湿気の多い夏らしい天候の土曜日に、松戸の千葉会に参加してきました。今年は殺人的な業務多忙で、タイミングが合わず、3ヶ月ぶりの参戦です。
喜多川さんとのHANNIBAL対戦が入っていたので、その前に軽く一戦でもと思っていたところに、ちはら会常連のエンジョウさんが来場。暖機を兼ねてスパークリングで、「バルジ大作戦」(CMJ)をプレイすることに。drで決めた陣営は、mitsuが連合軍になり、無難な防御戦を想定していたのですが・・・。

序盤から、ドイツ軍(エンジョウさん)のdrが連続炸裂!深い森の3枚スタックへの2:1攻撃でD1Rなどに、EX・Aoptが加わり、連合軍の損害が軒並み、上昇します。いわば、正面からの猛圧力で、戦線がジリジリと後退せざるをえない事態に。

第2ターン、北部では、早くもシュエーネ・アイフェル尾根が陥落し、サンビットが包囲されます。こうなると、連合軍の戦線の密度が低下しがちですが、敵の集中している正面に兵力を厚くすることで、かろうじて突破や包囲を凌ぎます。

第3ターン、高比率こそないもの、北部で第6SS装甲軍が平押しして、圧力を加えます。同時に、第5装甲軍の装甲教導師団がトロワポン付近に進出したため、第82空挺師団やバストーニュ前面の遅滞防御を終えた機甲グループを中央に回し、戦線を維持します。

第4ターン、最北端の戦線が薄いと判断したドイツ軍は、なんと3個装甲師団を投入!深い森のスタックにもかかわらず、5:1を受けて敗退。同時に、孤立状態のサンビットに対し、歩戦の連続攻撃をかけ、これを占領します(正確には最後の1ステップが補給切れでなくなって、次ターンに占領)。


北部の猛烈な圧力に、早くもエルゼンボルン尾根を放棄し、密度を高めて3スタック防御を維持します。一方、中央で突出したLehrに対し、機動予備を投入して、2:1の包囲攻撃をかけ、損害を与えます。

第5ターン、まもなくイギリス軍が来援すると踏んだドイツ軍は、スパ・ヴィルヴィレ正面で猛攻を加えます。端攻めをしたLAH師団でピンゾロが出て、防御部隊を除去。中央でも、連合軍のCCに歩戦3個師団が攻撃をかけ、これを撃破。Lehrを救出します。

連合軍は、やむなく最後の防衛線を、スパ・ヴィルヴィレからアンブレーブ川付近に構築します。

両都市を墜とせるのは、このターンしかない!第6ターン、ドイツ軍は、第6SS装甲軍と第5装甲軍の主力を持って、最終防衛線に攻撃をかけます。ここが抜ければ、一気に高得点も夢ではありませんでしたが・・・全てがA1RとEXに。ドイツ軍の攻勢は、潰えたか?
が、その分のdrは、南部で挽回できました。ヌシャトーに対して行った3:1の包囲攻撃がD2A1!続く、第2次攻撃でEx2が出て、ヌシャトーが陥落します。殊勲の第116装甲師団は、意気揚々と市街地へ。

が、これが敵の攻勢限界点でした。イギリス軍及びパットン第3軍の大量増援を得た連合軍は、中央部と南部で反撃開始!Lehrを救出に来た増援ごと、敵を包囲し、完全な混戦に。南部では5個戦車旅団とパットンズ・ベストが両翼からヌシャトーの締め付けにかかります。

第7ターン、中央部の危機にドイツ軍は第6SS装甲軍を転用しますが、ZOCからの離脱に時間がかかり、包囲環付近に辿り着くのがやっと。

対する連合軍は、さらに増援を得て、北と中央から第5装甲軍を締め上げ、のべで4個師団弱を完全包囲します。南部では、ヌシャトーが二重包囲に陥り、万事休す。

次ターンの空軍による交通妨害を考えると、いずれも救出不能と判断し、連合軍の勝利で幕を下ろしました。
いやー、軽い暖機のハズが、あまりの損害の多さから、希に見る激戦になってしまいました。エンジョウさんいわく、「北部での攻勢にこだわりすぎた」そうですが、確かにサンビットが堕ちた時点で、第66SS装甲軍が中央に指向されていたら、と思うと、冷や汗ものです。とりあえず、負けずによかった・・・。