前ターンの勢力を保ったまま、143点(+59点!)を獲得します。実は、二番手の自分の所に国カードが来たときには、すでに1番か2番しか残っておらず。まだ、紫(kawa)を削れるセルジューク朝で浸食したものの、96点と、この時点で50点近くに。そう、「誰かが止めるだろう」と、ポルトガル (ybs)、スペイン(Tommy)、明(BIBI)の3人が自勢力の拡大を優先したため、結果的に、マルチにありがちな紫(kawa)の独走に。  

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第5エポック、最終ターンは、紫を最後のドイツ(kawa)にして、清(BIBI)、フランス(mitsu)、大英帝国 (ybs)、アメリカ(Tommy)で敵領を削りましたが、すでに遅し。ほとんど差は詰まらず、162点のダントツで紫(kawa)の勝利となりました。

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最強の略奪国家のフン族やモンゴルが出なかったり、イスラム帝国が「聖戦」で逆十字軍をかけたりと、もう一つのHistory of the Worldが、このゲームの面白さです。なにより、初プレイのybsさんが、「おお、史実通りの侵略だ」と勝敗を越えた展開を非常に喜んでいました。また、持ち込みたいと思います。

花粉シーズンまっさかり、春の日差しが暖かい土曜日に、第170回ちはら会が開催されました。Tommyさん、kawaさん、エンジョウさん、BIBIさんの常連組に、準常連の茨城会のにしさん、前回から参加のybsさん、ご新規の風漢さん、久しぶりの多摩武蔵守さん、そして、愛知からの見学(!)のWさんと、延べ10名が参加してくれまして。久しぶりに10名越えの定例会となりました。

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その甲斐あって、アイテムもマルチからカードアイテム、作戦級まで、のべ13戦と、非常に内容の濃い一日でした。

先日、プレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。

History of the World(Z-MAN)5人プレイ
 〇kawa(162点)・mitsu(121点)・Tommy(112点)・BIBI(111点)・ybs(101点)
テラ・フォーミング・マーズ(アークライト)
 〇mitsu(87点)・BIBI(78点)・エンジョウ(77点)・風漢(57点)
 〇エンジョウ(126点)・BIBI(96点)・風漢(80点)
PANZER WAFFE(CMJ)3戦
 ●ソ連軍(mitsu)対ドイツ軍(ybs)〇
 ●ソ連軍(kawa)対ドイツ軍(Tommy)〇
 〇ソ連軍(kawa)対ドイツ軍(Tommy)●
突入!?レイテ湾(CMJ)2戦
 〇BIBI艦隊・〇エンジョウ艦隊・●mitsu艦隊
 〇BIBI艦隊・●エンジョウ艦隊・●mitsu艦隊
バルジ大作戦(CMJ)2戦
 ●ドイツ軍(風漢)対連合軍(エンジョウ)〇
 ●ドイツ軍(多摩武蔵守)対連合軍(にし)〇
ノルマンディの切り札(CMJ)3戦
 ●連合軍(Tommy)対ドイツ軍(kawa)〇
 ●連合軍(Tommy)対ドイツ軍(kawa)〇
 ●連合軍(mitsu)対ドイツ軍(にし)〇

ご新規の風漢さんは千葉在住ですが、80年代後半からずっとソロ演習を続けてきたそうで、懐かしのエポックの作戦級を、持ち込んでいました。JWCの情報を調べていて、たまたま、ちはら会ブログを「見つけてしまった」そうで(笑い)、「まだ、生き残っている!」といてもたってもいられず、参加に。自分も15年ほど前に、はじめて千葉会に参加したときのことを思い出しました。今回、ちはら会の定番アイテム「バルジ大作戦」(CMJ)を、エンジョウさんがインストして、記念すべき初対戦(!)となりました。

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こちらは、図らずも2卓目となった「バルジ大作戦」(CMJ)。久しぶりに参加の多摩武蔵守さんが、準会員(?)のにしさんを相手に、アントワープを目指しましたが、連合軍が抑え込んだようです。

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にしさんは、その後の「珍来」食事会もご一緒し、ソ連軍ばりの「恐怖の大盛りアタック」を満喫(?)されていました。

そして、愛知県からの見学(!)のWさんが、午後から見学に。かなりの先輩にあたるご年齢とのことですが、個人輸入でAHなどのアイテムを手に入れていたそうで、今回も「PANZER 」を持ち込まれていました。次回は、ぜひ、インストいただければ。

少し早いですが、来年1月には、15周年記念となる第180回ちはら会を開催できそうです。これからも、みなさまのご参加と楽しいプレイイングをお待ちしています。

[追記]

このアップを準備していたところ、Yahoo!ブログから衝撃のお知らせが・・・今年12月15日をもって、ブログが閉鎖されるとのこと!!(よりによって、バルジの前日?!)ただし、ここまでの記事は、5月以降に他のブログに移行できるそうです。せっかくいただいたコメントは、全て、消えてしまいますが、本記事だけでも残るなら、やむなしかしら。

というわけで、新ブログへの移行まで、更新は最小眼に絞ります(例会や遠征のアップのみとします)。楽しみにしている方々には、もうしわけありませんが、どうぞ、よろしくお願いします。

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