3連休の後半に、松戸の千葉会へ行ってきました。業務に追われていましたが、奇跡的な間隙を縫って、数年ぶりとなる2日参加です。
初日は、HANNIBALとバルジを持って、会場へ。さすが、老舗の例会だけあって、ASLから作戦級、カードドリブンまで、幅広くプレイされていました。

自分は、初対戦のaoさんと、「バルジ大作戦」(CMJ)に。連合軍を受け持ちましたが、序盤、すさまじい勢いで消耗となり(第1ターンに9ステップロス)、2枚スタックがやっと。

それでも、ドイツ軍がコマンド部隊を使用しなかったことと、機甲グループによる機動反撃が成功したため、第7ターン終了時で、連合軍の勝利が確定しました。


終了後に、「あの機甲(グループ)は?」との問いがあり、7個装甲師団を集中する鹿内ギャンビットとその対抗策があることを、お伝えしました。aoさんは出戻り組ということで、非常にていねいな駒捌きをされており、このプランを実行できるようになると、かなり強敵になりそうな(うれしい)予感です。

午後からは、DOMINIONで軽くヤーボ君にもまれた後、本命の「HANNBAL」(Vally Games)を喜多川さんとプレイ。
序盤、シラクサの叛乱やサルディニアの叛乱、伝令使の捕獲など、カルタゴ有利のカード展開となり、ローマ軍としてはかなり苦しみました。が、アフリカヌスが来るまでは、とマルケルスを盾にして、なんとかPCバランスを保ちます。

後半になると、カード運も戻ってきて、ハンニバルに真っ向勝負を挑めるようになります。ガリア・キサルピアに突入してきたハンニバルに対し、スキピオが迎撃を行い、これを撃破。アルプス越えで逃げる前に、1戦力に落ちたハンニバルを再び捕捉し、勝負あり。

それにしても、わずか2ヶ月で、喜多川さんの上達ぶりは目を見張るものがありました。近いうちに、狩られてしまうかも?!と、こちらも、うれしい予感です。

翌日は、会長のyagiさんにお願いして、再び、「HANNBAL」(Vally Games)の対戦に。今度は、積極策が楽しいカルタゴ軍です。序盤は、カード運がめぐらず、ハンニバルをイタリア南部に送り込むのがやっとで、ローマ軍の反撃でヒスパニアにも戦線を拡大されます。

が、後半に俄然、カードが戻ってきたのを皮切りに、ハンニバルがヴァロに、マルケルスを次々に撃破、殲滅して、ローマ軍を本土に釘付けにします。このチャンスにハシュドルバルがヒスパニアを回復し、マゴがサルディニアを攻略し、支配エリアは最大で11:7まで拡大します。

このままいけば、カルタゴの勝利は揺るぎないところだったのですが・・・追い込まれたローマ軍は乾坤一擲の逆襲に出ます。カルタゴ市、強襲!!スキピオとマルケルスを投入した総攻撃に、カルタゴは風前の灯火に。ここで、マゴが救援に駆けつけられれば、ほぼイーブンの戦闘が行えたのですが、ああ、drに恵まれず、海上輸送は「帰還」。結局、スキピオが攻城戦に勝利し、ローマがサドンデス勝ちを収めました。

九分九厘、勝ちを確信していただけに、あっけない幕切れでしたが、こんなこともあるから、HANNIBALは面白い!!
その後、yagiさんと「日露大戦」を入れ替えで、2戦しました。一戦目は、マカロフと旅順艦隊に苦しめられて、敵の動員が完了。猛烈な逆襲に、敗北かと思われましたが、出撃した旅順艦隊が機雷で壊滅し、ロシア軍がまさかの士気崩壊。なんだか、棚ぼたの日本軍の勝利でした。

2戦目は、マカロフと旅順艦隊が2回ずつ、出撃するという、すさまじい海上輸送破壊が効を奏し、日本軍はアップアップ。動員なったロシア軍が平押しして、敵に出血を強いて、日本軍のモラルが崩壊。こちらは、王道の勝ち筋でした。


HANNIBALでまさかの逆転負けはありましたが、脳みそを振り絞るような心地よい頭脳戦を満喫できた、2日間でした。対戦していただいた、みなさま、ありがとうございました。
さらに、うれしかっったのは、初日の宴会と二日目の昼食で、軍神の鹿内さんらと、夢のような愉快な話をさせていただきまして。覚えているのは・・・
ゲームは、プレイして評価する/10個に1つは名作あり/正しいけど、面白くないんです/ああ、1個だけのVP・・・/エキスは薄めて呑まなくちゃあ(笑い)/OperationならぬOpen Typhoon?!/東の最終兵器はyagiさん?!/AHの完成度は高かった/PGGのソ連軍はかなりの練度が必要/タイトルがなぁ・・・/「なんとなく」ミッドウェイ?!/アザンクールもできちゃうかも?!
関係者以外、なんのことか、全くわからないでしょうが(笑い)、いやー、本当に楽しかった!また、近いうちに、お会いできますことを・・・。