時刻は5時を廻ったところで、ちはら会のもっとも新規の常連さんのイージーサンと、軽く一戦をすることにしました。こんな時のために持ち込んでいた「ロンメルアフリカ軍団」(GJ)です。初版が80年代後半ですから、すでに30年近く経つ絶版アイテムですが、ちはら会では何度もプレイされた優良インストゲームであります。
 
簡単に史実の展開とルールを確認し、連合軍(mitsu)対ドイツ軍(イージーサン)でプレイ開始。当然、序盤は、取りうる作戦指南付きです。
 
ウォーゲームに接した時期では、ベテラン並みのイージーサンだけあって、飲み込みが早く、史実通り、イギリス軍を各個撃破しながら、DAKが内陸を突進します。目指すは、サドンデスというあたりも、度胸があります。第3ターンには、Gabr Salehを奪取し、イギリス軍の最終防衛線Bir Sheferzenに向かいます。
 
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迎えた第4ターン、2個装甲師団にロンメル効果を付けて、3個師団相当の待つBir Sheferzenに突入します。後のないイギリス軍も決死の抵抗を見せます。その結果・・・イギリス軍が全て損耗し、2個連隊相当が壊滅し、退却になります。が、DAKの損害も激しく開始時の半分の6戦力まで落ち込みます。
 
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第5ターン、補充の強みを生かし、イギリス軍がすかさず、2個戦車連隊を回復させます。すでに、戦力差は8:6と逆転し、反撃開始かと思われましたが・・・先にチットを引いたドイツ軍が取った手は、突破を目指した強攻!まるで、ロンメルか!
 
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が、さすがに確率の壁は厚く、一方的な損害を受けたのはDAKでした。2ラウンドに渡って粘ったものの、ついに3.5戦力にまで落ち込むに至り、ついに撤退を開始します。
 
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すかさず、イギリス軍が逆襲をかけ、消耗した戦車大隊を撃破し、第15装甲師団を壊滅させます。あと、1ユニットでもDAKが壊滅すれば、イギリス軍の勝利までこぎ着けます。
 
が、ここからの粘りが凄かった!機動力を生かして、イギリス軍を振り切ると、第90軽師団を使って、El Ademを占領。イギリス軍も必死に追い上げますが、後一歩、届かず。勝負は、戦術的判定となり、8:6でからくも、枢軸軍が逃げ切りました。
 
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ああ、またもインストで負けてしまいましたが(笑い)、十分に堪能してもらえたようで、よかったです。これも、早く再版してくれればと思いました。
 
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