YSGA参加と前後しますが、ちはら会自宅オフ会の報告をします。
巷はGWなのに、動員と休日出勤で2日間が瞬く間に過ぎまして・・・せめて、前半の一日だけでも対戦がしたい!と、Tommyさんと自宅オフ会を開きました。アイテムは、バルジの古典「Battle for the Ardennes」(サンセット)はシナリオClervauxです。

「最近、まともなアイテムをプレイしていないので、ユニットの少ない連合軍がいい(?!)」という希望で、連合軍をTommyさん、ドイツ軍をmitsuが担当しました。

序盤、ドイツ軍の猛攻が、手薄な連合軍戦線を襲います。第1ターンに、オウル川の渡河攻撃に成功すると、そのまま、クレルボーからディーキリッヒにかけて、橋頭堡の拡大に成功します。また、第116装甲師団は、戦線北部に取り残された歩兵連隊を包囲殲滅し、浅瀬を渡って、西方へ進出します。


第3ターン、設置に成功した架橋を渡って、装甲部隊がクレルボーに殺到!足止めの歩兵大隊を包囲攻撃で殲滅し、古い城町を占領します。同時に、架橋以前に果敢に前進した歩兵師団がディーキリッヒを見事に攻略します。

ここで、連合軍のコンバットコマンドが、北部中央で反撃に出ますが、engとなり、時間だけを浪費します。

部隊が足りない連合軍を尻目に、第6ターンまで補給切れにならないドイツ軍は、浸透と高比率の攻撃を組み合わせて、前進と戦線の拡大を続けます。高比率攻撃の結果で得た戦闘後前進を巧みに使い、唯一の完全充足のCCを包囲し、第5ターンにヴィルツを占領します。

連合軍は、必死に北部に増援を送り込もうとしますが、典型的な逐次投入となります。行軍隊形で展開中に攻撃を受け、次々に包囲・撃破されていきます。

焦りが焦りを生み、南部の兵力バランスが崩れ、こちらでも第7ターンに歩兵(+1個装甲大隊)による突破を許します。

第8ターン、かろうじてバストーニュを中心に防衛線を引いた連合軍に対し、ドイツ軍は史実と同じ間接包囲に移ります。

また、南部では逃げ遅れた砲兵が包囲殲滅され、ルクセンブルクまでの道が開けてしまいます。

第9ターン、ルクセンブルクが陥落し、行軍移動を巧みに使ったドイツ軍により、アローンまで包囲されます。

第11ターン、マップ西端周辺で包囲した3ユニットを殲滅すると、装甲部隊の多くは北西部へと突破します。

遅まきながら3個師団強の増援を得た連合軍は、アローン周辺で反撃に出て、これを解放しますが、刻すでに遅し。バストーニュこそ、堅持したものの、マップ上の3/4の街と都市を占領され、9個連隊・旅団を失った連合軍の敗北となりました(VPが27:16で、ドイツ軍の作戦的勝利)。


Tommyさんにとっては、数十年ぶりのプレイで、しかも計画性が必要な防御側ということで、最終盤でやっと感覚が戻りつつあったようです。昔はキャンペーンをソロしたのが夢のよう(!)、とのことでしたので、ぜひ、ちはら会で、チームプレイのキャンペーンに挑戦したいものです。kawaさん、いのさん、次回あたり、いかが?